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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中小企業まで延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、ナビゲーターの遠藤和樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所第16回
井上さん、本日もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
これまで第3回にわたって人材育成をお話ししていただきましたが、
今回はガラッと変えまして、
良い転職と悪い転職というテーマでいきたいと思います。
転職ですね。
僕も転職は何回か経験していて、
そもそも独立されていますしね。
自分としては当たり前なんだけど、
悪い転職を経験したことはないなって思っています。
良いか悪いっていうのは、実際あるのかどうか分からないんだけど、
転職した結果、自分自身というものに、
どれだけ満足感を得ているかっていうか、
やってよかったなと思っているのか、
失敗したなと思うのかによって、
良いか悪いかが決まると思うんだけど、
それを決めているのは何かっていうと、
転職に至るその前までの過程だと思う。
はい。
転職ってその今までの過程を、
あえてブチッと途切らせて、
現状を途切らせて次に行くっていうことじゃないですか。
他で言うと、英語の勉強を始めるとか、
何かのMBAを取得してみるっていう、
何かをスタートするっていうことではなくて、
立ち切る。
立ち切るですよね。
ここが結構ポイントなのかなと思っていて、
これまで結果的に良い転職になるかどうかっていうのは、
結果でしかないんですけど、
そのプロセスっていうのは、
そのプロセスをブチ切るわけですよね。
ブチ切る。
ただ、それを切った方がいいタイミングかどうかって、
すごい重要ですよね。
だからそのプロセスに対して、
嫌気がさせて、
嫌だな、もしくはね、
そのプロセスを通して、
この環境はもうどうにもならんと。
つまりこの環境でいると、
私は不幸せになるって思っている転職の人は、
ちょっと言葉悪いけど、
僕は逃げだと思う。
だけど、
プロセスを大事にできるからこそ、
次に行こう。
どういう感じですか、
大事にできるからこそ次に行こう。
なんかジャンプ台に乗っかって、
ピュンって飛ぶ感じかな。
今までやってきたし、
頑張ったし。
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これだけ速く走れてきてるんだから、
飛ぶぞーってなったら、
ぱわーんってなったら、
距離が出たら、
あー、
助走期間の勢いで飛んじゃう。
6時間くらいで飛べれるプロセスの先に決断するのはありかな。
そのまま走ってるとね、
この先10メートルくらい、
同じスピードで走ると10メートルくらいなのに、
飛んだから同じ時間でも20メートル先に行っちゃう。
もしくは上の次のステージに走れるとかね。
上のステージに行っちゃってるとかね。
これっていいプロセスっていうか、
助走期間をちゃんとやってきたかどうかで、
なおかつ、
すごい、やっぱりある種、
今言ってたように、
ペントさん言うように、
切り捨てるという、
これ大きな決断なので、
そうですよね。
やっぱりこの決断するっていうのが一つのポイントなのかな。
つまり、
今までのプロセスの中でも、
やっぱり決めるってことをどれだけやってきたのか。
前回の人材育成の話じゃないですか。
そうそう。
だからやっぱり僕は、
仕事力を発揮する場所は決める場面だと思うので、
経営者なんていうのは決める仕事の専門家みたいなところがあるので、
だからみんな社長どうしますかって聞くんだけども、
やっぱり決めるっていうことをやってきた人は、
やっぱりね、
決めた瞬間で行われてきた実感、
決めた後に起こったことを体感してきているという経験があるので、
たまるんだよね。
知識も知恵も。
はいはい。
決めなかった人よりは。
ということでいうと、
決められたことによって起こってきた。
決めると次が起こる。
この感覚が、
転職ってでっかいことを決断したときに、
次にあって得られるものが、
どんなビジョンに描ける。
今までやってきた、
例えば営業すごく頑張ってきたから、
この営業スキルを活かして、
もっと報酬のでかい、
古込みの世界に行っても、
行けるんじゃないか。
年収一億になれるんじゃないか。
と思うのも決断と夢、ビジョンだし、
もしくはこうやってたら、
いろんな人と結論を決めながら進んできて、
対外接種をしてきたら、
素晴らしいベンチャーなんだけど、
新しい企業を立ち上げて、
頑張っている社長さんに出会ったと。
僕にももしかしたら会社経営ができるかも。
って思う夢、ビジョン。
ええや!って決断してそこに行くってことなので、
いろんなものを決めてきている歴史っていうのが、
その人に溜まっているかどうかっていうのは、
すごく重要だ。
そこは仕事。
仕事を通して。
その時に自分の人生、
仕事を通して培ってきた、
スキルという、
スキル?
スキルを人生でポンと使うっていうのは、
仕事でやってないとできないんですかね。
だから、なんとなく環境のせいにしたりして、
なんか違うよなと思ってきた人は、
実は辞めるっていうのは決めてないんだよね。
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逃げてるだけだから。
だから決めたっていう勢いがなくて、
次に行った時にも、
ここは大丈夫かなって様子を伺いながら、
不安があっているような。
なんかメンタルでいくので、
決して良くない。
ここ、解説できるような話なのか、
分からないんですが、
決めるとね、さっき言っていた、
逃げるとは言っても、
それは結果論、
逃げるって言いづけされちゃっただけじゃないですか。
何が違うんですか、これ。
あの、やっぱり、
決めるっていうのは、
向かうべき先を想定していて、
行動を決めること。
選択すること。
延長戦の中から先をイメージして、
そこにジャンプするみたいな。
それがもしかしたら、
突然ある夢を描いて、
今までこんなことやってきたけど、
実はこれがやりたいっていうのも含めて、
前のどこかで言ったけど、
山の頂上が見えているかどうか。
どう上がるかは、
こっちから上がるのかだけど、
よし、あそこに行くんだって決めて、
選択するっていうのが決める。
これが決まってない人よ。
完全に人材育成の話じゃないですか。
この間話し合ってたのはあれですよ。
山の頂上、つまりゴール、
終着点、どこに向かうか、
ビジョンっていうのを決めると。
で、転職で、
ちゃんとジャンプした転職と、
攻めた転職と井上さんに言ってもらえるのは、
それを決めて転職してるから。
決めるっていうか、ちゃんとイメージしてる。
決められないと思うんだよね。
それをイメージしてやめるを決めるのか。
イメージできないまま、
むしろ後ろ向きながら、
ここから出た方がいいよねって言ってる方が、
逃げてる感じ。
だから先を見てない。
出たとこ勝負っぽく行ってみたら、
こんなだった、ちょっと違いましたねって。
転職した人がすぐやめるときって、
こんなんじゃないと思ってたんでってよく言う。
よく聞きますね。
だからやっぱりそこがね、
イメージ力、想像力の欠如というか。
転職のキーワードというかポイントは、
イメージ力。
イメージは、さっき言ったように、
自分で決めてやった結果がっていう経験がある人が、
イメージをできる。
いい転職をできるための絶対なる条件は、
多分仕事を通してなんでしょうが、
仕事を通してちゃんと叱るべき時に、
ずっと決断という決めるをやられている人。
そのタイミングでイメージを、
どういう世界にどういう自分になるかというイメージを、
持てたときに初めてここが組み合わさって、
ポンと決める、やめるということを決めるって転職にできる。
勇気はいると思うんだけど、それの方がいい?
その結果それが良い転職という風に自分で言える、
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キャリアは夢だろうと。
その数年後に、あの転職がすごく良かったなっていう、
良い転職の意味はちょっと違う意味だ。
結果成功したねという意味での良い転職で、
転職自体を良いか悪いかは今のことだと。
そうか。だとすると、今例えば、
転職しようか悩んでるんですか?という人に対しては、
どんな感じで。
君の中でどれだけのものが溜まりましたか?
ということと、イメージできてますか?
そこできてないで、
転職考えるタイミングじゃないでしょ。
それは逃げてるんでしょっていうことですね。
で、嫌な仕事を自分なりに工夫して、
頑張って乗り越えたら、
絶対次のイメージができるんだよ。
それは私の中でヘーでしたけど。
やっぱり乗り越えた経験っていうのはすごく大きな経験。
決めるというのと同じくらいの経験になるので。
それは感覚として自分の中で嫌だなと思う仕事。
もう嫌じゃなくするというのは、
ある意味での意思決定だから。
楽しい仕事ではなくて、
嫌な仕事を楽しむわけですね。
楽しむという方法を見つけたりするのは、
これはある種の決断なので。
それも一つのあれかな。
今、逃げたくなってんだったら、
もう一度踏ん張ってそれを面白くしてごらん。
楽しんでごらん。
その上でいいんじゃない?
楽しい仕事なんて変な話。
認識の問題なんてないですからね。
人によっちゃみんな楽しいし、
人によっちゃみんな楽しめますもんね。
それで楽しめたら転職したら?
楽しむ力か。
どうやったら近いんだろうなーなんて。
いや、でも結構やれてる人はやれる。
それもイメージかな。
確かにね、そうですね。
分かりました。
最後に今回、
良い転職と悪い転職というテーマでしたが、
井上さんの方からこれの総括はありますでしょうか。
やっぱり昔と違って、
転職っていうのは人生の中であり得ること
というふうに捉えた方がいいかなと思っていて。
時代的にも。
やっぱり50以上の過ごし方とか色々あるんだけど、
やっぱり人生2つあるぐらいの感覚で、
前半と後半でもいいし、
転職ということも一つの選択肢に入れながら
自分の人生考える。
そんな時代だと思うんですね。
だから全然異質なものではない。
ただその転職するまでに貯めるエネルギーと経験。
これが重要だと思うんですね。
人生の中に転職というのも
当たり前に前提として入れていいですよと。
いいと思います。
それまではちゃんと貯めときましょうねというのも前提なわけですね。
分かりました。
本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
遠藤和樹です。
本日の番組はいかがでしたか。
番組では井上健一郎への質問をお待ちしております。
ウェブサイト人事評価システム
12:01
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それではまた次回お会いしましょう。