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Hello • From カナダおっきいのみなさん、こんにちは。カナダのトロントから配信をしているOKです。
日本時間で毎週金曜日に配信をしています。
この配信では、カナダの東側、トロントでのライフスタイルの話をメインに、たまーにクラフトや旅の話も織り混ぜつつお届けをしています。
今回で309回目の配信となります。
今日は、おやすみの日のルールっていう、こんなテーマでね、お話をしてみたいと思います。
ルールって聞くとね、すごい堅苦しそうに聞こえちゃうかもしれないんですけれども、
内容はね、おやすみの日のお店の営業日についてのね、お話をしてみたいなと思ってて、
で、これ数ヶ月前に私見つけた記事なんですけれども、ちょうど今年の5月くらいだったかな、この見つけたのが、
内容は、このカナダのビクトリアデイという祝日の話がここに書かれています。
カナダの祝日ってね、結構複雑で、まず国の祝日、これカナダ国内で祝日の名前も一緒だし、
同じ日に休む祝日っていうのが、この国の祝日にあたるものだと思うんだけど、
この記事の中に出てきたビクトリアデイはですね、この国の祝日にあたるんですよね。
なので、国全体でビクトリアデイとして、同じ日にみんな休むという、こんな感じです。
なんだけれども、それ以外にですね、この州や市によって、名前が違う祝日っていうのが存在するんですよね。
例えば、8月の最初の月曜日、これ一般的にはシビックホリデーとして知られている祝日なんだけれども、
この祝日の呼び名がですね、場所によってほんと様々で、私が住んでいるこのトロントでは、
シビックホデーというこの名前の祝日なんだね。
なんだけど、カナダの首都でもあるオタワ、ここではカーネルバイディーというこの名前で呼ばれているみたいです。
でも、トロントもオタワも同じ州にあるんですよ。オンタリオ州という中に市があるんだよね。
なんだけど、この祝日の呼び名が違うっていうね、複雑ですよね、この辺ね。
で、さらにややこしいのが、この祝日に関するルールなんだけれども、
これね、州によって一応定められているみたいなんだけれども、市によっても決めてもいいよということになっていて、
そう、だから市がもしルールを決めた場合には、そっちに従うっていう風な決まりになっているようです。
そう、だからトロントが決めたらば、州の方のルールは無視してですね、トロントが決めたルールに従うっていうのが決まりみたいでした。
で、冒頭でお話ししたこのビクトリアデイのことを書いた記事にはですね、
この祝日、この祝日にどのお店とか場所がオープンで、どのお店とか場所がクローズするのか、こういう内容が書かれた記事だったんですね。
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で、このルール内容もそうやってお話ししているように複雑だったりするので、
こうやって毎回記事とかでお知らせしないと、あとテレビの番組とかでもニュース番組とかでもやったりするんですけれども、
市民の人たち何が空いてて、何が空いてないのかっていうのが分からない状態が多分起こるんだと思います。
じゃあ、このルールを守らなかったら、ルールに従わなかったらどうなるのかっていうと、そのお店には罰金が課せられるっていう感じですね。
今回、祝日の話してますけど、ちょっと昔まで遡ってみようと思ってね、歴史を遡ってみるともうちょっと厳しかったんですよね。
それはどういうことかっていうと、日曜日もお店をクローズしなきゃいけないっていうルールがあったっていうのが分かります。
これ1906年にローズデイアクトというのができたみたいで、これルール、ロールという意味が神様の意味があるから、
キリスト教と関係してるんですよね、きっとね。
日曜日に休む決まりっていうのがそれで定められて、スポーツイベントとかエンターテインメントとかもそうですし、
あと当然今日お話ししているお店ですよね。これも日曜日には営業ができないっていう風になってたみたいです。
もちろん現在同様ですね、これ営業したら罰金がかかります。
やっぱりこれ当時はヨーロッパから入国した人たちがすごいパワーを持ってたっていうのもあると思うので、
それと同時にこのキリスト教ですよね。
キリスト教が強いっていう風になると、教会の人たちの力がすごい強かったっていうのもあると思うので、
彼らが政府にプレッシャーをかけることでこういうルールが出来上がっていったみたいな感じを記事からもすごく感じたかな。
とはいえね、こういうルールがあったとしても反対する人は当然いるわけで、
そこですごい有名なのが、ある毛皮を売るお店の人が日曜日にもお店を閉めることなくルール違反で営業していたと。
当然のことながらね、警察がやってきてですね、この方ね、275回もですね、275回もチャージされてるんだよね。罰金を払うように言われていた。
1回の罰金のマックスっていうのが決まっていて、それが1万ドルだったっていう風になってたんですけど、
これ当時の例と全然違うと思うけど、ちょっとこう想像しやすいようにお話しすると、
例えば1ドル100円だとして、だいたい100万円ぐらいと。マックスがね。
275回なんで、マックスの罰金を払えって言われると、2億7千万円ぐらいっていう罰金が課せられてたんじゃないかなっていう風には思いますね。
この人だけのアクションというわけではないと思うんだけれども、何かしらね、これだけ罰金払いなさいって言われているようなアクションを起こしている方なんで、
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何かしら影響を及ぼしているんじゃないかなっていうふうに私は思ったんだけど、
最終的にこの1992年ですね、ルールが変更になり、日曜日の営業ができるっていう風になりました。
ただね、この毛皮屋さん、このルールが変更される前にチャージされてるじゃないですか。
そう、だから最後までこれに関してはね、なんか裁判所で戦っていたみたいで、
2億7千万円から最終的に5千万円ぐらいに減額はされたみたいなんですけれども、払ってくださいねっていう結論に達したみたいです。
でも最終的にこれ払えなくてね、この方の破産っていう形にそういう選択になったみたいなんだけどね。
何とも言えないよね、これね。
そう、だって全部ではなくたとしても、何かしら影響があったって考えると、そのおかげでね、日曜日にもお店の方はお店開けられるようになったわけだし、
私たちもね、買い物に困らず過ごせたりするからね。
どうでしょうこれ、日本で日曜日もお休みしてくださいとか、休まないと罰金ですよって言われたら困りませんかね。
お店も困るけど、今お話ししてるみたいに、利用する側だよね。利用する側も困らないかなっていうのもすごい感じるし、そういうことをちょっと想像したかな。
あと同時に思ったのが、日本で祝日に休まなければならないっていうのはあるんですかね。
私、日本で過ごしてた時もそんなこと考えないで生きてたから、あまり考えたことなかったんですけど、
お正月にお休みするっていうお店はあったかなっていうふうに思うし、でも同時に開いてるお店もあった感じだったし、
プラスなんか罰金払うとかっていう感覚があんまりなかった感じだったんで、調べてないですけれども、もしご存知の方いたらぜひ教えてもらいたいなというふうに思います。
同時に皆さん、今でこそ便利に、さすがに日曜日にお店が全部閉まるとかはないと思うので、日本ではちょっと想像してみていただけたらなというふうに思いながら今日お話をさせていただきました。
309回目の配信はちょっと複雑なカナダ国内の祝日についての決まりと、少し歴史をさかのぼってですね、日曜日のお店の営業についてお話をしてみました。
最後まで聞いていただきどうもありがとうございます。また次回の配信でお会いしましょう。カナダ・トロントからOKでした。