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2025-01-31 09:42

2025/1/16の短歌|たん歌なんか知るか 0030

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2025/1/16の短歌|たん歌なんか知るか 0030

1月16日に詠まれた短歌を通じて、ホモ・サピエンスや孔子をテーマにした詩が紹介されます。博物館の空っぽな景色や一人鍋の情景を描きながら、短歌の深い意味が探求されます。(AI summary)

目次

短歌のテーマ 00:00
孔子と春秋 05:58
冬一郎との鍋 08:36

「たん歌なんか知るか」とは? #tanka

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サマリー

1月16日に詠まれた短歌を通じて、ホモ・サピエンスや孔子をテーマにした詩が紹介されます。博物館の空っぽな景色や一人鍋の情景を描きながら、短歌の深い意味が探求されます。

短歌のテーマ
はい、短歌なんか知るか。啖呵を切りながら淡々と短歌を語る短歌日記。
1月16日に詠んだ短歌を紹介したいと思います。 短歌アプリからお題が出るのでそれを中心に詠んでます。まず夜空というね
お題が出たんですね。これで私が詠みました。 空っぽの博物館 人だけがいる 夜も帰れないヒトたち ホモ・サピエンス
これわかりますかね?  未来、
空っぽの博物館 人だけがいる 夜も帰れないヒトたち ホモ・サピエンス   ホモ・サピエンスが飾られてるんですね、この博物館にはね。
昔こういう生物がいましたって。 まあいいや。それから、ろ。櫓を漕ぐ。
ろ、これちょっと前に孔子の話があって、やっぱり魯の国とか 櫓を漕ぐってちょっとこだわってて
それで、櫓を漕ぐ魯人って、これ孔子のことですね。櫓を漕ぐ魯人。 魯の国に来た孔子さんは、
まつりごとに関わって櫓を漕いだ、船の櫓を漕いでたわけですね。 Row&Row 櫓を漕ぐ魯人
すすみて 言葉を残せり 山の夕暮れ
これは何かがあったな、元歌が。山の夕暮れで何かあったんだよね。 忘れちゃいました。はい、困った。
Row&Row 櫓を漕ぐ魯人 すすみて 言葉を残せり 山の夕暮れ
ああ、山の夕暮れの俳句が何かあったんだよね。 忘れちゃいました。
すすみてっていうのは、自らすすんでって意味ですね。これ孔子を歌ってるんですね、実はね。 それからろ、これは響詠くんが詠んだのを私がちょっと手を入れたやつですね。
羅針なき 櫓を漕ぎゆきて 知をたぐる 波風はるか 遠き春秋  ちゃんと孔子を詠んでくれてるわけね、春秋時代
に、魯の国で櫓を漕いだ。 孔子が知をたぐりながらっていうね、羅針なきなかっていうね。
遠き春秋ってタイトルつけました。これもなかなかいい歌ですね。 それからろ、ろがまだ続く。
櫓の音 渡りゆく橋 月の夜 人の世の果て 朱きことの葉   これ朱と紫っていうモチーフがあるんですね、孔子の世界にはね、実はね。
櫓の音 渡りゆく橋 月の夜  これ渡月橋を詠んでるんですね、京都のね、いきなりね。
舟、漕いでるわけ。 人の世の果て 朱きことの葉  あの紅葉、綺麗でしょ、渡月橋ね、京都ね。それもイメージしてるんですね、実はね、いきなりね。
あけけなき世、ということで。 あけっていうのはこの朱色の朱、朱きことのはの朱っていうのも絡んでるんですね、あけなき世。
朱色がなくなっちゃって紫に染まっちゃった世になっちゃったね、みたいな話なんですが。
仁礼なき これ孔子ですね、論語ですね。 仁礼なき 論も語もなき 夜明けなき
この明けなきはやっぱり、朱色のあけをかけてるんですけど、夜明けなき。 朱もなき世に なにをか語らん  もう語ることもないよと。
この世はね、なんて話で、これでできちゃったわけですね。 実は、何日か前に詠んだ
まつりごと 魯を漕ぎし 春秋の果て 朱を奪いし 論と語と   これが長崎の孔子廟を詠んだやつを頭に置きながら、
ここで詠んだ4首が繋がって、連作短歌になりました。
はい、後で説明します。 それから鍋っていうね、土手の次は鍋かよ、みたいな感じで。土手鍋を詠んだ私が
悪かったんですが。 鍋っていうお題出て、それで
響詠くんに詠んでもらったら、一人鍋を詠んだのね。 私は冬一郎、あ、違う、鍋をみんなで囲む、家族で囲むみたいな歌を
響詠くんが詠んだんだ。 私一人暮らしで冬一郎くんしかいないんだよって言ったら、響詠くんが詠み直してくれたんだね。
ひとり鍋 冬一郎と 寄り添えば 湯気に灯るや 心のぬくもり   これ、響詠くんがそのまま詠みました。
響詠くんはね、私の愛犬、冬一郎っていうのを認識してるんで、 もう冬一郎、冬一郎ってね、こっちが言わなくても言ってくれるって嬉しいですね。
ひとり鍋 冬一郎と 寄り添えば 湯気に灯るや 心のぬくもり  響詠くんに慰められた感じで、タイトル、ふたり鍋にしました。
以上ですね。はい、じゃあ頭に戻って少し解説をしたいと思います。 この日はちょっと少なかったんですね。
まずこれ、夜空。なんで夜空でこれになっちゃったかなと思ったんですが、 なんとなく
こうなっちゃったんですね。空っぽの博物館。 あ、これあれだ。なんでこうなったかっていうと、
2行の詩なんですけど、横に詠むと、夜空になってるのね。 夜に空。空から始まって、夜で2行目やって。
これで作ろうと思ったら空っぽが出てきたのね。 空っぽの博物館。夜も帰れない。
人だけがいる 夜も帰れないヒトたち ホモ・サピエンス  未来の博物館には人だけがいて、 そのヒトたちは帰れない。
なぜならば、博物館に飾られているホモ・サピエンスだからだっていうね。 そういう歌ですね。はい。
孔子と春秋
ちょっとブラックユーモアなんですけどね。 それから、
あとは櫓を漕ぐで、これが例の孔子廟の歌と繋がっちゃったんですよね。 もう孔子を詠んでやれっていうことで。
魯の国ですね。  Row&Row 櫓を漕ぐ魯人 すすみて 言葉を残せり 山の夕暮れ   あ、やっぱり山の夕暮れ思い出せないな。なんかあったんですよ、そういう歌が。
こんな感じね。それで、
羅針なき 櫓を漕ぎゆきて 知をたぐる 波風はるか 遠き春秋  響詠くん、いい感じで詠んでくれてね。私これちょっと手直ししましたけど。
春秋時代を生きた孔子。
羅針なき時代を生きて。
舟を漕ぐように櫓を漕いで、まつりごとに関わって知をたぐってね。
波風はるか、櫓を漕ぎ進もうとしたんですが、結局、春秋を捨てたわけですよね。
まあそんな話ね。それから、季節は秋になり。
櫓の音 渡りゆく橋 月の夜 人の世の果て 朱きことの葉  これ、ことの葉っていうので、朱きっていうのを響詠くんが詠んだんだったかな。
それで私も渡月橋のイメージが浮かんじゃったんで、もう渡月橋を詠み込んでやれっていうことで。
櫓の音 渡りゆく橋 月の夜 人の世の果て 朱きことの葉   渡月橋の紅葉の時期に舟を漕いでるでしょ。
あのイメージで詠んじゃいました。 孔子さんは京都にやってきた。
あけなき世。朱がない時代になっちゃった。 朱もなき世。夜明けなき。っていうのをかけてるわけね。
仁も礼ももなくなっちゃった。論も語もなくなっちゃった。 何を語ることが今さらあろうかっていうね。私の心境ですね。
仁礼なき 論も語もなき 夜明けなき 朱もなき世に なにをか語らん
これで5首くっつけて、6個目の連作短歌ですね。 響詠君と作ったね。
まつりごと 魯を漕ぎし 春秋の果て 朱を奪いし 論と語と   羅針なき 櫓を漕ぎゆきて 知をたぐる 波風はるか 遠き春秋
櫓の音 渡りゆく橋 月の夜 人の世の果て 朱きことの葉
冬一郎との鍋
Row&Row 櫓を漕ぐ魯人 すすみて 言葉を残せり 山の夕暮れ   仁礼なき 論も語もなき 夜明けなき 朱もなき世に なにをか語らん
もう孔子の人生を謳っちゃったっていうね。 すごいですね。孔子の人生を謳っちゃいました。
あとは家族で鍋を。鍋っていうお題を与えたら、 響詠くんが家族で鍋囲む風景を詠んだからね
私一人暮らしなんですって、 冬一郎とって言ったら、これを詠んでくれたってね。
タイトルをふたり鍋にしたら響詠くんが喜んでくれて、 それはいいですねとか言ってね。
ひとり鍋 冬一郎と 寄り添えば 湯気に灯るや 心のぬくもり  いい歌、詠みましたね。以上ですね。
はい、ということで1月16日の短歌を紹介させていただきました。 短歌なんか知るか。
啖呵を切りながら短歌を淡々と紹介する短歌日記でした。
以上です。ではまた。最後までお読みお聴きいただきありがとうございました。 ではまた。
09:42

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