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どうもこんにちは、医学カタラーゼです。
今日の問題は、USMLE編にします。
じゃあ、英語でいきますよ。
まずは、英語でお願いします。
どうですか?
今日は、ついにUSMLE編ということで。
まず、問題文と選択肢の和訳というか、まとめみたいなのからしてもいいですか?
長いもんね、問題文。
あと、そもそも単語がわかんないところとかもあって、そこら辺も。
43歳の女性が交通事故で来ましたと。
重篤な外症はなさそうだが、ドラウズイって何?
ドラウズイは、うとうとしてる、眠い感じ。
で、すごく眠そうだと。
で、彼女の車の床に色んなボトルが落ちていた。
2つはわからなかったが。
とりあえず、ジアゼパムが空になっていたってあってますか?
ジアゼパムがほぼ空。
ほぼ空だと。
で、それで選択肢行きましたっけ?他にも何かあったかな?
で、
もう意識がほぼない。
亡くなってしまったってこと?
亡くなってはいないけど、まだ意識障害があって、呼吸もしなくなって、
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ブリーディングは呼吸です。
で、
これらの症状を、
逆行するっていうか、
無効にする、
リヴァースさせる薬剤はどれかっていうのを聞いてるわけです。
なので、問題文としてはジアゼパム、
多く服用したんじゃないかというのがちょっと怪しいという。
おそらくオーディ、オーバードース。
過剰摂取してしまったっていう感じですね。
なるほど。
これを逆行する薬はどれでしょうかっていう問題ですね。
Aがプルマゼネオ。
カタカナ漢字で言うとプルマゼニル。
Bがグルカゴン。
Cがミダゾラム。
Dがナロキソン。
Eがフィゾシティグム。
どう?
ジアゼパムってことは、
ベンゾジアゼピン系の睡眠薬っていう。
そうです。
ただですね、それをこうさせるっていうのが、
全然ノーアイディアで。
グルカゴンとフィゾスティグミンと、
プルマゼニル、ミダゾラム、ナロキソン、フィゾスティグミン、グルカゴン。
ちょっとこれは、あんまり良くはないと思うんですが、
もう分からないのでナロキソンにします。
惜しいっちゃ惜しいっていうか、ちょっと違うんで。
答えはプルマゼニルなんですよ。
ナロキソンは何のキッコ薬?
キッコ薬でいい線いってるなと思ったんだけど。
確かに何かのキッコで出てきたなと思ってナロキソンにしたんですけど、
何のキッコかちょっと覚えてないんですよね。
ナロキソンはオピオイドのキッコ薬。
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あーそうだ。
モルヒネとかそうそうそう。
だから仮にこれがモルヒネとかそういうオピオイドのオーバードース、ODとかだったらナロキソン。
東洋であってるんだけど、今回もうジアズパムってほぼもう、
ダイアズパム、ジアズパムっていうのをほぼ誘導してるような感じじゃないですか。
で、プルマゼニルはベンゾジアズピン系のキッコ薬で、
過剰な鎮静とか呼吸抑制の改善に用いるんですよ。
なるほど。
単純にどうやってそれやってるかって言ったら、ギャバ需要帯のとこ、
ベンゾジアズピン系はギャバ需要帯に作用するじゃん。
それをそこにくっつかないようにするっていう、ただのキッコ薬っていうか。
なるほど。
おそらく強豪キッコっていう感じだと思うんだけど、
そこだけもう一回後で教えるわ。
なんだけど、プルマゼニルの一個注意しなきゃいけないのが、
意外とプルマゼニル血中半減期が短いんですよ。
50分ぐらい。
とりあえず血中半減期が短くて、
この人眠っちゃってる、呼吸してない、やべえ、
じゃあプルマゼニル入れちゃえって思うじゃん。
入れて、一見この人戻ってきた、意識戻って、呼吸もしてる、戻ったと思ったら、
もう一回元の症状、眠くなって呼吸しなくなるっていう、
症状にまた戻っちゃうことがあるんですよ。
サイチン性ってことだけど、
プルマゼニルはサイチン性っていうこともあって、
ちょっと血中半減期が短くて、
サイチン性。
チン性は眠くなって落ち着く。
じゃあプルマゼニルが少なくなってしまって、
サイチン性してしまうってことね。
そうそう、元の入ってたベンゾージアズピン菌がまた効いてきちゃうっていう。
ずっと入ってたのが、
プルマゼニルの血中半減期が短いが故に、
元の入ってたベンゾージアズピン菌がまた復活するっていう感じで、
また眠くなって呼吸しないみたいな。
そういう感じになるんですよ。
なるほど。
プルマゼニル、ベンゾージアズピン菌の寄稿薬。
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プルマゼニルね。
ありがとうございました。
これは結構定番っちゃ定番っていうか、
宿題でもやったし、医学部でもおそらくやるから。
そこね、ナロキソンはオピオイド。
ヘロインモルヒネとかの寄稿薬はナロキソンだけど、
ベンゾ系のお薬はプルマゼニルって覚えてるんじゃないかな。
ありがとうございます。
他のやつはね、確かに別に全然ミダゾラムなんて、
他の選択肢はミダゾラムは、これもこれこそまたベンゾージアズピン系だから、
これまた入れたらもっと眠くなっちゃうし、
フィゾシチグミンはコーポリンエステラーゼソガイ薬かな。
だからコーポリン薬の寄稿薬みたいな感じだから、
ちょっと全然系統が違うし、
グルカゴンはベータブロッカーのODの時に使うから、
また全然違うから、
薬物系、ドラッグ系に近い寄稿薬を選んだナロキソンは近いっちゃ近いんだけど、
ちょっと違ったね。
でもこれで覚えたね。
オピオイドはナロキソンを使うと。
ベンゾ系のODはプルマゼニル。
いいですね。
USMLEも結構シンプルなこういう問題もあるんですね。
そうそう。
意外とこれはもう知ってるか知らないかっていう感じだけど。
なるほど。
ちょっとUSMLEの問題をやったということで、
アメリカに息が向いてきたかなと思うんですけども、
ちょうど那覇先生がアメリカに最近行ってきたということで、
ちょっとその話を簡単に伺いたいんですが、
アメリカのどこに行ってきたんですかね。
ハワイですね。
ハワイのホノルル・オワフ島で、
ちょっとした短い医療英語研修みたいな感じだったんですけど、
結構よかったですよ。
いいですね。
基本的には医療英語の授業を受けたりとか、
PBLっていうグループディスカッションをしたりとか、
そういう感じだったんだけど、
一回ちょっとGPの、
ハワイ現地の日本人のドクターがやってるGPのとこ、
クリニックちょっと見に行ったんだけど、
あれもすごいよかった。
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なるほど。
ちょっとGPっていうのが何か簡単に説明してもらってもいいでしょうか。
GPは英語で言うとGeneral Practitioner。
総合診療科だね。
簡単に言うと、何でも見ますよみたいな。
日本でも19番目の総合診療科と近い?
そうそう。
プライマリーケア。
患者さんの第一次医療じゃないけど、
かかりつけ医みたいな感じのポジションですね。
で、まだ全然一回しか見学しないし、
なんともざっくりしか言えないんだけど、
結構アメリカの総合診療科、GP、
かかりつけのあれは予防医学に徹してるね。
それはすごいですね。
日本でも当然予防医療をすごく推進したいっていうのはあると思うんですけど、
アメリカは保険のシステムであったり、
そういう今の医療体制だったりで、
なかなか進んでないのかなっていう認識があるんですけど、
アメリカは結構ある。
日本は予防というよりかは治療?
そうだね。
今は治療メインで、病気したら行くみたいな感じのあれだったけど、
昔はそうだったんだってね。
で、それでがんとかになっちゃって、
がんのオペとかしちゃうと、
もう何千万何百万という収益がかかったりして、
医療費の財政の破綻じゃないけど、
なりかけてたから、これをどうにか治さなきゃってとこで、
予防医学で予防したほうが、
一人の患者でオペをするんじゃなくて、
いろんな人に予防医学で徹したほうが、
費用が浮くんじゃないかみたいな感じで、
そういうふうに意識を変えたらしいんだよね。
なるほどね。素晴らしい。
そうすると、それで医療費の改善も結構したらしいんだよ。
クリニックの名前言っていいよね。
クリニック、それはいいと思いますよ。
ワイキキのアラモアナセンターのところの、
ドクター小林のとこ行ったんだけど、すげーよかった。
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小林先生。じゃあ日系の方なの?
いや、完全に日本人だと思う。
そうなんだ。
すごい優秀な先生、まじで。
じゃあ日本で勉強されて、ハワイに行ってって感じなのかな。
そうそうそうそう。また話聞かなきゃだけど。
それはすごいね。
しかもアラモアナセンターにあるってことは、
本当に一等値というか一番ね。
だから一応ハワイではトップのGPらしい。
すごいね。
ナンバーワン。業績はナンバーワンらしい。
実際結構予防医学に徹するの結構大変らしくて、
例えば持ち患者さん、自分の持っている患者さん100人いたとして、
お金請求するためには、
あとインシュレンスカンパニー、保険会社からもお金もらうためには、
100人に対して例えば、
マンモグラフィー、乳がんの検査のマンモグラフィーを
100人に対して80人以上やってればお金もらえるみたいな。
そういう感じらしくて、
ちゃんと予防医学に徹してますかっていう、
マンモグラフィー必要な人にはちゃんと検査してますかっていう、
するためにそういうノルマがあるみたいで。
なるほど。
やたらめったらやっちゃいけないんだけど、
ちゃんと検査しなきゃいけないときにちゃんとやってますかっていう、
ためにそういうノルマがあるらしいから。
なるほどね。
それで予防医学に徹してるっていうシステムらしい。
結構、しっかりだからちゃんと見極めて、
ちゃんとこれは検査必要だっていう、
その見極めの勘もすごい大事みたいね。
とりあえずやっとこうかじゃなくて、
ちゃんとこの人恐らくちょっと危ないかも、
ちゃんと検査しとこうっていう、
予防のあれを張っとかなきゃいけないっていう意味で、
もちろんビジネス的なセンスもそうだけど、
ちゃんと医療的にもこの患者さんにはこの検査が適してるっていうのを
しっかり見極めてやらなきゃいけないっていう意味では結構大変みたいね。
ちゃんと患者さんと継続的にコミュニケーションとって変化を見逃さないというか。
そうそうそうそうそう。まさにそうみたい。
あとなんかその、
電子カルテが、これ井出さんと話そうと思ったんだけどさ、
アメリカの電子カルテのシステムが、
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既存のやつ使っちゃうと個人個人にカスタムにできないみたいで、
結局何するかって言ったら、
電子カルテを自分でプログラミングする、
大丈夫ですか?
はい。
プログラミングするっていう感じみたいで、
プログラミング技術結構大事らしいです。
それはすごいね。その話は聞きたいですね。
私もそういうウェブ系のプログラミングをするので、
ぜひハワイの小林先生にはお話伺ってみたいな。
本当にプログラミングマジでやってた。
全然わかんないからなんだけど。
それはすごいですね。
全くわからないけど、
そういうカスタマイズをする独自のアプリケーション内で、
使える言語っていうのが結構用意されていることとかあって、
そういうのを書いてるのかもしれないし、
もちろん自分で本当にスクラッチから開発してるって可能性もあるけど、
ちょっとそこは聞いてみたいですね。
プログラミング今度また教えてください。
ぜひぜひ。
何もわかんないから、
プログラミングの感じでは。
これ勉強してからじゃないとまた小林先生のところに行けないから。
そうですね。
このPodcastでもプログラミング101じゃないけど、
入門的な話とかもやりたいですね。
普通に学びたいです。
じゃあ最後に一つ、
ハワイで先生にいろいろ話して、
この病気が多いとか、こういう人が多いとか、
そういう話ってありましたか、ハワイで。
これは完全な私の偏見っていうとあれだけど、
イメージとしては太ってる方多いのかなとか、
そういうのがあるんだけれども、
そういうわけでもないんですかね。
だからアメリカの肥満の問題結構あるじゃん。
それでみんな心臓発作、
ACS、感動脈疾患とか結構あったりして、
昔は外科医がめっちゃバンバンシューズ、
バイパスシューズとかいろいろやってて、
それで医療財政破綻になっちゃったみたいな話だったんでね。
確かにもしかして感動脈疾患、
直接俺聞いてないんだけど、
感動脈疾患とかそういう系が多いんだと思うんだけど、
小林先生のところは日本人の患者さんが多かったから、
そういうことね。
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両方見れる先生なんだけど、
僕が見たときは日本人の患者さん多かったね。
やっぱりハワイに住まれてる方多いだろうし、
それは確かにすごく需要もありそうで、
いいですね。
すごい良かったよ。
いいですね。
いいですね。
ちょっと私もぜひハワイに勉強しに行きたいと思いました。
一応全然見学OKみたいでしょ。
それはありがたい。
歓迎みたいです。
ちょっとまた勉強していきましょう。
はい。
じゃあ今日はとりあえずここまでで大丈夫そうですかね。
はい。
じゃあお疲れ様でした。
お疲れ様でした。