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2025-01-17 16:11

第508回 エネルギーが高まる「場づくり」

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▼今回の概要

課題形成・共有/エネルギーの高まる場づくり/場が飛ぶ/次世代リーダーの育成/個人の課題の掘り下げ/社長と若手の直接の対話の場

サマリー

このエピソードで、井上健一郎氏は組織のマネジメントに関する洞察を提供し、中間管理職の育成や社長塾の重要性について語ります。また、社長との具体的な事例を通じて、課題形成力を高めるプロセスが紹介されています。エネルギーが高まる中で、場づくりの重要性やそのプロセスについても言及されています。井上氏の指導のもと、次世代の若者たちは社長と共に課題を設定し、取り組む姿勢が強調されています。

社長塾の立ち上げ
井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中場企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、ということで今日も行きたいと思いますが、
今日は井上先生がこの話をしたいという持ち込みがありますのでね、
ちょっとやっていきたいなと思っておりますが、
どんなテーマになられるんですか?
ちょっとある会社さんのね、社長さんとそこの管理の役員の方たちと一緒に、
ある課題に対してなんかやろうねって、
10月くらいから話し始めたことがあって、どんなことかというと、
そんなに大きな会社じゃないです。正社員の人数で言うとね。
ある種、店舗展開を中心としたサービス業の世界なんだけど、
社長さんがすごいグイグイとここの事業を推し進めてきた方で、
創業者ではないんですけど、創業の方のところで社員として働いていて、
創業の方が非常に厳しい方で厳しく育った若手の時代があって、
そういう鍛錬された人なので、なおかつアイデアとか思考の強い、すごく優れた方なので、
ある意味ね、最近としては若い方なのよ。社長さん40近くの若い方なんだけど、
非常にどっちかというとトップダウン型の経営をしてていい。
若干カリスマっている部分があるわけですね。
そうそう。これはその社長として育った環境なんかを考えると、
その方の能力を見ればなっちゃうよなってところはあるんですけども。
そういう会社にありがちな中間の管理職たちが、悪く言うと思考停止。
答えが社長から出てくるので、常に指示を受ける末みたいなところが結構あって、
社長がなんでも全部仕切れちゃうからね。そんな大きな会社ではまだない。
カリスマがゆえに起きてしまう。でもよくある。創業系は多いですよね。
そう。私もなんでその会社に行き出したかというと、管理系の方が昔から知っている方だったので、
いわゆる中間管理職、マネジメント力をもっと強化したいんだけど何かお相談のってくださいっていうのがきっかけで始まった会社なんですね。
その中間の方たちともお会いもしてきたんだけど、
さっき言った社長のキャラクターと年齢から考えると、
その年代のマネジメント力を高めるというよりも、
その次の世代、つまり25から32、3ぐらいまでのところの若手でピカッと光るような人たちを早めに育てるっていう方向にいったほうがいいと思ったのね。
早め早めのね。
課題形成のプロセス
それで管理の方たちとして相談して、社長塾をやろうと。その辺の対象者を別に向けて。
社長塾というのは、社長もやってみるけど何やればいいの?みたいな話があったんだけど。
なるほどね。そういう感じなんですね。社長としてはこれを教えたいって仮切れもあるわけではなく。
我々が社長塾という場を通じて、若手育成に注力したほうがいいんじゃないかっていう。
そういうテーマ感を持って提案したら、
何やっていいかわかんないけど、やることを言ってくれたらやるよみたいなノリだったので、
じゃあやりましょうということで。
私たちとしては、前オーナーの方からに雇われて、若くして入って、
彼ががんがん頑張って社長になっていく。
この点末を教えてあげましょうと。伝えていきましょうというのが一つのコンセプト。
その歴史の中で、各エピソードの中で、
社長は何をそのとき考えてそういう結論を出したのかみたいなことを一つ伝えていきながら、
今その人たちが感じている課題意識化を強化して強めていこうと。
というので、社長のものの見方、考え方を伝えることと、
それからその人たちの課題形成力を高めるみたいな。
そういう二つの大きなテーマを持って、半年間ぐらいやりましょうと。
スタートしたのが11月で、今週の早めの時期に2回目をやったんですね。
チャートロジック。実際にもう動いてるんですね。
そう。応募者っていうのも希望者に募って。
あ、何。任意なんですか。
そう。
おー。強制研修じゃないんですね。
そしたら8人が手を挙げて、各セクションから来て。
管理職と言われる層ではない、もっと下の20代、30代前半ぐらいでそういうことをやるけども、
どうですか。やりたいやつはいないかといって、募った結果来たのが8人くらいだったと。
そう。そのときに、自分なりのここに入る目的は何かと。
それと今自分が感じている課題感って何なのかっていう、
すごくザクッとした応募要項があって、それを書いて持ってきたと。
1回目で、私はこんなことを感じてますよなんて話をしながら。
さっき言ったように、1回目これ、2回目これって仮期の前を決めてやってる塾ではないので、
課題形成ということを主軸に持っていこうと。
実業における課題を中心に塾をやっていくということですね。
リアリティーのある塾。
そうそう。そうすると8人、部署も違うから全員違う課題感があって。
あー面白いですね。結果予告してさしていくわけですね。結果論ですけどね。
そう。別に課題形成力って言ったら、
前者的な課題ってなんだろうねって考えさせる場であってもいいし、
自分が何をしていけばいいのかっていう、個人個人に落ち込んでもいいね、
どっちでもいいねってスタートしたんだけど、
2回目見たときに、これは個人個人の課題感がそれでいいのかとかまで含めて、
そこを中心にそれぞれの課題意識を高めていこう、みたいな感じに今2回目でなってるんですね。
なんでその話をしたかったかっていうと、とてもいい場だったんですよ。2回目が。
失敗からの学び
社長が自分の大失敗談を語ってくれて、
そのときの、なんでその話をやったのかっていう課題はこうだったんだと。
みんなが入塾するときに、自分はこういう課題を感じてますって言ってあるわけで、
彼らに対して、僕はそのときこういう課題を感じていてねと。
この課題を解決するためにこういう方法を考えたんだよ、みんながね。
どう思う?っていう話をしたら、
いや、ありですよねっていうのがみんなの反応なわけ。
反応なんだけど、そうなんだよね。
その後でこういうことをやって、だから頑張ってこうやったんだよねって。
どうなったと思う?って言うと、
勘の良い奴はどうなったって聞いて、今やってないんだから失敗したんですよねとか言うんだけど、
いやその通りなんだけど、どういうふうに進んだと思う?みたいな。
面白いですね。
そしてみんなその話を一旦投げかけたんですね。
そしたらみんなも、いいじゃんいいじゃん、私もそうしますみたいな声が集まって、
全然失敗したんだっていうところから、全員多分ここから思考が生まれますよね。
何があったとかね、どこだとか。
つまり、課題は正しいんだけど解決策が間違ってたんだよねっていう答えが、
事例として言ってくれたわけよ。
じゃあなんで失敗したと思う?って話になった。
そこでいろいろみんなで話しながら、
要は適切な情報の収集がされてないと。
判断すべき情報の量の圧倒的な少なさと思い込みみたいなことから起こってるんだよねって。
具体的な事例を言えばよくわかりやすいんだけどちょっと言えないんで。
そんなことをやったらみんなが、あ、そうですよねって話で。
みんなは課題を感じてきた。
課題を感じることは正しい。
場づくりのプロセス
その課題がいかなるもので、その課題設定自体が正しいのかっていうことも含めて、
どうしてそう考えたのか。
で、その課題を解決するとどこに向かえるのかとか、
上位概念の課題とかあるよねと。
それと、やっぱり今みんなが感じてる課題を解決するためには、
もしくはこの課題を取り組むことが正しいんだと。
この両方の視点でどんな情報を集めるといいのか考えてごらんっていうのが、
宿題で2回目終わったの。
なるほどね。
ということで今度3回目1月にやるんですけれども、
そこでなんでその情報が必要だと思ったのかとか、
何に向かってその情報を考えてるのかとかって、
今度も具体的に3回目で紐解いていくんだけど。
いやいやこのプロセスはすごい面白いなと思って。
そのプロセスそのもので人を育ちますし、課題も解決する可能性あるし、
そこから制度とかも結果的に生まれてくる可能性もあるし、
無限人像に広がりそうな感じの取り組みですね。
1回目の取り組むときになんでこの番組で話さなかったかっていうと、
2回目のエネルギーの高まりがけっこうすごかったわけです。
目に見えない井上さんが感じてしまう、このあったんですね。
馬が動いたときの。馬が飛ぶってやつですね。井上先生がよく言う。
僕はそのときのテーマで、若干みんなに30分間ぐらいそのテーマを在題としたワークをやって、
ちょっと一般的な理論みたいなのを教えるっていう役割でやってるんです。
でもそのワークをやったときも、みんなで活発な対話をされてるし、
いやすげえなと思って。
その振り返りを昨日から管理の人とやったんだけど、
いやーやっぱいいですよねっていう話と。
ああ、そんな感じなんですね。
うん。これは面白いわって話になって。
あるべき警戒期が生まれてしまってそうですね。
そう。なんで、もうちょっと詳しくやり方とか教えてくださいとかってあったらあれだけど。
確かに確かに。馬作りはね、ノウハウだけで語れない井上先生の技術を超えた部分もありそうですけど。
軸として何を伝えていくかの社長の在り方なんかも出てくるので、
やり方はそこの経営者の特性とかに合わせたほうがいいし、
業種にも、若者の姿、管理職層がどういう状態にあるかということも全部加味しなきゃいけないんだけど、
でもこれはね、皆さん一回真剣に考えて、そういう取り組みを考えられたらいいと思いますね。
それ井上先生の、なんで今までやってなかったんだろうかって思うぐらいに。
いや、絶対井上先生の骨頂が出るようなサービスですよね、言われれば。
あと規模感がちょうど良かったのかもしれないね。そんなにすごい大きな会社じゃなくて、これからの会社なんで。
ちょっと今のサービスのネーミングも含めて募集をしつつ、取り組みとして聞いて私もやってみようと。
まず始めてみるもいいですし、ちょっと手伝ってほしいも含めてね。今の話は。
なるほどね、場作りですね。
うん、でねこれね、やっぱりね、直接の中間管理職向けにっていうよりも、
その次世代の若者たちとそういう場を社長自らが作り、
課題っていうものを考えるっていうことで自ら設定して、
できればゴールは、じゃあそれに自分は何をやるかっていうところまで落とし込めたらいいなとは思ってるんだけど。
いやいやいや、面白いですね。
うん、なんかね、やっててワクワクし始めたんでね。
なんか話したくなっちゃったんです。
まあということでね、ちょっとこのサービス、何なのかなと。
まあこうやってね、概念が生まれたりサービスが生まれるもんでね、これ非常に面白いプロセスですけど、
ちょっと今プロセスを開放していただきましたので、
またちょっとね3,4回続ける上で場がこういろいろ変わっていくと思いますので、
若者との共同取り組み
ちょこちょことぜひぜひ共有いただけたらなと思います。
ということで終わりましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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