はい、こんばんは、石田衣良です。
こんばんは、吉美津奈です。
こんばんは、早川洋平です。
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さあ、ということで、農さん帰ってきました。
ああ、すみません。
おかわりなさい。
もう、ウズウズしてた。喋りたくて。
本当に?
そうか。それにしてはさ、復帰第一作が結構難しかったね。
そうなんですよ。もう、ちょっと本当に半目ぐらいで、もう、白目向いて読んでました。
おとらじはね、結構お金、金融の特集してますから、洋さん、今回は。
はい、今回はですね、これ最近の投資本の中では一番の大ヒット、清原達郎さんの我が投資術。
はい。
いやあ、面白かった。
面白かったですね。
うん。僕、実は若い頃、日本株ちょっとかじったんだけど、それ以降全然触ってなくて、
なので、あ、そうか、日本株の投資ってこうやるんだっていう、なんかそのいいテキストになりました。
ちなみに清原達郎さんは日本一のファンドマネージャーですね。
これK-1ファンドっていうのをやってるんだけど、メインに。このKっていうのが清原さんのKだよね。
で、K-1ファンドは98年から23年までの25年から6年間で、この時に100万円預けたら93倍の9300万になったっていう、ものすごいリターンを記録してるんですよ。
しかもバブルとか崩壊した後ですかね。
そうですよね。
まあ関係ないんだよね、あんまりね。
ちなみにファンドってなんでしょう?
え、ファンド?ファンドっていうのは、
そう、フェジファンドって何?
あの、わかんないですけど、人のお金を預かって運用する。
そういうことです。
さすが。
で、ちなみに清原さんがこの98年に自分のファンド、このK-1ファンドを立ち上げた時、
ファンドマネージャーって、ほら、人のお金を運用してるだけだと、お金預ける人も嫌じゃない?
自分のお金入れてくれよってことで、自分の財産も入れるわけよ、みんな。
で、清原さんはこの98年の時に、自分の財産のほぼ7割型の5000万円を入れて、
本気とかね。
入れた。
で、この時にちなみに最初のスタートが、清原さんが5000万円入れて、たしか6億かな?
で、これが一番でかい時には、2700億になる。
えーーー!
すごいよね。
450倍?470倍?
そう。もちろんね、これは一番大きい時で、この後ほら、解約されるとお金はザーッて減っていくし、
例えばリーマンシェッコみたいなことがあると、3人ザーッて減るんだけど、
で、うよ曲折をしても、結局最後の最後には93倍。
ファンドっていろいろ今あると思うんですけど、金額ものすごい大きいじゃないですか。
だけど今回これ読ませていただいてもそうですけど、意外とファンドの中の人数って少ないですか?
だってさ、銘柄を調べて、たまに入れ替えたりするだけで、
木原さんだって普通に持ってる時は、一つの株これいいなと思って買ったら、5年も6年もずっと持ってるから。
本当その働き方自体、この数字じゃないけど、レバレッジ聞かせまくりですよね。たった数人で。
労働集約っちゃ労働集約だし、労働集約じゃないっちゃじゃないですけど、
思っている以上に1人2人の力で動かす仕事ですよ。
要するに意思決定をするっていうことだけだから、あるこれ調べて。
ちなみにこの木原さんとこのファンドってさ、3人だよスタッフ。全部で。
木原さん、サブのスタッフ2人。だから僕たち3人で2000億動かしてたってことで。
本当に?
オートラジファンド作りますか?
頭おかしくなりそう。
理論上できるってことですね。
もちろん。ただ、この業界の中にもう骨がちゃんとあって、世界のことが分かってはいけないから。
ベースはね、必要ですよね、やっぱね。
でもすごいよね。
でもやっぱ今のこのご時世、ファンドマネージャーにお金を預けて運用してもらうって、
詐欺に合いそうな気がするんですけど、ちゃんとしたとこもあるってことなんですか?
ちゃんとした、本当に木原さんの場合は腕利き中の腕利きは日本一だからね。
だけど、ダメなとこもいっぱいあるのよ。
だから最近の一番のススメは兄さんのときには言ってたよね。
ネット交差?
ネット交差で積み立てでコツコツやったほうがいいよと、一発当てよと思わないでっていうので、
そっちが今主流で、こっちはファンドはもう今、どっちかっていうと少数派。
少数派の中にもこんな腕利きがいるってことなんだよね。
ちなみに木原さんは陰等官になってしまって、私立で雇用を失って、
さらに今もう60代なので、ちょっとファンドの厳しい世界に入れられるなっていうので、
23年にこのファンドを解散して引退をして、そこで生涯の投資哲学を一冊にまとめたっていうこの本なんだよね。
たださ、これ読んだ後でAmazonのレビューを見てみたのよ。
もうね、Amazonのレビューを書いてる人たちがあまりにも知らなすぎてびっくりした。
知識だったらこんなことはみんな知ってるっていうことばっかり書いてるの。
特に新しいことは何もない。俺も知っているって言うんだけど、全然違うんだよね。
知識だけじゃないの。その知識が自分の体の中に入って染み付いて、骨の中まで入っていって、
こういう状況になったらもう何も考えなくてもこっちの方に手が動くっていう。
要は肉体化されてないといけないんだけど、それができている知識っていうのと、
ただ本で読んだ、新聞で読んで知っているっていう知識は全く違うものなんですよ。
なのでAmazonのレビューを書いてる人たちは判断した方がいい。
じゃああんたにそれができるのかって話なんだよ。
よく言う普通の知識じゃなくて、結晶化された、クリスタライズされた話ですね。
本当に染み込んだ知識です。ものすごく経験に揺らされてるからレベルもものすごく高いし難しいの。
だって分かんなかったでしょ。
正直分かんなかった。
あともう彼の声は失ってるって言っただけで、頭の回転早すぎて高度すぎて。
そうなんだよ。だからそこに関してはちょっと舐めないで、ものすごくちゃんと読んだ方がいいし、
ただものすごくちゃんと読んで、頭のいい人で、
清原さんこれ後で説明するけど、このオススメのやり方をやっても、
そこまでたどり着ける人は20人1人ぐらいだと思う。
それぐらいレベルがものすごい話なので、人間ってさ、
ちょっと何かかじって何か知ってると、ああもうそれ知ってるよ、俺も分かってるからって言うんだけど、
そのやり方は本当に損を失って大失敗するだけなので、
もうちょっと謙虚に読んだ方がいいかな、この本はって思ったね。
具体的に僕もやっぱりついていけない。
サイン終わり、理解できたかできてないかだったんで、
具体的に学ぶって事前とか、ファンドマネージャーのリアルみたいなノンフィクションを読んだ感じで、
持ってるともう遠すぎて、ある意味フィクションみたいなところもありますね。
ただ業界の中の話がやっぱりめちゃめちゃ面白いよね。
昔の野村証券がいかにひどい会社だったかってさ、
もう情弱なお年寄りを騙して、株をこれがいいよって言って、
ちょっと儲かったらすぐに売らせて、手数料でバンバン稼ぐっていう。
野村証券はね、その頃はノルマ証券って言われていて、
営業でもう訳の分かんない株を無理矢理はむこんで稼ぐっていうので有名だったんだから。
えー恐ろしいですね。そんなのが曲がり通ってた時代だったっていうのもね。
だからその頃はもう本当に軍隊式には良かったんだよね、電通とか野村証券とか。
まあ今だってそういうとこあるけどね。
ブラック企業の代表格って感じですね。
ちなみになんですけど、私この本読んで、
そもそも投資っていうことの、そもそものその投資っていうもの自体を理解してないんだなっていうことをすごい痛感させられて、
今更。
歯が広いから分かんないよね。
やっぱり投資信託だけをやってるから、下がった時に買えば持ってるだけ上がっていけば、
そのお金が増えていくパーセンテージっていうことだけの理解だったんで、
途中から何喋ってんのか分からない人みたいな。
株を買ってみたいな話、俺ら知らないもんね。
100株買って、それが1,000円で空売りしたら市場がどうなって、そのパーセンテージとか上げられるみたいな。
そんな操作みたいなことできるの?みたいな。
資金がある人にはできるんだよ。
それと、今言った話は2つが一緒になってるの。
インデックス投資みたいな感じでコツコツ毎月積み立てていくのは投資、インベスタメントなんだけど、
木原さんがやってるようなのはトレードって言うんだよね。
タイミングを見て、高い時に売り、安い時に買う。
値上がりを待つとか、ネクゼルを待つっていうのはトレードで売ったり買ったり、取引をする、売り買いすることをトレード。
投資は積み立てて、重ねていくだけで売らない。
陶器山たちがトレードに近い。
陶器はトレードに近いもん。
ただ、ちゃんとやったトレードはきちんと儲かるけど、
陶器はどっちかって言えばルーレットだから。
ギャンブル性が強すぎる。
でも、その中にもちゃんとしたロジックみたいなものは木原さんの中にはある?
あるし、木原さん的にはきちんとそのロジックがわかった上で、
自分の経験や知識を勉強したものを結晶化させて身につければ、市場は危なくないし、儲かるものだって言ってるんだよ。
才能はいらないって書いてある。
ね、書いてあった。
そりゃそうだよ。だって世界中にファンドマネージャーとか株の投資家、
それを食べてる人って何十万人っているんだから。
何十万人も天才がいるはずないじゃん。
アインシュタインだって一人だから。
今ファンドマネージャー、まさにヘッジファンドって言葉が出てきましたけど、
この本の中でもね、海外にはそういうヘッジファンドがあったけど、
木原さんがまだ若い時は日本になかったというか、
そんなこと書いてありましたけど、そういうもんだった。
なんでなかったんだろう?
要はヘッジファンドって金持ち向けのビジネスなのね。
そういうのをお金持ちの人たちは、地方にいるお金持ちとかは、
ともかく大型の一流株、何でもいいのよ。
パナソニックでもトヨタでもずっと持ってるだけしかやらなかったわけ。
ただその中で株がこうやって値動きが激しくなった時に、
これは売り買いでもっと儲かる手があるんじゃないかっていうことを考えるような
信仰のお金持ちが出てきて、その人たちの需要が出てファンドができたって感じなんだよね。
なんかすごい抽象的な話ですけど、
イラさんはもともと波の上のマジスマ博覧が興味あったと思いますけど、
イラさんが若い時っていうのは、
投資もあったんでしょうけど、今はみんなちょっと興味あるじゃないですか。
やっぱり投資やる人っていうのはかなりニッチな感じだった。
そうだね、株は危険だし危ないって思われてたんだよね。
だから大型株をずっと持ってるならいいけど、
売り買いみたいなのは良くないという感じではあった。
身の回りどうでした?
身の回りで株をやってる人っていうのは、
僕が会社員だった頃には一人もいなかった。
そういう意味では変わりましたね。
変わったね。
ちなみに無料のところで、この本の肝になる部分だけ紹介しておきます。
木原さんが自分の経験から考える普通の人、
例えば200万円持っていて、これからニーサで投資したいっていう人にのお勧めのやり方。
トピックスETF。
トピックスって日経225と分かるよ、日経平均。
それは株価によって作っている指数なんだけど、
これは資産の規模によって作ってるやつで、
どっちかっていうと値動きがあんまり激しくなくて、
割と現状をちゃんと映してる方はこっちなんだよね。
日経平均って値段で上げ下げするから、
ユニクロとかファナックみたいな何万円する株がこうやって動いちゃうと、
日経平均がビューンって100円とか上がっちゃうの。
だから値動きが激しいし、上下が激しすぎるんで、
プロは割とトピックスの方が好むんだよね。
で、ETFはもうこれいつもの上々ファンドで、
好きな時に売り買いできる投資新宅だと思ってくれればいい。