無花果の魅力
おはようございます。蜜のあじ子です。
実りの秋と言いますが、秋っておいしい食べ物、多いですよね。
夏の終わりから、秋にかけて、食べずにはおれない果物があります。
毎年、店頭で見かけると、そわそわするぐらい好きなんですが、
今回のテーマは、
無花果。 好みはあると思いますが、
私は無花果が大好きで、特に福岡に住んでいる時は、名産だったこともあって、
無花果狩りに行ったり、農家の親戚から大量に送ってもらったり、買ってでも食べたい果物、ナンバーワン。
この季節の贅沢品です。
無花果。漢字だと、花がない果実と書きますが、
花がないんじゃなくて、
果実を割ると、中の赤い部分、
あそこが花なんですって、ちょっと不思議な果物ですよね。
プチプチした食感と、独特の香り、
そして甘い甘い果肉。
古くから世界中で栽培されていて、
そうそう、アダムとイブが食べたのも、
リンゴではなくて無花果だったっていう説があったりします。
それから、意外と知られていないのが、
無花果の葉っぱを使ったお茶。
糖分は入っていないのに、甘い香りがします。
カフェインを含まないので、寝る前にもいいですし、
カリウムが結構含まれているようなので、
血圧が高い人にもおすすめです。
お茶なら季節を問わずに楽しむことができますしね。
そして香水業界でも、
この無花果の香り、大人気です。
英語ではフィグと呼ばれる無花果。
多くのブランドから、無花果の香りの香水が出ています。
以前は葉っぱから精油を作っていたようですが、
皮膚毒性があるということで、
現在は合成の香料がほとんどです。
これに使われるのが、ココナッツのフレーバー。
草のような青い香りに、このココナッツのフレーバーを足すと、
少しミルキーな、あの無花果の香りの出来上がりです。
無花果の調理法
成分で言うと、ラクトンというグループに含まれるんですが、
このミルキーな香り。
杏仁豆腐とか、そうそう、桜餅の時に話したクマリンなんかもラクトンの仲間です。
ミルキーな香りというと、だいたいこのラクトンが含まれていることが多いです。
私も一時期、無花果の香水を使ってました。
ディプティックというブランドの、フィロシコスという名前の香水です。
これ本当に無花果そのものの香りがするので、よかったら試してみてください。
今回話すにあたって、ちょっと調べると、
無花果って、夏専用の品種と、秋専用の品種があるらしいです。
旬は、6月半ばから11月ぐらいまで、結構長かった。
そのまま食べるのはもちろんですが、結構お料理にも使えます。
枝を折ると、白い樹液が出てきます。
あの樹液には、タンパク質分解酵素のフィシンが含まれていて、
お肉と一緒に食べるのもおすすめです。
そう、あの液体、ちょっとベタベタするんですが、
あれは天然ゴムの成分です。
ゴムの木と同じ仲間の木なんだそうですよ。
見た目はちょっと不思議な果物ですが、美味しくって栄養価はとっても高いです。
10月ぐらいまでは、店頭に出回ると思うので、
次はジャム用に購入しようと思います。
そう、熟した無花果をジャムに使うときは、
皮も少し残しておくと、ピンク色の綺麗なジャムが作れるのでおすすめです。
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お相手は蜜のあじ子でした。
今日はお天気大荒れのようですが、
皆さん気をつけてお過ごしください。