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─インタビュー概要─
今回訪れたのは、スペイン・バスク自治州の街、サンセバスチャン。
この街で驚くべきは、人口わずか18万人(東京・台東区と同程度)にもかかわらず、人口1人あたりのミシュランの星の数が「世界一」だということ。
2014年の「世界のベストレストラン50」のトップ10に2つもレストランがランクインする一方で、バル(スペイン式居酒屋)とピンチョス(一口サイズの料理)の聖地としても名をはせている。
そんな「美食世界一」の街に、ひとりの日本人女性がいた。
サン・セバスティヤンに来て16年、美食ガイドとして活躍する山口純子さん。
そんな彼女がなぜ、スペインにひかれ、サンセバスチャンへと導かれたのか。
好きを仕事にしていくことができたのか。
「日本食の影響を間違いなく受けている」という三つ星レストラン「マルティンベラサテギ」で聞いた彼女の生き方・考え方には、「どんな環境にもブレずに、自分らしく人生を楽しむ」秘訣がちりばめられていた。
(2013年10月スペイン・サンセバスチャンで対談/オーディオマガジン『コスモポリタン』より復刻配信)
【プロフィール】やまぐち・じゅんこ/1995年からスペイン在住。バスクの食文化に魅せられて、現在はサンセバスチャンを中心に活動中。美食コーディネーターとして、スペインや日本での料理学会の通訳、テレビ雑誌のコーディネートに携わる一方、観光客向けに美食倶楽部でのバスク料理教室やバルめぐりなどをプロデュース。美食ガイドとして郷土料理のコンクールなど審査員や食関係のイベントにも招待され、バスクの食文化の最新情報を提供している。
(プロフィールは2013年10月の取材当時)
─聞き手─
早川洋平(プロインタビュアー) はやかわ・ようへい/1980年横浜生まれ。新聞記者等を経て2008年キクタス株式会社設立。羽生結弦、コシノジュンコ、髙田賢三など世界で活躍する著名人、経営者、スポーツ選手等ジャンルを超えて対談。13年からは「世界を生きる人」に現地インタビューするオーディオマガジン『コスモポリタン』を創刊。 海外での取材を本格化するいっぽうで、戦争体験者の肉声を世界へ発信するプロジェクト『戦争の記憶』にも取り組む。 公共機関・企業・作家などのパーソナルメディアのプロデュースも手がけ、キクタス配信全番組のダウンロード数は毎月約200万回。累計は3億回を超える。『We are Netflix Podcast@Tokyo』『横浜美術館「ラジオ美術館」』『石田衣良「大人の放課後ラジオ」』などプロデュース多数。近年はユニクロやネスレ、P&GなどのCMのインタビュアーとしても活躍。 外国人から見た日本を聞く番組『What does Japan mean to you?』で英語での発信もしている。
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