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はい、こんにちは、アストロアンジェリカのsouaです。 今回は、12月21日、冬至についてお話ししていきたいと思います。
占星術の世界では、春分・夏至・秋分・冬至の4つの節目を大切なポイントとしています。
この4つの節目は、太陽がそれぞれ、牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座に入るタイミングとなっていて、この4つのサインは活動宮ですから、季節の始まりであり、物事が動くときと考えます。
冬至からの3ヶ月は、春分から始まった1年を振り返り、次の新しいサイクルを迎えるための準備をする期間となります。
春分の頃から取り組んできた目標に、結果がみえてくるのが冬至でもあります。
ここから1ヶ月ぐらいの間に身の回りで起きることは、1年かけて育ててきたことへのギフトだと思って受け取ってみてください。
中にはあまり嬉しくない贈り物も含まれているかもしれませんが、それはそれで一旦受け止めておくことで、次へのヒントにつながることもありますから、
いま届いているすべてに心を開いて注目しておくといいですよ。
さて、冬至のチャートですが、12月21日の午後6時20分ごろ、山羊座0度に太陽が入り、占星術での冬至を迎えます。
冬至などの四季図では、太陽の状態を見て今後3ヶ月のテーマを読み取っていきます。
冬至の太陽は6ハウスですね。
この季節にはお正月や節分などの伝統行事にふれる機会が多くありますね。
日常の中にある当たり前の風景は決して当たり前ではなくて、『当たり前は当たり前ではない』という視点を持って、今の全てに感謝をするといいんじゃないかなって思います。
6ハウスは、整える部屋でもあります。
冷え込みが厳しくなる季節ですから、無理をせず体をいたわることも大切ですね。
特に長期のお休みに入ると生活リズムも乱れがちですから、ほどよい生活習慣を保つことをおすすめします。
冬至のチャートでパッと目を惹かれるのは、乙女座の月・射手座の水星・双子座の木星・魚座の土星で構成されている、グランドクロスの複合アスペクトではないでしょうか。
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2つの180度と4つの90度で出来上がる四角形のカタチをしています。
ハードアスペクトで固められていて、手も足も出せないような困難な配置といわれますが、
火・土・風・水の4つの元素すべてが揃っていることから、困難な状況も取り組み方次第で、最終的には大きなエネルギーを生み出す可能性があるアスペクトでもあります。
このグランドクロスは、4つの星すべてが柔軟宮で構成されています。
柔軟宮は、変化することや、委ねること、手放すことを得意としていて、次の新しいサイクルへとスムーズにつなげてくれます。
冬至はまさに、次のサイクルを意識していく時期でもありますから、ぴったりのタイミングで現れているアスペクトだと思いませんか?
冥王星が水瓶座に入り、風の時代が始まったといわれますが、風の時代は『変化の時代』でもあります。
現状維持よりも臨機応変に軽やかにカタチを変えていく方が、よりスムーズに星の流れに乗っていけると思います。
慣れ親しんだパターンを手放すとか、全く新しい試みにチャレンジしていくことは、簡単ではないかもしれませんが、
現状に満足して終わりじゃなくて、『もっとたくさん夢みたいなことを実現させていこうよ』 『今ならできるから』というふうに、冬至の星たちが言っているように思います。
グランドクロスの四角形のカタチを、私は『風車』のように捉えました。風車は風が動力ですよね。
風を受ければ回りますが、風のない時には静かにしています。
なので、常に変化し続けるとか、動き続けるっていう必要はないんですよ。
チャンスの風、タイミングを読み取るアンテナを研ぎ澄ませておくことと、いつでも風を受けて動き出せる準備をしておくのが、大事なんじゃないでしょうか。
そんなふうに要領よく自分の力を活かしていく、効率よく活かしていくっていう感じが、まさに風のエレメントっぽいですよね。
四季図でもアセンダントやMCのサイン、ルーラーの状態を見ていきます。
冬至チャートではMCは牡羊座となっていて、ルーラーは火星ですね。
前回までの配信で繰り返しお話ししていますが、獅子座の火星と水瓶座の冥王星のポジションの配置が続いています。
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もしかしたらグランドクロスよりも影響力のあるアスペクトかもしれません。
火星は1ハウス、冥王星は7ハウスですから、環境や人などの外的要因がきっかけとなって、変化することや夢を実現させるための飽くなき挑戦が始まるとか、そういったことも考えられますね。
この外的要因が、先ほどの風車を回す『風』だと思ってみてください。
緩やかに自然に風車が回り始めるイメージを持っておくと、気楽な感じで取り掛かっていけるんじゃないでしょうか。
もしも今、チャレンジしたいことがあるのに、二の足を踏んでいるとか、失敗や傷つくことが怖くて動けない状態でいるならば、その葛藤を抱きつつも何かアクションを起こしてみることをおすすめします。
すごく大きなことを、無理をしてまでやりましょうということではなくて。まずは『流れをつかんで、より良い方向に進むことができるから大丈夫♪』って、自分の持つ力を信じるところから始めていってみてください。
そうして迷いながらでも今できる最善のこと、楽しいことをやってみてください。
少しでも実際に動いてみることで、自分を取り巻くエネルギーの流れは変わっていきます。その流れの変化が次への可能性を広げてくれますから、思い浮かぶアイデアはとりあえずやってみるといいと思います。
もしも思うような結果にならなければ、また次の手を試してみればよくて。そのあたりのシュンとしちゃう感じとかも、柔軟宮の星たちに託してきれいに手放していけるといいですよね。
ここでの経験と振り返りが、また次のサイクルで活かされていきますから、結果ではなくプロセスを大切に味わっていきましょうね。いずれにしても無理のない範囲で、ゆるっとやっていけば大丈夫ですよ。
さて、冬至のチャートをまとめますと、冬至からの3ヶ月は1年の振り返りと、新しいサイクルへの準備を始めるタイミングです。身の回りに届く贈り物に注意を払いながら、この1年の感謝と次への展望に思いを馳せていきましょう。
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冬至の太陽は6ハウスです。ほどよい生活リズムを保って体調管理に気をつけましょう。そして現状に満足して終わりではなく、夢や理想を実現させるための変化を起こす意識を持っていきましょう。
軽やかに変わっていくためのサポートを、冬至の星たちが整えてくれています。必要以上に心配することなく、今は変化へのプロセスを一つずつ楽しみましょうね。すべてはあなたのペースで大丈夫ですからね。
星はいつでもあなたを見守っています☆今日も最後までご視聴いただいてありがとうございました。それではまたね。ありがとう♡