神園さんの自己紹介
ホンヤスキーラジオ
お呼びいたしましょうか。
本地のです4人目は、青山ブックセンターの書店員さん、神園さんです。
こんにちは。
こんにちは。
よろしくお願いします。
聞こえていますか?大丈夫ですか?
大丈夫です。
ぱっちりです。
聞こえております。
じゃあ、ちょっと自己紹介をお願いいたします。
青山ブックセンター本店で文庫コーナー担当している、神園と申します。
今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
大丈夫ですか?緊張してますか?
めっちゃ緊張してます。
緊張してますよね。声がちょっと緊張してるなって思ったから。
そうですね。
こういうの初めてなんで、本当。
ありがとうございます。初めてのときともあって。
カツスペース。
カツスペース。
カツスペースです。
カツスペースです。
今日はお休みですか?
フェアの企画
いや、今日普通に働いてます。
仕事中?
今、休憩時間です。
すいません、休憩時間です。
いやいやいや、全然全然。
今日いるんで、もしこの後終わったらお待ちしてます。
お時間ある方は。
いいですね、いいですね。
聞きましたよって。
お待ちしてます。
上野さんは文庫担当ということで。
はい、そうですね。
もうあの、あのって言ったことない人はあれですけども、文庫って真ん中後ろぐらいずらっとある。
あそこを全部担当してるという。
はい、そうですね。全部そうですね。
文庫来た方を並べて、あとフェアとか、あと文庫のイベントとかもいろいろと。
緊張ちょっとされてるという中で言ってあれなんですけど、青木さんもリスナーで来てくれてますので。
ありがとうございます。
青木さんも青山ブックセンターの書店をやってます。
文系担当の。
同じ、あれ、青木さんも今日お仕事中ですか?
いや、青木さん今日はあの。
お休み?
はい、お休みです。
ありがとうございます。
すごい、仕事の方はすべて出てる、聞いてるってまた面白いですね。
自由な職場です。
懐かしい。
そうです、自由です。
なんか優しい、優しい職場です。
優しい職場ですね。
いいですね、いいですね。
はい、すいません。
じゃあもう全部文庫並べて入れるし、あの平台のとこも。
あ、そうですね。基本的に全部、自分がやってます。
何を書くかとかも。
そうですね、何を言って、何を面に出したりとか。
本の販売には岸さんがすごい興味津々なんで。
本当ですか。
文庫とかも結構コーナーが何個かあるじゃないですか。
あれとか企画するのも大変だよなと思いながらいつも見てて。
そうですね、結構部屋の棚とか多いんで。
いろいろと毎日考えて、何かいい部屋ないかなといろいろ考えてますね。
ちなみに今はどんな部屋をやってるんですか?
今ですね、秋だったんで、食欲の秋フェアやってたんですけど、
すごい人気で、すごいありがたい、ありがたかったです。
今、もうすぐ変わっちゃうんですけどそれは。
食エッセイとか、それこそさっき黒江さんが最後におっしゃってた日本発行機構の文庫が出たんで、
それも置いたりとか、食にまつわる本を部屋に置いたりとかしてましたね。
次のフェアは何がある?
今月の途中から始めようと思ってるのが、ミステリー小説のフェアを始めようかなと。
いいですね。
あんまり自分が担当してからやってなかったので、ミステリーの海外ですね。
今年結構いろいろとミステリーも面白い本が海外文学で出てたので、
そういうのをしていこうかなと。
今月の途中から変えようと思ってるので、ぜひ来たら見ていただけると嬉しいですね。
ミステリーの面白いっていうのって、どういうものを面白いって思うやつなんですか?
私あんまりミステリー読んだことなくて。
実は僕も全然読んだことない。
最高ですね、最高ですね。
全然詳しくないんですけど、
お客さんの反応とか見ながら、これとこれを置いたら絶対いいだろうなとか。
得意不得意あるんで。
ミステリーは不得意だからずっとやってこなかったんですけど、
ちょっとミステリーもやろうかなと思って。
でも発注は全部かけたんで。
個人的には自信ないんですけど、結構いい。
どっち?
自分のミステリー知識には自信ないんですけど、
先章にはめっちゃ自信ある。
いいですね、かっこいい。
期待してほしいですね。
あとは想定とかですかね、想定を見てますね。
文庫になると想定変わったりして面白いですもんね。
そうですね。
本屋での発見
神園さんにツイッターであげてたのかな?
オススメで一冊買いましたよ、この前。
ポール・ベンジャミンのスクイーズ・プレイ。
それいいですね、スクイーズ・プレイ。
めっちゃ面白かった。
ちょっとハードボイルドミステリーみたいなやつで。
今年出た文、あれ本当に良かったなと思って。
ポール・ベンジャミンっていう著者なんですけど、
本当はポール・オースターなんですよ。
オースターが初期に別名で書いてて、
ポール・ベンジャミンっていう名前で書いてたんですよ。
そうですよね。
初期の幻の作品が新著者から文庫化されたってあって、
オースターの写実誌の話とか、
闇の男っていう文庫が一緒に出たんですけど、
それと一緒に出てどっちも今すごい人気ですね。
そのスクイーズ・プレイももちろんコントミミステリフィアに選出してます。
いいですね、いいですね。
さっき出ていただいたキャワノさんから質問で、
あれどこ、オレの方から消えちゃった。
えっと、
辻村光さんの鏡の古城もミステリーですか?
あれミステリーなんじゃないですかね、ミステリーだと思います。
鏡の古城、うちでもロングセラーで売れてます。
辻村さん、最近だと《傲慢と善良》っていう本が文庫化されて、
それもすごい人気です。
今年もかなり人気だった辻村さんの本だと思います。
文庫ってロングセラー多そうですよね。
多いですね、結構。
どういう感じのものが売れてるなみたいなのってあります?
うちのお店ですと、最近だと女性作家強いですね。
本当にすごい人気ですね。
去年出た新刊で出て、今もずっとロングで売れてる。
結構だいたい女性作家が多くて、
例えば川上美恵子さんの夏物語だったり、
松田青子さんの女が死ぬだったり、
全部文庫で、あの2タイトルとか、
とにかく毎日売れてる感じです。
松田さんの本は1個だけ読んだことありますね。
持続可能な魂を。
女が死ぬを読みましたね。
表紙もキャッチーだし。
そうですね、かわいいですね。
キャッチーですね。
サメ?サメに女の子が食われてるんだか、中入ってるんだか。
小編みたいなのってすごい読みやすいんですよ。
1ペン1ペンがめちゃくちゃ短いので、
結構スロスロ読めるって感じだと思います。
上園さんは普段どんな本読むんですか?
普段、今年振り返ってみたんですけど、
結構小説よりもエッセイが多かったなと思いました。
今年だから結構振り返ってリストアップしたんですけど、
文庫が多いんですけど、
ちくま文庫のエッセイがすごく多かったですね。
自分が読んでよかったなって。
例えば、夏破写の島田純一郎さんの
明日から出版社っていう、
今年の6月ぐらいですかね、出た文庫だったんですけど、
あれすごい好きです。
藤本和子さんという翻訳家の
女性の方の異例の異元形、金形とかが
ちくまから出てて、すごい人気なんですけど、
それもすごいよかったですね。
ちくま文庫って読みごたえのある文庫も多いですよね。
今年特にいいのが多かったなって思いました。
想定もすごいおしゃれっていうか、いいですし。
イメージね、肌色っぽい髪のイメージですけど、
最近のすごい想定もおしゃれなのが増えてますよね。
やっぱり文庫が多いのは担当だからですかね。
そうですね。
実際毎日見て、自分が一番触って知ってると思うんで、
それで気になってすぐ買ってしまいますね。
そうですよね、毎日いたら買いますよね。
毎日僕本屋いるんで。
めっちゃいいですね。
毎日本屋いるんで。
めっちゃいいですね。
本屋さんを仕事場に選んだのは何でなんですか?
僕、2020年から働き始めたんですけど、
コロナの時ですね。
ちょうどコロナが広まり始めた時に、
一緒にコロナとともに僕も、
コロナとともに。
表現。
聞き方が面白いですね。
その時ちょうど留年してたんですけど、
それで在学中にどこか働ける場所ないかなって探してて、
でも特にやりたい仕事場とかもなかったんで、
たまたま僕レコードを買うのが好きで、
あるレコード屋に通ってるんですけど、
そこで同じ常連の方で、
山下優さんという方がいて、
毎日僕行くとなぜかその人いるなと思ってて、
うちの青山ウィッグセンターの店長なんですけど、
山下さんがいて、
山下さんがめちゃくちゃすごい頑張ってらっしゃってのは、
その時から分かってたんで、
働くならちゃんとした人の元で働きたいなって思ったんで、
たまたまABCが募集をかけてたんで、
応募したっていう感じで働き合わせてくれました。
ビッグラブレコード繋げるの?
そうですね。
ビッグラブレコードっていうところ原宿にあるんですけど、
毎日行くとなぜかそこのレコード屋の店員でもないのに、
なぜか毎日酔っ払ってる人がいて、
面白すぎますね。
面白いな。
そうなんですよ。
最初だから、
ABCに初めて僕が行ったきっかけも、
山下さんに教えてもらって、
山下さんがそこで働いてるって聞き知って行ったんで、
すごい、そうなんだ。
じゃあ、本が好きでとかそういうんじゃなくて。
そう、本は高校の時とかから読んではいたんですけど、
あんまり本屋で買うっていうのがあんまなくて、
山下さんが働いてるって言うから、
じゃあちょっと行ってみようかなと思って行って、
行くようになりましたね。
すごい、そういうパターン。
初めて言うパターンなんですね。
初めて話したところさ。
レコード屋にいくといつもいる本屋の店長ってどういうことなんだろうね。
そうね。
なんかいつも酔っ払ってる人いる。
面白い。
本屋さんやってみてどうですか?
楽しいですよ、すごい。
どういう楽しさがありますか?
僕そんな本の知識とかあんまなかったんで、
働き始めていろいろと知ることが多いですし、
もともと自分が知ってたものとこれとこれでつながってるんだとか、
そういう新しい発見とか毎日あるんで、
棚も持たせてもらって、
自分が置いた本とか提案した本が手に取ってもらえるときが一番嬉しいです。
いいですよね。
やっぱりね、自分でやって売れていくのが分かるっていうのがいいですよね、店舗の。
ロングセラーって棚があるんですけど、
そことかも自分でその取捨選択して置いてるんで、
そことかでもやっぱ動きが良かったり、手に取ってくれる人が多かったりすると良かったなってすごい思います。
自分が置かなかったら出会わなかったって方も多分いると思うので。
面白い話。
面白い話を聞いたなって思います。
ありがとうございます。
文庫担当の業務
今、文庫担当をやってらっしゃるっていう風に聞いたんですけど、
担当って何かの周期で変わったりするんですか?
そこまでは変わらないとは思うんですけど、
シャッフルすることもあるみたいですね。
あることもありましたし、
昔とかあったみたいなの聞いたことがあります。
僕が入ってからそこまでないと思うんですけど。
何かやってみたいのとかあります?
何でもやってみたいですね。
例えばビジネス書とか、写真とか建築とか、色々美術とか。
何でも多分やったら色々とまたそこで自分の知識とか知ること増えると思いますし、
楽しいと思うので。
そこは何でもやれるかもしれないですね。
すごくいい岡手社員の話を聞いて涙が出そうになるんですけど。
聞かせてやりたい。
何があったんだ。
今、イベントの企画とかってここまではやってない?
イベントは本当にたまに文庫でイベントっていうのがあんまりないので、
ほとんど単行本が最初に出るんで。
何かあったとしたら文芸の青木さんにも色々教えてもらって。
今、聞かれてる青木さんにね。
ひらくさんのとかやれそうじゃないですか。
文庫の振り返り
もし機会があればぜひやりたいです。
ひらくさんABCでイベントってあんまりイメージないけど、文庫だったらせっかく出たし。
この前スタンダードブックストアさん大阪のイベントやったんですけど、
めちゃくちゃ面白かったんで、ぜひ東京でもやってもらいたいなって。
ぜひぜひ。
中田おじさんもついて行ってもらうみたいな感じになるけど。
山下さんと3人で喋ったら面白そう。
それめっちゃ面白そう。
飲みながらね。
ベロベロになっちゃう。
さっきベロベロしか見ない。
そうそうそう。
神園さんは、
確かにマーチンさん来ると僕レジいますね、確かに。
よく行って、最初高橋さんのエプロンしてたんですよ。
そうでしたっけ?
この人高橋さんなんだって覚えたんですよ。
で、次のタイミングでどなたかのエプロンを持って行ったんですよ。
そうですよね。
この人高橋さんなんだって覚えたんですよ。
で、次のタイミングで、どなたからか彼は神園くんですって言われて、
神園?
一回覚え直したことがあります。
本当ですか?
どうでもいい話。
高橋さんのエプロン僕着てました?
着てた時があった。
入ってばっかりでエプロンなくて着けてたんじゃないかな。
本当ですか?ちょっとヤバいかも。僕と高橋さんロッカー一緒なんですよ。
そうなんですね。
僕が多分それ間違えて高橋さんのエプロン着てた可能性があります。
ナチュラルなんだ。
間違えて高橋になってた可能性ありますよ。
自分で気づいてないってのヤバいですよね。
ちょっと面白い。
しかも誰も言わないっていうね。
誰も言わないって誰かちょっと言ってほしいんですけど。
ちょっと面白い。
マジですか?ちょっと気をつけます。
結構オッチョコチョイなんで、何回も高橋さんの着てるかもしれないですね。
気をつけて。
今日も気をつけますちょっと。
今日大丈夫ですか?
今日高橋さんいるんで多分大丈夫です。
いるんでね。
使っててないから。
そうですね。
そういうことあるんだ。
面白いな。
面白い。
面白いですね。
上澤さん自身は本読むことが多いと思うんですけど、書く方はやるんですか?
書くはやってないですね。
でもノートとかやってみたいなとかやりたいなと思います。
いいですね。
どういうテーマで書いてみたいとかあります?
なんか文庫紹介ですかね。
今年文庫振り返りみたいなの今ちょっと考えてます。
いいですね。
ぜひぜひ。
結構ツイッターから流れてくる文庫の情報楽しみに見てますんで、
今年の文庫総括いいですね。
そうです。ちょっとやりたいですね。
私ウィークリーABCっていうノート、
青木さんが書かれてるんですけど、あれすごい楽しみに見てるんですよね。
あれ見れば全部まとまってるんで、
めちゃくちゃスタッフ側からしてもめちゃくちゃありがたいわけですからね。
毎週の復習になるんで。
会社の修法みたいになってるみたいな。
そうなんですよ。
いいですね。一石二鳥ですね。公開してるやつで。
できるのいいですね。面白い。
今年文庫本当にいいのがいっぱいあったんで、振り返っていきたいですね。
今年一番衝撃だったノートとかあります?
何を衝撃とするかわかんないですけど。
衝撃。
何だろう。島田純一郎さんの明日から出版社は面白すぎて衝撃みたいな感じでしたね。
いろいろと衝撃なのかわかんないですけど。
島田さんでその文庫の観光トークイベントもやらせていただいたり、
自分がツイッターを始めた時に今一番推している文庫で紹介したりして、
今年すごい自分の中では印象に残ってる文庫ですね。
選書セットと営業日
そういう意味で衝撃ですかね。
ありがとうございます。
青山ブックセンターって書店に行くのもそうですけど、
オンラインで本を買えたりするんですよね。
そうですね。オンラインで購入できます。
普通のAmazonとかで見るのと、選書してる感じがすごく印象的なので、
そこの本とかはどうやって選んでるんですか?
Amazonの本とか選んでたりします?
そうですね。
一番推してる本とかは一緒に上げたりしますし、
文庫はそこまであんまり力を入れられてないんですけど、
そういう推してる本はツイッターでもどんどん紹介していくので、
それと一緒に上げていくっていう感じもありますね。
文芸の青木さんとかコミックの本座さんとか、
各担当者側のおすすめ選書セットとかそういうのも出してて、
それを本当に厳選されたというか、本が選書されてると思って、
最近いい文芸書ないのかなみたいな、ざっくりそういう考えてる方は、
そこから買っていただければいいんじゃないかなと思います。
選書セットとか、スタッフだけじゃなくて、
いろいろな著者さんの選書セットとかもあって、
ぜひぜひオンラインショップ見てください。
私選書セット結構好きで、青木さんの。
そう、マーチンさんよく買ってくださってる。
注文するとABC内で、「注文がありました、マーチンさんです。」って言われる。
マーチンさんだ。
個人情報。
バレてる、バレてるみたいな。
バレてる、バレてる。
ちょっと見てて面白かったです。青木さんから聞いて。
パネルノさん、パネルノさん。
みずぴーさんからノートやりましょうって。
ありがとうございます。やります。
今月始めます。
いいですね、みんなのノート。楽しみだな。
楽しみですね。
いやいやいや。
読みたい、読みたい。
文庫の情報発信って意外と少ないと思うから、面白いですよ。
一緒にだから、それこそオンラインに選書セットあげられたらいいなと。
ぜひぜひ楽しみ。
楽しみ。
大変、もうこんな時間。
神野さん、何かお知らせしたいこととかありますか?
お知らせしたいこと。
当店12月30日まで営業してるので。
僕は多分今月水曜日と日曜日以外はいるので、
お気軽にお声掛けください、僕に。
声掛けてくださると嬉しいです。
高橋さんかもしれないので気をつけてくださいということで。
エプロン間違って着てるかもしれないので、そこだけちょっと気をつけてもらって。
一応高橋じゃないですよねってめっちゃ聞いてもらって。
高橋さんがびっくりしちゃう。
全然いろいろと紹介してもらったり、何かいい本ありますかって聞かれたら全然紹介するんで。
嬉しい。書店さんに本屋さんで本紹介してもらうの嬉しいですね。
そうですよね。
今度行ったら教えてください、僕も。
はい、教えます教えます。
こんな感じででは、30日ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。