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Hello • From カナダをお聞きの皆さん、こんにちは。
カナダのトロントから配信をしている、OKEです。
日本時間で毎週火曜日に配信をしています。
この配信では、カナダの東側、トロントでのライフスタイルの話をメインに、
たまにクラフトや旅の話も織り混ぜつつ、お届けをしています。
今回で349回目の配信となります。
今日はですね、日本にあって説明が困るもの、
あとは説明が難しいものといった方がいいかな、
こんなテーマでお話をしてみたいなというふうに思っています。
今日お話ししたいのは、カナダにないというよりは、
カナダにもあったり、微妙に似通ったものはありそう、
こんなものを取り上げたりしていて、
一見ね、この実際カナダにあるものだとか、
あとそういう似ているものがあるんだったら、
なんかこう説明しやすいんじゃないかな、みたいに思うかもしれないんですけど、
意外とこれがクセものかなと思っていて、
生じっかね、自分の生活圏内で知っているその情報があるために、
なんかより理解が困難になるっていうことが結構あるかな、
なんていうふうに、今日これ話しようと思って、
考えてみて思ったことかなと思ってるんですね。
日本とカナダのお墓
で、まず日本にもカナダにもあるもの、
ちょっと一つ取り上げてお話ししてみようと思うのが、お墓ですね。
これに関しては日本でも場所が変わると、
その考え方とかも変わってくると思うので、
一概に日本だとこうだよっていうのは言いにくいと思うんですけれども、
あくまで私が思っていたイメージと手出し合わせながら、
ちょっとお話をしてみたいなというふうに思います。
きっと聞いている皆さんも、年に何回かお墓前に行くよっていう方、
いるかもしれませんよね。
私も日本に住んでいたとき、特にちっちゃいときかな、
両親に連れて行ってもらって、年に何回かお墓参りをしていたし、
あと私は一時帰国をすると、
特に私の母方の祖父母のお墓って、
結構行きやすい場所にあるんですよ。
だからそこに必ず夫と一緒に毎回足を運ぶっていう感じで、
その中、このちっちゃいときに聞かされていたことがあるのね、
それはお墓参りに行く途中にですね、
転んだら一人でもう一回お墓参りしに戻らないといけないよ、
っていう話でした。
今考えれば、たぶんお墓のエリアで子供たちがね、
駆け回ったりしないようにっていう意味合いはあったんじゃないかな、
っていうのは想像します。
でもやっぱりちっちゃい頃は、そうやって信じたかな。
少なくともお墓は、お墓参りをしに行くところ、
遊ぶみたいな、全然全く別のことをやるっていう認識は、
少なくともなかったんですね。
で、ここトロントではどうかっていうと、
このお墓によっても違うとはもちろん思っています。
例えばね、すごく大きい墓地とかがトロント市内にはあるんだよね。
以前に、ここトロントで走る人たち、
ランニングしたりするの好きだよ、みたいな人たちの間では、
有名人だった方なんですけども、
それが、エドウィットロックという名前のおじいちゃん、
私が知ったのは、もうおじいちゃんになってからなんですけども、
この方は、すでに他界をされている方で、
もう亡くなる少し前まで、ランニングを楽しんでいた方でした。
この方ね、インタビューを前に受けた時に、
インタビュアーの人が、年齢が上がっても走れるって、
健康にいいですよね、みたいな話をしたんですね。
その時に、自分は健康のためにやってるんじゃなくて、
レースに勝ちたいから走ってるんです、みたいな。
こういうことを答えるっていう、すごいパワフルなおじいちゃんだったんですよ。
この方が、普段ランニングをされていたのが、墓地だったんですね。
この話も、墓地って思ったんだけど、
あとは、トロントの中心地にですね、
東京ドームが15個入るんじゃないかぐらいの大きさの墓地があるんですよ。
めちゃめちゃ大きいじゃないですか。
ここで、夫が参加をしているランニングクラブ、
ここで練習をしているそうなんですね。
彼らが特別というわけではなくて、
周りを散歩したりとか、
他にランニングを楽しんでいる人がいるって話だったんで、
公園みたいな使われ方をしているんじゃないかなって思ってます。
ただね、周りにはお墓が並んでるわけですよ。
当たり前ですよね。墓地なんで。
それを眺めながらっていうことになるから、
私、冗談でね、5人で走ってたのに、
なんとなくパッと見たら6人になってるかもよっていうふうに、
冗談で話したことがあるんですけど、
怖くないかなっていうふうには個人的には思いましたね。
で、あと、ほら、走って転んだら、
一人でお墓回りしないといけないよって言われて育ったからね。
そういうのもあるかもしれないけど。
なので、日本での墓地のイメージって、
すごくなかなか伝わりにくいかなっていうのはあったりするんですよね。
言葉で説明するの難しいなと思って、
ただ一つ良いことは、
さっき言った母方の家族のお墓が行きやすいって言ったじゃないですか。
お墓前に一緒に行くから、
私がこうやって説明するよりも、
実際に体験してもらえるんでね。
体験する間に日本でのお墓のイメージっていうのは、
何かしら感じてもらえるんじゃないかなっていうふうには思ってます。
特にこのお墓に関しては一番わかりやすいんじゃないかなっていうふうに思ってます。
妖怪の説明
次2つ目なんですけど、
これなかなか難しいですよ。
それはね、妖怪です。
これどうします?
妖怪を説明するってなった場合に、
一つ上がってきそうなのがお化け。
あとはモンスターっていう言葉が思い浮かぶ方いるんじゃないかなと思っていて、
私も同じように思います。
でもね、この2つの言葉とイコールかって言われると、
すごい違和感があるのは、
私だけですかね、これ。
初めて妖怪の説明が必要になったのが、
鬼太郎のキャラクターが何かの時に出てきて、
これどんなキャラクターなのかっていうのを質問されたのがきっかけだったと思うんですよ。
うちの夫にね。
すごい悩みました。
だからさっき言ったみたいに、
まず妖怪イコールお化けと言えるのかっていう、
これもかなり難しい部分で、
じゃあ一番近そうなモンスター。
でもね、妖怪イコールモンスターっていうのも少し引っかかるんですね。
で、それが何なのか考えた時に、
多分その人間との距離感みたいなのが違うのかなと思ってて、
例えばそのモンスターって聞くと、
すごく人間から遠い存在?
そんな風になんとなく感じていて、
じゃあ鬼太郎に出てくるそのキャラクターはどうかっていう風に考えたら、
もちろんアニメだから、
そういう意味での親しみやすさみたいなのもあるかもしれないけれども、
なんかこうちょっと生活の一部として誕生した感があるためなのか、
その人間が持つだろうその欲みたいなものをね、
特徴として持ってたりするじゃないですか。
そしてなんかその特徴を良くも悪くも使えるというか、
それを自然に使っちゃってるっていうのが難しいとこだなと思って。
で、こうやって説明するとね、
じゃあそれって良いモンスターなの?悪いモンスターなの?みたいなところを聞かれて、
はて、一概に全部悪いモンスターですっていう風にも言えないじゃない。
で、海外のモンスターとかだと、
明らかにその自分の特技を使っていますって感じで表現されることも多いかなと思ったりするので、
なんかこう自然に持っちゃっていたものっていうよりは、
すごく特技感が強いかなみたいなのがあったりもして、
で、それがこう良いと悪いがはっきりしてるみたいな感じもしなくもないなと思ってて、
ほら、北朗のキャラクターの場合って、
私たちにも持ってるんじゃん、そういう特徴っていうのも、
その特徴として入れてたりもするから、
その微妙な曖昧さがね、なんか説明難しいなと思って、
いまだになんか上手に説明できないことではあるかな、これ。
なので、初めてその北朗の話をした後に、
北朗を目にすることが何回かあったんですね。
だけど、これが妖怪っていうものだっていうことを、
夫がなかなか覚えられないんですよね。
この前鳥取に行った時に、北朗電車があったっていう話を、
確か動画でシェアしたと思うんですけど、
ほら、北朗だよ、みたいな。
これが妖怪って言っても、
すごいね、初めて見たかのようなそういう反応をするし、
だから夫にとってはすごくぼんやりしたものでしかないから、
なかなかその記憶に残りにくいんだなっていうのはすごく感じてますね。
いっそなんかこう、英語でもありそうだから、
なんか漫画で読むっていうのが手っ取り早いのかもな、
っていうふうには思ってたりもするんだけど。
料理の三葉
で、あとはね、三葉。
なんで三葉って思うかもしれないんだけどね。
うちではこの毎年お正月にお雑煮を作るんですよ。
で、探すのがこの三葉で、
なかなか見つけにくいものでもあったりします。
3年に1回くらいかな。
なんかすごくラッキーで、まだ完売してなくてね、
この三葉が買えるっていう年もあったりして、
たまたま運良くね、その三葉を買いた年っていうのがあったんですよ。
で、それを乗っけた、その時に聞かれたのが、
なんで三葉って必要なの?って聞かれたんですね。
たぶん、これって毎年私が今年は三葉買えるかなって言ってるからだと思います。
で、じゃあ三葉はなんで必要なのかって言われた時に、
まあ見た目良くなりますよね。
そう、何度も言うけど、私お料理苦手なんで、
それを助けてくれるものがあるんだったら是非使いたい。
そう、だから三葉が入っているだけで、
日本の食文化の難しさ
ちょっとこう美味しそうに見えるっていうのは事実だと思っていて、
でもね、三葉がない年の方がほとんどで、
そのない時に私ほうれん草を茹でて、
そこの皮に乗せている感じなんですね。
で、まあこれグリーンだし、見た目も悪くないし、
じゃあなんで三葉なの?って聞かれたら、
答えられないかもなっていう風に思いますね。
あとは確かにね、独特の香り三葉ってするじゃないですか。
まあこれ特別なんだと思うんですけど、
でもね、これが最高に好きかって聞かれたら、
言われたら、ましてや普段食べ慣れてない夫にとっては、
その三葉の香りが入っていることはどう感じるんだろうな、
っていう風にも思うわけよ。
そう、だから、もしかしたらない方が美味しい、
っていう風にも思っちゃったりとかね。
それから、初めて聞かれた時も、
見た目とその二本を思い出す香り、
そんな感じで答えたかな、
なんていう風にちょっとぼんやり思ってます。
で、お存じの話したんで、
まあ別の余談になっちゃうかもしれないけど、
こちらも説明に困ったお話をすると、
前にも私これ配信で触れたことがあることだと思うんです。
それはね、お餅は何回噛むのかっていう問題ですね。
で、これ結婚してから10年くらい経ったお正月に、
私お雑煮を作ったら、
で、前からね聞いてみたかったことがあるんだけど、
聞いていいって言われたんですね。
で、それがお餅って何回噛んでから飲み込めばいいのかって聞かれました。
で、皆さんにこれ聞きたいですね。
これ何回噛んだらいいと思います?
プラス、私ね10年も毎年作ってるわけですよ、お雑煮を。
1年に1回かもしれないけど。
で、ずっとそれを考えながらこのお雑煮食べてたのかなって、
そっちの方が気になったね。
で、ちなみにその時はね、
私30回くらいって答えたような気がします。
お餅を食べるのが当たり前の日本人にとって、
きっとお餅を何回噛むのかは考えて食べてないと思うからね。
この辺難しいですよね、聞かれると。
次が焼きそばパンなんですけど、
なんでパンに焼きそばを入れるの?って聞かれたことがあって、
やっぱ夫にとってパンは炭水化物だし、焼きそばも炭水化物。
で、じゃあ両方とも大好きだけど、
なんでパンに入れて食べるの?って言われたら、
まあ美味しいからっていう風にしか言いようがないんだけど、
確かにこのパンの間にヌードルが挟まってるっていうか、
ヌードルが挟まってるっていうこういう食べ物はもともとカナダにはないと思われるから、
相当不思議だろうなっていう風に思ってて、
同じ理由で聞かれるのがポテトサラダサンドね。
それもコンビニとか行くと2つセットになってたりするじゃないですか、
ハムチーズが挟まってるのは好きだから欲しいけど、
ポテトサラダが入ってるのも一緒に入ってて困るみたいなね。
そういう話を言われたことがあって、
生地かポテトサラダね。
カナダにあってみなさん普通に食べるから、
その説明難しいよね。
パンの代わりにポテトサラダを食べている夫にとっては、
一緒にしてなぜ食べる?っていう疑問が湧くんだと思うんですよね。
虫の音についての考察
すでにこれ知っている海外の人には当たり前になりつつあるものかもしれないけど、この2つね。
やっぱ最初に初めてこれ見たら、なぜに?っていう風に思うかもしれないし、
なんで一緒に食べるのか、確かにこの質問したくなりますよね。
同時に美味しいから以外に私は答えが未だに見つかってないかなと思うんですけど、
せっかく今日これ配信で話すと思ったんで、ちょっと調べてみました。
焼きそばパンの発祥、どこにあるんだろうなーみたいなのを調べてみると、こんなの見つけたんです。
それは東京荒川区に野沢屋さんっていうお店があったみたいで、
これは昭和29年頃にですね、焼きそばパンとそのコッペパン同時に販売をしてたみたいです。
この2つをなぜ一緒に売ってたのかっていうのは、私疑問が湧きましたけれども、
そう売ってたと。で、お客さんからめんどくさいから挟んでって言われたのが最初っぽいっていう風に書いてあったんですね。
ここでは別々に食べるのが面倒っていう意味だったのかもしれないですけど、発祥についてを実際文章で読んでみてね。
食べやすいっていうのもあるのかなというふうに思いました。
食べにくかった?食べるのが面倒だったっていう。やっぱり焼きそばは手で食べるのは難しいけど、挟んだらそれ簡単だもんね。
そういう意味での面倒でなくなるっていう意味もそこにはあるのかなというふうに思いましたね。
せっかく学んだので、本当に追加説明しておきたいなというふうに思うけど、多分理解されないと思うね。
で、今日ちょうどこうやって話をしていたら、ふと思いついたんですけど、配信でも何度か触れてるし、先日鳥取に行った時にもお話をした虫の音。
これも説明しにくいことかなというふうに思いました。
だって、そもそもその2つの虫の音が聞き分けられないっていうところがあるし、何ならね、実際に聞こえてない状態だったりもするから、
だからそんな中で、ほらほら、ミンミンって鳴いてるやつって言ったところで、どれって話になるじゃないですか。
そう、だからこういうのも難しいだろうなっていうのはすごく思ったかな。
ぜひ今日の配信を聞いて、もしこんな良い説明があるよっていうのを思った方、
あとはこんな説明したことがあるよでもいいかな、こういうのがあったら教えてもらえたら嬉しいなっていうふうに思うし、
あと説明に今までで困ったこと、誰か日本の方じゃないところに説明をしなきゃいけないという場合に、
これ困ったんだよねっていうのはあったらぜひコメントをください。
次回ね、私が聞かれた時、それについて聞かれることもあるかもしれないので、その時のためにも一緒に考えてみたいなというふうに思います。
では最後にですね、今日初めてハローフロムカナダを見つけて聞きに来てくれたという方、
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またたまにですね、配信に合わせて動画や写真をXとかインスタグラムにアップするということがあるんですね。
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では349回目の配信は、日本にあるもので説明に戸惑うもの、こんなお話をさせていただきました。
最後まで聞いていただきどうもありがとうございます。
また次回の配信でお会いしましょう。
カナダ・トロントからオケでした。