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心理師のはるかめです。この放送では、あなたが自分に優しくしていけるように、セルフコンパッションやセルフケア、心理学などについてお伝えをしています。
時は金なり、なんて言葉が、昔々にね、言われていた時代があったかなと思います。
まだね、今も残っているところもあるのかな、部分的にね。ですが、これは、結構ね、とんでもないお話なんですよね。
圧倒的に、時間の方がお金よりも価値があると言えます。
時間っていうのは、決して戻ることはないからですね。
作り話とかでね、過去に行ったりとか、タイムループみたいなのとかで戻ったりってこともあるかもしれないですけど、現実的にはそんなことはないですからね。
今が一番新しいですし、尊い。そして、自分自身も若いってことになります。
時間より価値のあるものっていうものは早々存在しないはずです。
ですが、ついついね、お金を節約しようとして、わざわざ遠くのスーパーに買いに行ったりとか、時間をかけて小さいことをしようとしてしまうっていうこともね、あるかなと思います。
これは、なんだかんだで、お金にばかり目が行っている状態だと言えるんですね。
お金は、現代では生きていくために、確かにないと困るものです。
それを基準に、世の中が回っているっていうふうに考えるのも自然なことだと思います。
とはいえ、先ほどお伝えしたように、時間の方がですね、遥かに価値があります。
そこは、お金というものと、天秤にかける必要があるんですよね。
結局、お金計算になってしまうので、あまりこの考え方をいつもするっていうのはお勧めできないんですけれども、
一応、時間の価値を測りやすくする方法というのがあります。
ただ、本当にね、参考程度にしていただきたいなと思います。
たまに使う程度がいいかなっていうことですね。
それはですね、働いている人であれば、分かりやすいと思うんですけれども、
時間を、自分の時間をですね、時給で表してみるんですね。
例えば、普段の給料、年収の方がいいかな。
年収がある方であれば、年収で計算した方がいいんですけれども、
時給換算すると、いくらになるかっていうのを一度計算してみるんですね。
通常の仕事であればね、1000円台から2000円台になるかなと思うんですけれども、
そうすると、あくまでビジネスの計算上ではありますが、
自分の1時間の価値っていうものが、お金の観点からね、分かります。
そういった時に、遠くのスーパーまで節約するためにね、買い物に行ったとして、
その節約分、いくら安くなったとかは、自分の時給を上回る価値があるでしょうか。
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そこには、移動に使ったエネルギーもありますし、もちろん移動の時間もあります。
車であればガソリンも使うでしょうし、いろいろとね、そういう経費も実はかかっているんですよね。
本来、近くで買い物を済ませれば、そこまで安いものでないにしても、
そういった経費を使わずに、余った時間とかエネルギーとかを、他のことに使うことができるんですよね。
他にも、家事っていうものも例に挙げられます。
現代人はとにかくやることが多い。
入ってくる情報も多いし、時間が足りないので、何でもかんでもやっている余裕っていうのはね、実際にはないと思います。
その場合、例えばルンバとか、全自動洗濯乾燥機とか、食器洗い機とかね、そういったものを使って、自分と時間を節約できたらどうでしょうか。
もちろん、最初に導入するのにお金はかかるんですよね。
でも、それで浮いた時間、これから浮くであろう時間を考えた時に、どちらの方が価値が高いかってことなんですよね。
これは、一つの家電製品を5年から10年使うとして、そのお金と浮くであろう時間、どっちが得かなってことになるんですよね。
あるいは、浮いた時間とかエネルギーを、もっと大事なものに向けることができるんですよね。
子どもとの時間とか、自分の勉強とか、ゆっくりする時間とか、楽しいこととか、そういったことですよね。
そして、最後に大事なことをお伝えしておきます。
今ちょっとお話ししたんですけども、時間が大事だよっていうこと。
お金と天秤にかけると、もうちょっと価値がわかりやすくなるよっていう話をしてきたんですけれども、
それもこれも全て、自分自身の価値観によってくるんですね。
わざわざ遠くまで出かけることが、実は楽しかったりとか、運動になったりとか、気分転換になったりとか、あるいは誰かに会えたりとか、一人の時間が作れたりとか、
そういったものがあるんであれば、時間給を上回る可能性っていうのは十分に出てくるんですよね。
その場合、時間を費やす価値があるというふうにも言うことができます。
なので、この時間とお金の判断は、自分の価値と照らし合わせて考えて動くことが大事なんですよね。
毎回同じ結果にはならないと思いますので、どういった場合、どういったふうに感じる時が、自分に時間を使う価値があるかって、そこを見ていく必要があります。
この答えに一般論はないんですよね。自分と対話するってことが大事なんです。
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ちなみに、自分に問いかけた時に、明確なこれこれだっていう答えが出なくて全然いいんですね。
それよりも、問いかけた時に、どういった感情とか、感覚とか、思考とか、イメージっていうものがふっと勝手に思い浮かぶか、
それが明確な答えじゃなくていいんですね。その思い浮かんだものが、今の自分の反応だっていうことを覚えておいてほしいんですね。
もしよければ試してみてください。
それでは、今日もあなたが自分に優しくありますように、心理師のはるかめでした。