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2016-07-07 14:52

第63回『質問:成長したいのに大企業は、年次順なのでモチベーションが保てません』

第63回『質問:成長したいのに大企業は、年次順なのでモチベーションが保てません』
井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。
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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中小企業まで延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上さん、本日もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
今回ご紹介していきたいと思います。
質問いっぱいです。
若い方だと思います。年齢が分からないですが、
成長したいという気持ちを上司も理解してくれています。
しかし、大企業という手前、人数も多く、年次順となってしまいます。
長い目で見て働くには、どう上司や先輩と向き合い、モチベーションを保てばよいのでしょうか?
という意欲の高い若い方なのかなという気がします。
いいことじゃないですかね。
年次順というのは、年次順に何なのかなんですよね。
考えられるとしたら、まずお給料とか評価とか役職の立場とか。
成長意欲が高いなら、成長意欲の高い人にとって2つのテーマがある。
1つは役割遂行レベルを上げる。
役割遂行レベル。
例えば、新規開拓が中心で、テレワークから始まるような営業とはちょっと違って、
ルート的な営業だとすると、エリアとかお得意さまの担当というのが年次によって違ってたりする。
違くなりますね。
主要顧客をベテランが持って、若い人は周辺の顧客。
そういう顧客レベルが変わってしまうとかってあると思うんだけど。
とは言いながら、顧客レベルが高いところを担当したいという思いがあるんだったら、
これが役割を拡大していきたいっていう。
自分の役割を増やしていきたいっていう。
今のルート営業だったらもうちょっと違うところを新規とかやっていきたいとか。
だからそれを役割拡大という思考だと思っている。
役割遂行に対してですね。
役割遂行でやらなきゃいけないのは、役割の拡充なんだよね。
やってることを縦に掘り下げていく感じ。積み上げていく感じ。
要するによりレベルの高い仕事をしましょう。
深いと書く進化の方ですね。
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拡大は横に広がるという感覚なので、
やることを増やすということで。
会社としてもやってほしいのは拡充。
あなたの仕事のレベルを高めてください。
ということに対して一生懸命やれば良くて、
それは年次関係ないと思う。
お給料が上がらないとかそういうのは出てくるかもしれない。
でも成長よく上がるのが良いじゃない。
やりゃいいじゃんみたいな話しかつかないでしょっていう。
だから35歳くらいで42歳の人がやれることまでやっちゃえば良いじゃない。
というのはまず自分の仕事の中で
自分のレベルを上げるということにフォーカスした時に
この成長欲は何をすべきかが見えてくる。
もう一個は遠いながら興味が関心あることに
どんどん首を突っ込むということも必要だと思う。
拡大する。
だからお前そんなことやる担当じゃないだろうって
言われそうだから
逆に言うとちょっと興味あるんですけど
少し私にも手伝わせてくれませんかって言って
単純にやってれば良い。
なるほど。
僕の前職の営業はさっき言ったような
ある種ルートだったので
役割顧客対応っていうのが年次とかベテランかどうかで変わっているんだけど
よくあったのは若い子が周辺の難易度の低い難易度の高くない顧客を
相手にしている時に手伝わせてくださいよって言って
主要顧客の手伝いをサブでやらせてもらっているとか
そういう奴いたんだよね。勝手に。
そういう子ってどんな感じになってくるんですか。
いろんなことを覚えるの早いから
完璧に営業は覚えたねっていう感覚が2年ぐらいで
そういうことになりますよね。
何が僕が起こるかというと
営業本部を放っておかない。
営業本部試作を考える本部機能が
あいつすごいぞっていうことが気づいて
その営業として、例えば主要顧客
それこそパレートの法則じゃないけど
2割の主要顧客で8割の売上があることを担当するような
前に営業本部に行っちゃう。
販売試作を考えるとか。
そのまま立つわけですね。
そりゃそうですよね。
だからあんまり大企業だから
それはないっていうふうに思わないほうが良くて
やってれば誰かの目には止まる。
逆にちょっと冷たい言い方になってしまいますけど
そうやって言ってるうちはまだやり切ってないんでしょうね。
気持ちのことだけを言ってる。
言わないの。行動に移しなさい。
かなり基本的なところに。
首を突っ込んでみたら
でもそれ以上首を突っ込むなって言われたら
いいので手伝わしてくださいとか
面白いから一回一緒に行かせてくださいとか
自分の仕事をちゃんとやれよって言われないように
まずちゃんとやっておく。
06:00
やった上でもっとやらせてくださいっていうオーラを出す。
なるほど。
これは拡大志向。
8割の拡大志向ってすごく重要だから
それを感じる上司は
必ず何かをやらせてくれる。
見てますよね。
だって上司は
多くの上司の人たちの発言の中で
僕の上司が言うことが
言われたことはちゃんとやるんだけど
自分からやらないんですよ。
自分からやれよ。
っていうのがこの人に対して。
今の役割推行役割拡充という観点で
別の質問いっぱい来てる中で
似たような感じだなというのがあったんで
もう一つご紹介してもいいですかね。
チームの雰囲気が良く
とても尊重されていると感じています。
その手前
チームに貢献したいと思いすぎるあまり
自分の役割や目的に
フォーカスできなくなっている気がします。
チームの一員として
どう捉えれば良いのでしょうかという質問は
これはだからさっき言った
役割推行と役割拡大。
推行レベルを上げる。
推行っていう自分の役割が何かってことより
フォーカスできないっていうことなんで
多分この人は役割拡大の指向が強い。
そうですね。チームに貢献したいと思いすぎるあまり
っていう部分がまさにそうですよね。
あんなこともしたいこんなこともしたい
と思っているので
変なんですね。
それは拡大拡大の指向はやってればいいんじゃないか。
ただその中で
仕事のレベルというのがあるんで
何かにフォーカスして
自分の担当とかっていうよりも
この仕事を極めてみたいなって思うのに
ちょっと自分なりに焦点を合わせてください。
やりたいことの中で
ちょっと極めるぞとこれを。
例えば営業の話で言えば
プレゼンに関してはプレゼン資料を作らせてくださいよ
これ私やるから
お前だってお前は
神奈川地区の担当だろうが
そこをしっかりやってくれればいいんだよって言われようが
いやいや今度の前者的なプレゼンの資料
一回作らせてくださいよって
言ってみればいいだけのような気がする。
なるほど。
その上でもしアドバイスできるとしたらどうなんですかね。
自分の役割や目的に
フォーカスできなくなっている
役割遂行部分
役割拡充をどんどんしていきたい
拡大していきたいという気持ちはややいいじゃんですけど
それをやる上で
役割の遂行ってとこは
どう捉えた方がいいんですか。
たぶん拡大したいと思っている人は
チームとして
何がやらなきゃいけないという
全体が見えている
見え始めているんだ。
なるほど。
あっち行くとああいうことも必要だし
こっち行くとこういうことも必要だということが分かるので
チラチラするんだと。
ちょっとだったら触ってごらん
いいよ触ってごらん
尊重されているなら
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いいですかちょっと触ってみたいんですけど
まあいいよって
なると思います。
やってみたら面白いこれ
って思ったら
それを取り込めない
自分の役割に持ってきちゃいけない
そうしたら今度面白いんだから
深められるでしょ
そうすると役割遂行が
結果的に高まる
役割遂行と拡大
面白い捉え方ですね
にしても
今日は切れ味抜群というか
バサバサと
ご該当されておりました
確かにそうですね
でも若い方って
今のような
同じような悩みを持っている人
多いんじゃないですかね
でもね
若い人の傾向としては
むしろ役割遂行の意識が強い
拡大したくないという
だからやらなきゃいけないこと
何ですか教えてください
やりますかという人が多いので
この方は珍しいかもしれない
逆に言うと
どんどん広げてみたら
もったいないですよね
どんどん固まっちゃって
みんなでもしたら
拡大できなくなっちゃいます
やっぱりいい仕事をする人は
仕事は面白いと思っている人なので
だから面白い
いろんなことをやってみると
これ面白いよって見つかるはずだから
そしたら
これちょっと私
もうちょっとやらせてもらっていいですかって
言ってみてもいいと思う
自分の感性における面白さという方向性で
拡大していっちゃっていいですか
いいということですね
前の会社の
さっきの営業の話じゃなくて
プロモーション部隊で言うと
2つの機能があって
CDとかをプロモーションする
これはメディアを担当する
例えば放送局を担当する
どこかの放送局を担当する
という担当があるのと
同時にアーティストの宣伝企画を考える
という担当もある
どうしても全員
プロモーション部隊は
全員自分の担当
メディアを持っている
これは役割なの
だけどアーティストの
企画を立てるということは
いろいろあるけども
企画を立てるって無形だから
誰がやってもいいわけ
放送局というのは
ラジオとか局とか
そこを超えての企画も
アーティスト企画で言うと
例えば僕がNHKを担当してました
時代があったんだけど
NHKの担当として
ものを見るんじゃなくて
アーティストの試作として見るから
いいわけだよね
ということは
アーティスト担当に関しては
役割拡大の思考が
強い人に任せたくなる
だってやりたいんだもん
どんなアイデアを出しても
いい場面だから
確実性
意地的な仕事
やらなきゃいけない仕事を
ちゃんとやるということに関しては
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役割なんだけど
何かを生み出そうとか
アイデアを出そうとか
やればいいじゃない
やらせてみてくださいよと言えばいい
そういう2つの種類があるので
維持して確実に
抑えなきゃいけない仕事と
それから何かを生み出したり
アイデアを出すとか
2つの仕事が必ずあるので
役割拡大思考は
むしろその確実性の仕事は
役割推考に
落とされるはずなので
考え出すとか
そういうことは
役割拡大の
感覚で捉えて
どんどんどんどん
手を挙げるように
この方はこれを読んでいる限り
尊重されているという話を聞くと
役割拡大をどんどんやっていっても
十分に成り立つような
良好な関係性を
作れてそうなので
ぜひチャレンジしてほしい
前半の大企業の人だって
やればいいし
それが認められる結果に
全くつながらないなら
やめちゃえばいい
何をこだわっているのか
みたいな感じです
それだけのことを
やりたいと思うのだったら
本当に中小企業とかの方が
良い場があるので
前回のお袖もあったより
混ぜるというか
いろんな作る
いろんなことをやらなきゃいけない
買う作る考える
支える
いろんなことができる
中小企業とかの方が
そういう意味では
あるわけではないですけど
まずいろんなことをやりたいので
やってみようよ
その上で
それでも辞めるという選択肢が
出てきたって
それも含めていいんじゃないの
というぐらいで
捉えていただきたいです
役割することと役割を拡大
拡大
その2つの観点から
一旦自分の仕事の量を
見直していただくと
非常に面白いんじゃないかな
いかがでしたか
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