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心理師のはるかめです。この番組では、あなたが自分に優しくしていけるように、セルフコンパッションやセルフケア、心理学などについて話をしています。
私ですね、インナーはですね、ユニクロのお世話になっていまして、エアリズムもね、夏場は愛用しているんですけど、エアリズムのシャツって結構伸びやすくないですか?
私だけかな。3年目くらいになってくると、多分もうワンピースみたいになっちゃうんですよね。結構長くて。
それで、できればもうちょっとコスパのいいのはないかなと思って、GUとかワークマンとかそのあたり、比較しているのないかなと思ってネットで調べてみたんですよ。
そうするとね、やっぱりそういう記事書いてくださっている方いるんですよ。本当にありがたい。
それでちょっと情報を調べていくと、普段着レベルだとやっぱりエアリズム一番良さげかなっていう結論になってるんですね。
とっても着心地いいし、すごいサラサラで乾きもいいし、最高なんですけど、伸びるのだけはちょっともったいないなーって、何年も着れないなっていう風になっちゃうんですけど、
これあれですかね、ユニクロさんの作戦なんですかね。
昔のメンのシャツとか着ていた頃に比べると、だいぶそういう機能的なものも増えていい時代になったよなっていう風には思ったりはします。
でもね、もしエアリズムよりコスパ良くてサラッと着れる気持ちいいのあるよっていうのがもしあったら教えていただきたいです。
秋も近くなってきましたけれども、まだまだエアリズム来ますのでよろしくお願いします。
さて、今日のメインですけれども、失敗っていうことについてちょっとお話ししたいなと思います。
失敗ですね。もうね、失敗っていう言葉が苦いですよね。
私はね、もう人生において失敗だらけだったなーっていう風に思います。
いろいろと目指してきたことは挫折しまくってますし、
教師の勧めでね、希望とちょっと違う進学校を選んでいったんですけれども、やっぱりちょっと合わなかったりとか、
あとね、大学時代にも病気になって1年休学してね、同級生より卒業が1年遅れたりとか、
仕事もね、いくつか点々としてきました。
失敗経験がね、多いほどね、失敗が怖くなるっていうのはね、私だけじゃなくてね、他の方も多いかなと思いますし、
これはね、心理学的にもとても自然な現象です。
ある意味、脳がですね、その失敗になるっていうものを学習しているんですよね。
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失敗するなってわかっているものに取り組まなくなるっていうんですよ。
学習せん無力感とかね、あとは行動心理学とかね、行動分析学でそういうふうに言えるんですけれども、
ただね、人間社会でそればっかりだとやっぱり逆にしんどくなるなっていうところもありますよね。
こういうふうに感じやすいっていうのは、失敗がダメなものとか、
失敗は悪いものっていうふうにどうしても考える風土、環境っていうものが、世の中にまだまだ多いからだというふうに言うことはできます。
メディアとかね、マスコミとかネットとか見ても、失敗した人をね、再起不能なくらいまでに叩く風潮があったりしますよね。
そういう意味でね、失敗は悪いもの、失敗は悪いもの。
そういう意味では本当に、昔に比べて失敗に対する世間の態度というか、そういうものがより厳しくなったというよりも、少し異常かなというふうに感じられるところもあります。
ただね、これはやっぱり利益とかメリットっていう部分で考えても、個人個人とか会社とかそういうところだけじゃなくても、国にとっても大きな損失、人類全体にとっても大きな損失だよなっていうふうに考えるわけです。
一時の、例えばその、何ですかね、失敗を叩く人たちの話で言いますと、無関係な人たちの一家制の欲、その時だけの叩きたいとか気に入らん、けしからんっていう欲で攻撃してしまうことで、結果的にね、自分たちの世界を生きづらくしていってるんですね。
ネットっていうのは拡散性がとても強いので、ネット上でそういうことが起きれば、どんどん広まるんですよね。影響はどんどん伝わっていきますし、そういう意味ではまだまだネットの使い方っていうのが、人間はちょっと未熟だなっていうふうな部分もありますね。
この番組ではですね、たびたび話をしているんですけれども、人間っていうのは不完全なものです。完全な存在なんていうのは一人たりともいないですね。なので失敗しない人間なんていうのももちろんいないです。
一度の失敗でその人が再起不能になるまで叩くっていう風潮が、学校、会社、社会、あるいは家庭とかそういったところにあると、人は挑戦っていうものをしなくなってしまいます。そうすると、どんどんどんどん国が貧しくなっていくわけですね。
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それよりも失敗したらいい気づきの機会だったねって、みんなで笑い合えるフードの方が、心っていうものはやっぱりひねくれることはないですし、人も社会も成長していきやすくなります。
現在ですね、アメリカとかグーグル、そういったところを発端に心理的安全性という言葉が叫ばれるようになりました。
去年かな、心理的安全性っていう書籍が日本でも発売されてすごく売れたんですよね。それで日本でも一部の人にはこの言葉が広まってきているんですけども、この心理的安全性っていう考え方の中では失敗はウェルカムっていう風に推奨されています。
失敗どんどこ多いみたいな感じですね。
日本でこれを広めようと、あるいは会社内でそういったフードを作ろうってしている企業も出てきているんですよね。
腰を据えて取り組んでいる方々には私は本当に敬意を持ちますし、私自身も力になれればなと常々思っています。
そしてこういう企業はやっぱり新しいものを取り入れるのが得意なのか、IT系が多いんですよね、どうしても。
しかしね、まだまだ古い体質とか昔の考え、科学的に適している考えにシフトできないっていうところがまた多く存在するっていうのも事実ですよね。
日本は特にそれがもしかしたら目立つかなと思ったりもします。
残念なことですけれども、他国と比べてもね、技術革新とか世界レベルの基準に批准していくっていうのがね、10年20年遅れているっていうことがもう形としてもわかってしまっていますので、
そのあたりの変化が遅いというのも当然なのかもしれないです。
とはいえね、そんな後ろ向きなことばかり考えていても、私たちの未来は全然開けないので、
個人レベルの私たちはどうしていけばいいのかっていうところですけれど、もちろんね、今お話ししたような失敗ウェルカムな空気を作れる、
そういった立場にいる人は他の人に対してね、そのように接してほしいです。
失敗があったら、ちょうどよかったじゃないか。私も改めて知る機会になったよ。そういうこともあるよな。
ちょっと辛かったなとか、いい機会だから環境を含めて見直そうかとか、状況に合わせてできることっていうのは変わると思いますけれども、
失敗が前に進む一歩の一つだというマインドを持って、少なくともね、言葉かけとか空気作りからは始められるんじゃないかなと思います。
三歩進んで二歩下がるみたいな言葉がありますよね、昔の歌で。
失敗を二歩下がるというふうに考えるんじゃなくて、失敗も前に進んでいる一歩の一つだっていうふうにみんなが思えるようになれば、
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そのあたりも失敗って嫌なものだなっていうのがかなり減っていくんじゃないかなとは思うんですよね。
失敗がダメになるんではなくて、失敗をきっかけにいいものが作れるっていうことを脳に刻み込んでいく。
そのためにはそういう行動を繰り返す必要がありますね。
よくお話しするんですけれども、脳っていうのはよく使う神経を強く太くしていくっていう習性があります。
なので、失敗に関しても考え方あるいは行動とかを繰り返していい反応を、いい行動をとっていると、やっぱりそういう回路が脳の中にできていくんですね。
なので失敗っていうものに対する自分自身の考え方もそうですけれども、
もし環境を変える立場にある人とかであれば、そういう行動をとってほしいなと思います。
短期的な数字とかお金を追いかけて失敗を責めたりしていると、結局は長期的で大きな利益、いい人間関係、コミュニティとか会社、組織、そういったものを良くするっていうことができなくなってしまいますので、
このあたりは大事にしてほしいかなと思ったりします。
ではですね、そういう立場にもなく自分自身一人にはどうしたらいいのかっていうところなんですけど、
これはですね、結果主義ではなくてプロセス主義になるっていうことが大切になります。
結果を求めてくるっていう人はいますよね。
お仕事だと特にそうだと思いますし、学生ですら多分テストとかね、そういう点数とか結果を重視するような考えがやっぱり根強いかなと思います。
それにビジネスで成功しているトップ5%の人は結果主義の考えであるというふうに言われていますけれども、
心理学的にはですね、そういうトップ層にいる人っていうのは、あるいは鈍感、いい意味でなんですけど鈍感であったりとか、
共感能力が低かったりとか、ある意味恵まれていたり問題を抱えていたりするっていうことが結構考えられます。
そういった人たちにとってはね、その人たちにとっては、
なので、自分に使えるように考えていくのであれば、多くの人が実践できるものである必要があります。
そうするとプロセスを作ることができるようになります。
多くの人が参考にするにはちょっと数値が少なすぎるんですよね。
なので、自分に使えるように考えていくのであれば、多くの人が実践できるものである必要があります。
そうするとプロセスを重視するっていう考え方の方に行くほうがいいかなということになります。
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そうするとプロセス重視でいると常に進んでいる感が得られますし、そこに幸せや自信が生まれやすくなります。
結果主義になると結果が出ないとダメ、そうすると失敗すると結果につながらないからもうダメっていう風になりがちなんですね。
ですけれどもプロセスを重視していると着実に進んでいくことができます。
昨日の自分より少し成長した失敗もあったし、少し落ち込んだこともあったけど今度はできるようになったなとかね、
自分の変化に喜びを見出せるようになるので、これはおすすめです。
他の人にはわかりませんので結局ね、自分がこうプロセス重視とか結果重視っていうのは、
もう結果っていうのは捨てるくらいの気持ちでもいいかなと個人的には思います。
このあたりのお話はまた改めて深掘りしてしたいかなと思います。
今日のところは失敗を受け入れやすくなるにはプロセス主義がいいよっていうことと、
環境がもし失敗を受け入れられるような風に変えられるであれば変えていった方が居心地もいいし、成果も出るよっていうことをお伝えしました。
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございます。
この放送がお役に立てれば嬉しいです。
今日もあなたが自分に優しくありますように、心理師のはるかめでした。