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2023-01-30 13:51

Ep. 236 日本社会に蔓延する闇の力とは?

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今週は、ブッククラブでの会話から、日本に蔓延する闇の力について。そしてブッククラブをなんのためにやっているのかについてお話しています。

佐久間裕美子さんへの質問はこちらから

Ep.177 Shame(恥)の蔓延する学校や会社ってどうよ?

Ep.224 ShameとGuiltの違い、知ってる?&行動と人を切り離すことについて

第124回文字起こし 【はみライ#124 日本語教育について&ゲイのステレオタイプと無意識の差別】

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This is はみだし系ライフの歩きかた。 I'm Yukari Peerless.
周りが決めた道からはみ出して、自分だけの生き方をする人を応援するポッドキャスト。 はみだし系ライフの歩きかた。
Welcome to episode 236. みなさん、こんにちは。ピアレスゆかりです。
1月最後の週末です。私は昔から1月が一番苦手な月なので、終わってくれてありがとうという気分ですね。
あなたはどうでしょうか。2月も寒いですけれども、春にね、それだけ近づいていると思うとまだ我慢できるというかね、まあ短いですしね、2月は。
さて、今日は昨日のブッククラブで感じたことについてお話しします。
今読んでいるDaring Greatlyという本は、バルネラビリティとシェインについて学ぶ基礎の本です。
バルネラビリティとは何なのか、シェインとは何なのかということを読みながら学んで、みんなで読んだ章についていろいろ話し合う回なんですが、
今回はね、人数が多めということもあって、いろんな意見が出て本当に面白いです。
今週はシェインについて詳しく書かれた章を読んでいきました。
皆さんのコメントを聞いていて、これ毎回思うのが、本当日本ってシェイムカルチャーですよね。
シェイムを使った教育やマネジメントの話は、2021年の10月に配信した第177回、
シェイムの蔓延する学校や会社ってどうよ?という回でも話していますので、ぜひ聞いてみてください。
シェイムを使った教育やマネジメントって、例えば、忘れ物したのなんとかちゃんだけだよって言うとか、
学校にね、通う前の年齢の子どもにも、なんとかちゃんはもう指しゃぶりしてないよって、指しゃぶりしてるのなんとかちゃんだけだよって恥ずかしいよって言うとかね。
あと、会社だと営業成績を張り出して、一番成績が悪い人に罰を与えたり、みんなの前で叱ったりとかですね。
他の国でもやるところはあると思いますけど、特に日本ってこのシェイム文化がすごいですよね。
で、これがね、効くんですよっていう先生とか上司がいるんですけれども、
ブレネーブラウンの本に書かれていたのは、研究の結果、こういったシェイムを利用した教育やマネジメントが良い行動につながるというデータはなく、
逆にシェイムは解決策になるよりも、破壊的で人を傷つけるような行動の原因になる可能性の方が遥かに高いのだということです。
今に始まったことではないですが、近年増えている銃乱射事件や殺傷事件の犯人もシェイムを抱えていて、それを成仏させることができなかった人たちっていうのはすごく多いんじゃないかなと思ってしまいました。
03:14
グッグクラブである方が言ってくださってハッとしたのが、日本だと会社とかで失敗をすると反省することが求められると。
反省して、次から同じ間違いを犯さないようにすれば、それでムーブオンできると思うんですが、日本ではいかにも反省して、いかに自分が悪かったかを考えて、うながれているような様子を見せないといけないと。
この間違いを犯したのは自分が悪いんだって思うことってまさにシェイムなんですよね。
ごめんなさい間違いましたって自分は次回からは同じ間違いを犯さないようにしますって言うだけじゃ日本では不十分なんですよ。
自分がいかに悪かったのかっていうのをじっくり考えろって言われるんですよね。
以前どこかで読んだことがあるんですけど、反省って英語に直訳できないんですよね。
英語で言うと、reflection、投影っていうのが近いと思いますけども、reflectionっていうのは全然ネガティブな意味がなくて、頭の中でいろいろ考えること。
だから例えば、私はこれまでいろんなことがあったけど、ここまで頑張ってきた自分って結構偉いと思ってるっていう、そういうポジティブな投影もreflectionなんですよね。
でも反省ってネガティブなニュアンスがありますよね。いかに自分が悪かったかを考えるっていう。
あと日本だと反省文っていうのを書かされたりとか、このshameと罪悪感の違いというのも去年の10月に配信した第224回でお話ししています。
間違いを犯して悪いことしちゃったなぁと行動について悪く思うのは罪悪感。guilt。でも私ってなんでダメなんだ。私って悪い人間だと思ってしまうのがshame。
で、何度もこのポッドキャストで言っていますが、shameというのはもうこじらせてしまうと一生抱え込んでしまって、自己肯定感もめちゃくちゃ低くなるという大変つらい感情ですね。
ブッククラブではこのようなshameからどうやって立ち直るかというshame resilienceについて学んでいっています。
前置きが長くなりましたが、この反省のコンセプトに現れているように日本社会の文化自体がshameカルチャーなんですよね。
ブッククラブを始めて3年目に入りましたけれども、これまでやってきてこの日本のshameカルチャーっていうのがものすごく大きな暗いエネルギーというかプレッシャーというか力として働いているのをすごく感じます。
06:14
何をやっても自己責任って言われちゃうこととかもそうですよね。
今私はアルテイシアさんの本を読んでいるんですが、彼女はヘルジャパンって言ってますし、SNS見てるとみんな日本滅びるって言ってるし、
私たちみんなこのshameカルチャーを子供の頃から擦り込まれてきていて、反省しないとダメなんだって思っちゃうし、人の機嫌損ねちゃダメだと思っちゃうし、
和を乱さず自分の言いたいことややりたいことは我慢するのが美徳と思っちゃうし、そりゃ幸せじゃない人が増えるのは当たり前だろうと思いますね。
何が言いたいのかというと、私がブッククラブを何のためにやっているのかというと、この日本のshameカルチャーに草の根レベルで個人レベルで少しずつ対抗していくことができる同士を増やすためです。
これまでにブッククラブに参加してくださった方たちから、ゆかりさん上司からこんなことを言われたんですけど、こう言い返すことができましたとか、
部下からこういう話を打ち明けられて、笑って済ますんじゃなくて、勇気を出して話してくれてありがとうって言えましたとか、
子供の学校の先生のやり方に意見を述べることができましたとか、そういう勇気の行動の話が送られてくると本当に嬉しいですね。
ブレニーブラウンの本の中では、このshameに立ち向かうっていうのは、ハリーポッターのDefense Against Dark Arts、日本語では闇の魔術に対する防衛術みたいって書かれていました。
魔術っていうのがすごくファンタジーっぽいんですけれども、shameカルチャーに立ち向かう人たちは、私の中ではこのダークフォースに立ち向かうジェダイだと思っています。
本当にね、こういう文化の流れっていうんですか、もう対抗していかないと変わらないと思うんですよね。
なので少しずつでもいいので、このポッドキャストを聞いたり、ブログを読んだり、ブッククラブに参加したりして、あなたの身近なところからshameカルチャーを変えていってほしいなと思っています。
ハミライでは今週のポジティブっていうのを毎週紹介していますけれども、リスナーの皆さんからのポジティブ、そして今週のブレイブっていう今週勇気を出してやったことも常に募集していますので、ぜひお送りください。
さてそれでは今週のポジティブです。今週のポジティブはニュースレターにも書きましたが、
先日作マグで開催された俳句のワークショップに参加して、俳句を少しずつ始めてみたことです。
まだまだ初心者なんですが、こういうのってもうね、数をこなすのも大事だと思うので、下手でもいいので作っていきたいなと思っています。
09:09
先日配信したニュースレターにも一句載せてみました。
俳句ってね、よく言われることですけれども、ネタを探すために日々の生活を気をつけて見るようになるので、生活の解像度が上がるなと感じています。
私も俳句やってるよという方がいたらぜひ教えてください。
そして最後にお知らせです。先週もお知らせしましたが、2月にゲストで来ていただく作間由美子さんへの質問を募集しています。
まだ少なくて寂しいので、気になることがあったらぜひぜひお送りください。締め切りは2月の14日です。
政治やアクティビズムについて聞いてみたいこと、プライベートなこと、匿名でもokです。
SNSでDMで送っていただいても結構ですし、メールでしたらはみだしけいあっとgmail.comまでお送りください。
それでは今週もお聞いただきありがとうございました。
はみだしけいライフの歩き方はプロデューサー・ホストのピアレスゆかりが、
未成都のコーストセーリッシュ領域であるカナダ・ブリティッシュ・コロンビア州ビクトリアで制作しています。
はみないのインスタアカウントははみだしけいです。
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はみらいでは過去のエピソードの文字起こしをしてくださるボランティアも募集しています。
今週は日本語教師のもっちーさんとのエピソード第124回を文字起こししたものをブログに掲載しました。
このエピソードの詳細欄にリンクを貼っておきますね。
文字起こしをしてくださったヤコさんありがとうございました。
文字起こしをすると聴覚障害のある方でもはみらいを読んで楽しむことができます。
ノルマとか締め切りとかもかなりゆるいボランティアですので、文字起こしをやってみたいという方はぜひご連絡ください。
ゆかりのニュースレターは毎週サブスタッフにて配信しています。ぜひ詳細欄からご登録ください。
はみらいを気に入ってくださった方はぜひお聞きのポッドキャスターアプリにてはみらいのレビューを書いていただけると嬉しいです。
レビューを書いていただいた方にははみらいステッカーをお送りしますので、住所を教えてください。
さてここまで聞いてくださった方に今週の内緒話を話します。
今週の内緒話は、まあ内緒じゃないですけど、私は2月は毎日誰かに手書きの手紙を書くというチャレンジを始めます。
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30日チャレンジとかね100日チャレンジとかいろいろありますけれども、今回のは2月の28日。
毎日誰かに手書きの手紙を書くというインターナショナルコレスポンデンスライディングマンのそれぞれの最初の2、3文字をとってインコライモというのがあるということを昨日初めて知ったんですけれども。
英語圏では11月に1ヶ月かかって小説を書くチャレンジをする月っていうのがあって、それはナショナルノーヴルライディングマンっていうのを略してナノライモって言うんですけれども、
もう私はこれは思いっきり挫折しました。
でも手紙っていうのは昔からねもっと書きたいなと思っていたので、そして2月は短いのでできるんじゃないかなと思って挑戦してみます。
ちなみに手紙じゃなくてもカードとかでも一筆とかでも大丈夫です。手書きするということが大事なポイントなんですね。
今ね誰に手紙を書きたいかなと思ってとりあえずリストを作ったりしています。
なのでいきなり私から住所教えてって連絡が来たらそれが理由です。
始まったら経過はニュースレターで報告したいと思います。やってみたいという方はぜひ教えてくださいね。
というわけで今週も黙らない女、黙らない人でいてくださいね。
13:51

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