00:15
ここからは、昨年、昨年で済むのか?っていうところ。もしくは、今までもう熟成されてきたけれども、今年こそ読みたい積ん読本とか、あとは去年買って、ちょっと印象に残っている積ん読。印象に残っている積ん読って何ですか?よくわからないですけど。
我々お得意の読んでいないのに、さっき読んだように、堂々と話す。そんなタイトルの本もありましたけど。積ん読について。
さっくり私、話したっていいですか?
どうぞ。
今年はですね、重い本ばかりが残っているわけですよね、手元に。
ああ、研究が。
韓国系のですね、やっぱり重みのある本が、読もう読もうと思っていて、残っている本があるので、ざっとそこを読んでいきたいっていうところはあるんですが、
それともう一つは、やっぱりジェンダー的な感じのところですかね。BLの教科書という。
そこなんですか、いきなり出てくるのは。
ゆうひかくから出ている。ゆうひかくでしたっけ?
そう、ゆうひかくですね。
ですね、ゆうひかくがなんでそれ出してるんだって感じなんですけど、ゆうひかくとBL全く結びつかないですね。
そうなんです。なんですけど、ゆうひかくって、辞書とか辞典とかそういうの得意なところですよね。
そうですね、社会学とか、あと法律系ですかね。法律系か、法律系。
あと社会学とか、人文系の教科書とか、外説書みたいなの出してますね。
そうですね、そこから出ているBLの教科書という。
パンチがすごい。
そうそう、帯にはね、ボーイズラブを研究するって書いてあるんですけれども、ただですね、これ、表紙もちょっと可愛らしくて、
帯の色とかも綺麗なんですね。白い表紙で帯がちょっと綺麗なティファニーっぽいブルーで、
で、大きくBLの教科書って書いて、ボーイズラブを研究するって書いてあるんですけれども、
中はね、さすがゆうひかくっていう感じの、歴史、作品、創作、メディア、ファン、ジェンダー、セクシャリティーっていう項目に分かれていて、
あ、ゆうひかくっぽい。
もう本当に教科書なんですよ。だから、BLとかを読んだときに、ちょっとやっぱりこれってジェンダー的にどうなの?とか、
03:00
これって、え?これってもう、まるっきりなんか作者なんじゃない?とか、そういうところが出てきたりするじゃないですか。
そういう疑問に感じたときに、この本で検索するって言うんですかね。こういう時はどれなんだろう?みたいな。
そうそう、そういう使い方ができるなと思って。だから、寸読というよりは本当に辞書、辞書的な使い方ができる本だなと思って、一冊手にしました。
だからと言って、そんなにBLに強いわけではないんですが。
なんか、BLで思い出したんですけど、去年、電子石器で70%オフで、なんか買えますよキャンペーンみたいなやってたサービスがあって、
そこで買った漫画本の中に、絶対にBLになりたくない男子高校生が主人公、なんて言うんですかね、気がついたら自分はBLの世界に生きていたみたいなことの主人公で、男子高校生なんですけど、でも俺は大丈夫と。
俺は塩顔だし、どっちかっていうとモブキャラだから、絶対その主人公にはなり得ないから大丈夫って思って生きてたんだけれども、
でもBLの世界だから何が起きるかわかんないから、BLを読みまくって、あれよりシチュエーションを想定して、フラグが立ちそうになったらフラグを折りに行くっていう。
ああ、なるほど。
もうなんで、あれをなんか、BLあるあるシチュエーションみたいなのがひさすら出てきて、それをひさすらフラグを折りまくるっていう漫画なんですけど。
え、え、え。
あれとかはなんか、図鑑じゃないですけど、パターン集みたいな感じで読めますよね。
パターン集的な、そういうのが増えてきましたよね。
そうですね、ちょっとメタっぽい感じの。
そうそう、そういうつながりで、もう一冊積んである本で、「私の居場所はどこにあるの?」という藤本ゆかりさんが書いた、この少女漫画が写す心の形という本がございまして、
これは完全に積んであるので、私全然読んでないんですが、ベルバガラからエヴァンゲリオンまでと帯に書いてあるので、読まなくちゃいけないかなと思っておりますね。
両方とも、うちにある漫画でございますと思って。
そうですね、また違う目線から漫画とかを読み解くのも面白いかなと。
昨年すごく漫画を読んだので、漫画から時代背景を考えるのもすごく面白いんだなって思いましたね。
さっき和人さんがおっしゃった、BLのフラグを折りに行く子とかも、自分は塩顔だし、モブキャラよりっていうふうに自分を比喩するところがあるじゃないですか。
06:11
だけど、そういうところとかも一つとっても、なくしていった方がいいよみたいな。
そうそう、モブとかは自分で言わない方がいいよとか、塩顔だからとか、そんな見た目のこととか気にしない方がいいみたいな、そういうのが、波がね、やっぱり漫画の世界にやってきていて、攻め合いがとても面白い。
そうですよね、漫画じゃないですけど、それこそディズニーのアニメだったかで、いわゆるそのディズニープリンセスみたいな、本当にもう顔はすごく整ってて、三好丹麗でっていうようなプリンセスじゃなくて、もうその辺にいる子たちが主人公になってるアニメとか、
ネットフリックスとかでその配信されている海外のアニメーションって結構今そんな感じで、そのセクシャリティとかももう普通に、普通にっていうあれですけど、ゲイだったり、レズミアンだったり、トランスゼイだったり、もしくはその性別が自分でもよくわかんないとか、そういう子たちが普通に出てくる。
ノンバイナリーだったか、アセクシャルとか、アセクシャルは自分でどっちでもないみたいな感じの、別にそこは気にしてないみたいな。
でも別にそこはセクシャリティとかジェンダーとかのテーマの話じゃなくて、あくまでも設定の一つとしてそういうのが出てきてて、話は別にそれはまた別のテーマの話とかなんだけどみたいな、そういう人もいるよねみたいな感じで普通に出てくるみたいな。
なんかそうなってくると日本のアニメどうなるこれからっていう感じですよね。 そうですよね。どうなってくるんだろうって思うんですけど。
なんかそうそう、ディズニーとかはね、180度転換じゃないですか。 そうですよね。もうなんか無理矢理じゃないですけど、すごい勢いで変えてきたなっていう感じはしますよね。
あれだけみたいな、追い付けていたのに。
あれだけね、王子様に愛されましょうと言ってきたあなた方がみたいな。 今でもそれだとまあ言っちゃいますけど、商売にならんっていうところもあるんでしょうね。
そうでしょうね、きっと。でもそうかと思って、そういう選ばれる女の子になりましょう的なところを引っ張ってきたのもディズニーだし、それを覆すのもディズニーだったなっていうね。さすがディズニーっていう感じはしますけれども。
すごい、それが本当なんて言うんですかね。言い方あれですけど、手のひらを変えたようにパタッと変わっていくっていうのはすごいなって思うんですけど。
09:01
そうですね、なんかアメリカって感じはしますよね、そこは。なので私は今年はそういう関係の本を自分の健康を保ちながら読んでいこうと思います。
こういう本が読めるときは幸せなんだぞって自分に言い聞かせながら読んでいこうと思います。
そうですね、やっぱり健康と両立は大事ですよね。
やっぱり健康でないとね、韓国の重い本は読めないです。
うん、負けますね、こっちが。
負ける。
勝てない、勝てないというか。
勝ちにいけない。
もうどんどんと削られていくだけで、救いはあるのかっていう、救いがないのがまたいいところなんですけど。
下手の救いよりはっていう。
そうそう、だから今何かしなさい的なのかなんですよね。あれってそういう指示もないじゃないですか、意外と。
本当にこういう、今こういう問題に私は向き合っていますって終わるっていうか、彼女の名前はだったかな。
今手元にないんですけど。
キム・ジオンの同じ作者のことでしたっけ?
そうそう、なぜキム・ジオンを書いた人が明るいものを書くと思った私っていう感じで買っちゃったんですけど。
本当に、なんでね、浮ついた話だと思ったって。
浮ついた話だと思って買ったんですか?
そうではないです。まさか、もうなんかちょっと2冊ばかりね、自分少し浮かれちゃいましたね、韓国。もうハンチかないって思ってあったかもしれない。
いやいやいやいやいやいや。
何冊かありますけど、失われた賃金を求めてとか。
せちがない、タイトルがせちがない。
せちがないんですけど、中身が本当にせちがなくて。
なんかギャグっぽい方向にはいかないですね。
いかないんですよ。だからそこも、失われた賃金を求めてっていうところで、ちょっとハウトゥーではないですけど、ポップな感じかなと思ったら、いやもうまるっきりポップじゃない。
ポップさゼロ。なんか数値化されていくみたいな。
ね、本当に。そしてもう友人からいただいた本で、カン・ファギルさんが書いて、別の人っていう本なんですけども、
これも帯にですね、「受け入れがたい暴力にさらされた後も人生は続く。その時記憶は人をどう変えるのか。女性たちを取り巻く性暴力を描く現在韓国フェミニズムを代表する作家の初方訳?」と書いてあるんですけども、
これ、翻訳が私の記憶違いでなければ、女の答えはピッチェにある方なんですよね。と同じ方のはずなんですよ。だからと言って、翻訳の方が同じだからと言って、中身が同じテイストで書いてあるんですけども、そうなんですよね。
12:08
この本、ぜひとも読んでみてほしいと言って、友人からいただき、ちょっとまだ詰ませていただいてるんですが。
それはまた、体力ないと読めない本ですね。
そうなんです。なので今年は、覚悟のいる本を貯めてしまっているので、もう今年は辛いですよ、私。
山登りみたいな感じ。山登りじゃないですけど、なんでしょうね。
そうですね。山登りですね。この登山をしない私が、山に登ろうと思います。
遭難しないでください。ちゃんと帰ってきてくださいね。
そうですね。遭難しそうな時には、これをまた、目のくらんだ者たちの後悔。
ほう見て、もう。
もう、韓国のやはり本を読もうかなと思って。
韓国の本で、これもまた去年、ポッドキャストで紹介されていて、ちょっと気になってるのが、クォンから出ている、渡り狩りの墓、韓国現代短編集っていう小説の、いろんな世代の作家が、いろんなタイプの小説を書いてる、アンソロジーみたいなのが出てるらしいんですけど、
タイトルもすごいパンチ効いてるんですけど、なんかすごい面白かったですよね。渡り狩り家の異常な愛情、隣の家の女が不来返しを返してくれない、放射作業とデストピア、文字が読めない男が辿る数奇な運命などっていうふうに、ポッドキャストの概要欄に書いてあるんですけど、この紹介内容も結構面白くて、ちょっとこれは気になってますね。
ちょっとシュールな話とか、ちょっとやっぱりぼんやり暗い感じの話とかあるんですけど、渡り狩り家の異常な愛情と、隣の家の女が不来返しを返してくれないが、結構印象には残ってます。
そうですね。不来返し、かなり気になりますね。
ちょっとこれは探し読んでみたいなとは。
そうですね。いいですね。
どうしても韓国の本ってなると、ジェンダーとか、割と社会問題をテーマにした本の方が目につきやすくて、いやでもこういうの馬鹿じゃないでしょみたいなところをちょっと掘ってみたいなと思ったときに、これが出てきて、ここから入るのもいいかなとちょっと思って。
そうですね。私もそっち側にちょっと行きたい。
行きたい。行ってください。ここからでいいですよ。
そんなヘビー級はもうなんていうか、ちょっと体力つけないと登れない山ですよ、それは。
そうですね。山は山としてね、そこに存在してるので。
ということで山に登っていくってことで。
山に登っていくと。
なので、マットさんなんかいい明るい韓国小説があったら教えてください。
15:06
わかりました。私もちょっとその辺を発掘作業ですね、進めていきたいかと。
全然やっぱりどういうの読んでったらいいかわかんなくて、ただ韓国に関わらず、アジア圏の小説、それこそこの間3体やっと第1巻読み終わって、こんな小説が今中国にあるのかっていうのは結構驚きだったんですけど、
でもこんなに近いのにあんまり入ってこないよなっていう、今まで入ってきてなかったんだなっていうのはやっぱり不思議で、距離はあるのに英米とかの英語圏の小説ばかり入ってきてるなっていうのは感じているので、
去年とかは台湾のホームレスの人と、その支援をしてる人たちのノンフィクション読んでたりとか、台湾とか多かったんですけど、アジアとかの比較的日本に近い外国の本をちょっと読みたいなと思って探して読んでたりとかしてましたね。
なので今年もアジア圏、あんまり読んだことがない文化圏の本とか、あとは中東とか中央アジアとか、あのあたりの関する本とか、あとはそこで書かれた小説とか、ちょっと探して読もうかなとは思ってますね。
そうですね、ほっとくとロシアに行きがちなので、またそっちもこうなんか黒い森がありますね、あそこはちょっと掘り始めるとちょっとそれこそ帰ってこれなくなっちゃうので、でかいし、ゆるありすぎるので、行きがちってありますよね、行きがちですね、無意識でちょっとほっとくと何かいつの間にかロシア関係の本たまっちゃうみたいな、そうそう、なんでしょうねこれって、なんでしょうね。
もちろん好きなんですけれども、離れたいわけではないんだけれども、合のように重なっていくっていう、これ読むとつらいことになるぞ、私時間的にも体力的にもってわかってるのに、わかってるのに手を出しちゃう、なぜ手を出すっていう、そうですか、的さんはロシアですね、ロシアですね、ちゃくちゃくとたまっておりますね。
では的さんの積読を、積読がですね、それこそ今引っ越しを考えて、考えてというかもうやるんですけど引っ越しは今月末に、それに伴って今片付けたの何だのしてるんですけど、去年の末ぐらいにもう積みに積みまくった積読が本当にとんでもないことになっていて、慌てて無印良品に行って収納の大きい箱を2つ買ってきたんですけど、
その2つの箱がぴったり埋まるぐらい積読があったっていうのを判明して、ちょっとめまいを覚えたんですけども、その中から今日はいくつかですね、まあもういっぱいあるのでちょっと流れ作業のように紹介しようかと思うんですけど、まず去年買って一番インパクトのでかかった、いろんな意味でインパクトのでかかった積読はですね、やっぱりこれじゃないですかね、東京の生活史。
18:23
あの岸正彦さんが、編集になっていますけど、実際150人東京に住んでる人にインタビューするっていう。なのでまあものすごく分厚い。それこそもう京北夏彦クラスで分厚い。
で、しかもこれハードカバーなんですよね。ハードカバーで1200ページあって、なんとそれで2段組っていうね。ドンキかっていう。そうですね、精神的なドンキとしてね、向かってくる感じがしますよね。厚さが5センチぐらいあるんですよね、これ。重さは1.2キロあるんですけど、本なの?これっていうぐらいの圧倒的存在感ですよね。
だからそれをもうね、持ち歩けるっていうところで若さですよ。いや、持ち歩いてないですよ、こんなの。持ち歩けないですし、これはもうなんていうか、普通に座って、どこか椅子とかに座って、片手で持って読むっていうのはもう不可能なので、机の上に置いて読まないといけないですよね。
だからそうなると、そういう読書の仕方ができる時間というのはなかなか取れなくて、まだ150人中10人しか読んでない状況で、あと140人残ってるんですけど。なんか読み進んでる感じが全くしないですよね。ただ、その10人分しかまだ読んでないんですけど、1人1人のエピソードも相当長くて、私の本の読むスピードだと1人読むのに30分かかるんですよ、これ。
だからなかなか読み応えもすごくあって、ただ書いてある内容っていうのは、正直10人読んだところで、これはそんな印象残らなかったなっていう人も、まあ、人のインタビュー印象残らなかったっていうのはどうかと思うんですけど、正直そこまで残らなかったなっていう人もいれば、なんかすごくめちゃめちゃ共感しかないっていう人もいたりとかで、
ただ、これってやっぱり読む人によって誰に刺さるかっていうか印象に残るかっていうのは、多分もうこれ読んだ人ごとに違うんじゃないかなと思うんですよね。
それこそ中にはインパクトのある、もう10人読んだ中でもすでにインパクトがすごいエピソードを持っている方とかもいらっしゃったので、やっぱりこの人はすごかったねっていう人は出てくると思うんですけれども、でも一方で100人読んで97人ぐらいはそんな印象に残らなかった人はいるけれども、ただ残りの3人はすごいこれ印象に残ったっていう、なぜか印象に残る人とかもやっぱりいると思うんですよ、それぞれに。
21:03
本当普通の話だよなっていうような話をずっと聞くっていうのは、でも意外と退屈ではないんですよね。
なんか本当だったらそういうのを何人かで読んで、どの話が刺さったか的なのをするとすごく面白いような気がするんですけども。
やりたいですね。150人しかもこれ5000円ぐらいする本をですよ。それはできる読書会に参加できる人たちって何人いるんだって感じなんですけど。
ですよね。
いやーでもこれはちょっとそういうのやってみたいですね。3人ぐらいでいいんで。
マックス3人ですよね。
マックス3人ですよね。だいたい150人分語れるってなってくると、そのぐらい人数じゃないとちょっと濃くは聞けないかもしれない。
今ちょうど開いたところのページの人がですね、聞き手が今そのすごく話題になっている、海をあげるの。上松っていうのでしたっけ?陽子さんが聞き手になっている会がありますね。
聞き手も変わるんですか?
聞き手も全員変わるんですよ、これ。150人話し150人聞いたっていうカバーがついてるぐらいなので。
それは退屈はしないですね。
やっぱりその読んでいくと、その聞き手の方も話し方っていうのがその人その人によって違うんですよね。すごく砕けた聞き方している場合もあるし。これ本当かな?聞き手中島美雪って書いてある人いますけど。
どういうオファーなんですかね。
本当に中島美雪なのかな?どうなんでしょう。でも聞き手もこの人はどういう背景を持っている人なのかなってちょっと気になったりはしますよね。
あいずちの打ち方で語り手の人との距離感どのぐらいあるのかなとか。
そういう関係性とかも一応書いてあったりするんですか?
そこまでは書いてないです。本当に聞いたのをインタビューを書き起こしたっていう感じの内容になっているので、この人とこの人はこういう関係ですよっていうのは全然説明はないです。ほぼ。
どういうチョイス?
多分これ応募か何かだと思うんですよね。オファーしてっていうのではないと思うんですよ。
さっきの上間さんとか、実際にその研究者の方とかはもしかしたら騎士さんのネットワークで頼んだっていうのとかあるのかもしれないですけど、
だいたい一般の人なんだと思うんですよね。これ話してるのも聞いてるのも。
この分量がまとまってあるっていうのは、それだけでもやっぱり資料価値はあるのかなと。この時代の一つの定点観測じゃないですけど。
24:01
テーマは東京?
そのテーマは東京に住んでる人なのか、東京にゆうかりにある人なのか、でも今のところやっぱり東京にいる人。東京から出てって地方に暮らしてる人もなんかいたような気がするんですけど。
どうしてもインタビューものってなると、我々の中ではアンダーグラウンド出てきちゃうんじゃないですか。
そうなんですよね。あれと比較して読むのも面白いかもしれないですね。
あれだとずっと村上春樹さんが一人で聞き書きしてるじゃないですか、基本的には。インタビュアーは同じ人で、インタビューする人は違うっていう。
ただみんな、地下鉄サリン事件の被害者であるっていう共通点があって。
そこだけが共通点だけど、その前とその後っていうのは全然違うっていう。
だからインタビュー150人と言われてもアンダーグラウンドがノーリー。
あれもやっぱりあの分量を同じ方にまとめたっていうのは結構意味があるんだろうなとは思うので。
これだと多分何かに掲載してとかだったらまた違った見方になってくると思うんですけど、一冊の方にまとめてあるっていうのは、この時代逆をしますよね。
今、紙の方の分厚いなっていうか、物体としてまとめるっていうのが。
紙だからこそ残るというか。
だからやっぱり記録としての本なんでしょうね、これは。
そうですね。もうそういう覚悟を感じますよね。
覚悟でもっと作ったんだと思います。もう製本とかどうやって製法してんだこれはっていう。
でも最近やっぱこのぐらい分厚い本、ここまで分厚い本ってなかなかないですけど、500ページ超えてくるようなハードカバーとかも見るんで。
その時やっぱ製本方法に共通している製法の仕方なのかなとは思うんですけど。
でも製本で言ったら、それこそ辞書?辞書なんかは作ってもね、ああいうふうにできてますからね。
でも辞書だとその背のところが柔らかいじゃないですか。でもこれハードカバーで作ってるんで、背バレしないように作るって相当大変だと思うんですよね。
なるほど、あれですね。それこそ教学夏彦さんの最初の探索ぐらいは背バレしちゃいますよね。
うちっと割れちゃう。
割れちゃうんですよね。
なかなかでもあれも割れないんですけども。
そうか。
そんな分厚い本が。あと140人分を今年中に読めるだろうかっていう。
今年の年末にまた経過報告をしていく。
27:05
中間報告みたいな。
本当にそれ必要なくらい分厚いですからね、これ。
あとはですね、いわなみ科学ライブラリーっていうシリーズがあるんですけど、レーベルっていうか。ここから出てるうれし、たのし、うみうしっていう、うみうしの本。
マトさんらしい感じがしますね。
この能天気な感じのタイトル、いいですよね。
いいですね。
でもこれ帯文っていうか、表紙に帯みたいなのが書いてあるんですけど、それがですね、美訳、贈り物、ともむい、そこまでやるのかうみうしっていう。
また魅惑の煽りがついていて、ついつい手に取ってしまうっていう。全然これはまだ手付けてないですね。
なんでそういうのたまに買っちゃうんですよね。
衝動的に買いたくなるじゃないですか、こういう。
そう、バッタ本とか買ったりしますけど。
そう、バッタの本とか。このいわなみ科学ライブラリーってすごくいい本出していて、やっぱり一般向けの本もあれば、ちょっとそこから一歩踏み込んだような本も載ってて。
私これで多分コロナ流行り始める、本当に初期の頃にウイルスの本とか、一般向けのやつでなんか読みやすいやつないかなと思って読んで、確かに内容はちょっとコロナはカバーしてなかったですけど、新型コロナは。
サーフぐらいまではカバーしてたので、わりとよく勉強ができてよかったなとか。
生物系のテーマのすごくいい本が多くてですね、一応裏表紙の期間本の紹介だと、フジツボとか、なめくじの言い分とか、呪文の上手な捕まえ方とか、なかなかそそってくるタイトルがですね、並んでるんですよね。
そうですね、なめくじの言い分は聞いてみたいところがありますね。
フジツボもこれ、副題が魅惑の足招きって書いてあって。
怖い怖い怖い怖い。
なかなかこうね、普段の生活で、普段の本屋巡ってる中で出会わないというか、手に取らないようなタイトルの本が、ごっそり揃ってるの、この岩波科学ライブラリーなんですよね。
さすが岩波。
岩波は本当幅広いですよね。
岩波ファンもね。
熱狂的な岩波文庫ファンいますからね。
いますからね。
なんなんだ、アンバサダーかっていうぐらい、金もらってんのかっていうぐらい宣伝しまくってる人がいますけども。
ちょっといつか寝てほしい。
峡谷で呼ぼうかみたいなね。
そうそうそうそう。いつかちょっと呼びたいですけど、ポッドキャストに。
そんな本ですとか、これは日本人のためのタイマの教科書。
よくて新しい農作物の再発見。
はいはい。
タイマ博物館っていうところがあって、そこから出してる本ですね。
30:00
ちょっとタイマも、日本だとまだ麻薬っていうか、やってはいけない、絶対的な感じでまだ作られてますけど、昔からある農作物なんですよね。
あとさっきちょっと転換の話出ましたけど、欧米の方だと転換の治療薬として、これは有用なんじゃないかっていうので、あとがんの緩和治療、緩和ケアとか、そういうので今ちょっと見直されつつある作物ではあるんですよね。
なので、麻薬とかそっちの抗生神薬的なところではなく、農作物とか医学の観点から、あと歴史ですね、そういうののちょっと興味があって、ちょうどよかったんで買ったっていう。
でもやっぱり薬物とかドラッグ好きなんで、好きなんでって言ってすごい語弊があるんですけど、大変語弊があるんですけど、どういう文化とかビジネスとか何が悪いのかとか、そういうのはすごく興味があるので、それで反射的に手に取ったっていうのはあるんですけれど。
それで言ったらですね、私のほうの春読にも、アヘン王国潜入記っていうのがありまして。
読みました。
読みました。
タカノさんのですよね。
そうです、そうです、そうです。
それめっちゃ面白かったですね。
これ面白そうと思って、途中まで読んでるんですけども、面白いですよね。
すごい面白いし、タカノさんって一見すごい軽い感じに書いてはいるんですけど、話のオチとかがなかなか鋭いところについてきていて。
確かそのアヘン王国潜入記でしたっけ、タイトルの、書かれたのってもう20年以上前の本なんですけど、もうその時からドミニティアの問題、ドミニティアでしたっけ、迫害されてる少数民族の、その話に言及してるんですよ。
まだ日本とか世界でそれが話題になる前からそれについて書いていて、すごいなっていう。やっぱりそれ現地に行ってきた人じゃないと書けない話だなっていうのは、読んでてびっくりしましたね。
そうですよね。ミャンマーとかね、その辺りなんですよね、ビルマーって書いて、2014年ですかね、1998年だ。
確か初版っていうか。
そうだ、初版はビルマーアヘン王国潜入記として出してるんですね。
その時からこんな話がもう出てんだなっていうのは。
これね、私はコーヒーの方からちょっとこっちに行ったんですけど、コーヒーの産地。
どこどこたどったらそこにたどり着くのかっていう。
でもコーヒーの産地って基本的にやっぱり麻薬の産地とニアなんですよね。
コロンビアとか。
そうそう、メキシコとかもそうです。
33:00
あとボリビアとかもそうなんですけど、ボリビアなんかはすごくいいコーヒー作るんですけども、
県庁たちもいいコーヒーができるってわかってるんですけども、
同じ面積だったらマリファナなんだったかな、ちょっとコカインだったか忘れちゃったんですけど、原料になる。
麻薬系の方を作った方がお金になるっていうので、
たぶん近い将来コーヒーなくなるんじゃないかって言われてる。
そうなんですね。
もともと大きい国ではないんですけども、やっぱりコーヒー作るよりは、
どれぐらいって言ったかな、すごい違うんです。8倍ぐらい値段が違うんですよね。
それはそっちに流れますから。
だからやっぱりコーヒーを掘っていくと結構暗くなるんですよね。
そうですね。フェアトレードとかそういう話とかじゃなく、またそっちの。
そうそう、フェアトレードも結構闇深いですけどね、掘っていくと。
梶原さんにそのコーヒー周りの話とかをポッドキャストで話したら、それはそれで一個チャンネル作れそうな気がするんですけど。
でもなんかどっちかっていうと頭にきちゃうっていうか。
頭にきちゃう。
頭にきちゃう。
コーヒーとかのね、やっぱり産地のこととかを知れば知るほど、なんか頭にきちゃうっていうところがあるので。
そこからこのアヘン王国潜入期に行ったんですよね、私。
私もね、麻薬系好きなので。
語弊が。
語弊がね。
そう、中島ラムカって言われてますけど、そっちじゃなくてみたいな。
でもやっぱり魅力的な題材ではありますよね。
そうですよね。
最近麻薬関係の本って出てきていて、ただそれも麻薬ダメ絶対とかじゃなくて、幻覚剤の本とかも最近出てて。
幻覚剤もなんか最近その薬として、またこれは薬効をちゃんとうまく使えないかっていうのを見直されつつあるとか。
あとそのドラクト文化みたいな、あと法とかですね、そういう本とかが立て続けになんか去年出てたなっていうのは見てましたけど。
これもほんと良し悪し。
良し悪しっていうより悪しなんでしょうけど、生活がかかっている人たちにしてみたら、これほどありがたいものはないって。
そうですよね。
目先だけではあったりしますけどね、掘っていくとやっぱり悲惨なことの方が多いような気はしますけれども、それを日本からとりあえず言えるあれはないぞっていう気もしちゃうっていうか。
そうですよね。
やっぱり麻薬系とか、あとタバコ系とか、あとコーヒーもだいぶ改善はされましたけども、生産地の労働とかを考えるとあまりよろしくないっていう気はしますね。
36:00
食品作物でそういうところあるんですかね。
そうかもしれないですね。チョコレートとかも結構。
だいぶまともになってきていると信じたいですけど、昔なんか子供が収穫してる上から消毒とかしてたっていう。
タバコだったかな、葉巻だったか、でもカカオだったか、コーヒーだったか、うる覚えなんですけど、昔はもう本当に子供がこうやって上からどんどん消毒巻いてるという。すみません、ちょっと読み切れちゃいました。
そうですね、次々まだあるんですけど。
あとはですね、真名誠の本で、新朝鮮書から出てる、漂流者は何を食べていたかっていう。漂流ノンフィクションを読んで、それで何を食べていたかっていうのを列挙した本が出てまして、ちょっとこれはまだ読んでないんですけど。
やっぱりなんか遭難とか漂流とか好きなんですね、私ね。
そうですね。
したくはないですよ、もちろん。そうはしたくはないんですけど、危機的状況に置かれた人たちの話を読みたいっていう。すごくそれドラマチックじゃないですか、まあ人ごとだから言えますけど。
そうそう、まあでもこれ読書の醍醐味ですよね、やっぱり。
そう、読書だからこそっていうところなんですけど、山で遭難するのも怖いですけど、海で遭難するのもめちゃめちゃ怖いですよね。
怖いですよ。
めちゃくちゃ怖い。
なんか海ってすごく広いけど、ある意味密室っていうか、何?密室じゃないな。閉所っていうか、なんだろう、広いけどあれってもう孤独じゃないですか。
そうなんですよね、もう寄るべのない。
だからね、なんか閉所と同じっていうか、なんか海が怖いですね、山も怖いけど。
海の怖さはまたまた違いますよね。
圧倒的に怖いですね。
圧倒的に孤独っていう、その中で何を食べたかっていう本ですね、なんか列挙されてウミガメ、カモメ、シロクマ、ペンギン。ペンギンっておいしいんですかね、これ。あんまりおいしそうなイメージないですけど。
どうなんですかね、山で遭難した場合と海で遭難した場合だと、食べるものってどっちのほうがあるんですよね。
えー。
道具によるかもしれないですけど。
道具によるっていうところですよね。
でも海だったら動物性タンパク質は困らないけど、吉村明の漂流の中で、実際に江戸時代に漂流した人の話を元に書いためっちゃ怖い漂流小説があるんですけど、その中でなんかたどり着いた島がアホオドリの生殖地で、だからアホオドリ全然人間見たことないから逃げないから、後ろでぶん殴ればすぐ取れるっていう。
おー。
だからいくらでもアホオドリは取れるので、肉を食べるには全然困らなかったけれども、ただ植物は全く育たないとこだったから、似た物不足になって、それでどんどん死んじゃうっていう。
39:08
へー。
だから肉だけ食べてりゃ生きていけるかってそうでもないんですよね。
あれ、でも堀江貴文さんは肉だけ食べていればいいって言ってましたよ。
いやでもそれは、それはでも何かしらやっぱり栄養はさっぷりか何かで補える環境だったらの話だと思うんですけど。
そうか、鶏肉だけじゃダメってことですね。
そうですね、やっぱり何かの肉だけとか、そうなるとやっぱりビタミン不足で排血症とか発血とかになって死んじゃうっていう話が。
牛ぐらい、牛ぐらいとらないとダメですかね。
そうなので、やっぱり山とかの方がそういう意味では栄養バランス的にはいいんですかね、草もあるし。
どうですかね、でもどんぐりとか好かなかったら絶望的ですよ。
どんぐりあるだけでまだいいですよ。
ねー。
まあ山の方がバリエーションはあるが、ただその動物を狩る、ハンティング能力はかなり問われるかもしれないですよね。
それこそゴールデンカミーのアイヌの子じゃないですけど、あのぐらいのサバイバル能力があればまた別なんでしょうけど。
釣りとかもね、私したときないのでちょっと自信ないですね。
釣りってでもよくわかんないですよね、コツが。釣りと合わせれば釣れるものでもないっていうね。
だって餌がなかったらね、釣れるんですかね。
ないですね、釣りと作った方っていう。
ねー、海で遭難しても山で遭難しても生きて帰ってくる自信はないですね。
どっちにしろ釣るっていう。
どっちにしろ無理ですね、釣りますね。
海ガメとかね、取れない。取れない。
動く魚とかじゃない、貝とか、揉むって取る勇気があれば海底にいるやつを拾ってきて食べるっていう、でもあるかもしれないですけど。
なるほど。
これ読んだからたぶん何の役にも立たなそうな話ですけど。
まあいいですよ、これ楽しいんで。
そうですね、海にも山にも行かないタイプですけどね、お互いね。
そうそう、行かないですね、全然行かないですね。
あとまあいろいろあるんですけど、まだあるんですけど、ミスズ書房から出ている松茸っていう、不確定な時代を生きる術っていう本があるんですけど、
これ松茸ってだけ聞くと、またなんかあのさっき矢波ライブラリー的な、韓国ライブラリー的なレベルかなと思いきや、
これは人文学の方なんですよ、実は。文化人類学の方なんですよね。
これもちゃんとまだ読んでないんで何とも言えないんですけど、松茸の巡る文化とか、松茸を巡るマーケットとか、
松茸を中心に社会を見るっていう、何でそこに目をつけたんだっていうような。
でもやっぱり高級食材?
そうだし。
魚とヤクザ的な?
魚とヤクザと一緒に審査?まさかの。魚とヤクザ、ちなみに文庫も買いましたけど、同好版読みたくて。どんだけ好きなんだって感じですけど。
42:13
面白いですからね、あれね。
ヤクザは出てこなさそうな気がするんですけど。
出てこないですかね、松茸。
出てこないんじゃないかな。アンダーグラウンドな?もしかしたら市場とか。松茸市場にマフィア関わってるとかなんですかね。
でもほら、中国産とかもあるし、別に中国産が悪いわけじゃないですけど、やっぱりそういう仲介取引的な何かが。
でもこれなんか、どこかで聞いたんですけど、松茸を有難がる文化ってそんなに世界に多くないっていうのは。
なるほど。
やっぱりあの香りをいい匂いだって感じるのって、そんなに世界中の人はみんないい匂いに感じるわけではないのでっていう。
ただすごい、この中にも確かでも門族の人出てくるはずですね。何気にいろんなところに出てくる門族っていう。
あとまあ文化人類学的なところだけじゃなくて、松茸に一応生態とかも書いてあって、なんかよくわかんない本なんですよね。
でもちょっと買っちゃったっていう松茸。これも今年読んでいきたいなっていうところと。
あとこれこそちょっと私にとってはメンタルが元気な時じゃないと読めなさそうな本っていうのがあって。
これも岩波書店ですね。死者の力っていう。これは3.11関係の本なんですけど、津波被災地の霊的体験の死生学っていう。
結構これ系の本って出てはいたんですけど、その3.11関係の本の中で他の災害の本ではなかったよなっていうのが、霊的体験、幽霊の話とか、怪談の話っていうのがいっぱい出てたんですよね。
他の災害の話の中でも。有名なところは石巻のタクシーの人たちに、タクシー運転手に聞いた、聞き書きした話とか、そういうような心霊現象の聞き書きとか。
それを地元の宗教者はどういうふうに受け止めてきたのかとか。そういう感じの本ですね。
私もちょっと話が気になっていて、本出た時読みたいなと思って買ったものの、元気な時じゃないと読めないなと。
そうですね。
身近にある話なので、やっぱりいろいろ思い出しちゃうっていうのは正直あるんですよね。
これはちょっと元気な時に読もうって、また3月は避けたいっていうところで。
そうですね。
嫌でもそういう話はいっぱい聞こえてくるので、もうちょっと温かくなってからねっていう感じかな。
やっぱり日照時間のあるね。
そうですね。
やっぱり夏。
ちょっとその辺りになってからかなと思いつう。でも買ってはいるんですけど。
あと全然経路が違う本で、これ辞典って書いてあるんですけど、戦前戦単語辞典っていう、著者の方が、著者っていうか編集された方が平山あさこさんっていう方で、絵は山田さんすけさん、漫画家の方が書いてて。
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何かって言うと、時代的には大正昭和あたりの流行った言葉、今ではギャル語とかそんな感じですよね。
ギャル語とか、あとはネットスラングみたいな感じに近い言葉をひたすら集めたっていう本で。
なんか面白かったのは、いろいろあるんですよ本当に。
インテリセンミンとか。
インテリセンミン。
さよなら5分。なかなかでも言葉のセンスがすごくいいんですよ。
学生が使ってた言葉とかも、こんなの思いつくなっていう言葉とか、それこそギャル語じゃないですけど、思いつくじゃないですか。
それとほとんど変わんないですよね、感覚的には。
ひまつぶしにだらだら読むのと、こんなの今時使い道ないですけど、最高なひまつぶしにはなるよねっていう。
そうですね、そういうちょっと雑学的な。
でもそういう積読って大概後回しになったりするんですけどね。
全部読む必要はない。
そうなの。本は全部読まなくていいの。時間は有限だから。
積んでおくことに意味がありますからね。
そう、積んでおくことに意味があるんですよ。
全部読んだ本しかない本棚なんてってツイートしてる人がいましたよ。
楽しいのか。
楽しい。
この方結構この時代あたりをよく本を書かれてる方で、結構面白いです。
昭和の不良、少女絶伝とか、あと最近だと問題の女っていう、それも大正昭和生きてた、かなりパンクスな感じに生きてた女性の一代記みたいなやつとか出してて、ちょっと気にはなってますね。
数々積んどくありますね。
箱が2箱ありますか?
まだまだあるんですけど、今日はこんなところで。
本当にちょっとこれ来年、来年というか今年中全部読めるのっていう感じの。
そうですね。
そしてまた花から買ってるっていうところですよね。今年に入ってからも順調に多数が積み重なっておりますね。
私のところに積んどく一冊あります。もう一冊。
世界一おいしいコーヒーの入れ方っていう本が。まるで魔法って書いてます。
どんな気分で買ったんですよね、私この本。
積んどくってその時の自分の気分とか心境が出ますよね。
本屋行ってもその時刺さる本と、この時は刺さったけどまたちょっと間を空けて行ったらなんかピンとこないなとか。
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近場に本屋があるので、職場の近場にあって、暇があれば仕事終わった後とかに寄るんですけど、
その時のコンディションによってやっぱり買える時と買えない時って一律しく差があるんですよね。
そうなんですよね。だから私でいうとこの本と重い本を買えている時っていうのは健康なんですよね。
それはわかります。
で、多分この世界一おいしいコーヒーの入れ方なんて買っている時は、結構気分落ちている時だと思うんですよ。
そうですね。癒しを求めに行ってますよね。
多分癒しじゃなくて、自分に迷いができている時ですよね。
完全に誰かにすがりたいって思ってるんですよね。
それはだいぶ弱ってますね。
だいぶ弱っているんだと思います。これを買った時って。
なるほど。
今ちょっとKindleにあったんですけど、それは。
Kindleで積んどく。でも電子書籍での積んどくって危険じゃないですか。
危険ですよ。結構積んでますよ。
実感がないまま積み上がっていく。
そうそう。ほら、厚みもわからないじゃないですか。
そうなんですよね。
だからね、めっちゃ怖いんですよ。ヘイト時代のアメリカ史とかね。
お金払った感覚もないから、後で請求見てびっくりするみたいな。
私請求見ませんから。
見ませんか。
見ませんよ。
そういう生活を送ってみたい。
本のKindleのはもう見れないですね。恐ろしく怖くて。
だいたい何冊ぐらいっていうのはありますけど。
私はそうですね、これまたなんていうかこれって感じですけど、
温伝の舞台っていう、小文社っていう地図の出版社ですね。
そこから出してる。
千代も載っております、これは。
温伝の舞台ですか。
あそこかーって感じですけど。
あ、へー。
まあ京城ですよね、京城跡とか。
意外と山跡は載ってないですけど、東北だと岩手の丹沢城跡とかですかね。
昔の恵美市とかの河川跡みたいな。
本当の怨念場じゃないですか。
怨念とかあと自殺の名所とか、あとは何か事件があったとことか、
まあそういうところが中心に取り入れられてますね。
平常運転ですよね、的さんのね。
平常運転ですよね。もうなんでこれ、どこで見つけて買ったんだっけなこれっていう感じですけど、
まあでも地図のコーナーとか。
地図?
意外とそういう、なんだこれっていう本を探すときのコツっていうか、
大体文芸書とか、人文とかあとはビジネス書あたりがメインじゃないですか、本屋って。
でもそういうのじゃなくて普段行かない、
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実用書でも料理本とかのメインになっている棚からちょっと離れた、
なんかよくわかんないものがいっぱいごちゃってまとまって置いてあるところとか、
あとはそのスポーツの棚とか、
あとはその実用書って結構そういう掘り出し物を掘れる棚なんですよ。
前実用書にいたことがあったので。
実用書ってなんていうか、他の専門書のジャンルから、
うちでは置かないからお前のところで置けっていうのが流れ着く最終地点なんですよね。
雑多なものが集まってくるんですよ。
雑多なもののその実用書の中でも、やっぱり実用書でも花形になるジャンルってのがあって、
料理とか、あとは健康本とか、
あとはスポーツでもちゃんとそのスポーツ教員についての本とか、
あとは地図とかですよね。
そういうメインの街道からもさらに外れたものたちっていうのは、
なかなか濃い本が流れ着いているわけで、
端っこにある、実用書の端っこの棚を見ると、なかなかいい感じの本がいっぱい揃ってますよ。
そういうところを掘ってみるっていうのも、
珍本希望を探すときのコツ。
珍本希望を探してるわけじゃないんですよ、まとさん。
そこを求めてるわけではない。
出会えますよ。
ちょっと最近刺激がないなっていう方は、本屋のそういう実用書のよくわからないものが詰まっている棚を掘ってみるっていうのはいいですよ。
結構小さい本屋とかでも、そういうところはよくわからない本がいるので、掘りがいがあるっていう。
あとは大きい本屋にもし行けるんであれば、専門書とかのちょっと読み物コーナー的な、読み物本が詰まっているあたりの本棚を掘ってみると、
やっぱりそこも珍本希望が割とありやすい棚ですね。
一生多分自分から読まないだろうなっていうような本がいっぱいありますね、あの辺は。
いつだったかは、マルセンでちょっと技系書の、二項書とかの本をぶらぶら見てたんですけど、
なんか救急医療か何かのコーナーで、自動車の壊し方みたいな本があって、
それ何かっていうと、事故とかあった時、事故とか災害の時に車の中に取り残されている人とか、
取り込められている人を救出する際の、どこから車を壊したら効率よく車を壊せるかっていうことについて解説する本だったんですけど。
めっちゃ読みたい。
世の中にこんな本があるのかっていう。
すごい。それ欲しい。
誰が読むねんっていうか、そういう災害とかレスキューとかをされている方がきっと読むんだろうなっていう。
めちゃめちゃ日記すぎるなこれっていうような。
でもそれはほら、遭難本好きの我々にしてみたらたまらない。
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たまらんなっていうような本とか離婚書とかも、なかなかいい掘り出し物に出会える棚ですね。
いいですね。車の壊し方めっちゃ欲しい。
本当にこんな知識1個使うとこねえよっていうような。
そういう本に出会えるのがやっぱり本屋の醍醐味ですよね。
そうですね。
番組へのお便りは、つんどくざんまいツイッターアカウントのDMか概要欄に記載のメールフォームにて受け付けております。
皆さんからのお便りお待ちしております。
それではまた次回までさようなら。
さようなら。