This is はみだし系ライフの歩きかた。
I'm Yukari Peerless.
周りが決めた道からはみ出して、自分だけの生き方をする人を応援するポッドキャスト
はみだし系ライフの歩きかた Welcome to Episode 162
こんにちは、ピアレスゆかりです。
いつもはみだいを聞いてくださってありがとうございます。
今日はソロ回です。
6月に入って2021年も半分終わろうとしていますが、
皆さんの2021年上半期はいかがでしたか?
私は毎年、その年の3つの言葉というのを決めるんですが、
2021年の3つの言葉は、space、raise、そしてfeelです。
この3つの言葉については、年明けに書いたブログに詳しく書いていますので、
興味のある方は詳細欄のリンクから読んでみてください。
その3つの言葉の中でも、今年一番重要だったのがspaceです。
去年からはみだいのリスナーさんから感想をいただいたりするときに、
本当にたくさんの方から、ゆかりさんのポッドキャストで話題になるトピックを
一緒に話せる人が周りにいないんです、ということを伺いました。
そこで、社会問題とか、バルネラビリティとか、自己介持とか、感情とかについて、
みんなで話せるスペースを作ることが必要だと思って、
今年の3つの言葉の一つにspaceを選んだんですね。
それ以来、ブレネーブラウンブッククラブも続けていますし、
今年の4月からは2021年組のブッククラブもできました。
先日、2020年組と2021年組、両方一区切りついて、
次は7月からまた2つのグループで2冊の別の本を読んでいきますが、
ブッククラブでいろいろと話す機会ができてよかったという感想をたくさんいただいています。
そして今年からは、毎月はみだいのお話し会もやっていますね。
6月のお話し会のテーマは、バルネラビリティアノリマス、
自己開示の練習会ということでしたが、
先日開催しましたが人数は少なかったんですが、かなり濃い話ができました。
そして今年はクラブハウスというアプリが出てきたため、
くしくもそこでみんなでお話をするスペースというものを提供することができました。
クラブハウスではブレネーブラウンブッククラブ、はみらいクラブなどのクラブも作り、
不定期ですがルームをやっています。
この半年間、みんながシェアできるスペースを作るということにフォーカスしてやってきてみて、
気づいたことは、いかに多くの人たちが自分の話をする機会を必要としているかということでした。
バルネラビリティアノリマスという名前でやっている自己開示の練習のスペースは、
クラブハウスでも何回か開催しましたが、その時にとってもいいなという例があったので紹介させてください。
バルネラビリティアノリマスという名前なので、もちろんその部屋で話された内容については話しませんが、
ある方がちょっとショックだったとある事件について率直な感情をシェアしてくれたんですね。
ブレネーブラウンは、そういったショックな事件や傷ついたこと、悲しかったことなど、
ともすると人にシェアせずに自分の中に溜め込んでしまいがちなことは、
シェイム、恥になってしまい後々までその後遺症が残ると言っています。
シェイムが溜まっていくと自己肯定感も下がっていくし、
悲しい、寂しい、または怒りなどの感情をしっかり受け止めないので、
メンタルヘルスに悪影響を及ぼしてしまうんですね。
それではシェイムをなくすにはどうすればいいかというと、
人に話すことです。
今年上半期のハミライにもたくさん素敵なゲストさんに来ていただきましたが、
エピソード152の不妊治療を続けたけど子供を持たない人生を生きることに決めたボレンズ真由美さんのエピソードで、
どうやって乗り越えたんですかという質問に、
人に話すことと真由美さんが言ってくださったのがすごく今でも印象に残っています。
やっぱりそうなんだみたいなね。
話を元に戻しますが、バルナラビリティアノリマスでちょっとショックだった出来事を話してくれた方が、
ここでシェアすることについて迷ったんですが、言わないとシェイムになると思ったので思い切ってシェアしますと言ってくださって本当に嬉しかったです。
また別の方も、もやもやしていることをここでシェアして成仏させるとおっしゃっていて、
みんなでそれって超ぴったりじゃないとすごく受けたんですけど、本当にそうなんですよね。
悲しかったり悔しかったりムカついたり傷ついたことを自分の中に溜め込んでおくとずっともやもやするんですよね。
私は普段はもやもやするのは声を上げていないからと言っていますが、
自己開示も同じことで、信頼できる人にシェアするだけでもやもやは消えて、成仏させることができるんですね。
この半年間、ブッククラブやバルナラビリティアノリマスで自己開示の練習をするスペースを提供してきて、
定期的に参加してくださっている方からは、この間こんなことがあったんですが、
ブッククラブやゆかりさんの言っていることを思い出してこういうことができました、などという報告が入ってくるようになって本当に嬉しいです。
ブレネーブラウンも先日ポッドキャストで言っていましたが、
勇気というのは個人的な性格の特性ではなくて、誰でも練習することで持つことができるものなんですね。