2021-08-28 20:25

#01 好きな出版社

spotify apple_podcasts

好きな出版社について


質問、おたよりはこちらから↓

https://qr.paps.jp/fVeMA

00:00
ポッドキャスト休憩室は、周りには楽しいことがあるをモットーに、私すずきとですね、
現在書店で働いてる方、また出版関係者の方からの質問にお悩みに答えていくという、ポッドキャストをこれから始めたいと思います。
よろしくお願いします。
もともとは動画でやっていたのを、動画編集めんどくさいので途中でやめてしまったので、音声とということで、
10分ぐらいで、1質問10分でトークをしていくという形で、皆さまからお寄せいただいたお悩みご相談をですね、
10分単位で小刻みに切って貼っていくということになりますので、よろしくお願いいたします。
それでは、自己紹介だけ初めて聞く人もいると思うので、私はすずきたけしと申しまして、書店を25年かやっておりまして、店長歴は23年ということで、
今はライターとか出版関係の業務とかをやってる会社に勤めており、一応本の周りで楽しいことをやっているという状態でございます。
私はですね、2000年4月に社会人になりまして、最初は出版取り継ぎ会社に入社しまして、7年間書店さんの担当ということでやってました。
で、ナショナルチェーンストアの担当する部署で3年間、その後は北陸の方にですね、移動になりまして。
島流しで。
そうですね。
4年ほどですね、地方のチェーンストアさんの担当などさせていただいたと。
その後は出版社、食取引をメインとした出版社の営業の現場をずっとやってました。
で、現在は一冊取引所という18中ウェブサイトの運営担当ということでやっております。
はい。
なので、ためになる回答ができるかどうかはわかりませんけれども、
けど渡辺くんとはもう何年になるんですか、十数年。
かれこれ。
はい。
居酒屋で渡辺くんがまだスーツ姿で三島社に入社したという、パリパリの社会人だった頃からお付き合いがあるのでよろしくお願いいたします。
03:10
お願いいたします。
はい。ということで、いろいろお便りが来ているんですが、渡辺くんのほうから気になったお便りを回答していきますんで、
何かありましたらまず取り上げていただければと思います。
はい。えっとですね。
ラジオネームって言えばいいのかな。
そうですね、ラジオネームドルチェ&タカナさんからのお便りをいただきまして。
ドルチェなんですか。
ドルチェ&タカナっていうですね。
タカナさんですね。
はい。
はい。
竹内さん、雄一さん、こんばんは。
はい、こんばんは。
いつも楽しく聞いていますということで、今日が第一回目なわけなんですけれども。
早速ツッコミが入りつつ。
お二人の好きな判断はどこですかと。
出版社好きなところありますかという質問なんですけれども。
これどうですか。
一般の読者の方は出版社って意識するもんですかね。
いや、だけど、目に入ってくるのは、収益者とか高段者とか、漫画はレーベルがあるから。
確かに。
意外とそのあたりからは、漫画に関してはその出版社ごとにカラーは、
10代の頃から敏感に感じとるじゃないですか。
わかりますわかります。
マガジンはヤンキー漫画が多いとか。
はいはいはい。
少年サンデーとか、小学館系はちょっとスポーツのものとか、青春のものとかあって、
収益者は努力、友情、何でしたっけ、あともう一つ。
何でしたっけ。
あるいはそういうドラゴンボールとかがあって、そういう如実に違うのはありますよね。
確かにそうですね。
まあそれ言われてはたと気づいたんですけど、私も高校生の頃はですね、
新潮文庫の中から何か買うっていうのが好きでしたね。
私あの授業中、あのちょっと高校の時落ちこぼれてまして、
あの授業聞いてももうチンプンガンプンな状態になっていたので、
ちょっと時間潰しのためにですね、文庫を机の下に隠して片手で持って読むんですけど。
新潮文庫は、あれですね、どこまで読んだかがパッとですね。
スピンがついてるから。
そういうことです。
しおり紐ですね。
そうですね。
唯一ついている新潮社文庫。
そうなんです。上はアンカットというギザギザの仕上げが謎だったんですけども。
アンカットですね。
そうですね、アンカットの。
06:00
ということで、新潮文庫の中から読む台本をよく読んでましたね。
だから好きな出版社かっていうのは別として、
確かに出版社っていうのはちょっと、そういう意味ではコミック文庫なんかは意識はするかもしれないですね。
まあ読者としての視点だと、結構そういうのがありますよね。
そうですね。
ミステリー好きだと結構、昔は高段社ノベルスだったりとか本格系とか東京草原とかね、そういう好きな人はいますけど、
書店で働いたりすると見方が変わってくるじゃないですか。
そうですね、読者とは違いますからね。
そうそう、好きな出版社の意味合いが変わってくる。
変わってきます。
営業の人が感じとかね。
そういうのもね。
ありますよね。
ありますあります。
あと、いつも電話注文で、搬入いつですかって聞くと、いつも1週間ほどですって言われて、おいまだ1週間しか終わっているね。
はい。
いつも見え切らない回答される出版社はちょっとなみたいなね。
いいのかな、1回目からこういうこと言って。
どうですかね。
まあでもね、出版社とそういうやりとりがね、書店の合いは。
作品とかっていうよりも、結構人と人との関係みたいな感じでね、出版社を見てしまったりするのがあるので。
かたやすごく仲のいい半元さん、出版社の人とイメージがすごくいいなと思っていても、
かたや別の書店さんは一度も会ったこともないし、喋ったこともないし、営業員も来てくれないから好きじゃないみたいなね。
そういうのはありますよね。
ありますよね。
なんか客中電話をいつもかけてるところの人がやたらと感じがいいみたいなね。
あるよね。
そういうのも大事ですよね。
だから好きかどうかなんて聞かれちゃった日にはね。
そうね。そういうのも書店にあるよね。
ありますよね、きっと。
ちなみに新潮文庫は読者として一番好きっていうことで。
はい。
イメージとして、例えばですね、収益者って渡辺りくんはどんなイメージですか?
そうですね。なんて答えたらいいんでしょうかね。
でもちょっとやっぱりエンターテイメント的な要素がすごくイメージとしては強いですね、収益者さんっていうのは。
コミックとかね。僕の中ではずっと青春ってイメージがね。
なるほど。
収益者にあるんですよ。
はいはいはい。
なんか昔からね。
僕が一番好きなのはね、書店で働いた頃はね、販物に好き嫌いがない方がいいと教わってたんでね。
09:05
はいはいはい。
どの出版社もいい本を出す可能性があるので、出版社の名前だけで判断するなということを教わってはいたんですけど、一番好きなのはね、僕は早川翔吾かな。
それはもう自分の好みに合うっていうことですか?
そうそう。あとね、一転突破気がするじゃないですか。
なんかわかりますね。独自の道を行くっていうか、それこそ文庫で言ってもちょっとサイズ感が微妙に違かったりとか。
棚詰めね、取り継ぎ時代で棚詰めしてるときね、なかなか大変なんですけど。
ブックカバーがね、唯一無二のブックカバーしか使えないっていう。
そういうことですね。
なんかね、その辺ね、非常にメジャーなんだけどアウトサイダーっぽいところが好きだな。
確かにそうですね。
僕ね、初めて早川翔吾の会社に行ったときね、
僕はもうちょっと早川翔吾ってめちゃくちゃでかい会社だと思ってた。
イメージ的にも膨らんでたから。
それがね、結構ね、コジランとしたビルでね。
1階にはね、クリスティっていうレストランが自社経営でやっていてね。
あがたクリスティ文庫。
あがたクリスティ。
意外とブランディングが統一されたりするのはね、
コジランとしてはすごい気持ちがいいなって感じです。
なんか他あります?好きな版元。
そうですね、私の場合だとやっぱり、
そのときにハマっている趣味とかですね、
自分が何かそういう没頭しているものに寄り添ったような本を出している出版社っていうのは。
ちょっとだからこれ、例えばですけど今私ね、
ハイキングとかがちょっとね、興味あるもんですから。
そうするとやっぱりそういう山系の雑誌。
山系の雑誌?
山関係の雑誌とか。
山と渓谷ではなくてね。
とりわけやっぱり山系さんなんですよね、そういう意味では。
山系文庫はやっぱり読みたい本がどんどん出てきちゃって、たまらないですね。
やっぱり特化しているものは安心して、山系文庫なんて本当にね、
その筋の人にとってはハズレなしな文庫なわけじゃないですか。
本当そうですよ。
我が道を行ってますよね。
やっぱ好きですね、そういう山系さんとかは。
そうだね。
まあ趣味とかある程度専門性の高い出版社さんは、なんかちょっと興味をそそるよね。
そういうことですね。
ちょっと深く知りたくなるよね。
どんなことをやってるのかとか。
12:03
僕は今なくなっちゃったけどね、昔ゲームラボっていうサンサイブックスに出てるね、
ゲーム系とか改造とかやってる、非常にアンダーグラウンドな雑誌が出てて。
なんかちょっと半径サイズが。
そう、ラジオライフとかさ。
はいはい、ちょっとちっちゃい。
ちっちゃいタイプのやつ。
はいはいはい。
非常にグレーゾーンばっかりやってるような危ない雑誌だったじゃないですか。
なんかそれが見ていてすごい、
たまに将棋の騎士の特集とかがめちゃくちゃよくてね、
全然関係ないので。
なんでですかね。
すごいね、その辺のね、記事の作り方がね、
テック関係の記事を作ってる人って、いろいろすっこみどころを細かくやっていくから、
なんかそういうのもあるのかなと思う。
ゲームラボを作ってるサンサイブックスは結構ね、好きだったな。
変なところだけど。
雑誌はやっぱりハマって毎回読むと、
編集後期なんかを読むのが楽しくなってきちゃったりとか。
そうですね。
編集部の雰囲気なんかもね、やっぱりすごく紙面に反映されるんだなってのがよくわかりますよね。
雑誌って閉じてるので、すごく閉じてるじゃないですか、雑誌って。
うちはネタっていうのは今だいぶマイナス的なイメージでとらわれてるけど、
雑誌っていう編集部みたいなところって、
うちはっぽいところである程度共同体というかコミュニティで成り立ってる部分は、
好きな人にとってはたまらない。
たまらないですよね。
あるよね。
やっぱ往年のログインとかファミ通とかね、やっぱああいう。
そうだね。
ファミ通はね、僕あれだね、
Twitterの原点はファミ通のファミ通町内会だと思っていて。
ファミ通町内会。
これわかってる人ほとんど少ない。
そうですね。
ちょっとこういう懐かしトークになっちゃうとまたね、違った方向に行っちゃうんですけどね。
雑誌ってそういうちょっといろいろな思い出が出てきちゃうのであれですけど、
出版社の話に戻すと、
そういうちょっとニッチな専門性のある出版社っていうのは、
ただイメージだけじゃなくて、
ちょっとどんなことやってるんだろうみたいな興味はやっぱりあって好きになりますよね。
そうですね。
みんなでどうなんだろうね。
みんな好きな出版社ってバラバラだと思うんだけど、
知ってる出版社って結構やっぱり上位有名な半元さんになると思うんで。
はい。
うん。
まあそのあたりはね、ちょっとね、聞いてみたいですよね。
そうですね。
まあだからちょっと今何か電話の対応とか、
まあそういういろんな話から、
そういう自分の趣味みたいな話に行きましたけど、
ちょっと共通する要素があるとしたら、
15:02
その出版社の中の人の、
なんて言うんですかね、
肌感というかですね、
なんかその人肌のぬくもり的な何か。
はいはいはい。
そこに触れた時に、
まあそこで、
そういったところで馬が合うようなところっていうのが、
もしあれば、
なんかその好きっていうところにつながっていくかもしれないし、
逆にそこが完全に合わなかったらね、
まあ嫌いとまではいかないかもしれないですけど、
まあやっぱり興味がないなっていうところが、
ずっといくのかもしれませんし。
大きな出版社だとね、そんなに嫌いがあってもね、
例えば高段者が嫌いって言っても、
高段者っていろんな部署があって、
本当になんでも出してますからね。
いろんなものがあるので、
高段者のどこどこの本とか、
どこどこの編集部っていうのでまた全然違ってきちゃうので、
そうですよね。
半元が好きって言っても、
かなり精査しないとわからない部分があるので。
本当にそういう大手の総合出版社となると、
またそこのレーベルごとでね、
そうそうそう。
またちょっと変わってくる部分かもしれない。
どっちかっていうと出版社にもやっぱり編集の人が重要になってくるから、
本作りって。
まあやっぱり色が出ますよね。
色が出るからね。
なんかちょっと最近ここの出版社、
なんか気になる本出してるなと思ったら、
その中の編集者さんが、
遺跡というかですね、
そこに入って。
もうね、あれですよ。
今竹書房のね、
SFの文庫がすごいことになっている。
あ、そうなんですか。
すごいですよ。
なんかすごいイケイケ。
すごく近世に触れるものがね、
シオンズフィクションっていうね、
SFのイスラエルのSF作家の作品を集めた、
アンソロジーがあるんですけど、
これやっぱ竹書房が出してるんですよ。
やっぱり想定がすごいね、
なんか全体的に出てるレーベルとしての統一感があったりして、
なかなかね、竹書房は最近やりおるんですよ。
なるほど。
昔は結構ね、映画のノベライズぐらいでお茶を濁してたのにね、
竹書房が。
お茶を濁してたんですかね。
今はすごいですね。
なるほどなるほど。
結構その辺りね、
編集者が移籍すると変わるのは、
例えば東京草原に某早川書房の編集が移動したときは、
想定がね、結構変わったんだよね。
ちょっとね、やっぱりコミック系の表紙を導入したりし始めて、
それまで東京草原のSFって結構カタクナに、
文字も今もちっちゃいし、
カタクナに結構後派なSFを出して表紙を導入してたのは、
結構ね、その辺り新しい編集が移籍したりすると、
あ、多分変わったんだなみたいなのを感じるよね。
なんかわかりますよね。
とりわけやっぱり書店員さんなんていうのは、
毎月毎月の新刊を見分けしたり見てるわけですし。
18:03
なんかいつもと違うみたいな。
なんだか気になる本が多いなーなんて言ったらね。
そうそう。
中の人変わってたとか。
変わってたとか。
あと結構ね、出版社からの注文ファックスが書店に届くでしょう。
このファックスが、なぜか全然知らない出版社なんだけど、
某会社とフォーマットっていうかデザインが似てるファックスが届くたりするのね。
で、よくよく、なんかこれすごく似てるんだけどって言って、
その出版社の人に聞くと、
あ、実はね、編集の人が実は移籍しましたみたいな話だよね。
そのフォーマットを別の会社からある程度使ってね、
受注ファックスを作ったりするからね。
なるほど。
あ、なんか多分人移動したなみたいなのはね、
ファックスのレイアウトからわかっちゃったりするんだよね。
逆に言うとファックスのレイアウトって、
ある程度認知された段階では出版社ってそれを変に崩しちゃったり、
毎回バラバラなフォーマットでチラシ作っちゃうのもあんまりね。
そう。レイアウトでほぼね、わざと出版社名を見ないので、
レイアウトだけでね、ほぼあの会社だってわかっちゃうんだよね。
慣れてくると。
それで認識しますよね。
そう、認識しちゃうのでね。
1秒以内のその、なんか、チラシ、ファックス多いですからね。
1秒以内の認知の中でこう、あ、これ三島社来たとかってね。
そうそうそう。
手書きとかもね、文字がわかっちゃう。
そうですね。
っていうのはあるんでね。
はい。
まあいろいろその、読者とはちょっとね、書店員になると、
好きな版元の基準が違ってきちゃう分はありますけど、
そうですね。
ドルチェ・タカナさんはいかが、いかがでしょうかね。
そうですね。逆にドルチェ&タカナさんのお好きな版元なんかもまたね、
そうですね。
聞いてみてくださいね。
あとでお便りをいただければと思いますのでね。
そうですね。
はい。いきなりあれですか、時間だいぶ20分ぐらい経っちゃいましたけど、
はい。
今回のご質問は、お好きな版元はどこですかというドルチェ・タカナさんからのお便りでした。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
はい。
それではまたジングルを流しながらお別れしたいと思います。
はい。
それでは、次回をまたお楽しみに。
20:25

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