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2023-11-26 11:08

03 音楽すなわち心身の共鳴!/Listenオフ会

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二つの音楽ライブを京都で聴く機会がありました。

「坂本慎太郎」(@磔磔)と「踊ってばかりの国」(@京大西部講堂前)のライブです。

そこで思ったことを録音しました。

末尾に、Listenオフ会に少しだけお邪魔させていただいたので、そのことにも触れました。ありがとうございました!

サマリー

最近のライブでの音楽体験は心に残っています。坂本慎太郎のライブでは、ムーディーな雰囲気とメッセージ性に感銘を受けました。また、踊ってばかりの国のライブでは、音楽が震えるような体験をしました。大きな音で体全体が充実感を感じ、音楽と体の関係について考察しています。

00:11
スピーカー 2
どうもこんばんは、こんにちは。
日々の思考を一メモリずつ進めていこうという、ボイスメモ、ぽつぽつhito-memoryです。
第3回、GO!です。よろしくお願いします。
スピーカー 1
今回ちょっと録音しておきたいなと思っていることが、音楽についてなんですけれども、
最近、生で音楽に触れる機会があって結構刺激になったんですね。
坂本慎太郎のライブ
スピーカー 1
一つが、11月20日に京都のタクタクというライブハウスであった坂本慎太郎というミュージシャンのライブ。
もう一つが、これが昨日かな、11月25日に京大の西武高等という広場前で
踊ってばかりの国というバンドの1日のイベントの中で出演してて、1時間ちょっとぐらいライブされてたんですけど、
その2つが特に印象に残りまして、音楽についてちょっと感があるところがあったので、こうやってメモで記録しておこうかなと思っています。
一つ目の坂本慎太郎という人は、僕は結構20歳前後ぐらいからすごく好きで、自分の中で特別な音楽家なんですけれども、
ご存知の方いらっしゃらないかもしれないですけども、もともとは90年代ぐらいからゆらゆら帝国という結構マニアックなサイケデリックなロックバンドをやっていて、
結構かなりコアなファンが多くて有名なバンドだったんですけれども、2009年ぐらいかなに空洞ですというアルバムを出して、
そこでもうやりたいことがやりきってしまったということでバンド解散して、しばらくして坂本慎太郎、ゆらゆら帝国というバンドのギターボーカルの人がソロで活動を始めたんですね。
好きなところはいくつかあるんですけれども、初めて聞いた時に思ったことがすごく爽やかな喪失感みたいなのがこの人にあるんですよね。
ずっと歌っていることが後ろ向きで、もうなんか全部終わってしまったとか、自分は負けてもう何もないとか、もう自分は生きてないみたいな、幽霊みたいだみたいなことを言っている。
ただ逆にもうだから失うものは何もなくて、だからちょっと一個ずつやっていこうみたいな、幽霊だったり透明な体になってしまったその風通しの良さとか軽さみたいなものが、
当時の僕の中ではすごく力になるメッセージでもあって、もともと音楽性も本当に素晴らしくレベルが高いんですけれども、
それにきっかけでもともと好きだった人のライブが先日、京都のタクタク店、これもめちゃくちゃ古い歴史あるライブハウスで、
多分京都の町屋を改造して木造の中で音楽を聴けるスペースなんですけれども、聴いてきました。
スピーカー 2
僕が一個注目しているのは、この坂本慎太郎という人を見て、とても雰囲気というかかもし出すムードみたいなのがあって、
スピーカー 1
坂本慎太郎自身もムードという言葉を結構大事にしているんですよ。
この町にはムードがない、何かがない、それはムードだみたいな。
この町には何か大事なものがない、それはムードっていう、そういう歌詞を昔書いてたんですけれども、
ムードがそういう気配みたいなのが充満してくるみたいなことをとても大事に思っていて、
その延長でムーディーな場所への気遣いみたいなのがあるんですよね。
ソロになった曲で、ディスコっていう曲があって、それはディスコを歌った曲なんですけど、
急に歌入りましたけれども、
スピーカー 2
あと、おぼろげナイトクラウっていう曲もあって、
スピーカー 1
夜のムーディーな時間、ちょっと怪しい、危うい、そういった時間への傾倒みたいなのがあって、
僕も夜の場所づくりみたいなのを考えているものがあるので、
仕事としてとても刺激になるというか、自分の支えになるミュージシャンだなと思いました。
そしてその人のライブ自体もすごくムーディーな、かもし出される雰囲気があるものでしたね。
というのが1個坂本慎太郎のライブでした。
踊ってばかりの国のライブ
スピーカー 1
もう一つが西武高等という場所であった、踊ってばかりの国っていうちょっと不思議な名前のバンドですけれども、
このバンドは多分2010年代から活動を始めて、今は多分30代半ばぐらいのメンバーでやっていると思うんですけれども、
結構だいぶ今人気になってきましたけれども、
これが清本さんというギターボーカルの人が中心のバンドなんですけれども、
この人が元々この京大西武高等っていうのは多分50年くらい前から音楽、
割とアンダーグラウンドだったりパンクだったり、サイケデリックな割とミュージシャンがいろいろ活動していた場所で、
多分伝説的なライブ、調べればいっぱい出てくるんですけれども、そういう文脈があることで、
最近はあまりイベントできていなかったみたいなんですけれども、ようやくコロナも挟んでですね、
この土日にいろんなイベント、音楽ライブ含めていろんなイベントの会場になっていた場所なんですね。
で、それについてやっぱりすごく踊ってばかりの国の清本さんのリスペクトみたいな、
スピーカー 2
感じるいろんなMCでの発言もありまして、一つ言ってたのが、ロックンロールというものが日本に来て、
いろんな人がそれをやってっていう中で、この京大西武高等、ここでいろんな音楽を鳴らしたミュージシャンたちの魂、霊をここにお招きしたいと思います。
スピーカー 1
みたいなことを言って、それが僕はとても印象に残ったんですけれども、なぜかというとその後にやった曲がゴーストっていう曲なんですよ。
スピーカー 2
しかもこの曲は幽霊に乗っ取ってくれっていう、もう俺を乗っ取って、もう体はいらないから幽霊さん俺に乗っ取ってくださいよっていう歌詞なんですね。
スピーカー 1
ちょっと僕の言葉で言っちゃいましたけど、ずっとサビで乗っ取ってって言ってる曲があって、
スピーカー 2
さっきのMCとすごく綺麗にリンクしていって、京大西武高等、大きな木造の屋根の建物で、その横にまた大きな古そうな木が一本生い茂っていて、
スピーカー 1
その二つをバックに組まれたステージの上で、霜月さんがそれを歌ってる。
日も暮れてきて暗くなって、蝶ちんに明かりがつき始めた。
そのシーンがすごく印象的で、とても心に残るものがありました。
乗っ取ってばっかりの国は結構初期は割と衝動的なロックンロールみたいなところもあったんですけれども、
スピーカー 2
どんどん柔らかさみたいなものとか出てきたのかなって個人的には思っていて、多分年齢が重ねたっていうのもあるんですけれども、
スピーカー 1
僕が聴いたこの間のライブも、あえてちょっとゆっくり曲を始めたりとか、音の余白を試すような演奏がちょこちょこあって、それがとても良かったんですね。
スピーカー 2
で、そうやってちょっと落ち着いてゆったり曲を始まっていく中で、どんどん最後盛り上がっていく。
スピーカー 1
特にギターがかき鳴らされていくっていうのが、そこで音がバーってこちらの体に押し寄せてきて、すごいなんかやっぱり盛り上がるんですけど、
スピーカー 2
そういう体験をしているうちに一つ思ったのが、音楽、特に大きな音でライブ会場とかで、音楽、あるいはまあヘッドホンしててもいいんですけど、
音楽の体験と充実感
スピーカー 2
音楽をバーって浴びる体、大きな音にすごく高揚感とか、なんか充実感があってすごくなんか心震えるみたいな、
そういった体験って何でなのかなって、何で音楽ってそういう力があるんだろうって思った時に、
本来音を聴くっていうのは、空気の振動がまあ耳の鼓膜に伝わって、その鼓膜がそれに合わせて振動して、
スピーカー 1
それを音として僕らは脳の中で捉えているっていうことだと思うんですけれども、
スピーカー 2
大きな音楽、音のライブとか、あるいはヘッドホンしてそこにどんどん没入して音を聴く、音楽を聴くっていう時に、
空気の振動、音っていうものが自分の体に当たって、あるいは自分の体の中で反響している、体が震えて、
しかも中で何倍も何倍も幾重にも跳ね返ってきているっていう、多分そういう感覚があって、おそらくですけれども、
そうすることで自分の体の中でその振動が充満していく、自分の中で反響していくっていう、
その充実感もあるし、あるいは自分が存在しているっていうことをすごく身体的に実感するっていう、
そういう作用が音を聴いてすごく震える、感動するみたいなことなのかなと思いました。
そういう充実感っていうのは、体を動かす時、例えば山登りをして苦しいところを登っていくとか、スポーツをするとか、
多分そういう時も自分の身体をすごく動かしている、充実感とか体が生きていることの実感みたいなのがあると思うので、
そこに結構近い部分があるのかなと思いました。
逆に絵を眺めるとか、何かを読んだり映画を見るとか、それもまたいろんな切り口とかいろんな角度があると思うんですけど、
スピーカー 1
また違う体と心の何か伝わり方があるんじゃないかなと思っていて、
スピーカー 2
そういうふうにどういう作品なり、何か活動の形式の中で僕らが感じたり思ったりするってどういうやり方があるんだろうというのを
スピーカー 1
今後も考えてみたいなと思います。
以上ちょっと音楽について最近思うところがあったので、こうやって録音してみました。
スピーカー 2
最後にですね、ちょっと先週、ポッドキャストに、イベントに参加させていただきまして、
スピーカー 1
そのリスンオフ会というんでしょうか、某所で小田陣さんとKAIさんは主にですね、トークされていましたけれども、
スピーカー 2
近藤さんと山本さんの聞き手で、そういう会にちょっとひょんなことからお邪魔させてもらって、
ちょっと残念ながら僕ちょっと仕事の関係で途中で抜けてしまったので、
しかもちょっと収録しだったので、ちょっと何もちゃんと挨拶できずに抜けてしまったので申し訳なかったんですけれども、
リスンのこの仲間の熱気というか、やっぱりみんなめっちゃ喋るのが上手いし、
スピーカー 1
喋り止まらないし、みたいな楽しさっていうのが初めての体験で面白かったですね。
スピーカー 2
また何か機会があればこういうふうに、僕も録音していきますけれども、
スピーカー 1
ちょっとずつご縁があれば嬉しいなと思っています。
スピーカー 2
それではまた第4回も撮りたいと思います。
それではまた!
11:08

コメント

GOさん、来ていただいてありがとうございました! 次は是非、ポッドキャスターとしてインタビューさせてください!😊

こちらこそありがとうございました! まだまだ駆け出しポッドキャスターなので、がんばります!

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