1. IN OUR LIFE
  2. 113:2023 BOOK RANKING(2023年..
2023-12-30 2:35:41

113:2023 BOOK RANKING(2023年読書会)

00:01
IN OUR LIFE
はい、じゃあ今日は今年最後ということで、
タコ君とやっていきます。よろしくお願いします。
はい、え、今年最後?
今年最後やろ、そら。今28日やから。
もう収録せへんの?
28から収録することはないね。
あ、ないんか。
ないね。
そうか。お疲れ様でした。
ありがとうございました。
そうね、毎年やってるんで、これ3回目ですかね。
あの、今日は、えっと、
今年読んだ本でよかったのを話す会になります。
はい。
そうですね、まあ、すごい、なんだろう、定番企画って、
一番残っててよかったと思う会なんで。
まあ、やっててですね。
そうやね。
個人的には。
ホットキャスト、本当によかった。
っていう感じなんで、
刺さる人には刺さるし、刺さらない人には刺さらないかもしれないが、
個人的に一番効いてるのはこの会科かもしれない。
ああ、まあ振り返りやすい。
そうそうそう、そういえばみたいな。
って感じかな。
はい。
まあ確かに、この時期結構、
今年ベストみたいなやっぱりみんなやるから。
そうやね、でもなんか、
昔ほど見なくなったって感じはするんですけどね、やっぱ。
なんかそんな感じで。
ホットキャスト?
いや、ホットキャストっていうか、なんかそのベスト10とか、そもそもそういう概念。
え、この1位2位とか言わないみたいな概念が、
ああ。
今まで浸透してるってこと?
まあそれもそうやし、なんていうか、
その一個一個のコンテンツに対してそういうなんか、
振り返りしづらいっていうかさ、
もう量が膨大にあるからさ、
別にその本とか音楽とか映画とか、
そういうふうにこう、
まとまってなんか、みたいなのが結構減ってるイメージが個人的にはあるかな。
あの確かに、見つけられてないだけかもしれないけど、
少なくともこれ野良系ではあんまり見つからないかな。
うん、そうね。
うん、なんか主演者とか講談者とか、
明らかにこう、正式にやってるやつは何個か見つかるけど、
そうね。
歌でやってる人いない?
うん。
珍しいと思うよ。
しかも。
ただ、そのリリースした年というよりかは、
まあたまたま今年読んだっていうだけなんで、
ああ、そうやね。
まあそれはなんか個人的にすごい良かったなっていう、
まあそういう縛りはないほうが、
うん。
まあ読書に関してはいいかなと思ったりはしましたね。
そういうね。
03:00
時事性とかってあんまり関係ないかな。
そうそう、あるものもまあ帯びるものもあるし、
まあ結果的に昔のものが帯びるとかそういうこともあるから。
そうやね。
映画とか音楽とかよりも、
そういう意味合いが強いなとは個人的には思う。
それは全く一緒。
っていう感じなんですが、
いきなりどうしようかな。
なんか近況的な、近況もクソもないか。
近況は、今日仕事収めでした。
ああ、そうですか。
ご苦労様でした。
あれ、君は?
俺は昨日から休みました。
なんかもうやる気なくなって昨日から休んでます。
オフィシャルにはいつから、明日からとか?
いや、カレンダー通りじゃない?
普通29までは仕事できるようにはなってる。
あ、カレンダーって29までなんや。
そうね。だって銀行とか多分29までとかじゃない?
ああ、そうなん。明日だって一応出勤の方多いんや。
でもほとんどみんな有給、うちはみんな有給通ってると思うけど、さすがに明日は。
それは人それぞれあるかなって感じですね。
早いね。じゃあ3日分ぐらい休んだってこと?最後。
そう。
いいね。
うん、でもなんかやっぱ子供いるとその、なんていうかな、体力がこう日々何もしてないからさ、ずっと家にいるから体力がないよね、子供みたいに応対するっていうのを。
休みの日こそ。
2日ぐらい経って、ああ体力ないんやなって今気づいてどうしようと思ってると。
え、帰ったりせへんの?
そう、今回は3月に帰る予定があるから、ちょっと1回パスしたのと、そもそもインフルエンザ流行ってたやん、12月、14月。
そういうのもあって、ちょっとリスクあるかと思ってやめといたら、やっぱインフルとコロナと要連金のトリプルコンボ来て。
おお。
だけど、結局うちはどれにもかからずに、保育園終えてんけど。
良かった。
そうそうそう。ただそういう時期なんやなーみたいな。
うんうんうん。
あったり、なんていうかな、やっぱ、いる以内でやっぱり全然環境ちゃうなーっていう、2年目の。
2年目の冬。
2年目の冬。
感慨。
あーっていう。まあでもできることはだいぶ増えてるから。
そやね。
そうそう。多分3月はそんなに大変じゃないって思いたい。
まあ、そやね。
どっか行ったりせんの?
帰ったりすんの?
06:00
開末は帰らへんけど、年始に妻の実家に帰る。
あー、そっかそっか。割とあれやね、ちゃんとした帰る場所っていうか、田舎というか。
すごい。普通に遠いんで。
そういうとこあるといいよな、やっぱ。
まあ、そやね。なんか帰るぜっていう。
うん、いう感じになるやん。
うん、なんか気が引き締まる。
うん。
あと、上の課小学生は9日ぐらいまで冬休みやから。
てか、今年小学生バリ冬休み長くないじゃん。
長いね。
25から休んでるな、みんな。
いや、22からやね。
あ、22から。
いや、早すぎる。
22の午後からかな。
あ、そやそやそや。
卒業式やって、入ってきて、そっから9まで休みっていう。
いや、なんか25になんかフラフラしてたら、めちゃくちゃ小学生もフラフラしてるからさ。
いや、そうだね。マジどうしたらいいの?
そう。まあ、俺も俺できませんけど。
お前誰やねん。
そう。大変やな、それは確かに。
俺らはさっき帰ってきて、俺らと下の子は帰ってきて、上の子は一人で島根に残って。
ああ、ホームステイ的な。
そうだ。めちゃくちゃ助かるのよ。普通にありがたい。
まあ、楽しいよね、本人も。
こっちも仕事のやりくりせんでいいから、小学生休みの時、家におらなあかんとかそれはないから。
なるほどね。
まあ、ウィンウィンです、今回は。
今回は?
今回ばかりはウィンウィンです。
帰りはどうやって帰ってくるの?一人で帰ってくる?誰か付き添いで?
なんかね、お母さんが一緒に来て神戸でちょっと買い物したりするらしくて。
なるほど、なるほど。
いや、マジで、親レスで一人でやってくれるんで、ほったらかしいです、正直。
まあ、おばあちゃんもね、嬉しいよね。
おばあちゃん、さまざまやな、かっこいい時。
おばあちゃん側も嬉しいよね。
いや、どうなんやろな、普通に疲れると思うけど。
まあでも日々日常やから楽しいんじゃない?
あ、そうね。
満パワーやね、マジで。ただただ満パワー。
そんな感じやね。
まあ、ゆっくりやで、うちも。
あと来人がありますね。
来人はちょっとな、改めてさ、去年と比較とかしてしまうとさ、ちょっと今年はやっぱり滑ってるなと思う。
ああ、あのガチの気合が。
ガチ格闘ファン的にはね。
去年はね、ちょっと。
去年ガチすぎだね。
めっちゃ面白かったけどね。
ちょっとそれに比べてしまうのはね、大晦日としてもあるから。
そうね、まあ堀口がピエロ扱いしてましたけど。
まあピエロたちの戦いが。
まあどこまで盛り上がるか問題は。
そうやね、盛り上がるとは思うけどね。
09:01
平本、ヤマンとかちょっと見たいしね。
そうね、勝負論あるカードは多いから。
多い多い。
だからまあ全然、楽しいのは楽しいの。
大田足の舞台がシザーとか。
ああまあそれも個人的には結構楽しみだし。
ドミネーターとニースグルーとか。
まあそこはちょっとあれ。
まあまあ、その辺でね。
あのガチ目線で言ったね。
そうそうそう。
あとシュレット地味強と組まれたモトヤとかね。
あ、モトヤ。
ここでモトヤ。
モトヤってモラレスやったっけ。
そうそうそうそう。
めっちゃ強いね、多分あいつ。
まあでもAT-T入ったからね。
そういう変な進化っぷりが。
そうそうそう。
モトヤはもうストーリー作っていかないといけないからね。
うん。
大変ですよね。
まあいやでも、去年は、あ今年か。
ちょっとやっぱRaijinの思惑通りじゃない滑り方をしたのが何回かあったから。
Raijin側もちょっとかわいそうってかわいそうやけどね。
朝倉とか平本とかが跳ねなかったっていう。
ああまあね。
でも一応ダブルタイトルマッチだから、その2個は少なくとも。
まあね。
ちょっと期待して、去年がかなり充実してたからあれやけど、
今回は結構アーチレッタとKAIと。
まあそれはでかいね、アーチレッタとね。
そう、やっぱり新竜堀口っていうのは、一応盛り上がる要素はあるかなと。
まあね、日本格闘技も組める中では一番。
そうそうそうそう。
今現状なんかガチ路線的な。
うーん。
って言うとね。
まあでもまあ、微妙です。
KOKの方が楽しみかもしれない。
どちらかというと。
PPV的には。
ああ、同じPPV。
PPVっていう括りで言うとね、そうかもしれんけど。
そっか。
まあまあ、でも見たら多分絶対面白いシーンは多いだろうか、見るけどね。
そんなとこっすかね。
そうよね、年末。
どうせまあ長くなるからやるか。
やろう。
どうせ長くなるから。
今年はどうでしたか、どんぐらい読んでました?
今年は92冊でした。
やばいね、92?
ちゃんと今年はカウントメモっていうアプリを落として、
必ずつけるようにしてたんで、多分間違いないと思う。
すげえ、92はすげえな、マジで。
でも諸々あるよ。
陣とかも当然あるし。
うん、何にしても。
僕は76でしたね。
あなたはでも一個一個太いからね。
それすごいと思うよ。
太いね。
そういうのあるよな、なんていうか。
料理室、年取ったときの焼肉みたいな話というか。
12:06
分かる分かる。
食べ放題食えないみたいな。
でもそういう食べ放題したいときもあるし、質の高い肉を食べたいときもあるみたいな。
それを使い分けてた感じかな。
分かる分かる。
でも、個人的にはすごいいろんなイベント参加したりとか、
あとは戦勝本を読んだりとかして、結構自分の知らんジャンルとかをチャレンジしたので、
ちょっと最近読んでなかった小説とかも増えたから。
なんかコールドブリュアスのほうで読書界トラップの話されてましたけど。
あれ気をつけてくださいね、みなさん。
詳しくはね、リンク貼っておくね。聞いてみてください。
端的に言うと読書界っていうナノ宗教団体みたいなのがありますよってことなのです。
読書界がゲートの、若干カルトンかマルチかどっちかってことですね。
マルチだろうね。
そういうのがありましたっていう。
そうね。
でも、そういうもんなんか。
よく聞くのはね、フットサルとかで昔はよく聞いてましたけど。
そういう読書界とかそういう、あれか、思想系やから、ゲートとしてはそっちのほうがいいし。
おそらくあくまで傾向やけども、やっぱ本を読んでる人って意識が低くない人多いから。
結構そういう思想家たちに刺さりやすい。
なるほどね。
あるいは刺されやすいというか。
刺さりに行っている可能性もあるしな。
そうそうそうそう。
だからそれですごい高校担当みたいな人がサーフィンしながら探すっていうのはやり方としてはありなのかと思う。
なるほどな。
フットサルよりね。
確かに。
打率は高そう。
打率は高いと思う。
打席は少なそうやけど。
そうやね。でも率はほんと高いと思う。
本好きに読んで、それ自体が少ないから、声かけられて嬉しいっていうのがあるから。
それにやられました。
なるほど。
今週からそちらを聞いてください。
そうです。
どうやってやる?
10から6までザーってやって、5から1は5体5体でやるみたいな感じか。
そうです。
それでいきましょう。
どっち先やる?どっちでもいいけど。
15:02
僕です。
じゃあお願いします。
じゃあ10から6か。
10から6か。5冊。
オッケーです。全部手元にあります。
お願いします。
じゃあいきます。
10位が、いがらし大さんの聞こえない母に聞きに行く。
9位が、かやみかずまさんの8月の母。
8位が、さとうゆみさんのママは君と一緒に大人になる。
7位が、アンディービアーさんのプロジェクトヘイルメアリー。
6位が、こんどうさとのさんのえいこさんの恋人。
漫画家?
漫画です。
素晴らしいです。
知らん。前半知らんかったな。
今年出た本少ないかも。たぶん1冊くらいかな、もしかしたら。
ではどんどんいきます。
お願いします。
10位聞こえない母に聞きに行く。
これはフリーライターのいがらし大さんという方が著者で、
この方はこうだと言って、ご自身は健常者なんやけども、
ご両親がともに聴覚障害者。
チルドレンオブデフアダルツというのでこうだって言うらしいんだけど、
そういう映画もあって、それも面白かった。
その方が今40歳くらいなんやけど、耳が聞こえない母親にずっと育てられてきて、
母が今までどう生きてきたのかみたいなのを取材しながら紐解いていくっていう、
自伝的エッセイみたいなやつなんですよ。
当然メインのテーマは子供が母親のルーツをたどるっていう時点で、
当然家族がテーマなんやけど、やっぱ耳が聞こえないっていうお母さんをたどる中では、
人権とか差別の問題にも触れてるっていうのが特徴で、
すごい社会派な作品ではあって。
エッセイやけどみたいな。
そうそうそうそう。
特に聴覚障害とか歴史背景みたいなのは個人的には一切知る機会がなかったから、
すごい勉強になって、
18:03
例えば今でこそ手話って一つの言語として確立されてるから、
でもそれってほんとつい数十年前くらいまでは全く手話なんかは良しとされてなくって、
口で話す和法っていうのは一遍倒で、
それを老者の方、聴覚障害者の方が強いられてた時代っていうのがずっと続いてたらしい。
それはすごく苦しい鍛錬らしいのよね、ご本人たちには。
耳の聞こえない人が口とかインプットがない状態でアウトプットしなきゃいけないからしんどいってこと?
そう、コップの上に水を張って物を浮かべてそれを拭くように口を動かしなさいって。
発声自体がしんどいってこと?
そうそうそうそう。
そういうのを強いられてた時代はほんとつい数十年くらいの話だったとかっていうのは知らんかったし、
あとあの郵政保護法の話、後半になるんだけど、
ちょうどこの井原氏さんが生まれる40年前くらいは、
郵政保護すべきみたいな時代だったらしくて、ギリギリ。
だからその、障害者っていうのは結構、人口中ですとか、強制不認とかそういうシュートを強いられてたっていう、
強いられてたというか、自然、それが良しとされてた時代。
だから、もしかしたら自分が生まれてこなかったんじゃないかっていうところに気付くっていうところがあって。
へー。
母親は、母も父も聴覚障害っていう時点で、子供を産むこと自体がすごい大反対されてたとか、
っていうのが取材の中でわかるっていうめちゃくちゃつらいシーンがあるんだけど、
この辺とかはちょっと刺さるというか、想像したことなかったみたいな、すごく面白かったですね。
しかもまあまあ最近ですかね、40年前って80年代ってことですね。
そうそうそうそう。
自分たちの親よりは若いけど、本当につい最近まで。
結構仕事が今当たり前やから、会社でも意味聞こえへん人一緒に働いてるし、
こうやって自然なことじゃないんだなっていうのが知るので。
家族もないけど、結構社会派メッセージが強いので、読み応えありって感じです。
21:04
なるほど。かなり面白そう。
結構感動もするのでぜひ。
へー。想定外ですね。
そうそうそう。おしゃがみですね。これ多分有名な方です。
安藤なんとかさんかな?
堀内さん。
全然違う。
中北龍介さん。創画が坂内拓さん。
あ、坂内拓さんね。はいはい、間違えました。
なんか亀内さんが、なんか画集みたいなの見に行ったとか言った気がする。
俺なんかこの人のデザインのビールを買った気がする。
あ、ビールとか。こういう。ありそう、こういうビール。
坂内拓。
坂内?
かな?
そうなの?坂内。
全然書けないんだけど、ビール今めっちゃ打ちになってる。あげるわ。送るわ。
別に。急に何の話か。
友達がめっちゃくれたんだけど、ビール屋さんなんだけど。めっちゃくれたんだけど、打ち飲まれへんから。
あげます。
すいません。代わりに何か送ります。
はい。
じゃあ9位いきますね。
はい、9位お願いします。
9位がですね、8月の母。これ小説ですね。
小説、はいはい。
これは2022年の本で、本の雑誌社っていう出版社が出してるランキング?毎年出してるんだけど、
そこで入ってたので買って読んだという小説で、早見一雅さん。ちょっと初めて読んだよね。
知らんな。
うん、俺も知らなかった。
初めて。
初めて。
これはね、2014年に愛媛県で起きた事件を元にしてて、
とある田舎町の団地で、一人の少女が団地に出入りしてた、同じく未成年の少年少女に集団暴行を受けて亡くなってしまったっていう、ちょっと悲惨な事件があったんやけど、そこから着想を得たらしく。
小説もほぼ事実と一緒で、舞台も愛媛県だし、団地の矢主、若いお母さんとシングルマザーのお母さんが自由に少年少女を出入りさせてたっていうのも事実と一緒らしく。
最後にその中の一人のほうが臨時で亡くなるっていうところまで全部小説も一緒だったんで。
24:06
事件性、かなり残酷なんで重たいんですけど。
結構この焦点が当たってるのが、事件そのものよりも、加害者側である、家の家主であるお母さんが結構この小説の肝で。
単純にそのお母さんが悪かったというよりは、お母さんもそのお母さん、おばあちゃんね。
で、そのおばあちゃんも、要はね、女性のかたい中の閉ざされた空間での生きづらさみたいなのが3世代に渡って描かれていくんですよ。
小説では。
終わらない時刻的な。
まさに前教えてくれた言葉で言うと、連綿と続く時刻みたいなやつが描かれてて。
なるほど。
だからたまたまそのお母さんのときに事件が起こったっていうだけで、もういつ起こってもおかしくなかった。
パンパンに膨らんでたような状態。
っていうのが、加害者側に焦点を当てて描かれてるんで、単にひどい事件だなっていう感想にならない、より重さを持っているという小説だったんで。
結構これもメッセージが重くて。
人が悪いとかじゃなくて、結局はシステム、シングルマダーで若い女性がたくさんの子供を抱えるようになってしまったその歴史とか。
そういうところの是非みたいなのを通ってきてるような小説になってるから、プラスアルファですごい読めるというか。
サスペンス的な要素と社会的なメッセージが両方あるみたいな感じ?
そうやね。サスペンスもある。すごい視点もコロコロ変わるから。
割とエンタメとして、良くないけど表現。エンタメとして楽しめる。
し、これ誰が悪いみたいな。長い被害みたいな二元コードになってないっていうのもすごい重たいっていうのがね。
結構太いんですけど、これも一気読みしたから是非って感じですね、小説。
27:01
実在事件系ってなんか、塩太、罪の声とか、それ系の。
そうやね。
インスパイア系のやつ。
あと前年、姫野香子さんの、彼女は頭が悪いかっていうのも。
確かに確かに。東大の。
そうそうそうそう。性被害の話か。
ちょっとあれ思い出したかな。気持ち悪さというか。
重さ的には。
なるほど。
ちょっと気合いいるんで、かなりムゴいんで、コーダーをついてる時に是非。
8位は育児本なので、人を選ぶんですけど、佐藤由美さんの、ママは君と一緒に大人になるという。
多分この方有名な人らしく。
通称佐藤由美さんやけど知らん。
知らんな。なんで略すんや。
なんかファッション雑誌とかで有名やったらしい。
モデルみたいな人?
モデルでもないんやけど、あ、でもモデルなのかな。すごいお綺麗な方。今多分50歳みたいな感じ。
約47歳の方。
へー。
この子のシングルマザーなんですけど、小学校年生の息子ちゃんと二人暮らしをしてて、
そこで佐藤さんが感じたことを淡々と描いてるみたいな作品でございまして。
最近読んだ育児本の中で一番刺さったのをちょっと入れました。
なんか、育児本は本当になんていうか、むずいよなーなんていうか。
刺さらんな、ほんま。うーんって感じだし。
まあでもそれはタイミングだ気もするしみたいな。
そうそう。
いろいろあるよね。
あれね、俺がこれ選んだのは、ここの小学校さ、これ5年生だけど、書き始めた当初は3年生のときあって、
その3年生が言ってることっていうのは、今まさに上の子、小学校1年生だけど、言ってることとほぼ一緒だって、冒頭。
なるほど。
なんか、親に決められたくないとか、どうして僕はついていかなきゃいけないのとか、
そういうのはね、すごいこれを読む直前ぐらいに悩んでたから、タイミングばっちりだったっていう、それだけね。
まあでもそれが大事よな。
そうそうそうそう。
そこがちゃんと打てるかっていう。
そうやね。
うん、って思うな。
あと好きなのはやっぱ、育児本ってどれもがそうじゃないけど、結構、ハウツーっていうか。
30:03
ああ、確かにね。
こうすればいい。
そう。そういうメソッドをやんわりと押し付けてくるような。
トゲあるけどな。
それはでも確かに困ってるときにはすごい刺さりやすい。
そうやね。
けど、無限に続く育児なんで、すぐ次の日からフィードバックできるっていうのもね、すごくいいことなんやけど。
でも、なんか、それってあなたの方法ですよねって感じじゃない?俺は。
広いけん、それ。
それってあなたの方法ですよねって。
俺は思ってしまうタイプのひねくれた人間なんやけど、この佐藤さんのやつは、私はこうだったっていうだけなんで、あんまりこう、押し付けてこない。
ああ、事実ベースっていうか。
うんそうそう。あくまで私はこうだったっていう。しかもそれは別に成功も失敗も入り混じってるから。
ああ、いいっすね、そういうのがね。
うん、ちょっとただただ日記っぽい感じになってるから、それはすごい好きで、なんかこっちがアクティブに汲み取ろうと、受け取ろうとして受け取れるものっていう。
ああ。
なんか育児本人は結構珍しいんじゃないかなって。
うんうんうん。
うん、それがね、すごい素敵でした。
なるほど。
うん。
まあでもそう、なんか積極的に受け取りに行きたいっていうのがわかるなぁ。
そうやね。
うん。
なんか、今年、あ、全然入ってないんやけど、なんか児童書、児童書じゃないんやけど、アルケミストって知ってる?その。
アルケミスト。
うん、なんていうかな。まあ中学生ぐらいが読む、なんていうかな、小説、なんていうか。
うん。
うーん、児童小説でもないんやけど、まあそんぐらいの年齢層多分ターゲットないのなみたいな感じのやつを読んでんけどさ。
うん。
なんかもうゴールが決まってる感じがすごい文章からするわけよ、その。
ああ。
なんていうか、こっちの解釈の余地があんまないっていうかさ、そうなんていうか。
うん。
その伝えたいメッセージがすごい強烈にある、小説じゃないんやけど。
うん。
なんかその、教訓を物語化してるみたいな。
うんうんうんうん。
その教訓を伝えるために物語を作ってるみたいな感じがあってさ。
それを読んだ時に、その自分。
うん。
俺はなんかその、こう、自分で読んでどう感じるかみたいな。
うん。
すごい大切にしてるんやなって、その時思って。
うん。
本読む時。
それって、夢を叶える像とかもそうってこと?
夢を叶える像はそうなのか。
ああ、まあそういうか。
あれとか間違いなく。
ああ、まあそうやね、そうそう。
教訓があって、それを像で。
それをアルケミストと夢を叶える像を並列に並べるのはちょっと失礼やと思うけど。
超名調とされてるわ。
こっち?こっち?
アルケミスト側かな。
超名調とされて、世界的ベストセラーなんやけど。
知らんかった。
33:01
そうそう。
まあでも方向的には多分近い。
てかその、像がアルケミストを参照してる可能性が今ちょっと高いなって思ったりした。
ああ、逆にそのルーツのやつや。
ルーツかもしれないっていう。
なるほど。時系列がね。
そうそう。っていう。
すごい古い書説やからね。
なるほどね。
っていう。
じゃあお願いします。
7位?
はい。7位はプロジェクトヘイルメアリーです。
これね。
君はまあ前読んでたと思うんで。
ちょっと奇筆なんやけど。
僕は今年読みました。
俺いつ読んだ?
あ、俺去年か。はいはい。
去年出たんやね。
去年出たんか。
うん。多分。
あーもろいなこれは。
これおもろかったな。
ちょっとやられたな。悔しいけど。
まあ、呼んでる人も多いと思うんですけどね。アンディウィアンさんの。
いやそんなにたくさんいないと思うけど。
いないかな。これ大ベストセラーじゃないの?
あーまあね。SFでは相当ベストセラーなのかな。どうなんだろう。
SF部門ではもう圧倒的1位らしいけどね。
あーそうなんや。3体とかそのシリーズに匹敵するレベル。
匹敵するレベルだね。
でも俺アンディウィアはこれで初めて読んだから。
あ、マジで?
うん。火星の人読んでへんから。
あ、でも映画見たとか言ってなかった?
うん。映画見た。オデッセイは見た。
あーじゃあ、オデッセイはかなり忠実に映画化してるから。
あ、そうなんや。
火星の人は別に読まなくてもいいかなって感じはあるね。
あとこのアンディウィア武士というかさ、アンディウィア感みたいな。
あーあるね。
この、なんか異常に楽観的な。
とかの、ああいう世界観ってマットデイモンがすごい表してたんだなって。
これ読んで思ったし。
あーわかるわ。
プロジェクトヘイルメアリーもなんか映画化するらしいけど。
まあおそらくこのアンディウィア感を残してくれるだろうなって思うから。
決してその宇宙で一人孤独みたいな。
そんな映画には絶対ならへんやろうから。
そうね。
あーこれちょっと楽しみやね、映画も。
完全にマットデイモンで読んでたもんな俺。
え?あ、マットデイモン。そうやな。
マットデイモンで気持ちで読むやろこれ。
わかるわかる。
あの、設定とかね。
そうそう全然違うけど。
でも一人の男性の主人公がいてーみたいな。
その人それが一人でーみたいなとこから基本的には。
でももうマットデイモン。
あれマットデイモンしか読めない。
一回オデッセイ見ちゃってると。
36:00
まあでも映像化の観点でいくとプロジェクトヘイルメアリーはどでかいのが残ってるやん。
あー中盤ね。
あれがどこまでどう描かれるのかっていう。
まあでもインターステラーの段階でもなんかいたいたやん。
ターやったっけ?
あーはいはいいたね。
ああ。
ああいう感じか。
ターズか。
あの質感的な?
でももうちょっとあれか。難しいねバランスが難しいですよね。
あとなんだっけ、テイトーちゃんのメッセージかとかはすごい上手く、半分ネタバレしてるけどそういうニュアンスが映像化できるかどうかですよね。
まあでも今回はそこが肝でしたよね。
間違いないね。
このプロジェクトヘイルメアリーは。
なんていうか、おおっていう。
そうやね、ことでかい。
まあ俺全然予想してなかったから。
いや俺も全く、ほんまに全く何も知らない。
もうこの時点でダメなんですけど。
ここまで聞いた時点でもう終わりなんですけど。
すいません。
本当に何もマジで裸で読んだほうがいい。
そうやね。
聞かんほうがいいです。今言うのも慣れるけど。
かなりギリギリのラインを今俺は迂回しながら話してるつもりだけど。
いや多分気づく人はもうメッセージとかの時に気づくやろうけど。
まあまあまあまあまあそうね。
まあしょうがないです。
まあちょっとネタバレなし。
ゼロでは喋れないんで、ずっと触れないと。
リアリズム路線やからな基本的に。
そうやね。
サイモンシーンとか4感覚と似てて、
全然完全には理解できひんねんけど、
なんか上がるっていうSFならではのスケール感とかが面白かったかなやっぱり。
語り口がカジュアルなとにかく。
そうやね。
それがめちゃくちゃ読みやすいから、
なんていうか、
そのいいところっていうか。
サクサクいける。
いけたいけた。
上下感はかなり長いんやけど、
サクサクいけるし。
ストーリーがかなり面白いから。
別になんか本読むの苦手とかでも全然いけるんじゃないかな。
まあそういう科学とかサイエンスが好きな人なら全然いけるんじゃないかなって思うけどね。
そうやね。
Cっていうのはなんか海外の特有のノリみたいなのが受け付けない人はいるかなと。
ギャグ的な。
ギャグとかその楽観主義者。
39:00
いやいやいやみたいな。
まさかっていうのはちょっと受け付けへん人はおるかもしれんけど。
C、なんか俺別にそこまでそんな好きな方ではなかったかもしれないけど、
これは全然自然に入ってきたから読めたかな。
まあこれはちょっと外せなかったです。
6位がA子さんの恋人。
これ漫画なんですけど。
これ読んだことある?
いやないっすね。
あ、ないか。
ニューヨークで感外痴の人?
そうそうそうそう。
それも読んだことないね。
まだ全然、どっち読もうかな。
ニューヨークで感外痴を買おうかなって思ったことあるけど、
そのA子さんの恋人は全く知らんかった。
圧倒的A子さんの恋人をプッシュします、僕は。
あ、そうなんや。
ニューヨークで感外痴はエッセイ漫画やから、
特にコロナ禍のアメリカとかすごい面白いんやけど、
エッセイ漫画の勢い出ないというか。
A子さんの恋人は完全にフィクションで7巻出てるんやけど、
なんかね、正直絵のタッチとか好きちゃうんやけど、
結構センス系というか。
なんか絵はセンス系な感じするね。
そう、だからちょっとキザっぽいイメージがあって、
あんまそれで恋愛って言われてものめり込めへんやろなって思ってたんやけど、
あふれんばかりのパンチライン、および伏線回収っていうのが、
ちょっとこの絵のタッチから想像できんぐらい深くて。
特に7巻、最終巻は過去、生きてきて読んだ漫画の中でも
ベストオブ最終巻って感じやねん。
この歳にして最後に行くのが堅しすぎて、
終わるなみたいな、そういう、
本当に慎重に読むっていう経験久しぶりにしたなと思って。
それが漫画でね。
気になるな。
7巻は本当に伏線もバリバリに回収していくし、
何より、えいこさんおよび周辺の友達とかに感情移入しまくってるから、
もうね、俺ほんまにボロボロに泣いてん、最後。
ウェーって泣いて。
妻もめっちゃ泣いてたし。
これは本当におすすめですね。
42:04
完全にニューヨークのほうが気になってから、
あれやけど、そこまで言うならちょっとそっち買ってみようかな、先に。
ニューヨークはね、ニューヨークのほうが俺すごく好きなんやけども、
一個決定的に、本当に個人の趣味やけど好きじゃないところがあって、
吹き出しの中の言葉が全部手書きやねん。
あー、なるほど。
俺それが基本的にめっちゃ苦手で、
今日のねこむらさんとかもそうやねん。
別に字が汚いとかそういうわけじゃ決してないんやけど、
なんかそれが受け付けへんのよ。
あー、漫画のコマの中がそうなってると読むのしんどいみたいな。
そう、読むのしんどいね、全部手書きっていうのが、
味って捉える人は好きやろうけど、俺捉えれんくて、それ。
それでちょっとなんか、マイナスポイント入っちゃう感じ。
残念なー。
これほんま失礼、マジで申し訳ないけど、
マジで個人的な生理現象、これほんま。
なんでやろなーって。
えー、えいこさんの恋人か。
でもKindleあるんで。
ある。
いいっすね。
うん、そうやね。
これ読む人選ばないから。
あと完結してるし。
完結してます、7巻という、絶妙な長さで完結してるんで。
完結してると買う気が起きるっていう。
しかも7やからな。
そうそうそう。
生き返しても5000円ぐらいやから。
まあまあ、サプリの一冊って感じで。
そうだね。
行ってほしいかなーって言った、これは。
喋って語り、読んだときの人と語りたいっていう漫画。
えー、いつ出てるんやろ、最初出たんやろ。
結構これ多分ね、のんびりと連載されてたから。
えー。
2010年代とかじゃないかな、で終わったのが多分一昨年。
あ、そんな感じなんや、すごいな、それ。
あ、お前2015年ですね、最初。
うん。
のんびり連載されてたみたい。
なんか一応ユリイカで、近藤里の特集っていうの買ったんやけど。
うん。
好きすぎて。
うん。
そこで書かれてたね、なんか本当にのんびり書いてましたっていう。
お前5年かかってるね、2020年10月にも完結してる。
そうそう、その間ニューヨークも行かれてるし。
なるほど、なるほど、えー。
おすすめです。
いや、そこまで言うならね、ベストオブ最終巻って。
めちゃくちゃいっぱい最終巻あるけど。
いやー、でも、え、ある?
俺は今俺は、まあ浦沢直樹のモンスターとか、あれはすごい最終巻めちゃくちゃ感動した。
いや俺はその最終巻でインプットしてるやつないな。
あ、ない?
なんか食事で言うと、なんか一口目選手権みたいな感じ。
うーん。
で、漫画の最終巻選手権みたいなのがあったら、俺はちょっと今、えいこさんのこいつにかなりベストあげたいかなー。
45:08
うーん。
っていうぐらい。
なるほど。
うん。
じゃあちょっとこれは読んでみようかな。
あーまあ、気が向いたらぜひ読んでください。
うん、気が向いたら。
こうやってね、人から勧められて読むのに時間かかる問題があるからね。
いやわかるよ。
このポッドキャストに関しては、お互いとも。
じゃあなんでやってるんだっていうのとかあるんですけど。
いやいや、3年後くらい読んで、やっぱりよかったなっていうのがやっぱり。
わからん。
あー、この時の俺は朝墓だったなーみたいな。
うん。
なるほど、なるほどっていう。
ギャップを楽しむっていうのがありますね。
すぐ読まない自意識みたいなのは。
読めよっていう。
まあまあ。
まあまあまあ。
寝かせてから。
タイミングがあるからね。
あ、そう、タイミングがあるから、もちろん。
はい、そうっすね。
そんな。
でしたー。
10から6か。
はい、お願いします。
ありがとうございました。
じゃあ俺、いきまーす。
はい。
じゃあ10位から。
10位がピッザ職人。
2位がナオ。
はい。
9位が何もしないジョニー・オーデル。
8位パームストーリーズ、あなた。
これはなんかいろんな作家の人。
うんうん。
まあ短編集。
いろんな作家の人の短編集。
うん。
6位が、6位か。
違う、7位か。
7位。
7位が継続するコツ、坂口強平。
おー。
6位が心はひとりぼっち、植本一子さん。
はいー。
はい。
すごい、半分わからんかったな。
そうね。
10位のピッザ職人はちょっと前にも話してるんやけど。
うん。
もう、本当になんていうか、ノリで本屋で買ったんやけど、めっちゃ面白くて。
ピッザ職人っていうだけなんやけど、ピッザ職人。
日本人のピッザ職人に密着してるドキュメンタリーなんやけど。
うん。
なんていうか、そのサラリーマン、まあ俺らサラリーマンって。
はいはい。
今人生を進めてるわけやけど。
うん。
高校中退して、17歳で一人でナポリ行って、ピザ学んで、日本買いできてピザ屋やるっていう。
うん。
そのルート。
はいはい。
まあ絶対、なんていうか、自分では選べなかったろうし、それを選んで実行できるだけの行動力とか、そういうなんていうか。
うん。
ものにすごい年取ってるから、もうなんかめっちゃ胸打たれてしまって。
うん。
結構ハマったなっていうのと。
うん。
やっぱ、そうなんか食べ物の本、前も話したけど。
うん。
48:00
文章で食べ物を表現するっていう面白さ。
写真とか動画の方が明らかに、まあ直接的に面白いんやけど、やっぱ、なんていうかな、人間の想像力で埋めていくご飯の美味しさみたいなのって結構あるなって思ってて。
うん。
まあそれはこの本では、なんか初めて体感した感じがあったんで。
せめると今年をまあ象徴するような一冊だったなってところですね。
え、これ著者がご本人?
いや、違う。
ああ、そう、そういう意味では違う。
ライターの方が取材して書いてるんです。
ああ、なるほどね。
そう、だから、井川直子さんですね。井川じゃなくて井川直子さん。
井川直子さん。
コロナ禍のレストランとかなんか呼んでなかったっけ?
ああ、なんか聞いたことあると思ったけど、井川直子さん。東京のレストラン紹介したやつやね。
そうそう、シェフたちのコロナ禍。
呼んで呼んで呼んで。
同じ人。
ああ、なるほどね。食レポライターみたいな。知らんけど。
そう、食レポライター、まあそうね、そのなんていうか食事、食レポとはちょっと違うな。
その食事にある背景を本にしてるって感じかな。レストランとか。
へえ。
そうそう。これも、だからそのピザの紹介もあるけど、それよりもその人にフォーカスしてるって感じよね。
料理を作る人、場所みたいな。
知らんけど。
まあ。
確かにシェフたちのコロナ禍もそうやったな。とにかくインタビューしまくってた人に。
そうそうそう。
そういう別角度の食事。
うん、みたいな。
まあ面白そうやね。
それが10位ですね。
なるほど。
で、9位は何もしないっていう。
これは早川の、なんか最近文庫がもうされてるらしくて、俺は今年の初めに読んだんやけど、文庫になってるから多分かなり手に入りやすくなってると思うけど。
はいはい。
なんていうか、まあ今、まあとにかく何かしてなきゃいけないじゃないですか。
うんうん。
それに対して、いや何もしなく、何もしないっていうことを考えましょうみたいな方ですね。
タイトルからすると、まあ結構ハウツーボンって思われるかもしれないんですけど、まあそうではなくて、
なんていうか、その今何かしなきゃいけない、何かする時の動機っていうのが、その生産性に寄与するとか、資本主義にこう巻き取られてしまうっていうか。
例えばSNSとかだと、まあそうだよね。
ただで使ってる分広告を見てるわけで。
まあそういうふうに何か、まあそのSNS自体も自分で能動的にやってると思いきや、まあなんていうか、
サービス側の設計でこう半分中毒的にやってるってのもあったりとかして。
51:06
はいはい。
まあそういう状況の中で、いや何もしないっていうことをもう少し深く考えましょうみたいな。
注意経済からこう、どうやってこう離脱して、こう自分の人生だったり、
なんていうか、どういうものに注意を払っていくか、自分で選択する必要性みたいなことを延々といろんな論文とか引きながら説明してるみたいな。
本ですね。
だからその、自己啓発ではなくてもうちょっとあれですね、なんていうか、ファクトベースの、現状こういう状況でみたいな話が重いかなーって。
Kindle版安いね。
そうそう、文庫は多分出たって聞いたんやけど、文庫で出てます。
ジェニー・オデルさん、これ誰なんですか、ジェニー・オデルさん。
ジェニー・オデルさんはどっかの大学の先生系の学者っすね。
なんか珍しいね、こういう系の本読むの。
TwitterがXになった今年、Twitterの4Uが地獄じゃないですか、正直。
俺辞めたもん。
そう、だから、俺もスマートフォンからでは見ないようにしてて、
こっちのPCの画面ではたまに見るみたいな感じじゃないけど、見るにしても4Uは見ないようにしてるって感じかな。
そういう感じでコントロールしないと結構しんどいなっていうのがあって、
それのなんていうかな、
きっかけ、もともとデジタルミニマリストみたいな本も2冊ぐらい読んだけど、やっぱりうまくいかないんですね。
そのHow Toだとうまくいかなくて、やっぱそのベースにある考え方をそもそもリセットしないと、
なんとなくテクニックで辞めようと思うとやっぱ辞めれないんですよね、SNSで。
どうしても、俺何回も辞めるトライしてるけど、結局やってるし今も。
だから、今、自分にとって何が大事なのかみたいなことをやっぱりちゃんと考えながらやっていかなくちゃいけないと、
やっぱりその辞めることが大事だと思うんですよね。
うんうんうん。
まあまあ、そういうイメージがあるかもしれないけど、
そういうイメージがあるかもしれないけど、
そういうイメージがあるかもしれないけど、
そういうイメージがあるかもしれないけど、
そういうイメージがあるかもしれないけど、
そういうイメージがあるかもしれないけど、
うんうんうん。
まあまあ、
54:01
そういう今注意、
広告ベースのテクノロジー中心の社会でどういう風に生きていくかみたいな指針みたいなのが得れるかなと思いますね。
うんうん。
っていう感じかな。
面白そう。
うん。
なんていうか、読みやすく、
読みやすくはないか。
でもそういう危機感、
なんとなくこのままSNSやってもよくないなって思ってる人にとってはすごいいいと思います。
なんていうか、
ベースの考え方がこう、なるほどみたいな感じはあると思うんで。
全然しかも考えたことない論点がすごい多いと思うんで。
例えば、公演のありがたみみたいな話とかもあって、
公演って何もしないことが許されている空間なんですよね。
企業とかそういうところから干渉されなくて、パブリックなスペースってすごい大切ですよみたいな。
なるほど。
だから、それってもう今日本だとそういうパブリックなスペースってどんどんこう、
なんていうかな、お金に買えれるものに変わっていくっていうか。
じゃあ公演潰してマンション建てるとか、商業施設にするとか。
そういうケースすごいけど、そうじゃないんですよっていう話とか。
そういうのも結構広く書いてるんで、おすすめです。
そうよね。なんかもう一周しそうよね。結構パンパンにくれ上がりすぎて。
そうそうそうそう。
そう思ってたら刺さるけど、でも別に今のままでいいやんって思ってたら、
だからなんなんだっていう感じではないかもしれない。
ツイッター見なくなるとかなり時間ができるなっていうのはすごい感じてるから最近。
そうね。俺もKindle2本入れてそっち読むようにしてるね。
かつじ中毒ではあるから、スマホを開いちゃうから、
その代わりに何見んねんってなったらKindleで読みやすいやつ入れておくみたいなことは個人的にやってる対策としてはあるかな。
俺も基本的に家歩くとき、本挟んでるね。だから歯磨きとかトイレとか。
本読める時間あるなと思って。
これ多分従来ツイッター見てたから、そこだいぶ時間できたなって思う。
そうそう。なのでそういう危機感がある人はぜひ見てください。
いいですね。
次は8位か。Palm Stories。
これはですね、個人出版社のPalm Booksっていうのがあって、
57:03
最初に出たジャムパンの日っていうエッセイ。
読んだ読んだ。
赤染め。
亡くなった方やね。
そう、あきこさんのエッセイかな。これめっちゃ面白かった。
面白かったねあれ。別に高かった。
そう、バリギャグ戦高いやん。本で書くギャグのセンスが高いんですよね。
高かった。
お笑いのギャグ戦っていうか、めっちゃ面白く笑わせてくれるやつで、それ面白かった。
それに続いて2冊目がこれ。
個人出版なんですけど。
はいはい。
5人の小説家による短編集なんですけど、
全部2人称なんですね。
あなた。
あ、なるほど。
あなたに向けて書いてる。
問いかけるように書かれてるってことですね。つまりは。
で、その作家のチョイスはまず厚いんですよね。
町田幸、又吉直樹、津村菊子、岡田俊則、大崎聖華さんかな。
ちょっと何か分からない。
このチョイスからして、なんかすごい共感するなっていう感じもあるし。
2人称なんやけど、そのなんていうかな。
その一筋のじゃない2人称というか、単純にあなたに話しかけるっていうかは、
各作家がそれぞれちゃんと仕掛けを用意してて。
で、そのなんていうか。
ちゃんと笑わせてくるし。
ただその2人称で統一されてるっていうところがすごい面白いのと、
それと想定が実は連動してて、手のひらスタイルなんですね。パームストーリーなんで。
なんか写真見る限りちっちゃそうやね。
そう。ちょうど手のひらに収まるんやけど、
これがなんかめっちゃ絶妙なんですよ。
なんか持って読まないとわかんないんやけどこれって。
実は。なんか今たぶん口で言っても絶対伝わらへんんだけど。
これをこう、ちょうど手のひらに入ってる状態で、
この2人称で語りかけられるっていうこの体験が、
なるほどね。
めちゃくちゃフィジカルなんですね。
うーん。
っていう意味で、こういうなんていうかな、発想っていうか、
すげえなっていうか。
これでも作ってるのは一人の出版社、個人の出版社でそれを作ってるっていうのがすごいなっていうか。
うーん。
なんていうか、今の時代を象徴してるというか。
すごい今たくさん増えてると思うんだけど。
うーん。
中でもいろいろ読んでると思うけど、
読んでる中でも、なんていうかな、
フィジカル性と中身となんか全てが連動してるみたいな。
うーん。
いや、し、まあ話も面白いから。
うんうん。
すごいよかったっす。
そうですね。
だからここの出版社は間違いないっていう。
1:00:01
うんうん。
個人的には思ってる。
そうやね。
うん。
で、
ちょっと読みます。
うん、読んでみてください。
で、6位は7位か。が、坂口強兵の継続するコツ。
久しぶりね。
久しぶりです。
坂口強兵ってさ、なんていうか、量多すぎてさ、著作の。
うんうん。
まあ、読む気せんっていうか。
その、モードによるやん。
だから。
見たいなって思うときもあるし、
これは俺にはあんま合わへんやろなみたいな。
とか思うけど、
これはやっぱタイトルで引きつけられたのと、
うんうん。
なんかちょっと冒頭読んで、おって思ったから読んでんけど、
うん。
やっぱ相変わらず、こうやっぱエネルギーが半端じゃなくて。
うんうん。
し、やっぱりこの人ならではの視点みたいなのが、
毎回おもろいなーっていうのはやっぱ変わってなくて。
うんうん。
そりゃ人気な作家になるよなーっていうのは改めて実感したし。
うんうん。
で、内容的には。
うん。
どうやっていろんなことを継続するかっていう話なんですよね。
うんうん。
で、特にこの人、最初はそのなんていうか、
ゼロ円建築っていうか。
うんうん。
その、なんていうかな、
なんか視点を変えた建築家みたいな形で出てきたけど、
うん。
徐々にその、いろんなこと、世界をなんていうかな、
フィールドを広げている中で、
うん。
一番すごいのはやっぱ絵なんですね。
絵すごいね。
この人、そうそう。
パステル画がもう、なんか異常なレベルになってると思うけど、
うん。
それって最初から別に上手かったわけじゃなくて、
うんうん。
ただひたすら毎日描いてただけっていう。
うん。
で、なんでそれを継続できるかっていうところを、
いろいろこうコンコンと描いてくれてて。
なるほどー。
そう。
パステルに関して触れてるんや。
そう、本と絵ですね。
まあ絵本もずっと、
あ、間違えた。
著作をずっと描き続けてるんで。
うんうん。
で、まあやっぱり好き、好きかどうかが一番重要だと。
うん、なるほどね。
ただまあ、そのーなんていうかな。
すぐにこうやっぱ、何のためにやってるかっていうか、
その金にならないっていう、まあさっきの話じゃないけど、
資本主義にこう巻き取られるじゃないですか。
うんうん。
まあこのポッドキャストもそうなんですけど。
まあ一人にもなってないからね。
だから。
はいはい。
まあそういうことを考えるんじゃなくて、
自分が好きかどうか、やりたいかどうかとか。
うんうん。
まあそこを大事に考えれば、
まあ最終的に幸せになるんじゃねーみたいな、
幸福論にまでこう到達してるんですよね。
うん、なるほど。
でまあここまで聞いてたものとものは、
まあいつもの佐伯一郷兵のノリで。
1:03:02
そう。
俺ができたからお前もできるっていう感じで言われてて、
まあでもそんな世の中甘くないよなーみたいな感じってやっぱあるじゃないですか。
大人になってるからこっちも。
あるある。
とはいえ、でも久しぶりに読むと、
なんかやっぱ実際にやっぱ彼は実現していて、
こういうふうに肯定してくれる人がいるから、
みんな頑張れるんやなって、
もう一回思えるようにはなってたんで。
いいじゃないですか、まっすぐやん。
久しぶりに読むと、
これ多分何回も同じ、
例えば3冊ぐらい同じテンションで話されたら、
さすがにちょっとヘキヘキするけど、
なんか1冊こういうふうに読むと、
ちょうどいい分量というか、
自分のポジティブなバイブスをこう、
キープできるなーって。
感化されるわけ。
そうそう感化できるなーって。
なるほどね。
そうそうそうそう。
確かに2,3年に1回とかでいいかもな。
そう、元気かなーみたいな。
元気最低だねこれ。
そうそう、いろいろあれやから、
相打つがあるから、
波あるけど、元気かなーみたいな。
元気だなーみたいな。
こっちもポジティブになれるなーみたいな。
生存確認できたわけ。
そうそうそうそう。
っていう。
いやーもう彼これ俺多分、
元年時代ぐらいから読んでたと思うから。
そうそう。
だからなんかめちゃくちゃいろんな、
なんていうかタイプの本出してるから、
この人は育児もやってるし、
なんか多分合うのがあるんで、
たまに読んでみると、
合うときは合う、合わんときは合わんっていう。
なんかこの人の家族の考え方すごい好きやったけど、
タイトルもどれか家族の哲学かな。
小説って書いてあるなー。
なんかすごい好きなんやけどね。
妻に対して、夫婦さんやったっけ?
夫婦。
夫婦さんに対する価値観とかはすごい好きやったけど。
なんか俺が今気になってんのは、
中学生のためのテストの段取り講座っていう本。
あるなー2020年。
そうそう。
これがめちゃくちゃ面白そうやなーと思って。
確かに面白そうやね。
多作やね、購入と。
そうそうそう。
パステル版もすごいから。
っていう。
そうです。
いいね。
はい。っていうのが7位。
で、6位が上本さんの心は独りぼっちですね。
うん。最新作。
そうですね。
これはその、
6位っていうか、
なんていうか、
コメントを書かせてもらったりとかして、
1:06:02
ちょっと、
インサイダーっぽくなったんで。
マックスロック。
インサイダーみたいな。
マックスロックかなっていう。
でも今回のは特にやっぱり、
なんていうか、
読んだと思うけど、
一人でいることっていうことについてすごい突き詰めて書かれてて。
ここ数年やっぱりなんていうか、
割と、
インとヨーで言うとヨー側の話が多かったと思うんだけど。
パートナーとの関係が。
そうそう。関係が良かったから。
それがよくなくなった場合どうなるかみたいな。
っていうところがこう、
根拠と書かれており、
それがすごいなんていうか、
もうほんと生々しいというか。
ここまでなんていうかな、
書けるのかっていう。
いったいどれだけ書けるんだろう。
どれだけの人がここまで書けるんだろうっていうのはすごい思いますね。
いやー、
私、
すごい難しいなっていう。
それぞれの人生があるし。
やっぱりその、
なんていうかな、
どうにもならなさっていうか。
それはそれであったし。
でもやっぱり日記って面白いなって、
改めて思わされた一冊でしたね。
そうやな、この、
しかも不謹慎なのは承知やけど、
やっぱりこの、
書かない生きてられへんみたいな時の上本さんの、
あいわゆるちょっと落ちてる時、
バッと入ってる時の上本さんの作品って、
いや、もちろんつらいんやけど、
やっぱそっちのがなんかすごいその、
圧がすごいというか。
こっちの感覚とか価値観とか感情がすごい揺さぶられるのは、
そっちやね、やっぱり叶わないとか、
幸福の増力とか。
で、まあ確かに数年、
コロナとかあれど家族の関係うまくいってた。
あの文章もすごい好きだったけど、
なんかやっぱ今年一気にガンと、
これできて、
うん。
このなんか、
一時感情っていうのかな、
寂しいとか、
不安だっていう、
ことって、
結構書けないやん、なんか逆に。
いやし、なんかもうこの辺で、
まあもともとでも、なんていうかな、
寂しい、感じにくいタイプ、
ではあるけど、
この年齢になって、
なんかその、
寂しいとか、
なかなか、なんていうかな、
1:09:01
真正面に向き合って、
考えたりとかせいへんやん、ぶっちゃけ。
せいへん、せいへん。
それがすごい、
なんていうか、逆に新鮮っていうかさ、
わかるわかる。
そう、たくぼうに言うと、一時感情に対してさ、
うん。
そんな真剣に向き合ってないっていうかさ、
向き合わへんし、
向き合ってるものを読むこともない、
出会わないっていうか、
他の向き合ってる人に出会わないっていう。
確かにね。
だから、
これでマジで、
救われる人が多い、
っていうのは多分、
上松さんのその、
唯一無二なところ。
うん、そうかね。
いやね、こんだけ飾らずに、
誰かそばにいてくれって、
言ってるのって、
なかなかないから、
これでやっぱ、救われる人が
おるやろうなーって、
心してるうちにそれをめっちゃ思ったな。
うん。
だから、相場時間がかかるが、
前段っていうかさ、
であって、
それもすごい面白かったんですけど、
うんうん。
それはなんか、
あれもすごいプライベートなことだけど、
あれと整理されてるっていうかさ、
うんうん。
治療に関する話なんで、
そうやね。
経緯みたいな。
経緯っていうか、
形書かれてたところから、
それがあって、
ここからその、
生の感情ドーンみたいな。
うん、そうやね。
やったから、
余計にこう、
うおーって感じはあったよね。
分かる分かる。
よりしかもその、
まあご本人も言ってたけど、
文が長くなってるから、
結構、
むちゃくちゃ丁寧に寂しいってこと書くから、
それがより重たいっていうね。
確かに。
昔はたぶん結構、
変な言い方書き殴ってた感もすごいあったというか、
そりゃそりゃすごい薄くやったんやけど、
どんどん文章がなくなっていってるから、
ここまで分析して向き合わないよ、普通っていう。
うん。
思ったね。
いやー、めちゃくちゃ良かったですね。
良かったです。これは、
だから、
例えばかなわないとか、
昔の読んでて、最近読まなくなった人とか、
うん。
そういう人とか、
かなわない読んで、
読み始めた人とか、
うん。
でもなんかこう、
同じバイブスっていうか、
あるね、あるね。
思いましたね。
ぜひあのね、石田商店の、
書評読んでからね、
ぜひ買ってほしい。
1:12:01
あ、そうです。石田商店のね、
ところにコメント書かせていただいたんで。
誰やねんっていう、
3人目誰やねんっていう、
どんだけ長文やねんっていうのをぜひ
体感してほしい。
そうですね。
ありがとうございます。
はい。
じゃあこっから、
交互に。
はい。
5,4,3,2,1ということで、お願いします。
じゃあ僕5位。
カミーユ・クシュネルさんの
ファミリア・グランデという、
うーん、知らんの。
本ですが、これ出版社は
柏処方、結構好きなんですけど。
これはフランスから
出版されて翻訳された、
ノンフィクション
ものでして、
この著者、カミーユ・クシュネルさん、
ご家族を描いた
自伝的エッセイで、
この方、
双子の弟がいるんですけど、
双子の弟が、
まだ子供のとき、
30年前かに、
これなんていうんやっけ、
慶夫って言うんやっけ、
嗣父と書いてさ、
慶夫に弟が
性虐待されてたと。
うーん。
だけど、当時は、
この、著者含め、
他の家族とか親戚は、
知ってはいたものの、
みんな目を背けてたと。
うん。
けどその、ずっと、
自責の念みたいなものに
苦しめられてて、
で、もう、
30年のときを経て、
告発して、
出すと。
その一部史上が書かれた作品。
この、
本で告発したみたいなこと。
そうそうそうそう。
で、これポイントがね、
あの、
俺はもちろん知らないんやけど、
まあ、この著者含め、
著者の
ご家族っていうのが、
みんなすごい有名人だし、
お父さんは国境なし一段のトップとか、
えー。
で、おばさんが俳優とか。
うん。
で、実際に告発されたその、
これ名前出てへんけど、
もう、なんか言論人みたいな感じで、
バンバンにニュースとかで、
コメンターとして出てる。
あー。
っていうのがそのポイントで、
なんか、これ、
この本が出て、
直後、なんかフランスですごい大問題になって、
なんか最終的に
大統領が声明を発するっていう。
大統領に至るぐらいまで
有名な人たちらしいのよ。
たぶん、日本で言うと、
マスタカコとかが、たとえば、
そういう家族、家族の性犯罪を
告発するとか、
そんなレベルやと思った。
1:15:01
こうしろに。
そうそうそうそう。ごめんなさい。
事実もこんやけどね。
インパクト的にはたぶんそれぐらいの。
レベルってことね。
この問題提供したっていうので、
有名だったらしいんだけど。
なんか、
これ結構重たいからずっと、
親の性犯罪をね、
子供が告発するっていう。
その立場。
しかも、
この人たちは有名人なんで、
実際は、
実の母親っていうのは、
弟が
禁止捜査されている
っていうのを
知ってるから、
知ってるから、
当然ながら味方なはず
ないけども。
でも、
その母親はもうそれを認めようとしない。
妻婚相手が
実の息子をね、
犯してたってことを認めるとせずに、
むしろ、
告発してくる著者のことを
休断するっていう。
立場に回ってるっていう
エピソードとかって、
信じられへんっていうか、
どんな気持ちでするって、
実の娘やね、
この著者のことを、
刑婦に対しての愛情なり、
自分の地位、
プライドなりを守るために、
自身の
娘、あるいは
性犯罪を受けた息子を
休断するっていうところとかは
ほんまにしんどくて、
ただそれに対して
立ち向かっていくっていう力強さ
みたいなのは、
最初に告発に至るから、
最後はちょっとしかも語るし
みたいになると。
いうのが結構読み応えたっぷりで、
面白かったですね。
え、それ告発
した後の
後日さんみたいなのも
全部経緯は書いてあるってこと?
いや。
告発レターってこと?
この本自体が。
この本自体が告発。
で、後書きとかに
これ翻訳やから後書き
あ、解説みたいなのが
解説されてて、これが出た直後から
もう大問題になって
大統領が答弁する
みたいなところまで
言ったらっていうその後のインパクト
それは本編には出てこない。
というのですごく
ちょっと初めて読んだジャンルの本やったので
面白かったです。
あんまり読まんやろな。
いやでもなんか性被害の告発って
多分伊藤しおりさんとか
結構出てると思うんやけど
なんか家族
家族っていうのはちょっと
初めて読んだかな
やっぱ血が繋がってる人
急断されるみたいな
しかも
1:18:00
そっちの味方するんかいみたいな
そうそうそうそう
そこら辺がちょっとね
単なる告発文
一個乗っかってる感じがしてる
これすごいな
よく出したな
確かに
そうなるのは
見越してた
そうね、それが狙いではあるので
でもその
ハレーション考えたら怖いよね
怖い怖い怖い怖い
本当に命狙われるような立場の有名人
重たいんで
確かに
タイミングむずいな
読み物としては
とても
とても良かったです
そういうノンフィクションの
ハードなやつ見たい時あるよね
今年結構ずっとそうやったから
読めたね
俺か
俺の
5位は
ギケーキですね
はまってるね
そう
これ
シリーズもなんですけど
ギケーキっていうのは
源義経の
天末を描いた
全8巻から
構成されてる
原点ですね
原作はそうらしいんですけど
それを町田幸が
解釈
スクラップ
エンドビルドしてるんですけど
ビルドやっぱしとるんやね
これがもうやばすぎるね
これもう
歴史小説とか
昔は読んでたかな
逆に
高校生とか縛りを取るとか
読んだ気がするけど
家にあるよね
だけどそれ以来かな
歴史物読む
これを歴史物って読んでいいのかちょっと
微妙ないけど
その壁を
一番簡単に取り払ってくれる
最良の入門書
かな
古典に対する
とにかく
語り口が
吉恒が
現代に生きてて
現代の口調を
習得してて
その当時の思い出を語る
口調で語ってますよね
ふざけてるな
それがひたすら
口語やし
友達から
こんなことあってさみたいな感じで聞いてる
に近い
関西弁
ってことも
関西弁
の中でも
ハードめっていうか
その
ノリがすごい
漫才台本を読んでるような
場面とかすごく多くて会話のシーンも
多いから
1:21:01
それもめっちゃ面白くて
ギャグ戦ばり高いから
そういう
文章におけるギャグ戦ですね
そこもすごい素晴らしくて
それをちゃんと
物語が落とし込んでいくっていうのが
なんていうか
この人にしかできへん
二次創作やなと思いながら
なるほど
毎作たぶん400ページくらいあるんやけど
一瞬で読めるから
めちゃくちゃ
おすすめですね
もう完結して読み切った?
いや、まだあと最後4巻出るんですけど
ああ、そういうことね
3巻まで出てると
なんていうかな
しかも
特徴なんていうかな
吉津根の
有名なエピソードって
いろいろある
弁慶と会講する
シーンとか
そうやし
一畳谷やったっけ
鹿が降りるの見て
一畳谷
行けるとか
あと
あれか
原兵合戦か
はいはい
タイラー
そうそう、タイラーの
あと最後滅ぼすところも
ダンノーラか
すごい
それこそタイガドラマとか見どころになるようなシーンとか
いっぱいあんのに
そこじゃないですよね
変なところを
変なところを
すごい膨らまして
コミカルなやり取りで
延々描いてるっていうところが
本当に面白いんで
実際殺害描写とかめちゃくちゃ物騒なんですけど
でも
鎌倉時代ってそんなもんかみたいな
まあまあ時代はそうやね
人が死んだりするし
命に対する価値観
価値観が低いからさ
殺すとか殺さないとか
そういうのをすごいカジュアルに言うのが
逆にめちゃくちゃ面白い
殺しといて
みたいな
なるほど
そうそうそうそう
それがやっぱ
あのなんか
トーンで描けるのはこの人しかいないんじゃないかな
ってすごい思わされるんで
うんなるほどね
これも多分ね
こう言われても多分読む気せんと思うんだよな
3巻か
そうそうそう
3巻かって感じ
1個目読んでみて合う合わんがあるから多分これ
合わん人はマジで合わんね
多分
大阪関西出身じゃなくて
合わへん人は多分めちゃくちゃいると思う
このノリ
1:24:00
それこそ
令和ロマンの
ええやんええやん
おもろかったらええやんのノリ
だから
それ合わへんかったらもう
無理やな
大阪の人でも合わんへん人はいると思うから
まあ大阪さやな
文化に合う合わんあるよね
合わん人絶対合わへんから
そうそうそう
町田校の中でもかなりブロークン
っていう
ゆえにおもしろい
なるほどね
なんでこれはね
ぜひ
さっき言ってくれたように
歴史マジで読まんから
詩的に読んでないくらい読みたくないから
入門書って意味だ
そうそうそうそう
歴史って
あったんかなとかそういうこと考え始めると
無意味やんとかそういうことになるやん
むっちゃわかる
それは俺もすごいわかんねんけど
これはなんていうか
そういう創作話
二次創作やから結局
なんていうか
それゆえにおもしろ
そこが気にならなくはなってる
一回くらい書いてるから
あったかどうかわからへんことを
あったかどうかわからへんように書いてる
思いは気にならへん
そうそうどうでもいいというか
単純に一個の物語として
想像上の物語
本当にあった歴史をベースに
してるとはいうもの
ほぼ物語なんだよ
うん
一回バイアス入ってるんで
入門書としては
よい
小説やね一応
小説
てかもう
ゴリゴリに小説
なんていうかその脚色がすごいから
3巻とか
もう最後変なギグっていうか
フェスみたいになってて
それがすごい
現代の価値観を落とし込むみたいなのがすごい
フェスを喜劇に入れるみたいな
3冊か
そうか
まあまあ一個読んでみてって感じ
了解です
はい
では4位
4位は
諸熊玄さんの
人生ミスっても自殺しないで旅
という本です
人生ミスっても自殺しないで旅
自殺しないで旅
ちょっとタイトルあんま好きちゃうんだけど
なんでおもろいやん
いろいろ文字言ってる
タイトルはちょっと
ミスってると思うんやけど
1:27:00
内容はすごいよかったんで
気候エッセイ
諸熊さんっていう人は
知らなかったけど
慶応で出てて
東洋史学
っていうのを専攻されてて
絶対知らないけど
ビトゲンシュタインっていう
哲学者
をめちゃくちゃ
信仰してる方
で本の中にもたびたび
ビトゲンシュタインの哲学っていうのが
引用されてるんだけど
諸熊さんってずっと小説
を目指してて
ずっと小説を書いてたんやけど
全く目が出ない
で40歳ぐらいになって
でその時に
全財産
40万円を持って
ヨーロッパを1ヶ月旅すると
こう言ってて
その過程を日記的に記してる
という本
でして
でなんか
気候文の話したかもしれないけど
これ?
これです
異端中の異端や
今年読んだ気候文
通海高原とかや
やっちゃうね諸熊源です
いやなんかこう
やっぱり気候文って結構
価値観変わりました
とか
日本と比べるとやっぱり
ここの方がいいよねとか
なんかそういうちょっとマウントみたいな
どうしても匂う
時があるんだけど
これはもう全くそういうのがなくて
まぁ諸熊さんが
とにかく
ダメ人間なんで
普通に海外行こうが
ずっとミスってるみたいな
感じやねん
なんか宿ミスって
泊まれんくて
野宿するとか
そういうようなミスの
エピソードみたいなのが
たくさん出てくるから
なんかこうそういう
俺が元々
思ってたそういう気候文マウント
みたいなのが一切
なくて純粋にこの
諸熊さんのおもろい文章を読めるみたいな
感じになってたのが
すごい
いいとこと
あとビトゲンシュタイン
知ってる?ビトゲンシュタインって
なんかね今年ローラン・ピネ
の小説また読んだんやけど
そこにめちゃくちゃ出てきた
えーそうなすごい
奇遇やな
それローラン・ピネの小説は
また実話ベースで
いろんな哲学者を
によっていうかまた
変な使い方して
くちゃくちゃにする
やつで
だけどその
ビトゲンシュタインがどういう主張してた
とか詳しいとこまでは
ちょっと私もまだまだ
追いついてないですね
そうそうそれはね
俺もこの本を読んだ後に
1:30:00
ビトゲンシュタインを調べると
どうやらその歴史上の
著名な哲学者の中でも
かなり難しい方の
部類らしくてビトゲンシュタインは
もう何言ったかわからへんや
言ったら
そうらしいんやけどただこの
記号本の中に
ビトゲンシュタインの
哲学が
めちゃくちゃ優しく解説されてんね
それはすごい面白くて
へー
なんか例えば
言語ゲームっていうのこれたぶんすごい有名な
聞いたことあるよね
うんなんかその
これもねなんか
トンチみたいなけど
言語はそれ単体では
意味が確定するものではなく
日常の中で
言葉をやりとりする中で
その意味を確定していく
うんうん
ちょっと意味わかんないけど
なんかの言葉があってその辞書があるんじゃなくて
なんか
辞書が起こってそれを
みんなこう呼ぶからそれが
言語みたいな
後からこう言葉が
ゲームのようにやりとりされて
定義されていくっていう
理論
らしいんやけど
これもビトゲンシュタイン原文で読むと全く意味が
ないらしいんやけど
これすごい
諸熊さんのこの記号本の中で
なんかこう
エピソードを
これはまるで言語ゲームだ
とか言ってまず例えて
でそこから言語ゲームというのは
ビトゲンシュタインが提唱したみたいな感じで
解説が始まったりとか
するからすごいこう
具体的なエピソードで
解説をしてくれる
なるほどね
そうだからビトゲンシュタイン解説本みたいな
完全読本みたいな
位置づけでもある本
それがすごく面白かった
昨日のこれ
うんそうそう
ビトゲンシュタイン入門書っていう
まあそういう
このタイトルの人生見ても自殺しないで
旅っていうのも
これ最後ちょっとオチがあるんでちゃんと
実はビトゲンシュタインの
言葉を
引用してるんですよ
引用して諸熊さんなりに解釈して
このタイトルをつけている
っていうのがちゃんとオチとして振られて
そこらへんもすごい
一貫してるので
とてもいいです
いやこれめちゃくちゃ面白そう
そうタイトルだけがね
個人的にすごく好きじゃないんだけど
そう?
これいい?
全然別に
なんか
旅がなかったら嫌だなと思った
あーまあもちろんね
旅なかったらより嫌だ
なんかこれあるよね
なんとかって夏みたいなさ
割とスラングっていうか
そうなの
多分あると思う
多分知らないですね
ドラマとかじゃない?
1:33:00
あー
なんとかしたくて夏みたいな
なんかある気がする
季節だったらわかるけど
旅っていうのはあんまない
確かだよな
これなんかもともと
こういう発言をツイッターにしたら
バズったらしくて
そこからなんか注目されて
本を書きませんかっていう
すごいなそれは
ツイッタードリームを得た人
そうそう小説家になりたかったらなれなかった
旅したけど結局
その旅をこうやって本に出してるわけだから
うーん
まあすごく
面白い経歴の方
だし
うん
まあスラッとしてていい人です
これは
パパッと
パッと読みたいな感じですね
これはね
まず大きさがさっきの手のひらの話
パッと近いけど
そんな大きくないし
1ページの余白がすごい広いので
文字がギュッと
ページの中央に詰まってて
あんま文字数ないんで
すぐ読めます
そうなんだ
俺が今年読んだローランビニューのやつも
めっちゃ言語の話
だから
ドキンシュタインの話
それ入った状態で読んだほうが良かったなって今
そうかもね
知ってるか知らんでも
全然面白かった
違うかも
まあでも
知らん人の方が大変
確かに
さすがに俺わからへんから
まだ入門書でした
なるほど
これはチェックします
はい
じゃあ僕4位は
とんこつQ&Aですね
今のなんすか
面白かったねあれ
これはヤバいっすね
頭おかしいよな
これキモかったな
いい意味で本当に
頭おかしくて
去年延々と読んでたけど
言ってたね
やっと追いついて最新作ね
やっぱずっと
ほんま唯一無二やなって感じ
うん
ラトサヤカとかの不穏さとは全然種類が違うんやけど
うん
マジで奇妙なんですよね
うん
海外小説とかでもあんま見たことないタイプだし
うん
ほんま日本の
日本の作家って言い方あれですね
なんていうか本当に
世界で一人しかいないっていう感じがすごいする
うん
なんかすごい感じたのが
この作品で
うん
なんていうかな
あのタイトルのやつ
タイトルの作がトムコつくやんだよっていう
短編集で何個か入ってるんやけど
タイトルの作が
覚えてるか分かんないけど
中華レベルでバイトする話やんか
1:36:00
メモのやつやろ
そうそうあれってさ
AIとか機械学習の話やん
確かにね
そのインプ
言われたことは絶対できるけど
言われないことはできないみたいな
うん
でそっから
言ってしまえば
ボットみたいな感じで
でも音ができるようになってそっから感情が
込めれるようになってみたいな
うん
っていう一連の過程をさ
中華料理屋の
女性のバイトでそれを表現していく
それは意図してるかどうかわからないんだけど
いやなんかね意図してないと思う
そうそうそうそう
マジでキモいんやけど
手前が何
そうそうそう
振りかぶってないの
振りかぶってない
当たり前みたいに書いてるから
でそれがまあ
俺らには見えて
それがすごい時代を
反映しててすごい
チャットGPT出てくる前だし
それも
出てくる前に読んでるから
多分今出てきた今読むとまた
違う雰囲気で
捉えられるし
一方でその
話の中にレイヤーとして
ヤングケアラーの話も
用意されてるんですよね
えー何だっけ
息子がいて
うん
一人息子がいるわけや
うん
彼が
働かなきゃいけないっていう環境になるわけや
途中から
レッコみたいな感じやね
その言い方全然伝わらんけど
タイトーか
伝わらんけど
働く
働かなきゃいけなくなる
若い学校行かずに
働かなきゃいけなくなるみたいな
でそれってまた
なんていうかな
社会の問題やんか
単純に物語として面白いだけ
じゃなくて社会と
物語もさせてくるみたいな
それも振りかぶってないから
なんていうか自然に
こうすって
添えられてる感じもやばいし
うん確かに
そのタイトル作も
俺が一番好きだったんやけど
残りの作品はなんかすごい
嫌な感じっていうか
嫌な感じやな
あの夫婦のやつ
あれマジキモかったわ
最悪やられた
どういう感覚で
あれ描けるんやろって思って
あれってでもさ
すごいSNS
的なムードに対する
カウンターやと思ってて
SNS的なムードっていうか
例えば
SNS上でなんか
意見表明っていうか
ある事象に対してなんか言うけど
目の前の自分の現実には対処できない
みたいな
そこを
1:39:00
両夫婦っていう短編やと思うけど
両夫婦
良い夫婦と書いて両夫婦やけど
それってなんか
めちゃくちゃ他人に
ちょっかいというかさ
いっちょ髪がガンガンしていくくせに
自分たちが困った瞬間に
なんかもうどうにも
なんないみたいな
そうか
近所の子供に
親切心当てられてる
そうそうそう
自分たちは良かれと思って
バンバンやってるけど
自分たちがトラブルに陥った時には
全然対処できないみたいな
あーなるほど確かに
深いね洞察
だからその無力感みたいなんて
まず自分の目の前のことに
フォーカスしろよっていう
お前のその善意みたいな
それがすごい
なんていうか
気遂なマネージャーからすることはやっぱ
ゾクゾクする
わかるわかるしかもあれ小説でやってるからね
そうそうそう
それがやっぱり
なんていうか
唯一無二やなって
すごい
なんていうか日本人っぽさっていうか
まああるんかなと思うけど
うん
まあとにかく最高だなっていう
野村なつかも常に最高だな
っていう
確かにね
次も
どんなの用意してるのかなってすごい楽しみですね
うん
しどんこつQ&Aかあれどれかな
なんかすごい
自分のこと
どっかの文庫か
どんこつQ&Aかの中に
すごい自分語りしてる
ところがあって
エッセイ的なやつ
あーえ
なんかイオンでどうのこうのとか
それって村田沙耶香じゃなくて
今村なつ子
だと思う今村なつ子だと思う
なんかえこんな普通の人なんや
みたいな感じの
内容が確かあった
いやどんこつQ&Aじゃない気がするな
どんこつQ&Aはたぶん小説に終始
そうだねだから文庫のどっかの解説
とかなんかやったんだけど
うん
普通に
家族がいてみたいな
夫と娘がいてみたいな
休日イオン行ってみたいな
そういう生活の中で
これ書いてるって考えてるだけで
怖いみたいな話を去年も
去年もしたかな
したと思う
それもうやっぱこれ読んでもう一回それも
同じこと
そうやな確かに
っていう
という要因でした
あーちなみに
それで思い出すとフォローアップですが
僕は村田沙耶香の進行をこの間読みました
面白かったすごく
僕はフォローアップで言うと
1:42:00
丸の内魔法少女
ミラクリーナを読みました
えフォローアップそれ
フォローアップというか
村田沙耶香
村田沙耶香の進捗曲
そう進捗曲です
あの丸の内
魔法少女ミラクリーナは今
時系団YouTuberが
出てきたタイミングで読むと
かなりグッときます
じゃあ結構今を
先取ってました
それはちょっと興味あるね
ありがとうございます
はいじゃあ3位かな
3位はですね
マイク・ライト・ウッドスの
僕に流れる氷
これも小説です
今年は小説がたくさん
多いね
海外の小説めっちゃ面白かった
これは出版社が
出版社がサウザンブックスという
クラファンで募った金で
翻訳して
出版するっていうスタイル
会社から出てる本で
俺もこの本は
今年メンバーとして5000円支援して
ちょうどコロナあった頃に
届いて読んだという
のをちょっと覚えてるんですけど
これあの
数年前に出た
僕を燃やす炎っていう
それのね
2作目みたいな連作になってて
この僕に流れる氷で
完結すると
いう作りになってるやつで
サウザンブックスは特徴的なのは
基本的にはもう主人公とか
扱うテーマは全部
セクシャルマイノリティとか
でして
これもこの元々
前作の僕を燃やす炎っていうのは
ゲイの主人公が
クラスメイトの
親友に恋をするんだけど
その親友に
ゲイであるっていうことを
アウティングされて
いじめにあってしまうっていう
ちょっと悲しい
ストーリーなんだけど
この2作目の僕に流れる氷の主人公ってのは
その親友
アウティングした
親友が主人公
なるほどね
2作品で初めてその1つの
物語を
多面的に
視点が入れ替わるってこと
そうそう
俺正直前作は
あんまり好きじゃなくて
とにかくいじめが辛いので
結構しんどかったんだけど
ちょっとこの2作目がね
セットになると
物語が一気に深みを増すというか
なるほど
1:45:01
っていう作りになってるってことをね
今年初めて知って
それでもうめっちゃ
最後めっちゃ泣いてしまったという小説
でした
600×2ってこと?
だね
海外小説600×2はだいぶすごいけど
ただね
これ一応ジャンル的には
ジャンルアダルトなんですよ
じゃあ割と読みやすい文体っていうか
読みやすいし
正直好きじゃない文体
これ正直個人的な趣味だけなんやけど
ビックリマークとかあれ嫌いね
あー
あとてんてんてんとかね
地味に中村文則さんとかそういうの多いんやけど
あーてんてんてん多いね
そうあれ個人的に
あと太字とかね
自己ゲアゾーンっぽい感じ
自分のライティング的な感じ
個人的には全然好きじゃないんやけど
ただまあ
ジャンルアダルト的やから
600ページとは言いつつ
まあ俺だけですよ
ましてコロナで38度ぐらいあるときに
読み切ったから
全然しんどくない
読みやすさというか
まあだから若い子でも読めるような文体
そうそう
まあそれは狙ってる明らかに
学生でゲイで主人公っていう
その作りからしても明らかに
あでこのご自身も
セクシャルマイノリティらしくて
この二人を
マイクライトウッドさんが
そうそうそうそう
だからその
政治人の理解とか知識
っていう意味ではまあ本当に
教養本としても
めっちゃいい本
なるほどね
ちょっとこれヤンガダルトに
閉じるにはもったいない
すごい広がってほしい
小説だったんですが
ただまあクラファンで
1冊2300円税抜きなんで
ちょっとね
ちょっと広がらないかな
でも普通にアマゾンに売ってるよ
ああ売ってるもん
あそうなんや
なんならKindleがあるよ
えじゃあKindleでぜひ買ってください
これめっちゃデカいんで
600ページってなかなかやな
しかもまあ2作目
このハードカバーのサイズなんやけど
1冊目ぼっこ燃やす炎はな
A4ぐらいあんじゃん
もうやめてくれ
本棚に入らへんのに
600ページみたいなんで
めっちゃくちゃボリューミー
本の600ページすごいな
ヤバイヤバイ
1作目めっちゃしんどいけど
ちょっと頑張って読み切って
ぜひ2作目に行ってほしいなっていう
なるほど
俺か
3位は
父ではありませんが
第三者として考える
竹田さん
今年のほうやね
1:48:01
これは
これは本当に
なんていうかな
めちゃくちゃ刺さったっすね
なんていうか
あのね
自分自身が父になった
っていうこともあって
その
もう
その前に戻れないですよね
父ではない状態
子供がいない状態に
現状はね
戻れないから
父ではない第三者としての
視点が
竹田さんのほうから
見えてくるというか
理解する
前から
子供いるいない関係なく
子供の話をするときの
無防備さ
とかさ
危うさって
前から思ってたんやけど
やっぱりこんだけ言語化されると
やっぱ
なんていうかな
本当そうだよなって思いつつも
でも実際自分が父になったタイミングで
いろいろ自分の言動を振り返ると
割とそういう
暴力的な振る舞いめっちゃするなって思う
自分自身が
わかるよ
それがすごい
挟まれる気持ちになって
読んでて
確かにそう思うけどみたいな
でも実際
自分今それできひんな
みたいなとかめちゃくちゃいっぱいあって
なるべくやっぱ
そういう配慮とか
いろいろ考えないといけないよな
って読み終わってから
めちゃくちゃ思いましたね
いやもう全く一緒やわ
読む前と読む後で全然違うからな
そうそうそうそう
これ
どうなんやろな
やっぱその
産んで当たり前とかいて当たり前みたいな
価値観がすごい強い
じゃないですか社会的に
だし
なんかその
もっと生物学的にどうのこのとかも
言う人もいると思うんやけど
なんかそういう
そういうのに対して
無条件にそれをやっぱみんな
受け入れてるっていうか
そう
そうに違いないって
やっぱ社会的圧力的に
思うかもしれないけど
そうじゃないってことを
コンコンと書いてある本なんで
みんなその
いる側も
いない側が多分読む
人数が多分多そうなイメージがあるんですけど
これ
まあそうだそうだっていう
そうそうそうそう
だけどいやじゃなくている側が読まないとダメなんですよ
いや分かる分かる間違いない
構造的には間違いなくまず
だっている側がやってる話が多いんです
うんうん
1:51:01
だし別にいる側がその
萎縮しろとか
もっと考えろって言って
なんていうかな
押し付けてるわけでもないんですよね
誤解されたらあれなんですけど
そうね竹田さんも
めっちゃ迷いながら書いてる感じ
そうそうそうそう
あの竹田さんが
あの竹田さんが
書きにくいテーマがある
そうそうそうそう
っていうところがあって
このアンビバレンス
っていうか
なんとも言えなさ
本当にみんなに読んでほしいなって
思う意味でサインしました
いやーこれは確かに
言ってくれたように
父こそ読むべきという
もんやから
父じゃないから
触れもしたくないっていう人も多分
いっぱいいると思うけどね
まあね確かにね
だけど
そういう人でも
なんていうかな
だけど
一つの考え方としての
興味深さとしては
まあ
これを上回るものが多分
今後も出てこない気がするんで
そうだよね
だからそんぐらいまあすごい
なんていうかな
いろんなことを考えて書いてくれてるんで
読んでみてほしいなって
思いますね
正解とかないもんだよな
だけど
なんかこう
俊々できるようになるっていうのが
多分いいことなんか
って思うかな
俺とかも完全に特権
振りかざしまくってるからさ
子育て特権
俺も
いないときにやられても別に
なんも思わへんかったけど
そうか
そうなんか
分からへん
飲み会のときとかは腹立ったけど
だけど
なんだろうな
自分が
言ってやるときはその振る舞いするときに
かなり無自覚だよ
振る舞いするとき
自分がその振る舞いしてるって
後で気づくんすね
この本読んだ後に
分かるっていうか
全然やってるわ別に
なぜそんなことできるかっていうと
社会的にそういう前提があるからっていうか
そうねマジョリティやしね
当たり前っていうか
それ別に一生みたいな
強くいけるっていうか
だけど本当にそうなのかっていうところは
これを読むとやっぱちょっと
めっちゃ分かるよ
考えさせられるから
考えさせられるばっかりっていうのは
あんまりよくないんやけど
1:54:01
俺めっちゃ日常にフィードバックしてて
ついこの間も
出張行くっていう話があって
誰が行くみたいな
たこがくんは保育園を送り迎えるから
無理やろっていう
特権を得てるから
そういう風に配慮してもらえる
それは権利やからもちろんいいと思うし
事実大変なんで
それはもちろんありがたいんやけども
その裏を返して
独身男性の後輩が
当たり前のように行く
っていうのは
彼が特権を持ってないから
たとえなんか
その頃例えば家庭の事情で
子供がいなかったとしても
大変だったとしても
そこは配慮されにくいっていう
ちょっと待てよみたいな
構図としては
俺が大変やけど
個々を見たらほんまにそうだみたいな
っていうのは
管理職とかになった時に
立ち止まらなあかんなとは思った
大変さの尺度はみんなそれぞれ
違うからな
あくまで個々がどうか
っていうだけやから
子育てしてても全然大変じゃない人もいっぱいいるし
嫁に任せきりや
ガハハみたいな人もいっぱいいるからさ
そういうクソみたいなやつは
出張に行かせてさ
どうぞって感じやから
そこは本当に個人の物差しが
あるなっていうのは
これを瞬時にできるようになったっていうのはすごく
いいことやなと思う
そうね
やばいこの2023年にこの角度で書いてるの
マジでやばいと思う
早すぎるって
誰もついていけないぞ
っていう
言ってる部分はすごいな
そうね
これカウンター
いろんなカウンターを想定して
書いてるから
すごい面白くて
ビビってないよね
批判意見が出るのも
想定して
それでも書いてる
めちゃくちゃかっこいい
最強の普通やん
子供いるって
普通って
カギかっこつきで言うけど
普通に対してやっぱ
切り込んでいくっていうのは
武田さんのこれまでの著作って
基本そんな感じやんか
うん
その中でも一番ハードコアっていうか
うん
間違いない
だと思うんで
ぜひこれは読まれてほしいな
そうやね
なんか3年後ぐらいに
こういうのが
一般的な考えになるかもしれないね
なんか
すごいもうパイオニアって感じが
するかな
父じゃない人の立場から見た
世の中みたいな
そう
あと
これの前から
1:57:01
上本さんに
犬の形をしているものっていう
高瀬純
うん
これはもう
閉読本としてもマストだと思ってて
これは女性側からの
そういう
なんていうか
出産に対する
考え方の話になっていて
これセットで読むと
かなり
いろいろ
タイトルからしてもやばいっていうことが
めっちゃ重かったけどな
そうそうそう
これセットで読むと
表裏一体じゃないですか正直
まあそうそうそうやね確かに
小説家いなかったらその違いだけかもしれない
だし男性側と女性側って話もあるんで
うん
これはセットかなって僕は思います
めっちゃや
なんかすごいもやっとした
犬の形をしているものって
読むと
それに対する
若干アンサー的なところもやっぱ
あるなと
なるほどね
その視点はなかったね
セットで読むのはいいかなと思います
はい
これは素晴らしい本でした
じゃあ2位は
これは僕も気質ですけど
愛は時間がかかる
上本一華さん
なるほど
正直これ一冊というか
心は一人ぼっちとセットで
2位って感じですね
そうっすよね
はい
これは
なんかこれあれやね
4年ぶりの新刊って
帯に書いてあって
自費出版を除くと
あれやね
4年ぶりってことなのかな
そういうことじゃないですかね
うん
普段の
つれづれ日記とは違って
これだとトラウマ療法
トラウマ治療かっていうのを
一個テーマ
に添えて
その上で日記書くっていう
上本さん的には
今まで読んだことなかったスタイルで
面白かったですね
そうですね
入ってないっていう
そうそう珍しい
うん
普段の日記の
ファクタープラスアルファで今回
トラウマ療法
っていうその
治療法自体の波打つ
っていう要素がすごく
多くて
まさにトラウマ療法をお考えのあなたへ
みたいな
確かに
医療系の体験談とか
乗っててもおかしくないような
ちょっと気になってた人が
もしいたなら
背中を押すような
本にもなってるっていうのは
上本さんのこれまでの日記ではなかった
2:00:02
ポイントかな
興味深かったし
ただやっぱり
メインテーマは
治療っていうのに
添えてても
あくまで日記
っていうのが
ほんとすごいなと思って
なんていうか
糖病気とか通院
日記みたいなやつってのは
それこそガンとかさ
そういうので今まで何回か
読んだことあるけど
それって基本的にはどうしても
当たり前だけど治療そのものに
頂点が当たる
と思うけど
やっぱり上本さんは
その病院治療
行くための通院の
帰り道の心情とか
治療そのものの
時間以外の時間
っていうのをめちゃくちゃ緻密に
描いてあって
それって革命的やなと思って
治療の前後
を描くことで
あくまで
治療って大きな
イベント
だってあくまで
日常の中の
日続きの日常の一部分
あくまで一部分に
過ぎないっていうのが
めちゃくちゃ新しいなって
思ったかな
確かに帰り道と
息子に書いてる治療本
ないかもね
帰り道の方が長かったですよ
そこってでも
抜けがちというか
発信するとすると
治療そのもののところが
情報として立ってる
と思うんやけど
そこがすごい
いい意味で
重視されてないっていうのは
なんかね
嗣氏さん的
なるほどね
婚礼・葬礼その他って
多分山野も
読んだかもやけど
結婚式出席する日に
急遽葬式にも呼ばれるっていう
怒ってるイベント自体はすごい
びっくりした
そうそう思うんやけど
その道中でめんどくさーとか
腹減ったなーみたいな
そういう心情
描写の方が
長いっていう
あの感じあれがねすごい
個人的にめちゃくちゃ好きやから
それはこういう
トラウマ療法っていう
自分の中ですごい大きな
イベントでもそれをやって
乗っけるっていうのがなんか
すごいなーって
まして感動した
内容が重たくならない
ですもんね
本当は多分
2:03:00
それがなかったら結構
重たく
なりそう
結構トラウマ治療って俺知らんかったけど
結構危険
を伴うやんこれ
だって自分の中の真相真理みたいな
そうそう深く潜って
そうそうそうでも涙止まらへんみたいな
シーンもあったし
それだけ描写されたら
本当にただただ
糖病気みたいになるけど
なんかそこじゃないっていう
ところがめっちゃ新しい
なって
まあしかもこれがまあちょっとその
さっき言ったけど
一人ぼっちの
前振りみたいになっちゃってるっていうのが
すごい切ないんやけど
そのパートナーとの関係を
良くしようと思って始めた
この治療が結果的にパートナーと
パートナー解消する
っていう風に
なるっていうのはその1年で
この神半期と
死亡半期で起こってるっていう
確かに
まあちょっとね
それがしかも文字化されてるという
そうね
静的に残るという風な
形で
発言されてるっていう
ことなんやけどまあでも
まあやっぱ
これもさっき言ったけど救われると
多いというか
間違いない
かなっていうので
そうですね
別に
治療受ける受けないは別にしても
そういう
何か辛いっていう話が
別に辛いって言えるっていうか
言える勇気与えるっていう
意味では
同じように
機能してる
感じですよね
そうやね
はい
いいです
じゃあ僕には
それで君の声はどこにあるんだ
黒人神学から学んだこと
榎本空さんですね
全然知らん
うん
これは
あれですね
大寛山伝書店のポッドキャスト
聞いてて
そうそうそう
とか
SNSで見たりとかして
気になってて
黒人神学って
アフリカ圏アメリカンの
人のキリスト教
学みたいなことないけど
ヒップホップとか
R&Bとかアメリカのものとか
聞いてると結構
キリスト教の
価値観っていうのはすごい
出てくるんですね
だから
そういうことを考えると
それを知ってるか
知ってないかで
2:06:00
楽しめる領域っていうのはまた
増えたりするわけなんですけど
何も知らんからキリスト教の
黒人神学
特にアフリカ圏アメリカンの人がキリスト教に対して
どういう距離感なのかって
全然知らなかった
これで
出たんで読んでみようと思って読んだら
本当に
この人は
著者は
牧師っていうか神学者
なんで
キリスト教を学ぶ人
その人がニューヨークにある学校に留学して
すごい著名な
ジェームズ・H・コーンっていう
神学者から教えを
教うっていうのが
大筋なんですけど
だから留学期みたいな感じなんですね
なるほどね
なんだけど留学期やけど
結局勉強の過程も書いてあるんで
黒人神学と呼ばれるもの
の概要
入門書というか概要が
わかるようになってて
彼が勉強する過程
を書いてあるんで
こういう風なことを教えてもらったとか
なんていうかそれが
日記的というか
まあ
旅行記みたいな感じじゃないけど
留学記みたいな形で
読めるんで
宗教の話を
専門書とかで読む
とかよりもかなり
柔らかく書かれてるんで
めちゃくちゃ理解しやすいっていうのが
すごい良かったっていうのがあって
あとやっぱ
なんか
本当に気の身気のままみたいな感じで
これも
ニューヨークに突撃みたいな
自分の場所を獲得していって勉強していくみたいな感じ
じゃないけど
そういうエネルギー
最初のピザ職人じゃないけど
こういうエネルギーほんと今ないから
こういう人のやつを読んで
ああこういうことって
大事よなみたいな
衝動で何かやるみたいなことって
今ってもうやっぱ
打算的に何でもできる
じゃないですか年齢もあるし
環境的にも
とりあえずこうメリットとデメリット
考えて
こっちいったらこんだけこうあるな
こっちいったらこのデメリットあるな
じゃあこっちにしようかみたいな
ことの連続だと思うんですけど人生
において仕事も含めて
じゃなくて
その自分の
内なる熱意
みたいなのに従って生きていくみたいな
にやっぱ
憧れを持ちやすいんで
それがすごく
今年読んだ中では一番こう
グッとこう
心が熱くなった一冊だったなって
いうところですね
えー
なんていうか
宗教を信仰するっていうのが
全然わからんやん
感覚が
2:09:01
それがかなりなんていうか
距離が近くなるというか
そういう感じだったら
なんかわからんでもないかみたいな
感じ
がこの本読み終わった後には感じられたかな
かといってじゃあすぐ
いやなんか信仰するっすわ
って感じにはなれんけど
信仰する人たちの
気持ちがわかるようになるっていうか
なるほど
っていう感じかな
そう若い人やね
ほぼ同年代
そうそうそうそう
ほぼ同年代
1988年
だからそれもあったね
しかし価値観
そうそうそう
やっぱ
黒人進学ってなるとさ
自分は黒人じゃないから
一生その
アフリカ系アメリカの人たちが
奴隷として連れてこられて
アフリカからアメリカに
そこで
苦しい生活の中で
信仰を見つけていって
自分たちなりの気づきを解釈していって
信仰を獲得していく
みたいな過程があるわけやけど
いやお前アジア人からわからんやろ
みたいな普通に言われたりするんやけど
そこで心折れずに
じゃあ自分にとっての
宗教ってなんなんやろ
キリスト教ってどういうことなんだみたいなことを
考えてルーツに戻っていく過程とかもあって
なるほどね
そうそうそう
いろいろこう
胸厚けの一冊だったんすね
宗教って
俺個人的には
現体験は格闘技とかないけど
結構バンダレシーバーとかが
入場前とかに神に祈ったりする
あるいは勝った時に
勝利者インタビューで
まずは神に感謝して
家族やファン
あるいはトレーナーとかに感謝する
あの純情ってなんなんやろって
昔子供の中でめっちゃ思ってたよね
まず神なんや
あれそういう現体験
でもそういう感じ
ニップポップの曲とかでも
ロードって
ロードとか
出てくるんやけど
なんで
分からんもんな
絶対分かんない
なんで今ここで
そんなに
そのアーティストが別にキリスト教のバイブスが
出てなくたとしても
そういう
フレーズであったり
神に関する
ラインっていうのは
距離感が
全然違うんやろな
2:12:00
仏教を信
俺らは仏教を信仰してると言えるかどうか
ちょっと微妙なとこやけど
いやいや無宗教ですかね
だけど
そういう環境でも
この人は
日本人で
そういうキリスト教を信仰しててっていう
背景があって
キリスト教の中でも
自分が文外観である
黒人信学に捉えしていくっていうところは
俺らがキリスト教を
理解していくみたいな形と
構造的に被さっていくっていうかさ
知らないことを
学んでいくみたいな過程
文外観が
学んでいくっていう過程は
重なる部分があるから
なるほどね
すごい面白かったですね
留学期として
普通に面白いっていうのもあります
ニューヨークでの貧乏生活とか
滝口さん的な
ラーメンカレー的な
とかやがて忘れる
そうそう
そうそう
これは面白そうやね
では1位です
僕の1位は
カミイラシャムジーさん
帰りたい
小説です
これはね
もう
ど真ん中1位って感じで
ちょっとね
今年もダントツやられたので
これ読んでほしいです
正直
こればっかり読む
カミイラシャムジー
カミイラシャムジーさん
パキスタン出身
パキスタンか
出身の方
なんですけど
まず僕が
この本がいかに有名かというところでいくと
まずブッカー賞の候補作品ですと
あとは
過去300年に書かれた英語の小説の中から
BBCが選ぶ
私たちの世界を作った小説ベスト100
政治権力抗議活動部門で
選ばれている
すごい
あとはニューヨークタイムズのブックオブザイヤー
2021
これも受賞されている
そうなめ的な
小説らしく
これも
選称されて読んでいるんですけどね
これもたまたまなんやけど宗教の話で
これはロンドンに住んでいる
ムスリム
イスラム系
ムスリムの3人兄弟の話
その末っ子
弟が
2:15:01
イスラム国に
参加するという小説
絶対おもろいやん
お姉ちゃんお姉ちゃん
弟やから
お姉ちゃん2人が
弟を救い出そうとする話
全部で5編あんねんけど
基本的には
お姉ちゃんたちの視点と
あとは
イスラム国に入った弟本人の視点
あとはお姉ちゃんの恋人
その父親
視点が
コロコロ変わりながら
ただ話の中心は
イスラム国に
参加した弟
に関しての
人間の物語
そういう構成なんですね
ヤマダがさっき
言ってくれたように
まずは
イスラム国
イスラム国って
センセーショナルなイメージで
当時のニュースとか
ではもちろん
見聞きしてたけど
実際に参加するっていう
そこにいた
家庭とか
あるいは家族の一員が
イスラム国の
メンバーだっていう
パターンとかっていうのは
全く今まで想像においてなかったから
確かになメンバーの家族って
考えたことないよな
ないないない
加害者っていうとあれやけど
一般的に
テロリストになるための
過激派の一派の
一員が家族
残された人たち
どうなんだっていうのは
想像にも及んでなかったから
団体としてしか見てなかったから
ここで見たときに
どうなんだっていうのは
この小説で初めて
想像に
及んだというか
そういう考えがあるよなっていう
とこにまず気づかされた
っていう
気づき
社会設定みたいな
めちゃくちゃ
クオリティ高いし
あとこの小説が
めちゃくちゃエンタメなんですよ
設定自体が
聞いた時点で興味湧いたもんな
5編あるって言ったけど
本当に良質なミステリー化のごとく
各章の
終わり方っていうのが
伏線を張ってバンって
終わるみたいな
そういう作品になって
グリフハンガーって言われるやつ
そうそうそう
え?みたいな感じで
急に時間軸ぶったりって
次の視点に行かれるみたいな
え?さっきの話え?みたいな
そういう
ほんまにミステリー読んでる感覚で
2:18:01
読めちゃうっていうのが
調節たる
ゆえんというか
単にイスラム国の
凶悪さとか悲しさみたいな
描いてる社会性のある本
になってないっていうのは
すごすぎる
バランスが
特にボトボト君が
イスラム国に参加して
彼視点で
イスラム国の異常性
っていうのを
描いていく
その3章
そこはもうね
悪感で
面白いって言ったら
ちょっと語弊なんだけど
そこが読みたいよねやっぱ
その設定聞かされたら
そうそう
知らなかったよ
結構やっぱり事実に基づいて
書かれてて
実際にイスラム国に入って
最初は数ヶ月間
研修みたいなのを受けるとか
イスラム国の中でも
階級ってのがあって
一番
シビアな階級とされる
広報みたいな
役職が
殺害シーンとかを
カメラで
収めるような
役職の人だってのは
すごく立場が上らしく
すごくいい家とか
いい女性とか
あてがわられるみたいな
そういう話で
小説では読んでて
そんなもんなんとか思いつつ
後で調べたらほんまにそうらしくて
めちゃくちゃそういう事実ベースで
調査されて
それを小説に落とし込んでるってのも
すごい
喋りたくてめっちゃあんだけど
あと最後に
一番最後の終わり方が
もう見たことない悲しさ
結末がやばくて
悲しいよ
日曜日の朝に読んでしまったけど
1日中引きずるぐらい
いやこの終わり方ないやろ
ないってのはいい意味で
こんな終わり方あんのか
みたいな
これもミステリーとかエンタメっていう観点で
めちゃくちゃ見たことないような
終わり方してて
そういう意味でも
王を引く
ほんまにおすすめ
こればっかり読んでほしいなっていう感じです
オールタイムベストという感じ
気になる
ぜひお願いします
めっちゃ面白そうこれ
ちょっと高いんですよ
3000円くらいするんですけど
ブックオブザイヤ間違いない感じがするので
3年後ぐらいに
自意識が薄れた頃に
これ結構早めに読む
だいぶ気になるタイプ
設定がちなところがある
2:21:00
設定がちっていうか
タイミング的にもね
宗教巡った戦争
別の宗教ですけど
でも重なる部分は
絶対
2023年っていう年
っていう意味ではあるから
今読むべき本だと思うので
以上でした
ありがとうございました
僕の1位は
これもちょっとすでに話したんですけど
穏やかなゴースト
画家中澤の工場を追って
っていう
画家のドキュメンタリーですね
これはもうね
これも本当に
誤々となきオールタイムベストっていうか
マジで
自伝本
とか
そんなに
読んできてなかったけど
マイルス・テイビスの自伝っていうか
他者が
自分で自分語りしている
自伝じゃなくて他者が
誰かを
歴史を紐解くみたいな本とか
結構読むようにも
なったぐらい
これはすごい
面白いですね
2014年に
25歳で亡くなってるんだけどしかも海で
出てきたね
そのリンクもあるんですけど
その亡くなり方がまず
ちょっと信じられへんやんか
芸術で
飯食ってて
四国の海で2015年
25歳で亡くなる
これだけで
どういうことみたいな
あると思うけど
そのどういうことっていうところを
一個ずつ
紐解いていくっていうか
そこに至るまでの歴史
彼はどういう風に
芸術家として
やってきたかっていうのを
丁寧に取材して
書いてるんですけど
正直人によっては
若干下世話さを感じる人も多分いると思うんですね
下世話?
相当かなり
家族、同級生とか
いろんな人に聞いてるんですね
それって
亡くなった後に
これだけすまびらかに
自分の昔の
メモ書きとかも出てきたりするんで
紙に書いたメモを
原稿にされたりとかもしてるんで
それって人によってはさ
っていうあるやん
だけど
その
深い部分ってやっぱ
その
彼が絵を描いてるっていうのは
やっぱ
余計に面白さは拍車をかけるっていうか
直接的な表現じゃないからこそ
2:24:01
その内省がその後
絵にアウトプットされたときの
どういう風にアウトプットされてるかも見れるから
あーなるほどみたいな
本当だったらあんまり
普段絵とか見ても
ただ芸術家の絵を見たとしても
あんまりわかんないことがほとんど
解説で
当時こういう状況でとかあるけど
本人がどういう考え方したみたいなことは
ほとんど書いてないけど
この
彼の絵って
一回見たら絶対忘れられへんよね
ばっかりだけど
それがどういう内面
状態で
描かれたか
どういう様子を置きっていうか
どういう形で芸術にのめり込んでいくのか
そういうのができるから
なんていうかな
こう
過程が全部わかる状態
情報がオープンになってる中で
絵を見れるっていう
大部分があって
そんな作家ってそんなにたくさんいない
って思ってて
それだからこそ美術って
アート
絵とかっていうのは面白いんやと思うけど
これはその
全部丸裸
あまり丸裸になってる状態で
絵を見れるから
おーっていう
なんか
新たな感動がすごいあって
これはね本当に
表現としても最高傑作
これちょっとね
明日買いますね
一応純駆動さんの
三重駅前店に在庫あるみたいなので
これはね本当に
俺別に絵とか好きじゃなかったけど
そういうの関係なしに
一緒ですね
そういう意味で俺も絵全然分からない人やね
そうそう
だけど
買う前にパラパラ見てもらったら
いいけど絵も入ってんのよ
その間に
当時描いた絵みたいな
それ見たら
多分描いたくなると思う
ほんま?
俺たちの
鮮やかの想定の絵もやってるから
え?そうなの?
変半身
知らんわ
俺も読んでないけど
そういうのもやったりするし
ありがとう
年末
変わりみか
変半身って書いて変わりみ
村田沙耶香っぽいタイトル
変わりみっぽいもんね
変わりみっぽい
その表紙の絵もだいぶやばいから
っていうね
本当に
誰かで問わず進めたい
本当ですか
年始
どうせ向こうの実家で暇なんで
2:27:00
読む本を探してたので
ちょうどいいと
読みにくさとかないし
自然やから
ありがとうございます
ということで
全10冊書けに
いやー書け抜けたね
ありがとうございました
すごいね
毎年
でも
やっとくと
後で読んだ時に
こういうレコメンドされたんや
最初の話じゃないですけど
すごい役立ってます
わかるわかる
すぐ役に立つもんじゃないけど
時間置いた時に
やっててよかったな
2021年って
そもそもどういうテンションだったんやろ
どういうの好きだったんやろ
確かにね
そういう本が好きやったんや
なるほど
その熱量なんすね
わかるわ
結構本棚を眺めるのって
心のシャワーとかよく言われるけど
誰が言ってんそれ
あれ?って言わない?
聞いたことないけど
なんか
その時の一家制の
ものでしかなくって
結構時系列で
こういう本読んできたみたいな
なかなか多いにくいから
ブログとかレビューの
サイトとかそうなのかもしれないけど
体型だって残していくのは
すごくやっぱ
自分にとってもいいですね
心のシャワーです
確かに
そうそう
この間思ったんやけど
サイト昔作って
入れ直す過ぎてバンされたんやけど
エロくから
ちゃんと作ろうかなと思って
やっぱり
見たくなるんだよ定期的に
確かに昔のやつ
わかんないな
2015,6ぐらいから
多分あるんかな
一応メモったやつは
2012ぐらいから多分あると思うけど
そっかエロく
そうそう
パッと引き出せる場所になくて今
ただコードは残ってるんで
タイトルは全部埋め込んであるから
じゃあもう一回
生き返らせることはできる
生き返らせることはできるけど
あのタイトルちょっとやめたい
違うフォーマットで
それこそアプリとかにしようかな
アプリ
アプリは無理かな
ドットで表現する
ドットで人気
ちょっとみんなリツイートして
あと3日や
あと3日で終わるで
シロクマンサビが
あれめちゃくちゃ笑ったわ
2:30:15
良かったっす
いや本当ですね
これに向けて
まだ1年積んでいく
積んでいく作業
積んでいく作業が
時点とか話したいっすけど
切れないっすからね
別日で
アフターで全然撮るんで
そうですね
また別の収録で
こだしにしていくっていう
こだしにして
15位ぐらいまでは僕はすごくあったんで
確かに
俺もあったな
あるやろ
でもこれ入れるからこれ入れんとこかなみたいな
そうですね
2人で話してみたのは
あったかな
ウェモンさんとか正直
2冊とも入れたかったけど
でもちょうど
1冊ずつやったね
確かに良かったです
1冊紹介できて
そうですね
じゃあまた
はい
何だっけ
タギブスさんとの
別物
小育てと
知事ではありませんが
話した後に
言うのどうかと思うけど
知事ではありますが
知事ではありますが
知事ですが何か
年明けどっかのタイミングでやれたらと思ってるんで
何か言ってたよね
ちょっとタイミング探って
やらせてください
インアーライフが最近
ビッグコンテンツ化しすぎて
大変だと思うんですけど
この間はやばかったですね
この間はマジで
全世界に広めたんやけど
あれエグい
三浦
三浦大地の話
あれが
三浦大地ファンは
日々やっぱ
日々やっぱ
サーチしてるっぽくて
それで
跳ねてたね
そこで引っかかったの
おもろ
それが一番でかかったんじゃないかな
三浦サイファーの
ファンの人もたぶんいっぱいいったと思うけど
それよりも
って感じはしたかな
それは神奈川さんとも言ったけど
もちろんそういうアーティストの話
アーティストという仕事の話
アーティストの話っていうのは面白いんやけど
そこじゃなくて
パーソナルな部分
アーティスト以外の部分
後半おもろいって思ってる人は
どんぐらいいるの
あれやばかったで
しかもあれ生の声で
文字じゃなくて生の声で
俊潤しながら聞けるとか
2:33:01
マジでないと思うで
全世界どこ探しても
言っていいんかっていうのは何回も思ったけど
無償でいいんかっていう
無償でいいのは無償でいいんですけど
それは
金じゃないんでっていうのはあるけど
音楽ライター
中瀬とかじゃありまして
友達同舌されたらさ
絶対勝てへん
そうですね
まあまあ
その
だからなんか
そういう話をしてくれるっていう関係性がありがたいですけどね
ありがたいね
竹串さんも結構
なかなか表に出さない部分を
出してくださってるっていうのは
いや本当にそうですね
なあ本当にありがたいこと
ありがたいことです
マジでありがたいことです
一番流入が多かったってなったらしい
竹串さんからのエピソードが
あそうな
今年のほうか
スポーティファイの
最後まとめてくれるやつ
あれも
うちはラップスター
いやでもそうじゃない
みんな
あんまこうポッドキャストで
出てこないから
仕方ないし
なんかやっぱ話されてない
トピックっていうか
竹串さんのことだし
ラップスターだと思って
あれやったよね
そうだね
ラブトランジンとか
ラブトランジンとか
ああ
どうなの
ラブトランジン
あれこっちがやるわ
マジでやってほしいわ
うちはパートナーがガンハマりしてた
やっぱり
いやあれハマるよね
喋らせてほしいよ
パートナー
はい
じゃあ
今年はこんなところで
終わりたいと思います
ありがとうございました
また来年お願いします
はい
02:35:41

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