今そうですよね。
オタクカルチャーの発信源じゃないですか、世界に対して。
世界最先端のオタクカルチャーが日本ですよね。
なるとやっぱり演技とかって、やっぱり一番レベルが高いのって日本なんですよね。
なるほど。
実は素人の方の朗読って、基本棒読みになったりしたり下手くそだったり。
課題性が悪かったりして、聞けたもんじゃないっていうパターンが多いわけですけど。
やっぱりプロの朗読とかがあふれかえってるわけですよね。
となると、どうしてもそれを聞いた目で、自分の朗読をろこしきじめると、
みたいな気持ちになると思うんですよ。
そうですね。
僕ももともと書店で勤めてたので、
何度か朗読のプロの人を呼んで、朗読会とかやったことあるんですよ。
やっぱり喋り方とかを学びたい人が来てましたね、見に。
あー、なるほどですね。
どちらかというと、本の朗読を聞いて本の内容を知るというよりも、
朗読の仕方とか発声とか、そういうのに興味がある人が来てましたね。
そういう関心はあるかもしれないですね。
ただ、聞く側になると、どういう場所で聞いたらいいのか、
どういう姿勢で聞いたらいいのかとか、そういうのがあるかもしれないですよね。
あー、なるほど。
で、オトバンクと今サイトでもあるオーディオブックというので、
音声コンテンツ、出版物を音声で読み。
これ内容的には声優さんとかが読んでるんですか?
そうですね。プロの声優、プロのナレーターっていう方が、
本をまるごと1冊朗読してるっていうケースが多いですね。
それはもう、中から始めの…。
もちろん、最初は本人が読んだりとかもありますけど。
創業時からそういう感じだったんですか、コンテンツとして。
そうです。
結構初め大変だったりとかしましたか、コンテンツを作る上で。
最初はそうですね、一番最初は音の銀行っていう意味合いなんですけど、
一番最初はオトバンク創業前にですね、昔からのいろんな出版社の方がですね、
カセットフックってロゴとかたくさんあったんですよね。
カセットフック。はいはい、ありましたね。
たくさんあったんですよ。そういった音楽とか、あとはラジオ。
ラジオドラマ。
そうそうそう。
いいのかなっていうふうに考えたんですよね。
ところがですね、
カエさんに話をしに行ったらですね、基本できないわけですよ、そういうのは。
っていうのは、著作権者の許諾っていうのが当然、
これに対して必要なんです。
特に音楽の場合は実演家の権利っていう権利があってですね。
今もやっぱり、ジャル。ジャルに行くことしか歌わないんですけどね。
私たちがジャルはないでしょ。収益化って言っても私たちが遊ぶ金が欲しいとかじゃなくてですね、いろんなゲストを呼ぶときに、やっぱりちょっとお金を払ってあげたいんですよ。
はいはいはい。
で、いろんな話聞きたい人に。
というのもあって、なかなか今こういう音声コンテンツ。
ポッドキャストって、日本では収益構造ってなかなかできてないらしくて、システム的にも。
ポッドキャストっていうと、広告を入れて、もしくは案件としてもらうみたいな。
でもそうなったら相当な数、古典ラジオさんみたいな。
トップオブトップしか収益化できないみたいな構造になると思うんですよね。
で今うち、オリジナルドットGPの寄付法代にポッドキャストが入ってて、聞かれた分だけお金がバックされるっていう仕組みになってるんですよね。
へー。
で、そのポッドキャストが人気でたくさん聞かれれば、その分お金がバックされるみたいな感じで、そういった意味では収益化できてる。
あ、なるほどね。
じゃああとはもうゲストの腕次第ってことですね、聞かれながら。
ははは。
面白かった、面白かった。そこは聞きに出てみればいいよね。
そうですね。
なるほど。ありがとうございます。
ありがとうございました。
どうも、多分かなり今までの放送の中では一番タメになる回じゃないかな。
いや本当に。
これまでゲストに来てくださった方も何人かいらっしゃいまして、それぞれ面白かったんですけど、本当にいろんな魅力が今日は知れて。
そうですね。私たちを知らないことがいろいろ聞けたので、本当にありがとうございます。
本当にいいオーディオブックを出していくためにはね、いい本がたくさん必要なんですよね。
はい。
本に触れる機会。
出版社の皆様、著者の皆様にはですね、本当にいい作品をたくさん作っていただきたいなと思ってますし、そうやって僕らも支えていきたいなと思ってますので。
はい。
そしていい本をたくさん書店の皆様に売っていただきたいと思う。
おー。
ぜひ出版文化をみんなで盛り上げていければなと思っております。
そうですね。本に触れる機会っていうのを増やさないとどうにもならないじゃないですか。
そうなんですよ。
ただいい本出ましたっていうのは、私たちだけでなんかいい本出たねって喋り合ってるんじゃなくて、
やっぱりそれを人目につくようにしないと世の中で本を読む人も増えないので、
本のそばでいろいろと遊びながら広めてられたらなとは思ってますけどね。