2019-11-20 08:36

#7 サラエボ事件

サラエボ事件はセルビア人の青年プリンツィプがオーストリアの皇太子を殺害し、第1次世界大戦が起こるきっかけになった事件です。なぜプリンツィプは皇太子を殺害したのか。セルビア・ボスニア・オーストリア・オスマン帝国など国と民族が入り乱れている背景を元に、事件の流れを解説します。
<受験キーワード>
オーストリア・ハプスブルク帝国皇太子、サラエボ事件、青年ボスニア、プリンツィプ、オスマン帝国
<制作>
出演:オルタ・百合城 
プロデューサー:富山真明 
制作:株式会社PitPa

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00:05
こんにちは、ユリシロです。
こんにちは、オルタです。
突然なんですけど、
ちょうど1年前の11月に、
ある戦争の開戦の100周年の記念式典があって、
いろんな国の代表が参加したんですけど、
何の戦争だと思いますか?
第一次世界大戦ですか?
はい、そうです。
今回は、その第一次世界大戦が起きたきっかけである
サラエボ事件について説明したいと思います。
突然なんですけど、サラエボ事件の概要って覚えてますか?
サラエボの少年がオーストリア皇太子を暗殺したみたいな感じですか?
みんな結構そこがややこしくて覚えにくいと思うんですけど、
セルビア人の青年が、
ボスニアにいるセルビア人の青年が、
オーストリアの皇太子を殺害した事件です。
なんで、このセルビア人ってどういう民族かっていうと、
オーストリアの、この時オーストリアの傀儡国になった、
もともとオスマン帝国のセルビア公国っていう国があって、
そこと、今もボスニアヘルトコビナっていう国があるんですけど、
そこのボスニアにいた民族になってます。
なんで、セルビア人がオーストリアの皇太子を殺害したかっていうと、
もともと、セルビアにもボスニアにもいた、
セルビア人の民族意識って結構固く結ばれてたんですけど、
大国のオスマン帝国とか、
オーストリアによって、いろんな条約で、
土地が割除されたり、奪われたり、
国の代表が変わったりして、
だんだんセルビア人の民族意識は、
反オーストリア、オーストリアが、
セルビアの行政権をオスマン帝国から奪って、
セルビアを傀儡国にしたんで、
オーストリアは、セルビア人の反感をくらってしまいます。
ボスニアにいたセルビア人とか、
セルビア公国にいたセルビア人の意見を聞かずに、
代表をオーストリアの人にしたりして、反感をくらってしまいます。
さらに、セルビア人の反感をくらったのが、
オーストリアのオスマン帝国から、
ボスニアという土地をまた割譲してもらって、
さらにセルビアとボスニアという国を、
オーストリアの傀儡国として加えたため、
ボスニアにいたセルビア人も怒って、
そしてちょうどその時、
オーストリアの皇太子が、
ボスニアに演習視察、
ボスニア軍の演習の視察をしに来ていたので、
その時を狙って、
青年ボスニアというグループが、
オーストリアの皇太子を殺害して、
オーストリア反乱を起こそうというふうに企てます。
これがサラエボ事件が起きた概要です。
03:02
オーストリアの皇太子が、
ボスニアに演習の視察に来た時に、
その時に、ボスニアの青年ボスニアというグループが、
オーストリアの皇太子を暗殺しようと企てて、
複数人だったんですけど、
中学校とかで習った内容だと、
青年一人が皇太子を暗殺した、
みたいなふうになっているんですけど、
本当は複数人、だいたい5、6人で、
その事件を起こそうとして、
オーストリアの皇太子が、
ボスニアの市役所みたいなところで演説する予定があったので、
そこまで車で移動している最中に、
皇太子を殺した人と別の仲間が、
その車に向かって、
次元爆弾を投げつけるんですけど、
その次元爆弾は、
次元爆弾なのですぐには爆発しないので、
違う車を間違えて爆発させた上に、
市民も巻き込んで、
そしてその爆弾を投げつけた人は、
すぐに殺したら自殺するつもりだったので、
非生産狩りを飲むんですけど、
その生産狩りが不良品で、なかなか死ねなくて、
そして諦めて川に飛び込むんですよ。
でもその川って、今もそうなんですけど、
実際深さが10センチぐらいしかなくて、
なかなか死ねないで、
そのまま取り押さえられてしまいます。
プリンチプですか、その人。
違います。
プリンチプが起こした、殺した人、殺した調報人です。
で、オーストリア皇太子は、
その足でそのまま市役所に向かって演説をするんですけど、
その演説をし終わった後に、
この後オーストリア皇太子をどうするかという議論が行われます。
ついさっき暗殺されかけたので、
そのまま外に出すわけにはいかないじゃないですか。
にもかかわらず、
ボスニアの総督は、
そんなそこらじゅうにテロリストがいるわけないだろうって言って、
そのまま皇太子をさっき巻き添えくらった市民のお見舞いに行かせます。
そうなんですか。やば。
今じゃありえないですね。
お見舞いに行く途中に、
さっき行ったルートは通らないようにしようって遠回りさせようとしたんですよ。
しかし総督はそれを運転手に言うことを忘れてしまって、
ついつい運転手がいつも通っている近道を行ってしまうんですね。
でもその近道の途中にカフェがあって、
さっき車を爆発させたグループの仲間の、
さっき言ってもらったんですけど、
プリンツプが偶然そこで食事をしてて、
この後どうしようかって考えてたんですよ。
06:00
そしたらちょうどそこに、
オーストリア皇太子の車が行ってしまって、
それで運転手は気づいて止めるんですけど、
止まっただけですぐに逃げることができなくて、
プリンツプはオーストリア皇太子の存在に気づいて走っていって、
そこで銃を向けてオーストリア皇太子を殺したっていうのが、
この事件の概要になってます。
プリンツプも聖ネボスミアの一人なんですか?
そうです。
そしてプリンツプも生産狩りを飲んで自殺しようとするんですけど、
さっき不良品だった生産狩りと一緒の生産狩りだったんで、
プリンツプも死ねなくてそのまま逮捕されてしまいます。
そしてプリンツプはその当時まだ本当青年だったんで、
20歳以下だったんで、
一応裁判にはかけられるんですけど、
死刑になるのは免れて長期20年の刑になったんですけど、
当時って衛生環境があんま良くないので、
刑務所でその持病の結核が悪化して、
その生涯を終えてしまうっていうのが彼の最後です。
なるほど。
だから意外とサライボ事件ってあっけなく、
オーストリア皇太子が死んだり無計画な事件だったのにもかかわらず、
被害が、被害が拡大になっちゃった。
だからたまにインターネットとかだと、
一発の銃で一番効率よく人を殺す方法みたいに、
オーストリア皇太子を殺すって揶揄されてたりするんですけど、
実はそうではなくて、その一発だけじゃなくて、
その不良品だった爆弾とか、
そういうのがいろんなオーストリア皇太子がその道に入ってしまう要因にもつながっているんで、
結局はプリンツプ君が一人で殺したわけじゃなくて、
セルビア人の力でオーストリア皇太子を暗殺したっていう事件といっても過言ではありません。
以上でサライボ事件の話を終わりにします。
ご静聴ありがとうございました。
ありがとうございました。
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