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こんにちは。3人の子育てをしながら会社経営をしています、ワーパパCTO🦥と言います。よろしくお願いします。
今回は、年を取るほど高まる知性についてお話しします。
人生後半の教科書という有名な書籍があります。
これはキャリアの中盤、例えば30代から40代になると生産性が落ちてしまうという人間の特性と、
それに対してどう向き合うかというお話がされています。
20代や30代前半までで仕事がうまくいっている人には、いくつかの特徴がありまして、
いわゆる問題解決力とか、ロジカルシンキング、クリティカルシンキングといったものが得意な人が若手で活躍しがちだと言われています。
そのような若いうちに活躍した人が年を重ねると、さらに若い人のパフォーマンスにだんだんと勝てなくなるといったことが世の中でたくさん起きているそうです。
これによって人によっては気持ちがとても落ち込んでしまうみたいなこともあるそうです。
この理由を解き明かしたのが、人生後半の教科書という本です。
この本では2種類の知性があると語られています。
一つ目は流動性知性。この流動性は流動色のような流動性の意味です。
これは推理力、推論力、柔軟な思考、数学的な思考力などが当てはまります。
まさに問題解決能力に該当するものといえます。
この流動性知性は30代頃をピークに徐々に下がっていくと言われています。
営業やプログラミングなどはこの能力を活かしている仕事なのかなというふうに思います。
もう一つの知性は結晶性知性と呼ばれているものです。
この結晶は雪の結晶や塩の結晶の文字を使っています。
この結晶性知性は過去に学んだ知識を活躍する、活用する能力といえます。
この結晶性知性は基本的には年を取るほど高まっていく知性です。
例えば60代になってもこの結晶性知性は高まっていくそうです。
結晶性知性を活かす仕事には、例えば人の相談に乗るとか、教育に従事するとか、研究をするとか、そういったものが当てはまります。
この2つの知性があるということを認識しておくことが大事で、キャリアの転換点がどこかで訪れるということをイメージしておくといいかなと思います。
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若い方はいずれどこかでパフォーマンスのピークがきます。
子育て世代の方は30代や40代が多いかと思いますが、もしかしたら今まさにピークだったり、ピークを迎えた感覚がある方もいるでしょう。
そうした時に体力と問題解決力を武器にして戦い続けるよりも、知識を生かしてサポートに回るみたいな戦い方を選んだ方がいい可能性もあります。
そのように考え方を切り替えることで、新しい道が開けてくる可能性がありそうですよね。
今回の話は以上です。ありがとうございました。