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2022-10-03 11:38

Ep. 224 ShameとGuiltの違い、知ってる?&行動と人を切り離すことについて

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2週間ぶりのはみライです。

罪悪感(Guilt)とShameの違い、わかりますか?今週はブッククラブでその辺をもう少し深掘りしてみました。行動と人の価値を切り離して考えること。

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周りが決めた道からはみ出して、自分だけの生き方をする人を応援するポッドキャスト はみだし系ライフの歩き方
Welcome to Episode 224
みなさん、こんにちは。ピアレスゆかりです。
すっかりご無沙汰してしまいました。2週間ぶりのはみだいです。
10月に入りましたが、いかがお過ごしでしょうか。 前回の第223回でもお話ししたように、
先々週は日系アーティストと日本人アーティストが集まるシンポジウムに出席したので、お休みしました。
シンポジウムではたくさんのアーティストたちとつながることができて、一気に友達が50人くらい増えた感じで、本当に参加してよかったなと思えるイベントでした。
ですがこれはすでに先週のニュースレターにも書きましたが、その後コロナ要請になってしまい、以来ずっと隔離している状況です。
幸い症状は風邪のような感じで、病院に行くまでではなかったんですが、まだ少し咳が残っています。
やっぱりコロナ侮れないですね。
ブッククラブは予定通りやっているのですが、まだちょっと先がゴホゴホ出る感じで大変お聞き苦しい状況で、メンバーの皆さんすいません。
でも本当にシンポジウムではたくさんの人たちとつながることができて、結果的にコロナにかかってしまいましたが、それでも行く価値は十分あったなと思っています。
まあこれ以降はまた引きこもり生活になると思いますが、ズームでのミーティングやコーチングセッションなどはいつも通り再開していますので、仕事にはそこまで支障はない状況です。
さて今週は何について話そうかなと思ったんですが、例によってブッククラブでの学びが印象的だったのでシェアしたいと思います。
今週のテーマはguilt、罪悪感とshame、恥の違いです。
まず本題に入る前に、私もこのポッドキャストやブログでずっとブレネーブラウンの説いているshameの話をたくさんしてきていますが、
shameって日本語に訳すと恥になってますよね。でも日本語で言うところの恥、恥ずかしいと思う気持ちとブレネーブラウンが言っているshame
で微妙に違わないかみたいな話が今週のブッククラブで出てきて、これからは区別するために恥と言わないでshameで通そうかなと思っています。
確認のためにshameって何かということをおさらいしましょう。 ブレネーブラウンが説くshameの定義は、
自分には欠陥があり、そのため愛やどこかに所属、belongingするに値しないと感じる強烈につらい感情や経験ということになっています。
03:10
これって恥ずかしいという気持ちとはちょっと違いますよね。 なのでこの自分には欠陥があり、そのため愛や所属するに値しないと感じる
強烈につらい感情や経験のことは、これからこのポッドキャストではshameと呼ぶようにしたいと思います。
さて本題に入りますが、じゃあそのshameと罪悪感、guiltの違いって何だかわかりますか。 簡単な答えは、罪悪感は私は悪いことをしたと思うことで、shameは私は悪い人間だと思うことです。
例えばカンニングをしたり嘘をついた時に、自分の頭の中に出てくるセルフトークが私は悪いことをしてしまったというものであれば、それはあなたが罪悪感を感じているということです。
でもカンニングや嘘をついたことに関して私は悪い人間だと思ってしまう時、あなたはshameを体験していることになります。
そして自己肯定感の高い、満足度の高い人生を送っている人たちは、shameじゃなくて、罪悪感のセルフトークをすることが多いということです。
ここでの鍵は自分がやったことと自分の価値を切り離して考えることです。 例えば嘘をついてしまったり、万引きしてしまった時、その行動が悪いのであって、
それはそういう悪いことをした人自身の価値とは関係ないんだということを理解することが大切です。
なので常に失敗したり何かがうまくいかなかった時、私ってやっぱりダメな人間なんだと思ってしまいがちなあなたはshameを経験していることになります。
なのでそこから考え方を切り替えて、私は失敗してしまったけど、それは私がダメな人間ということにはならない。
同じ間違いを犯さないように努力すればいいんだと思えるようになることを、ブレネーブラウンの本ではshame resilienceと読んでいて、その方法をブッククラブを通して学んでいます。
ここまでなら比較的理解はしやすいと思うんですが、今ブッククラブで読んでいるI thought it was just meという本では、今週さらに突っ込んだ話が出てきていて、人が犯した罪とその人を切り離すことについてさらに深掘りされていました。
私がここまでで出した例は、カンニングとか嘘をつくこととか万引きとか、どちらかというとそこまで深刻じゃない罪ですが、殺人とか性的暴行とか、元に戻すことが不可能な罪の場合、
06:09
そういう時でも例えば、殺人を犯した人はその罪が悪いのであって、その人自身が悪い人ということにはならないんだという部分を読んで、みんなでこれはなかなか難しいねという話をしました。
特に殺人とか性的暴行とかの犯人っていうのは、いわゆる人でなしみたいなラベルを貼られることが多いと思うんですけれども、この行動が悪いのであって、行動とその人の価値には関係がないというセオリーですと、殺人をしたことが悪いのであって、その犯人は悪い人ではないということになります。
これは頭では理解できますが、社会全体でこれはまだまだ理解が浸透していないよねという話をみんなでしました。
この章を読んでいる時に出てきたのは、defineという単語で、これは定義されるという意味ですね。
はみらいの211回で、性暴力の被害に遭ったそよかさんとも同じような話をしていますので、よかったら聞いてみてください。
そよかさんは、性暴力の被害に遭いましたが、その事件が彼女という人を定義付けするわけじゃないんだと、人に起こったある事件イコールその人のアイデンティティや価値ではないんだというお話を伺いました。
例えばそよかさんの場合、性暴力の被害に遭ったということは、彼女の人生における様々な側面の一つであるということですよね。
彼女は一生性暴力の被害者として生きなければいけないというわけではないし、幸せなこともたくさんあると思うんです。
英語では、what happened to you does not define youと言います。
あなたの身に起こったことは、あなたを定義するものではないという意味ですが、さっきの殺人の犯人の話においてもこれが適用されるわけです。
これはあくまで例ですけれども、殺人を犯したことイコールその人を定義するものではないということになります。
難しいですよね。特に殺人とか元に戻せない事件だと、なかなかこれを理解して切り離すのは難しいと思います。
だから世の中には死刑に賛成する人とかもいるんだと思うんですよね。
これ本当に難しいコンセプトだと思いますし、理解できない人もたくさんいると思うんですが、なかなか興味深かったので皆さんにシェアしたいなと思いました。
あなたはどう思いましたか。感想、コメントお待ちしています。
さて、それでは今週のポジティブです。今週のポジティブはこれ数週間遅れてますけど、
我が家の長男がシンポジウム参加のためにトロントからビクトリアに帰ってきていて、2年ぶりに息子に会えて嬉しかったということですね。
09:10
9月は彼の誕生日もあったので、ビクトリアで早めにお祝いすることもできて嬉しかったです。
それでは今週もお聞きいただきありがとうございました。
はみ出し系ライフの歩き方は、プロデューサー・ホストのピアレスゆかりが、未成都のコーストセーリッシュ領域であるカナダ・ブリティッシュコロンビア州ビクトリアで制作しています。
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さてここまで聞いてくださった方に今週の内緒話をお話します。
今週の内緒話は前回2週間前のエピソードでお話ししたお湯が出ない件。
いまだにお湯が使えていません。ようやくですね今週あたり修理の人が来るみたいなんですが、もうねコロナにはかかるしお湯はないし、9月はかなり大変な月でした。
ちょっとそろそろ普通の生活に戻りたいですね。
というわけで今週も黙らない女、黙らない人でいてくださいね。
Be brave, be kind, but don't be silent. Your voice matters.
Stay safe everyone and thank you for listening. Bye!
by H.
11:38

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