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2023-06-05 15:42

Ep. 250 ノスタルジアの危険性

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あっという間に第250回です。いつも応援してくださってありがとうございます♪

今日のトピックは「ノスタルジア」。「昔は良かった」と思うことは悪いことではないけど、いきすぎると危険でもあります。

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This is はみだし系ライフの歩きかた。 I'm Yukari Peerless.
周りが決めた道からはみ出して、自分だけの生き方をする人を応援するポッドキャスト。 はみだし系ライフの歩きかた。
Welcome to episode 250. みなさん、こんにちは。ピアレスゆかりです。
バタバタしているうちに、あっという間に、第250回になってしまいました。
250回全部聞いているというリスナーさんがどのくらいいらっしゃるのかわかりませんが、ここまで続けてこれたのもすべてリスナーの皆さんのおかげです。
本当にありがとうございます。
さて、前回のエピソードでは、いだなほさんに来ていただいて、夫婦別姓についてお話いただきましたが、いくつか感想をいただいているので紹介します。
まずは、あいさん。今回配信された選択的夫婦別姓、思っていた以上に根深く、これに関する社会的なインパクトがまた大きくて、すごく勉強になりました。
ちなみに、選択的夫婦別姓反対の方々は、本当にポッドキャスト内で語られていたような、理由にもならない理由、夫婦は同性にしないと丸くならない、とかが却下される理由になるのだとしたら、あまりにもひどく不条理だと感じました。
同時に、いつまで経っても物事が決まらない背景を垣間見たような気もしましたし、国、政府という特殊な環境だからこそ、まかり通るものなのかもしれないと思いました。
というのも、普通の企業であれば、こんな主観的な理由で物事を採択することはできません。今回も深く考えさせられましたし、私も今後、結婚することがあれば、自分の意思を持って決めたいと思いました。
…とのこと。あいさん、ありがとうございます。
国、政府という特殊な環境だから、主観的な理由で採択できているのかもというのは確かに、そうですね。ふむふむ。
そしてもう一人、みやさん。今回のポッドキャストもとても良かったです。選択的夫婦別姓のことは署名に賛同したり、時々ツイッターでニュースなどを追ってみたりしていましたが、今回実際に最前線で活動されている方のお話を深掘りして聞けて、実際に困っている方々がどんな弊害があり、どんな思いをしているのかを知ることができて、とっても勉強になりました。
やはり、選択的夫婦別姓、女性差別、過不調性、ジェンダー平等、リプロダクティブヘルスライツなど、改善に長くかかりすぎている多くの問題が全て実続きであると改めて感じました。いつも気づきの機会をありがとうございます。
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…ということです。みやさん、ありがとうございます。ほんと全部つながってますよね。
これはアメリカでも一緒だと思うんですけれども、ある種のイデオロギー、社会思想の対立っていうのが起こってますよね。
このポッドキャストを聞いてくださってる多くの方は、私やポッドキャストに来てくださるゲストの皆さんと近い心情の方が多いと思いますが、
私たちからすると、守りに入ったいわゆるフィア、恐れベースの考え方より多様性を認めて、みんな違ってみんないいの社会にした方が、もっと生きやすい人が増えると思うんですけどね。
これもね、ほんとね、いつも思うんですけど、スターウォーズのレベルとかね、同じ戦いが私の実際の生活でも起こっているなぁと思います。
もうね、映画やドラマの中だけの話じゃなくなってきていると思います。
夫婦別姓については、私も珍情アクションのサイトに登録してグローバルチームに入れていただきました。興味のある方は是非登録してみてくださいね。
アイさん、ミヤさん、感想ありがとうございました。
さて、ブレディーブラウンブッククラブ、4月からRising Strongという本を読んできていたのですが、この本が来週で終わります。
今週のブッククラブもすごく盛り上がりまして、いろんなトピックが盛り込まれているショーだったんですが、特にノスタルジアについて話が盛り上がりました。
ノスタルジアについては、以前このポッドキャストでも話したと思っていたんですが、検索してみると見つかったのは、シーズン1でミカチと話している第48回しか見つからなかったんですよね。
でもまあ私の場合、ブログに書いたり、クラブハウスで話したりとかしているので、絶対ね、どこか別のところでも話した記憶があるんですけれども、
今日はちょっとノスタルジアについて話したいと思います。
ノスタルジアで辞書を引くと、和訳としては教習とかいうのが出てくると思います。過去のことを懐かしいと思う気持ちですよね。
Rising Strongの本では、昔は良かったよねという時、シンプルに懐かしいと思うだけなら害はないんだけれども、いつも昔のことばかり美化して話している人は、未来に希望が持てないからだというようなことが書かれていました。
また、昔は良かったという場合、その裏にあるものを理解できていないこともあると。
例に出ていたのは、例えばアメリカの人が50年代の古き良きアメリカみたいに、良かったよね、あの時は、みたいに言う人がいて、黒人のお手伝いさんがいろんなことをしてくれた。
というのは、それは裏を返すと、その黒人のお手伝いさんが自分の家で働いてくれていたために、そのお手伝いさんの女性は自分の子供と一緒に過ごす時間が持てていなかったということに気づかないといけないということですよね。
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日本だったら例えば、自分が子供の頃のお正月はすごいお節料理がずらっと並んでて、とかいう話も、それはおばあちゃんやお母さんが睡眠を削ってまでも準備をしてたからでしょってことになりますよね。
ブッククラブのメンバーさんからも、会社のコーヒーメーカーを新しいものに変えようとしたら、昔の簡単なやつがいいと反対する上司がいるとか、
オールウェイズ三丁目の夕日っていうアニメがありますけれども、ああいうのを見て、昔は良かったよねって言うけど、実は昔の方が犯罪率や女性に対する暴行がずっと多かったんだ、とか、変化が苦手な人はやたらと過去を美化しがちなところはあるかと思います。
また、ノスタルジアっていうのは時には犬笛になっていたりするんですよね。昔はLGBTQとかなかったよっていう人がたまにいますけど、それは単にそういうマイノリティの人たちがカミングアウトすることが、今に比べてずっと危険だったからですよね。
あと、昔はそのプロネウン、she、he、theyとかの代名詞をわざわざ宣言しなくても良かったから楽だったという人は、自分はそういう変化に反対だということを暗に宣言していることにもなりがちです。
繰り返しますが、昔の楽しかったことを思い出して懐かしいと思うこと自体は悪いことじゃないんですよね。ただ、昔のことばっかり美化して考えがちな場合、自分は未来に希望が持ててないのかなと、ちょっと気をつけてみること大事なんじゃないかなと思いました。
さて、ブッククラブですが、次のブッククラブの受付をすでに開始しています。日本時間7月2日の日曜日朝10時から、北米の方は7月1日土曜日の夜になります。
次は7週間にわたって、Brave in the Wildernessという本を読んでいきます。詳細はこのエピソードの詳細欄にブログへのリンクを貼っておきますので、そちらで読んでいただきたいんですが、この本はBelonging、何かに属すること、自分に属することってどういうことについて学ぶ本です。
これまで読んできたRising Strongという本も、私もブレネの本の中で一番好きな本なんですけど、このBrave in the Wildernessという本もすごく私も好きな本です。
残念ながらこの本は日本語訳が出ていないんですが、今回はなんと翻訳ツールを使って参加すると言ってくださった方がいて感激しました。
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確かに、あのDeepleとかはGoogle翻訳に比べてずっとね、性能がいいので、ところどころ頓珍感な翻訳もあるかもしれませんが、本の大意を知るには十分なんじゃないかなと思いました。
あと私自身はやってみたことはないんですけれども、チャットGPTとかでショーの内容を訳して日本語でまとめてくれたりとか、なんかできそうじゃないですか。
まあ、なのでね、それだけ手間はかかりますが、そういうやり方だと英語がちょっと苦手な方でも参加できるのかもしれないなと思いました。
今回のブッククラブから時間を1時間15分に延長したらすごくうまくいって、みんなのディスカッションが盛り上がったので、今回もそのようにしたいと思います。参加について質問がある方はいつでもご連絡ください。
それからそろそろ夏休みですね。しばらくやっていなかったので、バルネラビリティアノニマスの会をやりたいと思います。
バルネラビリティアノニマスって何?という方のためにこちらも詳細欄にリンクを貼っておきますが、
バルネラブルに感じたこと、心もとなく思ったこと、悲しかったこと、傷ついたことなど、普段ならなかなか人にシェアしたくないことを勇気を出してあえてシェアするグループです。
聞き選は禁止で、参加する人は必ず自分の話をシェアしていただくというのがルールです。
今考えているのは日本時間6月24日の土曜日朝10時です。参加費は1000円です。参加したい方はぜひ連絡ください。
今週はいろいろお知らせが多いですね。サブスタックのニュースレターしばらくサボっていましたが、これからもっと更新していきますので、ぜひご登録をお願いします。
サブスタックの方では有料版で、もっと音声コンテンツも出していきたいなと思っています。またサブスタックにて2つ目のニュースレターを作りまして、そちらは英語で書いていますので、そちらの方も興味のある方はぜひ購読していただけると嬉しいです。
そして最後に日本時間6月12日月曜日の夜8時ごろ、JWaveのJammed Planet、またカナダからのコレスポンデントとして、カナダからのニュースをいくつか紹介しますので、よかったらぜひ聞いてみてください。
さて、それでは今週のポジティブです。今週のポジティブは、前回と同じくこれもまたスーパーで起こったことなんですけれども、前回とは違うスーパーだったんですけど、日本にもあるかわからないですけど、野菜とかを買うときにプラスチックの袋に入れますよね。
私はできるだけあの袋をプラスチックだから使わないようにしてるんですけど、物によっては必要じゃないですか。リンゴとかパプリカとかだったら袋を使わないですけど、確かこの日は何を買ったかちょっと思い出せないんですけど、袋が必要だったんですね。
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これ海外に住んでる人はわかってくれると思うんですけど、袋の入り口の2枚のビニールがきれいにはがれなくて、袋を開けられないってことがあるんですよね。
一昔前だったら指をなめたりしてたと思うんですけど、もうちょっとコロナ以降、外出先で指をなめるっていうのも嫌だし、人がやってるのを見るのも嫌だし、日本だったら濡らしたスポンジとかが置いてあると思うんですけど、海外はないですね、そんなものはね。
その袋を開けるのに苦戦してたら、スーパーに勤めてるおばちゃんが寄ってきて、これ本当困るわよね、みたいに言って代わりに開けてくれたんですよ。ありがとうってお礼言ったら、私なんかもう年だからね、困ってる人を見るとほっとけないのよって言ってて、スーパーのお客さんでも襟が曲がってる人とかいたら、ほっとけなくて私が直しちゃうのよねとか言ってて、むしろ世話焼いてくれて助かると思って、そう伝えたんですけど。
前回のエピソードでも知らない人にポジティブな声掛けしようっていう話をしたと思うんですけど、このおばちゃんにこの日は声をかけてもらって、すごくいい気分になりました。私も目指せ大阪のおばちゃんって感じで、どんどんポジティブな声掛けっていうのをしていきたいなと思いました。
それでは今週も聞いただきありがとうございました。はみ出し系ライフの歩き方は、プロデューサー・ホストのピアリス・ユカリが、未成都のコースト・セイリッシュ領域である、カナダ・ブリティッシュ・コロンビア州・ビクトリアで制作しています。
はみ来のインスタアカウントは、はみ出し系です。また、Facebookにもリスナーさんのグループ、はみ来コミュニティがありますので、ぜひご参加ください。
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番組のスポンサーは随時受け付けておりますので、ぜひお問い合わせください。
今週のポジティブ、今週のブレイブ、エピソードの感想はいつでも歓迎ですので、はみ出し系アットgmail.comまでどうぞ。
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レビューを書いていただいた方には、はみ来ステッカーをお送りしますので、住所を教えてください。
さて、ここまで聞いてくださった方に、今週の内緒話をお話します。
今週の内緒話は別に内緒じゃないですけど、この夏は、ブッククラブのメンバーさんや古いお友達がビクトリアに遊びに来てくれるので、すごく楽しみにしています。
皆さん、この夏、ビクトリアまで足を伸ばせそうな方は、ぜひぜひ遊びに来てください。
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そのうち、ビクトリアでリトリートみたいなのもやりたいなと思っています。
というわけで、今週も黙らない女、黙らない人でいてくださいね。
バイバイ!
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