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日々、駐妻。この番組は、アメリカで駐妻として暮らす私、かやこが、日々の生活や、その中で感じたことなどをありのままシェアする番組です。
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感触と子育ての変化
先週末のことなんですけど、娘が感触を起こしまして、別にね、感触を起こすこと自体は、そんな大して珍しいことでもないんですけど、
そこのね、対応をしていて、なんだか子育てが、ちょっと違うフェーズに入ってきたなって感じたので、そのことを話したいなと思います。
まずね、その日は日曜日で、家族全員疲れてたんですよ。
なぜかっていうと、その前日の土曜日に、友達家族とビーチに行ってバーベキューしたんですね。
めっちゃ楽しかったんですけど、まず前提冬なんで、寒くて普通に、寒い上に砂遊びいっぱいしたから、まあみんな疲れましたねと。
日曜日は家でゆっくりしようって思ってたんですけど、ウォールマートに行ったんですよ。
何のために行ったかっていうと、娘の学校からね、手紙が来て、もうすぐこの学年が、学期が始まって100日経ちますと。
子供たちが学校に通い始めて、100日です。100thdayって書いてあって、いや4thとかね、5thとかはわかるけど、
100th、なんて読むのこれって思ったけど、まあそれはどうでもいいとして、100日記念日があって、パーティーをしますと。
そのパーティーに向けてTシャツを作ってきてくださいっていうプリントだったんですよ。
そのTシャツが、無人のTシャツに何か好きなものを100個つけてくださいと。
100個シール貼ったっていいし、100個スタンプ押したっていいし、100個ワッペンつけたっていいし、何でもいいですと。
ちょっとピンとか危ないのやめてねと。それを作ってきてきてくださいっていう課題というかがあって、
それね、100個つけの大変だから早めにやろうということで、特に予定のなかったその日曜日にウォールマートだけ行って、
うちの娘はポンポンをね、ペルトでできた丸のやつを100個つけようということで、それを買ってTシャツ買って家に帰ってきたと。
たったそれだけのことなのに、なんかもうぐったりして、赤ちゃんの息子と夫はもう寝て、
夫は特にね、前日にバーベキューの準備もいっぱいしたし、車も往復運転してくれたし、でもぐったりしたので寝て、
私も疲れてて、娘も昼寝しないかなと思ったけど、まあしませんと。
じゃあまあせっかくなんで、その買ったポンポンTシャツにつけますかって言って、木工用ボンドを出して、娘がポンポンを選んで、私がボンドをブニューってつけて、
で、また娘がTシャツにポンポンをくっつけていくっていう作業をしてたんですけど、なんかもうね30個目ぐらいで、私が意識を失い始めて、うつらうつらしてて、娘に起こされて、「はっ!」って言ってまたボンド絞って、また寝て娘に起こされて、「はっ!」つってボンド絞ってて、
娘にちょっと休憩しないって言ったんですけど、しないって言って、じゃあちょっとお母さんこのボンドをなんかちっちゃい入れ物にビューって絞っとくから、娘ちゃんがこうセルフでね、
ボンドつけて貼るのはどう?って言ったら、「やだ!お母さん絞って!」つって、「そうか!」つってまたやってたんだけど、たぶん娘もね、あまりに母親がずっとうつらうつらしてるから、もういいやってなったんですよね。
なんか見ようって言われて、もう大賛成!なんか見ましょう!つって、2人でソファーに行って、「何見る?」つって。
そしたら娘が、「ラーヤ&ラス・ドラゴンが見たい!」と。ディズニーのね、2021年に出された映画なんですけど、日本語だと何て言うんだろう?
ラーヤと竜の王国だっけ?そういうやつで、コロナ禍に公開されたから、あまり興行収入は振るわなかったんだけど、作品としては評価が高いらしい。
もうね、我が家は何回も見てて、東南アジアが舞台になってる映画で、ドラゴンといえばね、西洋だと羽の大きなやつを想像しますけど、東南アジアが舞台に叩きあって、
竜もね、羽のない、我々が十二支で思い描くあの竜の感じなんですよ。面白くて結構好きで、娘と一緒に何回も見てるんですけど、
よっしゃ、じゃあラーヤ見ようって言って、ソファに座ってディズニープラス立ち上げたら、ディズニープラスのトップページにね、
ウィニー・ド・プーが、クモのプーさんがここって出てて、娘はね、カリフォルニアのディズニーランドで、プーさんのキャラクリで会って以来、結構プーがね、好きになってて、
じいちゃんばあちゃんからのクリスマスプレゼンターもプーさんのぬいぐるみにしたぐらい好きになってて、あ、プーが見たいって言ったんですよ。
で、あ、じゃあプーにすると。ラーヤはもうじゃあいいのねって、念のため聞いたら、うんって言って、じゃあプーを見た後にラーヤ見るのどう?って言われて、
いや、そりゃ見すぎでしょ、と。合計4時間ぐらいになっちゃうから。いやいや、1個だけだから、プーがいいかラーヤがいいかどっちにする?って言ったら、
うーん、じゃあプーにする。で、よし、じゃあプーを見ましょうねって、私もね、うつらうつらしながら、これじゃいかんと、お茶飲んでちょっとチョコをかじって、
一緒に見て、で娘もね、きゃきゃ笑いながら見てて、すごい楽しんでたんですよ。でもほとんど終わりかなって時ぐらいに、息子が泣いて起きて、それに伴って夫も起きて、
あ、プー見てんだねーって出てきて部屋から。でもプーが終わったので、息子に巡入して、で、おむつ変えたりしてたら、なんか突然おむつ変えてるところに娘が泣き叫びながらやってきて、
娘ちゃんは、ラーヤが見たかったのにーって言い出したんですよ。娘ね、これ、まあ割とね、よくやってくるんですけど、後出し希望を言うやつみたいな感じで、
見たかったのにって言われても、誰もね、強制してないし、自分で選んだのにって感じじゃないですか。で、なんかすんごい泣いてるんですよ。
まあなんで泣いてるかって言ったら、本人も分かってるんですよね。ラーヤが今から見たいって言ったところで、父も母もいいよって言わない、見れないと。
でも見たいから、本当はそっちが見たかったのにということで、ワンチャン見れないかと思ってるんじゃないかと思うんですけど、まあそれで、娘ちゃんはラーヤが見たかったのにって言ってて、
で、まあコンコンと話しますよね。いやでも、自分でラーヤがいいか、プーがいいかって言って、プーを選んだよねって。
で、一つしか見ないって言ったんだから、もうおしまいでしょって言って、もううわーって泣き叫んでて。
でね、こういう時ってもう娘100%眠いんですよ。普段の娘なら、ラーヤが見たいという気持ちにね、プーを見た後になって、分かってると、見れないことは。
それでもちょっとワンチャン行ってみようっていう時に、ラーヤも見たい、プリーズみたいなこと言ってくるんですけど、いや約束したでしょって言ったら、
おーってもうこう、すごいアメリカ人的なリアクションして、それで終わりなんですけど、もう泣き叫んで泣き叫んで、ああもう眠いなーと。
かといってね、眠いからそうやって荒ぶってるんだよとか言われてもね、腹立つじゃないですか、言われた方はね。眠い話をしてんじゃねえって思うから、こっちはどうしようもないわけで、
でも私は割と娘がちっちゃい頃から一貫して、泣き叫ぶことによって自分の要求を通そうとしても、絶対に叶いませんっていう姿勢を貫いてるんですね。
これができるのもね、家の中だからですけどね、状況によりますよね。外で泣き叫ばれるとか、友達の家でとか、友達が家に来てる時とかだと、やっぱどれだけ泣き叫んでも放置するってことができないから、
なかなかあれですけど、幸いなことにその日は別に家で家族しかいなかったんで、
まあいつもそういう状況の時に言ってる通り、そんな風に大きな声で叫ばれても、お母さんはちょっとお話ししたいと思えないから、娘ちゃんがちょっと気分を落ち着けて、
ハッピーに少しでもなった時にお話ししようって言って、私は大抵その場を離れるんですね。そこにいても、ちょっと泣き叫ばれるだけだから。
で、おむつ替えを終えて、違う部屋に行って過ごしてたら、わーってなった後、娘がダダダって出てきて、そのまま走り去って行って、自分の部屋に駆け込んで、ドアをパーンって閉めて、
めちゃくちゃ荒ぶっとんだという感じだったんですけど、まあもう放置です、私は。もうそこに慰めに行ったりとかしないんで、陽気を通そうとするために泣き叫ばれる時はね。
なんか悲しいとか言う時はもちろん寄り添いますけど。で、しばらく息子と遊んでたら、娘がなんかオーズオーズやってきて、隣に座って、
なんかちょっと気まずそうにしているわけですよね。でなんか、そこで泣き叫ぶの良くないでしょとか、追い打ちかけるのもどうかなと思ったんですよね。
なぜならもう分かってるから。通らない要求を通そうとして、それは良くないことだっていうのも、もう分かってるんですよね。ここがなんかこう、
あ、分かっててちょっと恥ずかしいというか、気まずいんだなっていうのが、なんか5歳だなーみたいな気になってきて。
だからもうこっちから何も言わず落ち着いてね、来たんだからいいやと思って、
娘ちゃんちょっと、息子くんのマンスリーフォト撮りたいから、いつも写真一緒に撮ってるあのぬいぐるみ持ってきてくれない?って言ったら、持ってきてくれて、
ありがとうって優しいねって言って、いろいろやってたら、娘ちゃん泣いちゃったとか言ってポツリポツリ言い始めて、そうだねと悲しかったねーって。
でも、泣き叫んでたところから、自分で気分を持ち直して、今こうやって落ち着いて話せてるの本当すごいと思うよーって、
娘の感情の整理
それなかなか大人でもできないからねって話をして、ことなきを得たというか、一旦終わったんですね。
ふんふんって思ってたら、その日の夜にね、今度は寝る前に絵本を、私と夫で一冊ずつ読んで、その後寝るんですけど、
娘が本を選んで、私が読み、夫が読み、じゃあ寝ましょうってなったら、突然娘ちゃんは本当は違う本を読んで欲しかったって言い出したんですよ。
またーって思って、同じ日にまさかの全く同じ現象が再現されるんで、誰も本強制してないし、そんな読みたかったなら言えよって話なんだけど、まあね、それは子供だから。
またかーってなって、その時は夫もすぐそこにいたから、夫が普通に悟すというか、それはでも一冊ずつって決めてるし、
娘ちゃん選んだやつ読んだでしょって言うんだけど、荒ぶってるから聞く耳持たなくて、うりゃーってなってて、でも私はいつも一貫してるんで、
娘ちゃん落ち着いて話せるようになったらお話ししましょうって言って、もうその場を離れて、
で、なんかちょっとキッチンとか片付けしてたら、まあちょっと落ち着いた娘がやってきて、
ねえ、娘ちゃん悲しかったのって、本当はこの本が読みたかったのって言って、今度はなんか冷静にもう一回要求伝えてくるやんってなって、
ここでね、また同じこと言いますけど、読めないよってもう一回悟されんのも鬱陶しいかなと思って、読めないってのは分かった上で要求を伝えてきてるわけじゃないですか。
私いつも思うけど、子供って不自由よねと思って、そのさ、一冊って決めてるじゃない?別に二冊読んだっていいわけですよ。
大人はそこを自分の塩梅で好きにできるのに、子供って親が決めたルールに従って生きないといけなくて、
なんかかわいそうだなって思うわけ。それはさ、子供って未熟な人間だからさ、仕方ない。まあ大人も未熟な人間なんですけど、
でもいつもかわいそうだなと思う。その親が決めたルールをね、悟されんのも鬱陶しいよなと思って、この子は頑張ってるし、
かといって、ぐずった結果、二冊読めるようになったってのはやっぱ私違うんで、ここでは私も譲れないわけですよ。
子供との対話の重要性
で、読んでほしいって言われて、ちょっとじゃあ娘ちゃんこっちおいでと座って話そうって言って、娘ちゃん今日もさ、その映画でもね、同じこと起こったねと。
なるべくやっぱこう、説教にしたくないと私も思って、その上ちょっと考えて、お母さんも娘ちゃんが泣いてるのを見るのはすごい悲しいし、笑っててほしい。
娘ちゃんがハッピーでいてほしいんだけど、それと同時に約束を守れる人でもあってほしい。
だから一つって決めたものは一つっていう風にしたいんだけど、でもやっぱり娘ちゃんが悲しいんで泣いてるのは見たくない。
どうしたらいいと思うかなって娘に聞いたんですよ。
そしたら娘も、まぁやっぱこっちが意地悪で言ってるわけじゃないっていうことね、まぁここではわかってると思うけど、
お母さんは自分のことがすごい好きなんだっていうことを再確認した上で、ちょっとね落ち着きを取り戻して、どうすればいいと思うって聞かれたことに対して、
今度からは本当に見たいもの、本当に読みたいものを最初から言うって言ったんですよ。
もうなんか、けなげとか模範回答じゃないですか。
あぁ、5歳なのにと思って、それはもちろんそうだよねと。
そうなんだけど、それ娘ちゃんいつもできてるじゃん。
いつもいつもできてて偉いよと。
でも今日はちょっとできなくて、しかも本当に読みたいもの、本当に見たいものがあったけど、違うものを言っちゃったんじゃなくて、
最初は本当にプーが見たいと思った。
最初は本当にこの本が読みたいと思った。
だけど、それが終わった後に、もっと違うものが見たい、違うものが読みたいってなっちゃったんだよね。
そういう時は、どうしたらいいだろうねって言って、うーんってなってね、どうしたらいいだろうねって言われてもね、みたいな感じだと思うんですけど、
答えはもう我慢するしかないんですよ、正直なところ、どうしたらいいんだろうねとか聞いといて、本当ずるいなと思うんですけど。
やっぱルールを守ってほしいから、それは後から他のものが見たい、読みたいってなっても、読むことはできない。
だけど、それで悲しい気持ちになっちゃった娘ちゃんに、お母さんがしてあげられることは何かあるかなって聞いたんですよ。
悲しい気持ちになっちゃった娘ちゃんに、何もせずに見守る方がいいか、何か声かけてあげるとか、ハグするとか、できることあるって言ったら、
じゃあ娘ちゃんがそれで悲しい気持ちになってたら、ハグしてほしいって言われて、ハグして。
さっきは違う本が読みたいって言ってたけど、ちゃんとそれは我慢して、また明日読むっていうことできるかなって言ったら、うーんって言って、寝たんですよ。
ルールの理解と対応
もうこのね、1日に2回あった感触のプロセスを経て、いやー子育て、フェーズ変わったなと思って。
やっぱこれが2歳とか3歳だと、そもそもルールを守るって言われても、ルールとは何ぞや、ルールを守らないとどうなるのかっていうことが理解できてないじゃないですか。
だから、ギャーって泣き叫んだ後に、私は2歳とか3歳の頃から泣き叫ばれても、こっちでなだめるっていうことはほぼしなくて、
落ち着いたら来てくださいっていう方式を取り続けていて、まともさんに鈍引きされたりしたんですけど、それで落ち着いた時に、やっぱり混々と説明するしかないですよね。
ルールはなぜあるのかとか、ルールを守ると、もう娘ちゃんのことが信じられなくなってしまって、テレビを見るっていうこと自体もやめた方がいいってことになっちゃうみたいなことをね、
手を返しなおかえ、繰り返し繰り返し伝えて、ルールは守らなきゃいけないんだっていうことを、ちゃんと理解し始める、3歳とか4歳とかってなったら、今度は、そこに対してルールを守らなきゃいけないのは知ってんだけど、自分の欲求とどう向き合うか、みたいな話になってくるんですよね。
そうなってきたら、また混々と、ルール守らなきゃいけないってわかってても、見たいっていう気持ちあるよね、その気持ちどういうふうに向き合っていこうか、みたいな話になるんですよね。
うちの娘に結構響いたなと思うのは、テレビもっと見たいっていう時に、なぜそんなに見てはいけないと親が言うのかと、これは意地悪がしたいわけじゃない、目に悪い、脳に悪い、みたいな話もするわけですよ。
3歳、4歳になってくると、それもわかってくれる。目に悪いとどうなるのか、メガネをかけなきゃいけないとか、脳に悪いってどういうことだ、集中力がなくなって、ぼーっとしちゃって、外に出て遊びたいとか、絵描きたいとかいう気持ちが湧いてこなくなったりする、みたいな説明をまた混々と何回もして。
ただ、うちの娘に一番響いたかなって、なんとなく思うのは、面白いテレビとか、ゲームとかもそうですけど、やめるのは大人にとって難しいんだよと、それは、もっと楽しんでほしい、もっと楽しんでほしいっていうふうに作られてて、誰もがもっと見たくなるような仕掛けになってる。
だから、大人でもやめられない人はたくさんいるから、言わんや、親子供みたいな感じで、子供たちだって難しいんだ。だけど、やっぱり体に良くないから、ちゃんと決めて楽しむ分にはいいよねと。娘ちゃんだけじゃなくて、みんな我慢できなくて戦ってるんだけれども、そこをちゃんと自分で考えておこう、みたいな言ったら、自分だけじゃないんだ、みたいな気持ちになったのか、割とすんなり効くようになって。
で、今回、5歳ね。全部、全部分かった上で、でも、たまたますごい疲れてて、眠たくて、沸き起こった感情を処理できなくて、どうしよう、みたいな、まあ、モーメントが1日に2回もあったと。そういう話で、なんか自分としても、ちょっと親としてどう対処すべきかっていうのが、割とうまくできたかなと思ったので、記録に残しておこうと思いました。
こんなのね、個人差なんで、私がね、今回うまくいったからって、同じ娘にまた同じ対応してもうまくいかないこともあるだろうし、ましてやね、もう違うお子さんだったら、そんなんでうまくいくわけないだろうっていうこともあると思うんですが、誰かのちょっとでも参考になったらいいかなと思います。
ということで、本日は以上です。聞いていただきありがとうございました。ご質問やご感想、こんなことを聞いてみたいみたいなことがありましたら、よろしければ概要欄にあるお便りフォームからお便り送っていただくか、Xでハッシュタグ漢字四文字日々チューズまでポストしていただくか、スポティファイのアプリでお聞きの方はコメントも残せますので、どの経路からでも構いませんので、何かいただけたら配信の励みになります。
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