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2021-11-10 10:13

キャンプは命の無駄遣いという贅沢

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キャンプは命の無駄遣いという贅沢
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今は福岡市の自宅から、田川市碇パレットに向かって車を走らせております。
時刻は17時30分。夕方です。雨が降っています。
最近は頭が回らないです。
1年前ぐらいの感じと、今って頭の回転が25%減ぐらいのイメージです。
例えば、ブログを始めたのは2年前ぐらいかな。
ブログを書き始めたのは2年半前ぐらいかな。
2年前の1月ぐらいから始めたと思います。
頭の中で文章とか言いたいことが出てきて、すごい速度で書いていました。
人と話すときもそうです。
一番わかりやすい順番で話すことが、エネルギーを使わずにやれていたようなイメージです。
今は結構しんどいですよね。
しんどいというか、そもそも6速に入らないみたいな。
1速から6速まであるとして、6速まで入らないみたいな。
マックスいっても5速ぐらいで、しかも2速、3速、4速って上げていくのに、結構ギア踏み込んでぶわーっと動かさないと次行けないみたいなイメージがあって。
これは何なのかなと思っていますね。
1個だけ思い当たる不思議があるとしたら、僕ホロスコープを見てもらったことがあるんですけど、
それで来年の秋ぐらいまでは、来年かな、再来年かな、秋ぐらいまではそういう時期だって言われて、
今って頭になんかもやかかってる感じしないですか?みたいな。
体もだるいし、頭も回転してないみたいな感じしないですか?って言われて、
まさにそうなんですって思ったことがあったんですけど、そういう時期なのかもしれないですね。
わかんないですけど。
不思議ですね。ホロスコープって当たってるか当たってないかとか、信じるか信じないかを置いといて、
一旦今、星がそうだと言ってくれてると、今樋口は調子が悪いんだって言ってくれてますって言うと、
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不思議と今の自分を否定しなくても済むなっていうところで、それだけでも1個意味あるなと思ってますね。
そりゃいいんですけど。雨がすごくなってきた。
で、キャンプに行ったんです、この間。
それはもう3家族で行ったんですね。
僕の大学の同級生と先輩とうちの家族と3家族でキャンプに行って、
同じくらいの子供がいる家庭、3家族で行って、みたいな感じでキャンプやったんですよ。
で、キャンプ、去年の秋に初めて家族で行ったあたりくらいからちょっと僕が超絶興味を持ちましてですね、
そっからちょっとこう、なるべく行くようにしてるって言ってもまだ4回くらいから行ったのはなんですけど、
ちょっとキャンプが好きすぎると。
で、まあ俗に言うじゃないか、世の中で言うところのキャンプの醍醐味って、
いろんな素敵なギアがあって、キャンプギアがあって、これをちょっと使ってみようとか、
このおしゃれな焚火台でちょっと焚き火をしてみたいみたいな、
そういういろんなものを持って行って現地で組み立てたりして、
いい感じに一晩過ごすみたいな、大自然の中で空気がいいところで一晩過ごすみたいなところだと思うんですよ。
で、実際多分ね、皆さんそうだと思うんですよ。
この間一緒に行った家族もうちの妻もそうなんですけど、
そういうところが楽しいって多分思いながらやってるんじゃないかと思うんですけど、
僕多分キャンプの魅力ってむしろ魔薬の方に感じてるんじゃないかっていうのを、
この間キャンプ行って冒頭火を見ながら思ったんですけど、
たまたま隣のサイトに、キャンプ場なんで区画がバーってあるんですね。
そこも多分15区画ぐらいあって、それぞれキャンプしてる中で僕らはその1区画を使ってやってたんですけど、
隣の区画をパッと見ると、おっちゃんが一人でテント建ててるんですね。
本当に一人用のテントで無駄がないんですよ。
テントをパカッて、一面をパカッて上に開けるとそれがタープみたいになってて、
そこで日焼けになってて、それをパカッて閉じるともう一人用のテントとして寝れるみたいな。
で、おじさんそこでパカッて1個開けて、タープみたいにした状態で
ずっと肉とか野菜とかを焼きながら食べてるんですよ。
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何も特にせずに、せずにっていうか、それがしてる行為なんですけど、ただ食ってるだけなんですよね。
なんかそれを見てるとめっちゃいいなってなって、もう装備も本当に最低限なんですよ。
なんか多分、七輪みたいなちょっとした一人用のやつで、ライトもそんな寒いやつじゃなくて、寝袋も多分ちっちゃいやつで。
本当にね、それやってるだけなんですよ。
なんかそれ見てると、これやりてえなと思ったんですよね。
で、そこからいろいろ考えてたんですけど、僕がキャンプに対して思ってる魅力っていうのって、
やっぱり日常からの脱逆なんですね。
あったり余裕がない日常と一回距離を置いて俯瞰で見るみたいな、その相対的に余裕がない日常を見るみたいなところがおそらく僕にとってめちゃくちゃ魅力なんだなと思ったんですね。
で、ずっと考えてたんですけど、キャンプってめちゃくちゃ非効率的で非合理的なことやってるんですよ。
だってわざわざ寝床がないところに寝床を持って行って、数十分かけて寝床を建築するところから始めるわけですよ、あのテントはね。
で、ガスをひねればすぐにお湯が沸くのに、あえてその薪とかを持って行って、で、火を起こして、その火でお湯を沸かしてスープ飲んだりするわけじゃないですか。
めっちゃ合理的じゃないですよ。で、もうわざわざそれをしに行ってるんですね。だから実際に僕らもその夜にちょっとコーヒー飲みたいなねってなった時に、じゃあガスバーナーで、ガスバーナーじゃないごめんなさい、ガスコンロで火を沸かそうかとか言ってたんですけど、
いや俺はちょっとどうしても焚き火台で火沸かしたいですって言って、時間もかかるしめんどいんですけど、わざわざそこで火を起こして、で、それでなんか水を沸かしてコーヒー飲んだりとかしてたんですけど、これってもうわけがわかんないじゃないですか。合理性を求めてる日常生活の中で考えると。
なるべくそれをしたくないからって言って発達したのが今の人間社会なはずなのに、そこから真逆に行こうとしてる行為ですからとかを考えた時に、なんかこうその合理性を知っててるところこそがめちゃくちゃ贅沢やなと思ったんですよね。
だって、時間って命だと僕思ってるんですね。命イコール自分に残された時間のことだと思ってるし、絶対に無駄にしたくないと思ってるんですよ。でもキャンプでやってる行為ってそのめちゃくちゃ無駄にしてはいけない時間を言うたら捨ててるんですよ。
その時間何か効果的なことに使えば何かしら成果を埋めるかもしれないものを無茶苦茶無駄にしてるわけじゃないですか。無駄に。なんかね、この行為が死ぬほど贅沢やなって思うんですよね。だから僕にとって一番贅沢な行為って時間を無駄にすることなんですよ。
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なんて贅沢な時間なんだと思いながら、ぼーっと日を流れながら酒を飲んでたんですけど。そう考えるとね、なんか子育てとかが実は一番合理的に見えて非合理的な行為なんだなとかって思うんですよね。
なんかめちゃくちゃ時間をかけてね、子供と向き合って育ててみたいな、なんかその非合理的な行為を積極的に行うっていうところになんか人間としての幸せとは何かっていうところがあるような気がしてるっていう、まあ大げさに言うとそういう話ではあるんですけど。
っていいっすよね。キャンプ行きたいです。はい。ていうかもう火燃やしたいです。はい。
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