00:10
こんばんは、石田衣良です。
こんばんは、竹井ひろなです。
こんばんは、早川佑平です。
さあ、今日は話題のイカゲームですね。
見た?
見ましたね。
見ました。
見ました。
なんかめっちゃ面白くなかった?
あっという間に。
面白かったですよね。
あっという間に見終わりましたね。
いやでもさ、これ悔しいのがさ、このデスゲームものって日本発祥なんだよね、実は。
いやほんとですよね。
でもデスゲームっていうとなんかいっぱい想像しますよね、日本のいろんな。
それをさ、ここまで韓国でやれちゃったのが悔しいね。
いやほんとそうなんですよね。
確かに。
それだけが許せない。
僕たち分かってるかもしれないけど、みんな知らない人もたくさんいると思うので、はい。
イカゲームはなんでしょう。
はい。
イカゲーム、ついこの前だね。
あ、ついこの間なんだ。
9月17日にネットフリックスで全世界公開です。
すごいよな。
1ヶ月で1億4000万回以上、1億4000万世帯に見られたと。
あ、それはすごい。
加入者も超増えたって出てましたね、シングルでこのおかげで。
ネットフリックスの史上最高記録の。
へー、そうなんだ。
で、知らない人に言っておくと、そもそもなーにっていうことでこれです、結局。
うん。
デスゲームの完成形だね。
うん。
本当によくできてるんだよ。
でも、デスゲーム自体の本家は日本であるというね。
悔しいな。
悔しいですよ、本当に。
でもこれを見れば分かります。
ネットフリックスで今見られるデスゲームもの。
ほとんど日本。
うん。
本当ですね。
カイジ。
これはね、カイジの原作、バトルロイヤルの原作をやったやつなんだけど、
こっち側。
1996年にカイジが漫画が始まり、2009年、11年、20年に映画になってるの。
うんうん。
これ全部ネットフリックス入ってるし、バトルロイヤルも1999年で翌年の2000年には映画になってるよね。
バトルロイヤル。
ありました。
うん。
で、ガンツ。2000年始まり。もうほぼこれ全部同時代。
本当だー。
で、これも2011年に映画になってるんだよね。
うん。
で、この神様ゆとりってこれ知ってる?
あんなタイトルだけ聞いたことある。
タイトルだけ。
うん。これ僕見たことあるんだけど、だからこっちバトルロイヤルが深崎金次監督で、これが三池隆監督。
実は今回の大元のネタになってるのはカイジと神様のゆとりなんだよね。
あー、神様のゆとりもそうなんだ。
神様のゆとりの頭のところって、真っ赤なだるまが出てきて、教室の机でそれがだるまさんが転んだって言って振り向くの。
あー。
03:00
で、その時に動くと、クラスにいる生徒が殺されていくんですよ。
はいはいはい。
まったく一緒の設定が。
なるほど。本当ですね。
で、このバトルロイヤルを受けてアメリカ人が作ったのがこのハンガーゲーム三部作ね。
うーん。
2012年、13年、14年くらいに作ったのかな。まあまあ面白いくらい。バトルロイヤル深崎さんの方が全然出来がいいかな。
うんうん。
で、これ以外にもここの中間のところに人狼ゲーム。
うんうん。
これね、もう全8本あります。
えー。
あとは、
あ、人狼。
そう。王様ゲーム、友達ゲーム、もうベスゲームって言えばほとんど日本なんだよね。
そして、2020年には前話したことのある今の国のアリスもあると。
うん。ありました。
そして、ついに今年イカゲームが来た。
うんうん。
で、ちなみにこの監督は2014年頃にイカゲームの企画を始めて思いついたって言ってるの。
あー、そうですね。7、8年って言ってましたね。
2014年何がありましたか。
神様の言う通りの公開です。
あー、本当だ。
これ見て思いついてるのよ。
おー。
うん。
ベスゲームって面白いな、日本のやつ。
うん。
じゃあ、俺たちにちょっとやってみるか、1本。
うん。
それが世界一になっちゃうんだからね。
何が違うんだろうね。
そう、切ないよね。もうヤバのようにあるよ、これ。
これには書ききれないくらい。
確かに。
うん。
あとアニメでもあったでしょ。
うん。
あのー、ダーウィンズゲームとか、天空審判とか、みんなベスゲームもんじゃない。
そうですね。
てか、ほんとよく見てるよな、僕も。
今あげたのほぼ見てるんだから。
ほんとだね。
僕、この人形ゲームも2、3本見てるんだよ。
うん。
で、当然、カイジも見てるし、バトルエアリーの映画、ガンツもアニメ全部見てるし、映画も。
ほんとだ、これ見てる。これも見たしな、昨日。
うん。
全制覇です。
恐ろしいね。
うん。
ちなみに。
はい。
2000年を境になぜデスゲームが生まれたか。
うん、ちょっと知りたい。
おー。
これはもうほんとに時代背景がそのものずばりであるんだけど、それに関してはちょっと後半でいってみましょう。
なるほどー。
うん。
いやー、でもー。
なんか日野さん、聞きたかったんじゃない?今いらっしゃって。
あ、聞きたかったというか、あのー、カイジを今回、あのー、このイカゲームやるっていうんで、見たんですよ。
うん。
はい。韓国版カイジとかって言われてるじゃないですか。
うんうんうん。
やっぱ、なんかカイジとイカゲームの違いというか、やっぱ制作が違うとここまで違うのかみたいなところとかも結構注目ポイントなのかなーなんていう風に、日本が作るデスゲームと韓国が作るデスゲームの違いなんかっていうのもちょっと聞いてみたいなーなんて思ってたんですけど。
いやでも今回はっきり言えるのはさ、やっぱり演出力、脚本力の差だよね。
うーん。
あと日本のデスゲームものの映画って、正直アイドルが出過ぎ。
06:00
あははは。
なるほど、確かにそうです。
確かに。
カイジはまだ少ないんだけど、それ以外の人形ゲームとか、神様の言う通り、あとバトルロエルもほとんど10代のアイドル映画なのよ。
そうですね。
はっきり言って、演技がひどいの。
それがもったいなかったのかなー。
まあまあ面白いんだけどね。
あははは。
生かすも殺すもですね。
そう、今回の件で言えば、カイジってすごく面白いんだけどさ、あまりにもギャンブル臭が強くない?
あー。
だからそれよりは、もっと単純なみんなが知っているゲーム、しかも子供の頃やったゲームに全部ポイントを合わせたっていうのがやっぱり鋭いよね。
うーん。
でも実はそれは、神様の言う通りで全部やってることなの。
うんうんうん。
神様の言う通りも、
何が違うんだ。
そう、かわいいキャラクターが出てきて。
うん。
そのキャラクターがひどいんだよ。
クマのぬいぐるみみたいなのが高校生を食い殺すし、だるまさんが転んだらレーザーみたいなのを出して高校生を殺すの。
うん。
なので、まあ似てるんだけどね、本当に。
うん。
イカゲームに。
日本のデスゲームを見て私が感じたのは、すごく繊細なだなっていう印象があって、
日本のデスゲームもの?
ものが、はい。
うん。
うん。
そういう意味で単純明快分かりやすい。
あるね。
っていうのがイカゲームだと思うんですけど、日本のカイジを見たときに、なんかこう、人情とか、人の心情みたいなものとか、なんか駆け引きとかっていうことが、すごく色濃く出てる。
そうだね。
だから、匠なんすよね。
うん。
なんか、似てて。多分これって、我々日本人分かるけど、海外の人が見たときに分からないこう、何て言うんでしょう。
ある。
繊細というか、複雑というかね。
仕掛けみたいな、複雑な仕掛けがある、そこを楽しめる、そうなんて言うんでしょう。
バックグラウンドないとね。
そうそうそう。
だからさ、僕ね、これ日本映画、ドラマ、すべてそうだと思うんだけど、これ分かるでしょっていうことを、ちょっと押し付けすぎだよね。
確かに。
ここで人情が来るの分かるでしょとか、この複雑なゲームも分かるでしょみたいなので、もっともっと、それこそ本当に世界の誰でも見たら分かるっていうものにしないとダメなんじゃないかな。
だから、やっぱりその押し付けてるという意識すらひょっとしたらなかったのかもしれないです。
イラさんが言うように、最初からやっぱりいつもの話だけど、韓国はね、その世界を見て、そのリメイク、リメイクというかある意味してるからなんでしょうね。
そう、それとさ、やっぱりもう一段複雑になってるよね。日本のデスゲームって、運営側とみんなが戦うっていう話じゃない。
でもイカゲームってさ、運営側には謎があってもちろん戦うんだけど、それに向かって。
うん。
その戦っている者同士の間でも、
うん。
ライバル関係がすごいじゃない。で、そこにちゃんと善悪が分かる、完全な仲良くを出してくるじゃない。
はいはい。
あの太ったホリエモンみたいな人。
はいはい。太ったホリエモン。
09:00
あの彼最高だもんね。
うんうんうん。
ちなみにさ、あの女優さんいたじゃないですか。あの脱北者の。
はいはい。
はいはいはいはい。
あの子の。
ホテルさん。
そう、あのインスタグラムの方は今、2000万人超えだったよ。
すごい、めちゃくちゃ増えた。14倍かなんかに増えたっていう。
とんでもないよね。
え、もっとかな。なんかそう増えたっていうってすごいですよね。
そう考えるとな。ちなみに、ミカゲームって全9話なんですよ。
うん。
制作費は2000万ドルちょっとで、日本円で24億円なの。
うん。
で、1話、要するに2億5000万。ちょい、2億6000万ぐらいかな。
うわーって思うよね。
確かに。
要するに、テレビドラマ1本の50分に、今2億6000万ってさ、日本ではちゃんと映画が1本撮れるんですよ。
うん。
みたいなのよ。
うーん。
それをそのままかけて、ちゃんとああやってドラマ作れるといいよなーっていうなー。
世界観とかもしっかりしてたもんね。
そう。
そうね。
あれは、でもあそこだったよね、あの人。
チャーリーとチョコレート工場のセットがパステルカラーですごい綺麗だった。
はいはいはいはいはい。
あの監督の、まあある一方頂きなんだよね、ほぼ。
ドキミで怖いものだから、可愛いもの色とかを配送っていうさ、作り方も。
それがまた怖いっていう。
これでもイカゲームは何でしたっけ、スタジオドラゴンではないんでしたっけ。
違うんじゃないかな。
あのー、こういう感じです。
全9話で24億円で、1本2億6600万なんだけど、監督がね、このファンドンヒョクっていう人なの。
うんうん。
で、今50歳で、結構ベテランなんですよ。
へぇー。
あ、そんな結構お年がいってる方。
これ見たことない?怪しい彼女っていうやつ。
あ、怪しい彼女。
めっちゃ面白かったでしょ。
あ、ごめんなさい、見てはないんですけど、あの、よく出てきますよね。
そう。あのね、この人ね、まあもう1本あるんだけど、そこはまあいまいち終作で、トガニっていうのが。
あ、それにコンユ出てたんだ。
そう、これがコンユが出てて。
今回ね、最初と最後きましたもんね、久々に見た。
そうそうそう。
ドッケビの。
だからね、これね、ものすごい重い社会ドラマなの。
へぇー。
韓国のローア学校ね、あの、耳が聞こえない、しゃべれない、子供たちが集まる学校での、性虐待な話。
あの、性虐待な話を告発する映画だったの。
わー。
ものすごい重いし、暗いんだよね。
おー。
で、2本目は次で反省したかと思って、この怪しい彼女っていう、あの、ファンタジックラブコメディの傑作を撮るの。
うんうんうん。
あるおばあちゃんが、写真館で写真を撮ったら、10代の頃に若返ってしまった。
歌が好きだったので、自分の孫とバンドを組んで、オーディションに出るって話したの。
めっちゃくちゃ面白そう。
これね、すごい出来がいいから見て。
へー。
ちなみに、日本では旅美加子ちゃんがやって、作り変えてるし、中国、ベトナムでやって、今、インド、ドイツでもリメイクが進んでるの。
12:01
はいはいはい。
すごい。
そして、これが社会派の告発映画でしょ。性虐待、子供の。
はいはい。
で、ロマンチックコメディ。そしてここで、天命の城っていうのがいきなり時代物になっちゃうんですよ。
へー。
で、要するに、秦に攻められて、城に閉じこもった当時のその韓国の王様が、降伏するか、あるいは全員玉砕して死ぬかっていうのを選ぶっていう話なの。
で、そこにイ・ビョンホンが主役で出てるわけよ。
あ、なるほど。
そこでイ・ビョンホンですね。
だから、イ・ビョンホンとコーン・ユーをこうやって呼んできてるんだよね。
はいはいはい。
で、正直ね、これはね、ものすごい重厚で、お金もかかってるんだけど、あんまり面白くない。
圧倒的におすすめはこっちで、これが2番目かな。
へー。
ただ、これのすごいところはさ、僕ただこれ面白そうだなと思ってこの3本見たんだけど、同じ監督だっていうのは、今回のイカゲームで調べるまで知らなかったんです。
同じ監督感ないんですね、いい意味で。
ものすごく多彩な人なの。
へー。
半鈍色、腕がいいんだよ。
おー、なるほど。
これなんかもう、もうプログラムピクチャーもので、半年に1本こういうの作れたら最高だよなっていうような映画なわけよ。
へー。
アイドルもピカピカに光るし。
で、これは、トガニのこの件で、ローア学校は新しい法律ができました。
へー。
子供の虐待を防止するためのトガニ法律。
すごい。
社会を動かしたんだ。
そう。そしてこれは、ものすごい重厚な歴史ものでしょ。しかも暗い話なの。
へー。
最後は降伏して、新朝の王様の前で、韓国の王様が土の上で膝をついて土下座をするっていうのがエンディングなの。
おー。
その監督が、じゃあ今度何やるんだって言ったときに、イカゲームなんだよね。
へー。
だから。
また違う角度で来たんですね。
だからね、僕も思うんだけど、こういうのはもう遊びじゃないっていうんじゃなくて、本当に腕のいい人がちゃんと頭使ってやった方がいいよって思う。
そしたらこういうことがあるから。
うんうんうん。
人狼ゲームだの?何?友達ゲームだの?バトルロイヤルだの?ザ・ウィッズゲームだの?
そんなのはもう、金儲けのためだけだろうじゃなく、金儲けのためのものこそ腕のいい奴が本気で取り組むべき時代になったなと。
映画が芸術でなくなったんだよな、もうっていうのが一つ感じたかな、すごい。
うんうんうん。
いや面白かったよねー。
そう。
なのでファン同意曲は注目だけど、どうせ2で捕まってるよまた。
うん。
もう僕は制作組織に回って自分で当たらないほうがいいんだろうなって思ってるけどね。
あー。
でも何かで僕も続編、あんまネタバレだからだけ明らかにあってもおかしくないような終わり方で結構騒がれて、そのインタビューでアメリカの雑誌の取材に対してファン同意曲がシーズン2について、どこまでこれ本当かわからないですけど、具体的な計画はありません。正直今からシナリオを考えるのはしんどいです。
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ただ私が担当するならば次は複数人からなる脚本チームと一緒にプロットを考えて、複数人の監督と共同して制作したいってやっぱりありましたね。
そりゃそうでしょう。
うん。
だからこれも多分予算もすごく上げてくれるし、全12回とか20回とかにブローアップするので、1人では無理だよ。
なんかもともと、もともとなんか1本の映画でやる予定だったみたいですね、これも。だからドラマになったから余計それもしんどかったっていうのを僕なんかのインタビューで見ました。
まあねー。だから9回ってちょっと半端な回数なんだよね。で、韓国ドラマとしては短いじゃん。
うん、確かに。
歌詞ドラマって1時間10分のが全16分みたいな感じだよね。
長いですよね。うん。
18時間9時間って普通にあるからね。
そうそう。
これは前話でもうね、そんなないからね。
うん。
50分1時間ぐらいなので。
まあそういうのもあってより受け入れられたのあるかもしれないですね。
いやー、だから韓国ドラマちょっと長すぎるよ。
うん。
だからこれは本当にジャストサイズだから。
腰重くなる。
うん。
無駄がないもんね。
ない。
スピーディーだし。
いやでも本当面白かったねー。悔しいなー。
いや本当ですよねー。
正直さ、今の国のある人と比べても、
後半さ、訳の分かんない善と悪の哲学話みたいになって、
グダグダになっていくじゃない。
なんかパリピの集合体みたいな。
うん。パリピの集合体が小難しい、自分でも分かんない理屈損ねるっていうさ、
なんか気持ちの悪い話になっちゃったから。
そうすると世界全体にはね。
そう。最後までね、ストレートにいったよね。誰が生き残るのか。
そのシリーズだけで追っていくっていうさ。
そうですね。ちょっと、これ以上しゃべるとなんかネタバレしちゃいそうだからちょっと。
後半はもう全部ネタバレでやってあるので。
じゃあ、あっという間にそうですね。20分近く過ぎてますので。
では、ヒロアンさんお便りとご質問いただいてますでしょうか。
まずお便りですね。毎週木曜日楽しみであり癒しです。
もうありがとう。
癒しなんだ。お三方をはじめスタッフの皆様には感謝しかありません。
今後も楽しい放送を期待しています。という。
癒されてくれてる人がいるんだ。ありがたいですね。
そして質問です。
30代の女性からいただいています。
石平さんがおすすめしていた本で、シャンハイフリータクシーを読みました。
めちゃくちゃ面白かったです。
日本の戦後のようなダイナミクスを感じました。
ここからが質問なんですが、子供の頃から意識しないと女性作家ばかり読んでしまうのです。
やはり男性作家の本は男性読者が、女性作家の本は女性読者が多いのでしょうか。
先ほど挙げた3人は、
袖木舞子さん、
柚木朝子さん、
田辺聖子さん、
村山由佳さんの3人ですね。
なかなか男性にはおすすめしづらいなと思ってしまいました。
そんなことないよ。
おすすめしても大丈夫ですか。
18:01
評論や学術書は性別が表現されませんが、
小説は作家によっては書き手の性が漏れ出しているような感じがします。
とは言っても、
伊良さんの池袋ウェストゲートパークや少年は面白いと感じますし、
太宰治など女性に人気のある作家もいますので、
単に人間性が染み出ているということなんでしょうか。
余談ですが、私は村上春樹が好きという男性はめんどくさい系かと少し警戒してしまいます。
それは俺だよ。
正解です。
それはある意味本当に合ってると思う。
ただ、今挙げた3人の本に関しては全然いけると思うよ、男性でも。
柚木さんも村山さんも仲いいけど、全然いけるよね。
じゃあ、もう男性にもジャンジャンおすすめしていただいて結構ですということですね。
そうだね。柚木さんだったらナイルバーチかな、おすすめは。
ナイルバーチも好きだっておっしゃってたもんね。
女子会。
そう、ナイルバーチ女子会。
村山さんだったらダブルファンタジーかな。
面白かった。
その辺のなんかドロドロのやつが面白いので、全然男性にも勧めたら。っていうか、そういう本がスッて読める男性はいいよね。
確かに。
なんかドロドロの本でも読めるし、女性の世界みたいなものも興味を持ってくれるっていう人がいいと思う。
確かに。面白いって言ってくれる人いいですね。
ただ、正直分かれるんだよね。要は男性しか読んでない男性作家もたくさんいるの、ほぼ。
女性しか読まない女性作家。女性ファンしかいない女性作家もいるし。
僕の場合は。
見てすぐ分かるんじゃないですか、伊良さん。
いや、分かる分かる。それはでも、もう、描く作品世界の話なんで、もうどうしてもそうなっちゃうんだけどね。
でも、僕は作品によって分かれるかな。
毛袋とかフォーティンみたいな、男の子の話は男性読者が多くて、少年とかミヨカとか、レメディー紳士みたいなのはもう圧倒的に女性。
そういう意味ではバランスいいかもね。
うん。
なんか、ある意味、64ぐらいで女性な感覚のイメージが下手したら、下手したくてもいいんですけどね。
そうだね。いや、でも池袋だと逆に、73とか64で男になるんだよ。だから、本当に反転してる。
じゃあ、結局、半々か。
うん。
伊良さんのファン、女性ファン多い気がしますね。
だから、そう考えると、やっぱ本当はもうさ、さすがに男が書いたから女が書いたからみたいなことは、あんまりこだわらないで読めるようになるといいね。
うん。
ファン出しちゃうともったいないですよね、面白いものがたくさんあるから。
そう。でも、あんまりマッチャの本とかって、やっぱ女の人は読めないしね。
ゴリゴリした感じの。
あと、その裏面で言うとさ、男の人の場合はそれがなんか、ヴァイオレンスなマッチャな世界じゃない。女の人の場合は、瞬間的な暴力じゃなくて、長い時間にわたる、ものすごく暗いいじめみたいな話になるんだよね。
ニチニチした感じの。
そう。でも、そっちはちょっと苦手なんだよ。
うん。
マッチャの本もダメだし、ずっとインスで言う。
ああ。
21:00
ヴァイオレンスみたいな本も読めないの。
ああ。
じゃなくて。
はいはい。
なので、中間ぐらいのところでうまく落とし所があるといいなっていつも思うな。
そう。
うん。
でも、これから書く人はそこを考えたほうがいいかもね。
そうですね。
うん。ジェンダーの問題、男女、性の問題みたいなのをちゃんと考えたような人と書くといいんじゃないかな。
うん。
はい。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
はい。
さあ、ということで、この後、イカゲーム、デスゲーム、ネタバレもありつつ。
うん。
本編でたっぷりお話を伺いたいと思っています。
はい。
さあ、続きはですね、4通りからご視聴いただけます。YouTubeメンバーシップ、ニコニコ動画、audiobook.jp、そしてアップルポッドキャスト、お好みの方法でご視聴いただけたらと思います。詳しくは概要欄のURLをご覧ください。それではまた後ほど。
はい。
