ジブリ映画の楽しみ方
藤原ヒロ
こんにちは、藤原ヒロです。少女漫画を描いています。
しーさん
夫の帽子です。
友達のCさんです。
ボー氏
この3人で、愉快な日常のやりとりを配信します。
しーさん
カフェで隣のテーブルの会話を聞き流している気分で聞いてもらえると嬉しいです。
面白かった、あの映画。
藤原ヒロ
Cさんは?
しーさん
めっちゃ好きやったんです、私。
藤原ヒロ
珍しい。
しーさん
もうちょっと連続して2回見に行っちゃったんです。
藤原ヒロ
すごい、そうか。どういう部分がですか?
しーさん
なんか、すごい楽しかった。
楽しい。楽しい。
見てる間中すごい楽しくて、ワクワクが止まらへんというか。
藤原ヒロ
なんか初めて聞く感想が。
ボー氏
冒険ぽい感じ。
しーさん
あの、おっきなお屋敷に入るじゃないですか。それとかワクワクする。
藤原ヒロ
もっといろいろ見たい。もっといろいろ探検したいとか、そんな感じ。
私もそれに近いかな。
ボー氏
夢の中みたいな感じ。
なんかね、感想とかでもよく言われてますもんね。
しーさん
不思議な国のアリスとかに近いって言って、話の構造とか。
なんかすごいよかったんですよね、私。
藤原ヒロ
ジブリの中でもってことですか?
ジブリを全体的に見てる?
多分全部見てて。
しーさん
でも久しぶりじゃないですか、あの感じの映画が。
ボー氏
そうですね。もっと大人っぽいのが多いですもんね。
しーさん
昔映画館でもののけ姫を見た時も、結構ワーって思って、それぶりな感じです。
藤原ヒロ
え、もののけ姫ってCさん何歳?小学生じゃないですか。
しーさん
小学生かな。
藤原ヒロ
それでワーって思うの、めっちゃ大人びてますね、感性。
しーさん
え、そうですか?
ボー氏
でもあれは映像的にわかりやすい感じ。
しーさん
綺麗っていうか。
藤原ヒロ
怖いくない?
しーさん
怖いっていう国は思わなかったです、もののけ姫は。
藤原ヒロ
だって結構最初っからもう怖いじゃないですか、たたり髪とか。
ボー氏
顔とか。
藤原ヒロ
結構その音楽も重厚やし。
しーさん
小学校、高学年やったんかな。
ボー氏
ファンタジーとして見れてくるんじゃないかな。
藤原ヒロ
もののけ姫はそれまでのジブリからすると結構踏み込んだというか、怖い要素が増してるのかな。
しーさん
怖いもの見たさがずっとあるからかな。
そうか。
トトロとかはラピュタとかナウシカはビデオで見てて、家で。
初めて映画館で見たジブリがもののけ姫あって、その後はもう大人になってから見たっていう感じ。
だからあんまり面白いけどそんな入り込むっていう感じがなかったんですけど、
今回はすごいもう自分がその主人公の目になったみたいな感じの感覚、真人さん。
すごい面白かった。
ボー氏
話として知らないとこに入っていくみたいな話を久しぶりだったんです。
ある世界として分かっててその世界を描いてるみたいな主人公がずっと多かったんですけど、
もののけ姫とか見たことあったけど、断りを分かってる世界の人たちが主人公だったけど、
今回は何も分からん状態から。
しーさん
千と千尋的な感じですかね。
藤原ヒロ
何が起こるか分かんないというか。
ボー氏
あれも面白かったけど。
内容は近いかな。
しーさん
でも何か千と千尋にはない感動があって、たぶんそれは私子供ができてから見たっていうのもあるし、
すごい母に対する母親の思いがすごい伝わってきて。
ボー氏
そうですか、全然。
しーさん
最後のね、言っててネタバレ。
藤原ヒロ
ネタバレありって書きましょう。
しーさん
ちょっとあり。
最後戻るときに元の世界に、お母さんとバイバイするじゃないですか。
その時に元の世界に戻ったら早くで不幸なことがあっちゃうけど、それでもいいの?みたいな感じの会話があるじゃないですか。
でもそれでも人さんを埋めるんだったらみたいな。戻りたいみたいな。
そういう風に思ってて欲しいんだろうなって早尾さんが母親に。
すごい私泣けてそこで。
藤原ヒロ
そっか、ポイントがそこなんですね。
ボー氏
今もすごい思い出した。
しーさん
結構なんかね、後から知って、母親に対する思いがすごいあるっていう。
え、後から知るってどういうことですか?
ボー氏
宮崎さんは自分の母親に対してのコンプレックスじゃないけど、関係が作品に解消するみたいな話は知らなかったんで。
母親に対する思い
ボー氏
どういう関係だったとかいう話を後で聞いたんで。
藤原ヒロ
厳しいお母さんだったみたいな。
そうなんです。
その辺は知らないですね。
しーさん
若くで亡くなったっていう、病気で亡くなったっていうことしか知らなかったんですけど。
ボー氏
あまりこう、昔やから特にそうやと思う。
甘えたりできひんかったり。
しーさん
確か結核か何かやったから隔離されたはったんかなと想像するに。
藤原ヒロ
風立ちぬなんかな。
あれだって親の話って言われてるところあるじゃないですか。お父さんの話みたいな。
しーさん
風立ちぬのあの漢字に近いんかなってその結核で。
そんな感じだったと思います、きっと。
藤原ヒロ
母親目線なんですかね。
しーさん
多分それもあってすごい感情が揺さぶられた感じでしたね。
ボー氏
だから俺も母親とのことばっかりだと思ったんですよ。
藤原ヒロ
私たぶん一番ね、小学生ぐらいの気持ちで楽しんだぐらいの見方でした。
しーさん
子供の時って周りの自然のことこういうふうに見てたよなっていう感じが。
藤原ヒロ
だからあんまりね、内容の意味を考えようともしなかったみたいな感じ。
意味わからんっていう感想をすごく聞くけど、意味はわからんよって。
しーさん
全然別に。
藤原ヒロ
飲み込んでないよって。
しーさん
結局あれはなんやったんとか、なんであれはあんやったんとかは別にあんま気にならへん感じやったんですよね。
藤原ヒロ
それがその辻褄のなさも夢の中みたいな。
だから多分一番幸せな楽しみ方をしてる存在やろうなって思う。
結構何にもインタビューとか鈴木プロデューサーが言ってることとか何にも頭に入れないで楽しんだので、
制作裏話とか全く知らないし。
しーさん
何にも出てないですもんね。出てます?今も。
藤原ヒロ
何を喋ってる記事とかはネットで読もうと思ったら読めるんやんな?
ボー氏
でも宣伝をしなかったって話だけは知ってるけど、それ以外は。
あとは原作はこれなんじゃないかみたいな、参考にしてる。
ファンタジーの小説があるらしくて、多分これを好きって言ってたからこれが話に似てるから。
アニメとか映画とかを元にしたんじゃなくて、ファンタジーの小説の文脈ではあんまり不思議じゃないって。
藤原ヒロ
だからなんかもう、ジブリっていうか宮崎駿が作ったっていうのをめちゃくちゃ意識してる人ほど、
素直に楽しめてないんじゃないかってちょっと思ってて、これはこれを書いてるのかみたいな、
こう推測をしちゃう。勝手に。どういうつもりでこういう話を書いたのかとか、
なんかこれは誰がモデルやみたいな感じで考えちゃう。
ボー氏
そういうのを楽しくやってるんだよね。
藤原ヒロ
そういう見方が好きな人はそうだと思うんやけど、それを別にそこまで追っかけようって私は思わなかったんで、今回。
多分別のタイミングだったら、そういうのを知って楽しむっていうテンションがあるかもしれないけど、
今回は本当に単純に作品だけを普通に何も知らない状態で見に行く。
作品としての鑑賞
藤原ヒロ
そもそも何も宣伝もしてないから、全然どんな作品かわからないけど、
ジブリのあのクオリティで全く知らない、今から何が起こるかわからない状態でワクワクするっていうのが、
いい体験やったなっていうのがあって。
で、やっぱりアニメーションとしての表現とかは圧倒されるものが全然、
どんだけ今まで積み重ねていろんなものを見てても、
なんか今回またすごいの見れたみたいな感じのがあるから、それで全然楽しんじゃいましたね。
しーさん
なんかもうちょっと一時停止してじっくりセミズミまで見たいってめっちゃ思った。
藤原ヒロ
今こうやって喋ってるけど、どうやったっていう話をしても、
私は楽しかったよしかないやつっていう、考察がない。
ボー氏
ちょっと懐かしいなってすごい。
藤原ヒロ
ジブリとして。
ボー氏
タッチというか、このちっちゃい子供が主人公みたいなのもそれし、こんな感じで懐かしくて。
しーさん
なんか昔のジブリ作品の似てるとこがいっぱい出てきたから、
子供の時にジブリを見て楽しいって思った記憶がすごい蘇った感じ。
ジブリで一番好きな何でしたっけ?
ラピュタかな。
藤原ヒロ
私物の家なんですよね。
物の家もいいですね。
どんな話でしたっけ?
前一年きりやったことがあるジブリのキャラクターの中で一番かっこいいって思うランキングみたいな。
私は明日がって言ってた気がする。
しーさん
私は多分セイジ君。
藤原ヒロ
セイジ君やね。
サバサバも好きなんですよ。あれもめっちゃ好き。
しーさん
そういう話を一日きりした気がするね、そういうのが。
藤原ヒロ
だからマヒトさんは結構、キャラクターとしてちょっと掴みどころが、どう掴んだらいいかわからない迷うキャラではあって、
幼いのか大人びすぎてるのか、強いのか弱いのかっていうのも、ちょっと一言では言えない感じなんですよ、私の中で。
でも青鷺が序盤に向かってきたときに、立ち向かってる感じめっちゃ明日かやんって思う。
しーさん
明日かっぽさ。
藤原ヒロ
そういう、やっぱ私は明日かっぽさを求めるなって思いました。
強くあってほしい。
しーさん
みんなでも強くないですか?自分にも。
ハウルとかは。
藤原ヒロ
ハウルはね、だいぶダメなんでね。
だから声優とかが全然、やっぱ分かんなくて。
分かんないですね。
しーさん
キムタクは。
藤原ヒロ
私キムタクも。
ボー氏
出てるって知らなかった。
しーさん
そうですね、事前にキムタクは出てるらしいって知ったから、キムタクやって思ったけど。
藤原ヒロ
あんまりやっぱ、それも良かったんですよね。
これ誰の声やって意識をせずに普通に見れたという。
ボー氏
でも青鷺も聞いてたけど忘れてた。
しーさん
今通り信じられないですけど、青鷺が。
藤原ヒロ
全然分かんないですよね。
しーさん
全然分かんないです。
藤原ヒロ
本当にアフレコ現場を見てみないと信じられないですね。
映像と一緒に。
しーさん
竹澤佳蓮とか書いてあったじゃないですか。
藤原ヒロ
あれもどこかは。
しーさん
どこおばあちゃんのウレコやったんか。
ボー氏
おばあちゃん多かったですからね。
でも意識せずに見れた。
しーさん
本当に良かったです。
藤原ヒロ
そういう本当、余計な現実とのリンクを感じずに楽しめたなって。
しーさん
なんかどっぷり疲れた感じ。
藤原ヒロ
その前ってなったらポニョンになってくるじゃないですか。
宮崎駿さん、風立ちぬ。
しーさん
風立ちぬがある。
藤原ヒロ
風立ちぬ。
風立ちぬはなんかちょっと自分の中で違うんですよ、カテゴリーが。
私も違います。
しーさん
ファンタジーじゃないからかな。
藤原ヒロ
なんか宮崎駿の自伝ではないんやけどやっぱり近い。
なんかそのファンタジー世界をみんなに見せてるっていうよりかは、
なんか自分の物語を作品にしたっていう感覚なんですよ。
みんなのために書いたよみたいな風に受け取る感じのがポニョンやったんですよ。
その前ポニョンでしたっけ?
しーさん
ハウルはまた別でしたっけ?
ハウルはその前。
藤原ヒロ
もう一つ前じゃないですかね。
しーさん
ポニョンか。
藤原ヒロ
ポニョンはもうおじいちゃんになったなって思ってしまって。
え、ハヤオが?
ハヤオが。
へー。
孫に対してのアピールなのか、自分がもう老人ホームにいるつもりなのかみたいな感じで、
ポニョンを見てるその時の自分の感じ方が、なんかハヤオをやたら意識してしまって。
ハヤオの目線。
もう老後のこの世界観なんかなって勝手に感じるところがあって。
しーさん
そうしてソウスケにも感情移入できなかったってことなんですかね。
藤原ヒロ
ソウスケが感情移入しづらかったみたいな。
子供でしたからね、完全にあの子は。
しーさん
でもトトロとかは子供の方に感情移入しませんか?
藤原ヒロ
トトロは見た時が小学生っていうのも同世代。
しーさん
また今見たらお父さんとかの方に。
それはあるかも。
ジブリの新たな要素
藤原ヒロ
今見たらやっぱそのサツキとメイをすごい心配する気がする。
しーさん
2人だけのお父さんと見たかーって。
藤原ヒロ
そうそう。
しーさん
うーん、そうだな。
そうですね。
藤原ヒロ
でもトトロの場合はやっぱキャラクター性が強すぎて、
トトロに会いたいなり猫バスに乗りたいなりの方に行っちゃう。
でもポニョの世界観でそんなのないなっていう。
モフモフしてないしな。
なんかヌメヌメしてる人が。
ボー氏
なんかでも聞いたことある。
ジブリで働いてるスタッフの託児所みたいなのがジブリであって、
それを見て宮崎浜を作ったみたいな。
藤原ヒロ
ポニョ?
ボー氏
どっかで聞いたことがあるけど。
藤原ヒロ
でもそういうリアルさがあるというか。
ボー氏
ほんまにスタッフの子供が遊んでるのを見たみたいな。
藤原ヒロ
ほんと目線がそういう感じ。
おじいちゃん目線。
そう、おじいちゃん。
なんか親っていうよりかはおじいちゃん目線みたいな。
そういう感覚になっちゃって。
もう若い時のあの感じのジブリの作品っていうのはもう生まれへんのかなって思ってたから。
割と今回のはあんまり、そんなに期待もしなかったんですよ。
でもなんかちゃんとワクワクしたなっていう。
しーさん
ワクワクした。楽しかった、すごい。
藤原ヒロ
全然宇宙出てくるとは思わなかったですけどね。
宇宙的な方向のファンタジー加減。
ボー氏
宇宙から出てきたの?
藤原ヒロ
なんかだって宇宙から来た。
ボー氏
話だけやろ?
藤原ヒロ
いやでもそういう設定がそもそもなくないっていう。
自然とかナウシカみたいに完全にファンタジーとかやったり。
しーさん
もうちょっとラピュタ的なのかな?
藤原ヒロ
ラピュタは宇宙なのかな?
わかんない。
なんか地球の外からの何かみたいなのが。
ボー氏
でもちょっと出てきただけだから全然映像とかでは書いてないし。
藤原ヒロ
でも大きい、根本の設定じゃないですか。
しーさん
そうですかね、確かにそうか。
藤原ヒロ
なんか地球外からの働きかけみたいな。
アメリカはそうか。
しーさん
地球外じゃなくて単なる隕石というか、それも地球外か。
藤原ヒロ
外じゃないですか。
別に宇宙的なやつじゃなくて、ファンタジー世界からの何かとかやったら意味わかるんですよ。
ジブリっぽいなってなるけど。
宇宙から来たかっていう、そこは全然気付かない。
ボー氏
でもそういう意味で言ったら、SF的な話もめっちゃいろいろあったから。
藤原ヒロ
でもなんか大気圏外からの何かみたいなのなくない?
ボー氏
今回のやつで、君たちはどう生きるかの中で、時間差の話とかもあった。
藤原ヒロ
今までのやつにはなかったんですよ、SF的な話。
ボー氏
もうタイムトラブルじゃないけど、若いお母さんとか。
藤原ヒロ
確かにないわね。
ボー氏
その辺も新しいというか、今までなかった要素だった。
藤原ヒロ
今どきっちゃ今どきみたいな感じかな。
今どきとか、昔からSFではよくあるけど、若いお母さんと会うみたいな。
ボー氏
でもSF自体はあんまりやらなかった。
藤原ヒロ
ファンタジーはあっても、SFではないみたいな感じだったかな。
しーさん
今まではあったんですね。
藤原ヒロ
その中の宇宙だった。
未だにあの世界の中の魔法みたいな、技みたいな、術みたいな、何やったんやろうっていう。
しーさん
全然、本当に考え始めると全部意味分からないんですけど。
藤原ヒロ
深く考えないって思いながら見てるんで。
ボー氏
何もないから、本当に考え方とか。
藤原ヒロ
私、鳥は全然好きやったんで、そもそも。
しーさん
逆にアオサギにはがっかりしたけどっていう。
藤原ヒロ
やっぱなんかこう、イケててほしかったっていう。
ちっちゃくなって、あの感じっていうのは、求めてないアオサギやったけど、キャラクターとして。
確かにね、かっこよくもできたはずですよね。
でも、別にかっこよさを狙ってるわけではないので。
ボー氏
ハヤオが。
藤原ヒロ
いやーな。
しーさん
一番いやーな感じのおじさんで出てきて。
ボー氏
トカゲのおっさんみたいな。
藤原ヒロ
いやーな感じやったけど。
鳥好きやからこそがっかりしたこと。
最初から別にね、何でもない。
他の、私がどうでもいいって思ってる動物やったりとか。
もっと全然別のやつやったら、がっかりもなにもない。
まあそういうキャラもいいよねって思うけど。
アオサギをあれにしてるのはちょっとがっかりっていうのはあったけど。
それはしゃあない。
食べ物の表現と背景美
藤原ヒロ
ジブリといえば食べ物シーン絶対おいしく描くはずやみたいな期待を。
たぶんハウルぐらいの時にピークにあって。
ハウルだから、ハウルが目玉焼きをカルシファーで焼いてくれるね。
あれめっちゃおいしそう。
カルシファーがかわいいね。
ベーコンと卵。
めっちゃおいしそうやのにあれ。
私知らさすぎて。
それを期待しちゃうから。
今回どんなおいしいシーンがあるんやろうって思うけど。
でもなんかちょっと右肩下がりなんですよ。
ポニョとかもそんなあんまなかったし。
しーさん
ポニョおいしかったでおいしそうでした。ラーメン。
藤原ヒロ
ハム入りの。
でもやっぱり劣るんだよなっていう。
まあね。
今回はちょっとエグいぐらいの感じやったじゃないですか。
しーさん
あれはなんやったんやろな。
藤原ヒロ
ジャムの描き方が。
しーさん
そっちですね。
そっかそっかジャムね。
藤原ヒロ
ジャムやばかったですね。
やばいです。
過剰。
あれめちゃくちゃもう。
どういう風に受け取ってほしいのっていうぐらいに。
ほんまにそう。
過剰やった。
なんか別の意味込めてるみたいな。
しーさん
普通ではないから。
こだわりなんでしょうね。
なんかそれも高畑勲。
藤原ヒロ
なんか前言ってたやん。
食べ物をおいしく描くっていうのは、
なんか違うみたいな。
しろ。
あれソースが。
ソースがここじゃなかったけど。
なんかその食べ物。
そっか担当さんかもしれない。
食べ物をおいしく描くっていうのは、
もう嘘やんみたいな感じが、
高畑監督はそっちやったらしいんですよ。
なんかそのおいしく食べ物を描こうとしないというか、
することがなんかそんなに良しとしてないみたいなのがあって、
三谷さんすごい影響を受けてるじゃないですか。
高畑勲に。
なんで、それを言われてから、
食べ物をおいしく描くっていうのを、
やめていったんじゃないか説みたいな。
なんか聞いたけど、
もう全部が問題的で分からない。
全てがぽんぴりとしてる。
ぽんぴりしてる。
わざとおいしくないようにする、
みたいなのあったんかな。
かなぐらいの。
しーさん
でもあれもいいシーンでしたけどね。
藤原ヒロ
なんかどう読み取らせたいんやろみたいなのを、
過剰な何かを見た時に思います。
お母さんとの食事シーンじゃないですか。
しーさん
どう受け取ったらいいみたいな。
パンの上にあふれるほどジャムが乗ってて、
嬉しいじゃないですか、子供って。
そういう気持ちじゃないですか。
主観的な描き方っていうか。
藤原ヒロ
全部がそうなんですかね。
医師で頭怪我させる時の血の量もすごいじゃないですか。
でもやっぱり主観的にはそれぐらいみたいな感じなんですかね。
しーさん
そういう気がします。
子供の目線で見たらこういう風に見えてたみたいな。
藤原ヒロ
それは一貫してある気がしますね、全体的に。
ボー氏
なんか色が変だな。
藤原ヒロ
色?ジャム?
ボー氏
そのまま。
これジャムがそんな好きじゃない。
藤原ヒロ
色は普通やったかな。
しーさん
口に頬張った時の出方とか。
出方すごかった。
そういう子供の時の記憶みたいな。
実際見たらそんなに大した量ついてないのに、
子供の手にはあふれるばかりのみたいな。
そういう描き方なのかな。
藤原ヒロ
それこそイントロの火事のシーンとか。
しーさん
あれすごいアニメでしたね。
藤原ヒロ
表現がすごいじゃないですか。
しーさん
すごかった、あれ。
藤原ヒロ
絶対見たまんまじゃないけど、
心象風景的にこうやんだって思えるみたいな。
しーさん
そうですね。
実際どこまで行けたかわからへんけど、
藤原ヒロ
記憶の。
本当に記憶を遡った時に、
自分の脳が映像化してる絵面みたいな感じ。
しーさん
人から聞いた話とか、後から振り返った話とか、
全部一緒になって。
藤原ヒロ
そうそう。
でもそれはね、具体的に今回のアニメーションという方法で
アウトプットするのめっちゃすごかった。
すごくないですか。
しーさん
あの冒頭のシーンはほんまに。
藤原ヒロ
本当に。
しーさん
こんなに何が始まるのって思って。
藤原ヒロ
階段の上り下りだけでもすごいって思ったから。
しーさん
でもあれもすごい。
子供の時の記憶をすごい呼び起こされて、
藤原ヒロ
こんな風に見えてた階段急いで上った時とか。
全部嘘なんですよね、あれ。
だからあんなのではないけど、
でも自分の共通してみんな分かるってなるラインというか。
しーさん
すごいな。
あれって全部手描きなんですか?
藤原ヒロ
歌詞のシーンはCG感を感じたって坊主が言ってた。
ボー氏
あれを見てもCGだと思う。
紙の感じが。
しーさん
そうですよね。
でもあれってアニメって一枚一枚描くんですか?
全然あれをどうやって作ってるのかもう想像ができひんくて。
藤原ヒロ
でも基本多分私の見る感じやと、
ちゃんと3Dでぬるぬる動いてる感じは分かんないというか、
そうは思えなかったんで、
ちゃんと線を描いてる状態だと思います。
しーさん
例えば1秒間に24フレとかやったら、
24枚絵を描いてバーって見せるってこと?
バーって見せる。
じゃあ一個一個描くってことですか?
藤原ヒロ
一個一個描く。
その動画をアニメーションの制作現場の中で分担作業じゃないですか。
だから肝心なところのシーンを描く技術のある人と、
そのシーンの間をつなげる人っていうのとかが全然別にいるみたいな感じなんですけど、
今その仕組みがどうなってんのかは全然分かんないです。
どれぐらい割り振られて人力でどんだけやってんのかっていうのは、
今の事情は全然知らないですけど、
しーさん
でも全部描くっていうのが普通かな。
その一コマ前の映像と、
そのまぶたを閉じるとこだけが違うとかいう場合は、
その前の絵を流用するんですかね。
藤原ヒロ
トレースなんですよ。
だから今とかデジタルとかやったら、
もしかしたらコピペ的な感じで変更するところだけとかはあるかもしれないですけど、
そうですね。
どこまでやってるのか分からないけど。
絵面の楽しみ方
しーさん
夏子さんのお部屋とかめっちゃ綺麗だったじゃないですか。
藤原ヒロ
そうですね。背景すごかったですね。
しーさん
びっくりしてしまった。
洋館ね。
藤原ヒロ
意味分かんない建物じゃないですか。
ボー氏
お家自体が。
藤原ヒロ
あの時代に明治とかに建ってた洋館ぐらいの感じですね。
だから多分深く考えると怖いんですよ。
なんなんここってなるんで。
でも絵面だけを楽しむってなったら、
しーさん
あ、いいな、こんなとこみたいな。
藤原ヒロ
楽しかった、ワクワクした。
本当にどう見れるかその人の見方次第な気がする。
全体的に不気味っていう人もいると思うんですよ。
全然ワクワクとかじゃなくて怖いわみたいな。
あるけど多分何もそこに引っかからずに、
絵面だけを多分Cさんと私は楽しめてるじゃないですかね。
聞かない。
映画の感想と解釈
藤原ヒロ
この漢字はあんま他で私そういう感想言ってんの聞いたことない。
本当ですか。
自分がだいぶ無邪気に見てんねんなって思ってたんで。
無邪気。
しーさん
私すごい久しぶりの映画やったんですよ。
映画館で見た事態が。
藤原ヒロ
妊娠してからずっと見てなかったんで。
1人で?
しーさん
1人で。
2回目も連続で?
ボー氏
2年差?
しーさん
連続。ほぼ連続で。
1週間後ぐらいに。
藤原ヒロ
すごい。
2回目はお母さんと行ったんです。
しーさん
週末に旦那さんに預けて。
お母さんの感想はどうやったんですか?
お母さんも面白いと言ってたけど、
お母さんはすごい裏の意味を知りたがるタイプなんですよね。
僕は神話のここをどうとかそういうのを楽しんで貼りました。
いろんな要素があるみたいな。
木村くんの声がイマイチやったって。
藤原ヒロ
絶対Cさんが良かったって言ってる感想を知った上での
一緒に見に行く感じやったでしょ。
めっちゃ良かったから一緒に行こう。
絶対悪く言わないですよ。
でも多分裏を読みたい人にとっても確かに
しーさん
いろんな読み方ができるようなやつやから楽しいかもしれないですね。
藤原ヒロ
木村くんの声がものすごい空虚で空っぽでってお母さんが言うんですよ。
しーさん
それで言われて、でも木村くんの役の人は
あの映画の中で唯一部外者というかの存在やから
空虚さんがそもそも偉いんじゃないかと思って
藤原ヒロ
一人何も分かってないというか。
しーさん
あれは的役やと思いますよ。
ボー氏
そういう役。
藤原ヒロ
あのお父さんじゃないと真人さんそういうやみ方しない。
しーさん
だって悪くはない。
藤原ヒロ
悪くない。決して。
誰から見ても悪い人ではないけど
何か満たされないような人いますよね。
ほんまに悪い人いる。
難しいんですよね。だから。
しーさん
でもあれぐらいの聞き方の方が楽なんですよね。きっと。
本人はね。
藤原ヒロ
幸せな人なんですよ。
デリカシーはない。
しーさん
だから夏子さんのやみ方も多分そういうところはある気がするんですよ。
藤原ヒロ
デリカシーさんと真人君はきっと似てるんですよね。
夏子さんがなぜあっちに行ってしまったのかみたいなのとかも
ボー氏
坊主とかは意味が分からない?
藤原ヒロ
分からないけどね。
しーさん
分かる気がする。
藤原ヒロ
私も分かる気がします。
ボー氏
なんかやっぱり。
藤原ヒロ
唐突やなと思って。
ボー氏
唐突でもない。
藤原ヒロ
だって何やんその流れが。
状況を考えると。
何よ。
しーさん
子供が妊娠して。
お姉さんの子供が来て。
お姉さんの子供が怪我しちゃって。
申し訳ないっていう気持ちがまずあって。
自分も子供がこうやってできる段になって。
お姉さんの無念さとか。
悲しさとかもすごい身に染みて分かってきて。
なんかそういう感じなんかなと思いました。
ボー氏
それは分かります。
藤原ヒロ
でももっとないまぜになってる感情が私はある気がして。
真人君が大事やけど邪魔っていうのもあると思うんですよ。
すごく自分の中で解消できない感情の中で
つわりひどいじゃないですか。
もうみんな嫌ってなってもおかしくない気がするんですよ。
戦争も過去やしとか。
確かにつわりあるだけでも。
嫌でしょ。
猫死しも周期の男さんが来てるし。
絶対嫌だし。
なぜか背負いすぎなんですよ。
全部をちゃんと自分がサポート役。
全てにおいてサポート役になって
自分の体がしんどい時でもやらんとあかんし。
お姉さんを亡くした悲しみも全然あるはずじゃないですか。
だから嫌になるよなって思って。
でも嫌って誰にも言えないっていうか。
おばあちゃんたちには言えたかもしれないけど。
でも多分気丈に振る舞うタイプだと思うから。
しーさん
もう隠れたいってなってもおかしくないって思う。
ボー氏
なんか俺が分からへんじゃないですか。
そういうとこじゃなくて。
藤原ヒロ
それを全部分かる。
ボー氏
なんで急にあそこに行って。
藤原ヒロ
たぶん呼ばれたんやと思いますね。
ボー氏
その辺は何もないじゃないですか。
説明というか伏線というか。
そこに至るきっかけというか何もそこがないから
しーさん
どういう人なんってまず思うんで。
ボー氏
その関係というか。
元から知ってたのとか一切分かれないから
それが分からんって言ってるだけ。
しーさん
感情がどうとかが。
大叔父の血を引く者は党に呼ばれるみたいな。
呼ばれたんちゃいますかね。
藤原ヒロ
そこは想像してしかないんですよ。
ボー氏
別にそこを埋めるピースみたいなのは何もないんで。
藤原ヒロ
そんなん始めて全部ないんですけどね。
そこが分からんって言うだけです。
その気持ちは分かるんかじゃ。
ボー氏
気持ちというか。
それは見てたら複雑な立場にいるっていうのは
ちゃんと描かれてるから。
描かれてることは分かるけど描かれてないことが分からん。
藤原ヒロ
それはええやんってならへんわ。
分からんのはそこって感じ。
ボー氏
なんで急に?
藤原ヒロ
全然引っかからん。呼ばれたんかな。
つらいしなーって。
急に引っかかんのに。
これが何も考えてない証拠なんですね。
考えてない。
ボー氏
そこを論理で埋めていくから自分の思考のパターンというか。
藤原ヒロ
描かれてないことを勝手に想像するってことができない。
だからもうそれをしたい。
ボー氏
いけないものみたいな感じで思ったはるから普段から。
本の感想とかでも
友達と喋って話聞いてた時とかに
ここがちょっと分からへんって言ったら
ここはそうなんじゃないですかって言われても
そんなこと全く書いてない。
藤原ヒロ
それだって勝手に思ってるだけやん。
あなたの意見ですよ。
ボー氏
勝手ないやんってめっちゃ言うんですよ。
なんか想像だけやん。
だから想像なんですよ、そこは。
その人の。
でも想像で埋めた話と
実際どんな話かっていうのが違うやんって思ってるんですよ。
藤原ヒロ
日常生活いっぱいある。
特にお母さんに対して。
しーさん
一貫してるなって思いました。
与えられた条件で判断するのが得意じゃないですか。
藤原ヒロ
そうですね。
ちゃんとソースがあるものだけをちゃんと
しーさん
断言するんですよ。
余計な自分の感情とか含めないから。
ボー氏
感想やったらいいんですよ。
でももうこのままだったらこうなんだよって言われたら
藤原ヒロ
違うでしょってなるんですよ。
ボー氏
あなたがそう思っただけが。
それを公式とは言ってないけど
解釈でしかないんですよ。
藤原ヒロ
解釈やったらいいけど。
ボー氏
勝手に作った話になってると思うんですよ。
その人が言うんで。
それはそういうもので別に否定はしないんですよ。
藤原ヒロ
前置きは必要なんですよ。
これ勝手に自分が思った。
どこにも書いてないんだけど。
ボー氏
想像って言ってくれたら想像だよなって思う。
想像と作品そのものが別物なんだよ。
藤原ヒロ
省略しちゃうときあるじゃないですか。
普通にこうやって喋ってて。
これは想像やろうなって相手も分かってる間とかやったら
これみんな想像の話してますよねみたいな空間やったら
勝手に自分のやつを断言みたいな感じで言っちゃうみたいな。
言っちゃいますね。
許されへんのよ。
ボー氏
許されへんの。
あたかも作品家のように言うから。
あなたの中の作品もそうかもしれんけど。
宮崎駿の対談集
ボー氏
違うやん。
しーさん
でも描きすぎひん感じもいいなと思いました。
藤原ヒロ
いろんな余地があるみたいな。
ボー氏
今っぽくないですよね。
しーさん
最近解説しがちですもんね。
ボー氏
余地がすごい広いから
解釈というか考えるというか
それこそいろんな方向に想像できるんで
何が正しいとかっていう答えもないから
楽しみ方はすごい広いなと。
しーさん
それもずっと真人さんの視点でしか
情報が集まらないみたいになってんのかなとか。
藤原ヒロ
見え方。
世界を説明する気は一切ない感じですもんね。
本当に真人さんの見えてる世界だけみたいな感じ。
しーさん
解説ないですもんね。
時は第二次世界大戦みたいな。
藤原ヒロ
あそこから入るっていうだけでも最初びっくりしました。
しーさん
この時代の話なんやって。
ボー氏
一個前が風立ちぬだから
その辺のことの続きの感じなんかなって
最初思ったら全然違った。
しーさん
戦闘機も出てきたし
やっぱり歳とるにつれて
昔の教科読みだったんですかね。
藤原ヒロ
そういうのあるかもしれないですね。
ボー氏
ずっとその辺のことが自分のテーマで
書きたかったけど書けなかったとか
藤原ヒロ
DVD買ったりするんですか?
しーさん
買いそうな勢いですね。
パンフレット買おうかなと思ってます。
ボー氏
もう出たんですか?
藤原ヒロ
もう出たみたいですね。
あんまりネットの記事見てないですけど
しーさん
すごい簡素って
藤原ヒロ
それでガッカリみたいな記事を見た気がします。
記念品かな?
しーさん
でも静止画でじっくり見たい感じ。
Cさんパンフレット集める方ですか?
藤原ヒロ
全然集めない方です。
しーさん
じゃあ珍しい方なんですね。
ボー氏
久しぶりにグッときましたね。
しーさん
どうやってなんですか?
ボー氏
自分で機関紙なんですよ。
社員向けの
藤原ヒロ
めっちゃ安くて
しーさん
そんなのあるんや。
ボー氏
全然映画の話しか書いてないんですよ。
社会の情勢の話とかあったり
原発反対のデモの表紙の
館とかあったり
藤原ヒロ
宮崎駿がこう
ボー氏
方針してるみたいな
藤原ヒロ
Cさん絶対興味ない。
思想が強そうやな。
しーさん
思想強いと思う。
この間あこさんに
ちょっと子育て系の話のついでに
こんな本ありますよって
お勧めされた本が
宮崎駿と養老武の
対談集をやって
そこに宮崎駿が思う
理想の保育園の絵が書いてある。
これ面白そうって貼って
読んでみたんですよ。
それが結構面白くて
理想の町とか
理想の保育園はこうあるべきとか
絵に細かく書いてあって
楽しかったんですけど
早尾自身の作品
しーさん
保育園の隣にホスピスを作りたい
って書いてあって
藤原ヒロ
本屋ですね。
しーさん
それもののけ姫が
公開された直後ぐらいの
対談なんですけど
それから何年かおきに
対談してるのが1冊の本になってるんですけど
ずっと言ってること変わらなくて
早押しが
もう一人の子供を喜ばせるために
アニメを作りたいって
書いてあって
面白かったですね。
結構映画のことを
藤原ヒロ
言ってあったし
しーさん
それは
面白かったですけど興味ありますか?
特に興味ない
読みたいかどうか
藤原ヒロ
僕そんな
ボー氏
だから事実読まれてないんですよ
作品も有名なやつ
しーさん
見たぐらい
藤原ヒロ
なんか
担当さんからの
またギキン情報なんですけど
早尾自身は
自分のトトロとか
そういう作品を
見た後に
トトロとか本当
自然をすごい魅力的に書いてる作品
じゃないですか
これを見てみんな
山とか森とかに行ってほしい
みたいな気持ちで
出してんのに
右に引きこもって漫画とかアニメ
わかり見るみたいになってるみたいな
のが嫌や
そういうソースかもしれない
しーさん
そうかもしれないですね
ジブリ大好きな子供と子育て
藤原ヒロ
だから確かに
ワクワクするっていうのって
多分私とか
Cさんとかはジブリの
こういう感じで純粋に
ワクワクした後に
ちょっと外に出たい気分になるかも
みたいな思想やと思うんですよ
早尾が
望んでるラインここやな
ちょっと歳は
うついてますけどすいません
しーさん
見てたら
すごいまた
トレランしたくなったんですよ
ボー氏
そういうところ
しーさん
自然の見方が
懐かしいってなったんですよ
こういう風に見えてたら自然って
川とか森とか
廃墟探索したい
ワクワクしちゃう感じ
その本にも
うちの子ジブリ大好きで
50回は見てますとか言われたら
もうやめてくださいって言ってるんです
ってジブリ見て
トトロ見て
どんぐりを拾うに行って欲しかったのに
みたいなこと書いてありましたね
小学校1年生になるまでに
子供はナイフの使い方を
わかってないといけないとか書いてあって
ナイフ使う子供
生まれてくるなと思って
藤原ヒロ
自然の中で生きるっていうのを
大事にしている感じはありますよね
そういう
人の生きる
しーさん
生き方みたいな
すごい子育てについて
20年前やけど
今の子育てはあかん
このままでダメだよ
藤原ヒロ
それで子育てした頃
しーさん
絶対自分子育てしてへんや
藤原ヒロ
って思ったけど
こんなにつらそうな頃
しーさん
絶対自分は子育てしてないと思います
ね
ボー氏
仕事がね
地獄のような忙しさ
藤原ヒロ
奥さんどう思ってるの
って呼んだら奥さんめっちゃ
怒られる
ごじいちゃん
嫌い
奥さんは
許せても
五郎は許せないんじゃないか
ボー氏
今いくつだろう
藤原ヒロ
全然年上のイメージないけど
しーさん
年上だと思います
藤原ヒロ
うらむうよ
だからやっぱ
最後の方で
君たちはの作品の
最後の方で
これは真人さんは
五郎的な
立ち位置なのかって思う
ところはあって
おじいちゃんが継いでほしい
っていうのに継がない
世界が崩壊していく
っていうのが
昔と今の働き方の違い
藤原ヒロ
私の作った世界が
そういう感じなんだな
そこだけがちょっと邪推しちゃいました
しーさん
なるほど
じゃああの数字も
なんかその
藤原ヒロ
自分の
しーさん
生きてきた何か
ボー氏
分からないけど
藤原ヒロ
五郎は56歳です
ボー氏
結構もうね
藤原ヒロ
顔が若いから
しゃあないとは思ってるやろうけど
腹立ちますよきっと
しーさん
でもその対談集読んでたら
その時代の人って
ほんまに母親が一人で子育てするもんやと
思い込んでる
母親に対して堂々とダメだし
すごいわ
これ世代が変わったよな
って思いました
藤原ヒロ
ほんま私の世代からじゃないですか
なんかちょっと前でも厳しい
気がする
ボー氏
信じられないと思うんですけど
環境も違うから
物とかも違うし
充実してるとか
藤原ヒロ
でもなんかその
氷河期挟んだとか
子供の数とかいろいろ考えて
すごい境目な気がします
就職氷河期はでかいですよ
やっぱり
友働き当たり前になってから
みたいな
ボー氏
全然違う気がする
藤原ヒロ
仕事関係
だって一人じゃ
家族養えないでしょ
自分の親世代はまだ
お父さんの稼ぎだけで
全然いけてたというか
適当に働いても
なんとかだったみたいな
大人になってから
自分のお父さんの
若い
仕事してた頃とかの話聞いたら
結構クズやなって
しーさん
そんなんで
3人子供養えてたなって
藤原ヒロ
真面目なお父さんなんで
ちゃんと働いてたんですけど
でも今その働き方やったら
多分ちょっと無理やなっていう
ボー氏
会社が
藤原ヒロ
そうそうそうそう
会社が全然元気な時代やったから
ボー氏
国をまたいでの競争が
藤原ヒロ
営業で回ってる間に
パチンコいくとかも
そうですよね
今となってはじゃないですか
昔ってそれが結構当たり前というか
携帯もないし
しーさん
外で何してるかなんて分からないから
藤原ヒロ
写真撮られることもないし
だから全然
そんなんやし
子供がちっちゃい時夜泣きとかがひどい時に
夜遅いに
マージャンして帰ってくるとか
そんなんも多分
それってもう
サラリーマンの間では普通やから
誰かに責められることもないし
しーさん
時代変わりましたね
ボー氏
でもいろいろ
大学生が勉強しなかったとか
よく言われたし
藤原ヒロ
だいぶ変わりましたよ
しーさん
この配信ではお便りを募集しています
ボー氏
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藤原ヒロ
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ではでは次回の配信
なんなんやろう