2023-08-18 1:16:34

海外旅行のすゝめ :アメリカ・アフリカ編【番外編 #3-2】

これまで2人が旅行した国について雑談する話(後編)です。


【今回の内容】

ニューヨークとワシントンDC/アメリカの大自然/日常生活のありがたみ/東海岸と西海岸の違い/スペイン文化が残る/東南アジアっぽいメキシコ/都市化が進んでるペルー/高山病にかかるボリビア/アジア人は舐められる/ブラジルとアルゼンチンはレベチ/City of God/街路でくつろぐキューバ/内と外の意識/南アフリカはヨーロッパ/砂漠で暮らすモロッコ/生きてる感覚を取り戻す/これからどんな旅行がしたい?/旅行計画を立てる才能/ひとりで旅行に行きたい理由/インターネット断食/我々はなぜ海外旅行に行くのか?/海外旅行の効用/う〇こを手でふける自由/最終的に日本を自覚する


【パーソナリティ】

とよだ:富士通で働くビジネス哲学芸人。

ショーン:シリコンバレーのテック企業で働くデータの魔術師。


【番組へのお便りはコチラへどうぞ!】

https://forms.gle/zGGArQTnfGuKY6Pj9


※このラジオは、個人の見解に基づくものであり、所属組織を代表するものではございません。


#白米FM #哲学 #海外旅行 #アメリカ #アフリカ

サマリー

アメリカ・アフリカ編では、彼はニューヨークとワシントンDCを訪れた経験を私たちと共有しました。彼は街を歩いたり美術館を訪れたりしましたが、特にアフリカの芸術作品に興味を持っていました。また、彼はアメリカの自然を体験するためにナショナルパークやキャンプをおすすめしました。アメリカ・アフリカ編では、彼はスペイン語を話す人々やメキシコ、メキシコシティについての話題について話します。さらに、彼は南米旅行やブラジル、アルゼンチンの治安についても話します。彼は道端に人々が出てきて、ホテルのような場所に泊まり、通りを挟んで2階から顔を出している人々を見ることができたと言います。それはアフリカのイメージとは全く違う街並みであり、南アフリカでは白人の人々との文化や態度が他の国々と異なることを彼は感じたそうです。アフリカ大学では少し進んでいるなと思いました。ナイジェリアも最近は経済が盛り上がっているそうです。また、モロッコは安全でカオスな感じがありますが、他の国とは異なった面白さがあるそうです。彼は海外旅行の準備や1人旅の魅力、旅行のサバイバル感についても話し合っています。彼は海外旅行を通じて、自分が日本人であることを再認識し、日本文化に対する愛着を感じることができたそうです。

ニューヨークとワシントンの街歩き
前回は海外旅行のすすめとして、ヨーロッタ・アジア編をお届けしました。今回はアメリカ・アフリカ編です。
アメリカ?おー、来た来た。そもそもとよだくんがアメリカにね、来てるの知らなかったんだけど。
あーそう。僕が行ったのはね、ニューヨークとワシントンDCだけだから、
多分アメリカの中では相当特殊な街しか見たことなくって、
その普通というか、よくあるアメリカの風景みたいなところ、あんま分かんないんだよね。
あーなるほどね。何日ぐらい行ったの?それそれ。
行ったのはでも1週間ぐらいかな。
2つ合わせて1週間ぐらいじゃない?1週間か10日ぐらいか。
おー。なるほど。何したの?そのニューヨークとワシントンでは。
何した?いや普通に街歩いてただけだよ。
特に誰もしてないよ。
なんか、なんだろうな、イメージだとニューヨークってご飯か、
芸術?ミュージカルとか、あとは美術館。で、ワシントンも美術館。
スミソニアンとか、あとは国会。国会だっけ?モニュメントがあるよね。
とかかなーとか思ったんだけど、そういうのを見た感じ。
美術館も行ったね。
僕は高層ビルが好きだからさ、街中歩いてるだけでもそれが美術館みたいな感じなんだよね。
エンパイアステートビルとかってこと?
そうそうそうそう。本当にひたすら街を歩いてるだけかな。
じゃあなんかそれツアーというよりは自分で行って街を歩いて楽しんでる?
そうそう。自分で行って街を歩くだけっていう。
でもスミソニアン博物館とかは結構面白かった記憶があるけどね。
めっちゃ広いよね、確かに。
アフリカの芸術作品に興味を持つ
なんかめっちゃ記憶残ってるのがね、アフリカの芸術作品みたいなのを飾ってる博物館があって、スミソニアの中に。
それがすごい記憶に残ってるね。
結構ね、グロテスクというか気持ち悪い感じのアフリカの呪いの人形みたいな。
そういうのがね、すごい印象に残ってる。面白かったな。
なるほどね。昔の時代のアフリカで信じられてることとかを。
今も多分あるんじゃないかなと思うんだけど、アフリカの芸術作品みたいなのがいっぱい特集されてる。
今まで自分の人生でアフリカっていうのはほとんど接点がなかったんだけど、それを見て結構ちょっと興味を持ったな。
なるほどね。
ニューヨークは街歩いててさ、汚いなとか思わなかった?綺麗だなって思った?
いや、綺麗ではないよね。
地下鉄乗った?地下鉄。
地下鉄も汚いし、暗いし。
暗いよね。うるさいし、怖いよね。
聞いててこう、すごい音立ててきて、いろんな人が乗ってるし。
なんかアメリカはあるおすすめの場所って。
アメリカの自然を体験する
アメリカやっぱ楽しもうと思ったら、ナショナルパーク。
ナショナルパークね。
特に西側に来たり、ユタとか、ユタって西側のあったかっていうのかな、あたりに。
有名なのは多分グランドキャニオンとかがあるあたりなんだけど。
グランドキャニオンってユタにあるの?
ユタかネバだから、どこだっけな。
なんかね、うちの母親が、たしか高校生の頃ユタ州に留学してたみたいなこと言ってた。
あ、そうなんだ。
へー、すごいね。
かなり真ん中というか。
グランドキャニオンが、あ、ここだ。
ユタかな、やっぱりこれ。
ユタ州に入ってる。
うん、そうだね。
四角いな、ユタ州ってクリックすると本当に人工的に切り取ったみたい。
すごいね、州境が、州の境目が。
そうだね。
だからギリギリやっぱりユタ州に入ってて、
まあでもその、ここら辺に行くと、
まあ1週間ぐらい必要なんだけど、他にも有名なナショナルパークがあって、
ブライスキャニオンとかアンテロープキャニオンっていって、
いろんなオレンジっぽい遺跡、遺跡じゃないな、
自然にできた山とか丘とかが見れると。
で、壮大な感じを楽しむ、そんな感じかな。
歴史とかじゃないね。
人間のちっぽけさ、ちっちゃさを感じたりとか、
やっぱり日本ではこういうのなかなか見れないなと思うよね。
地平線の先までまっすぐ見えるみたいな感じとか。
なんか俺あんまりそういう大自然みたいな経験あんまりないから、
自然ってあんまりそんなに興味がないんだけど、
もしかしたらそういうの経験すると、目覚めるかもしれないね、その大自然。
相対化したいならこういうデータポイントもあったほうがいいんじゃないか。
都市の偉大さを感じる上で、こんなところから始まったのかみたいな。
なるほど、それは面白い。
だって仮に人類が最初の人としてアメリカの大陸に降り立って、
この自然を見て、自分が中国とか日本にあるような都市を建てようかって言っても、
最初の一歩は切って、バラック小屋みたいなのを建てるところから始まって、
それを何世代も繰り返してあそこまで行けるのかっていうと、
結構なんか感じるじゃん。
やっぱ人間ですごいなとか、世代の厚みみたいなのとか、
知的な活動の集合体みたいなのを感じるよね。
もしとよだくんが大自然をまだ体験してないんだったら、
一回は車を借りて何百キロと何もないところを走り続けるっていうのも一つは、
全く毛色の違う旅行を体験するという意味ではいいかもしれないなと思った。
本当に人が少ないというか、
人口密度が極端に低いところがアメリカの中にあるから、
これはまた違うよね。
あとはそのキャンプとか、RVって言って、なんかキャンピングカーかな?
本当にベッドとか机とか、ちょっとしたキッチンとか、
もうちょっといいRVを借りればシャワーとかも浴びれるぐらいの車があって、
バスみたいな感じ。
それで、大自然っていうか、本当に何もないっていう意味の自然なんだけど、
走って、どっかそういうキャンプ、RVキャンプ場って言って、
電気とか蛇口、水が補給できたりするところに泊まって旅をするみたいなのとかは、
面白いと思うけどね、そりゃそれで。
なんか自然と共に生きてる感じなのかね、アメリカ人は。
まあその、どうだろう、その真ん中にいて特に、
そういうのをリクリエーションとして楽しもうとする。
別に中部とかに行っても都市はあるし、
これを全員が全員普段からやってるかって言ったわけじゃないけど、
キャンプが好きな人とか、やっぱナショナルパークに行くのが好きな人は、
そういうのを楽しんでるのかな、自然の中で生きるみたいな感じ。
いやーちょっと、なんか俺の想像を絶する感じがするな。アメリカは。
でもメタ認知とかその相対化には役に立つデータポイントだと思うけど。
なんか僕が好きなキャンプってさ、
まあ日本でキャンプってちょっとまたニュアンス違うかもしれないんだけど、
例えば本当に森の中とか自然の中に行くじゃん。
で、何にもないテント張って寝袋の中で寝ると。
で、焚き火焚いて、肉とか買って、
その鉄板の上で肉焼いて、塩だけで、塩とかで食べる。
あとはキノコとか焼いて、
で、あとは水を簡易ランプみたいな、
ランプって火の出るアルコールランプじゃないので、
ガスランプみたいなのでお湯を沸かして、
そのお湯でインスタントコーヒーを飲むとかね。
それだけでも、なんだろうな、自分の中ではめっちゃ面白い体験で、
普段の生活の水道とか電気とか、
この住居だよね。寒さから守ってくれる住居とか、
ゆっくり静かに寝れるベッドのありがたみをひしひしと感じるようになるからね。
普段の生活の何気ないものに対して、
このキャンプをするとマジでありがたいなと。
相対化できるよね。今の当たり前は。
なんか人間ってさ、ずっと多分そういう生活をしてきたから、
懐かしい感じもするのかなってちょっと思ったな。
都市で生活してるほうがむしろ不自然というか、
そういう自然の中で肉焼いて火を囲んで、
みたいなのを何万年と多分やってきたから、
なんかちょっと憧れあるかもね。
何だっけ、この前勧めてくれた本のさ、
定住化し始めたのがここ数、何だっけ、いつだっけ。
1万年くらいだっけか。
その前は移動型だったと思う。
だから定住し始めたのが、
1年に例えると本当にこの1日とか2日、
最後の期間で定住型に移ってるから、みたいな話だった。
人類の時間を例えば1日とかで表すと、
本当にもう1日の終わりの。
1分とか10分とかが実は定住型ですよとか、
それ以外はほぼ移動型でしてきた人間だから、
そっちに引っ張られてもしょうがないというか、
その可能性あるよねみたいな話だったと思うんだけど、
まあ確かにその懐かしさとかってあるような気がするよね。
人によってはそれに敏感な人というか。
だからアメリカの都市じゃないところで楽しむとしたらやっぱそれだよね。
ハイキングしたり、
いや、河とか朝日夕日を見て、
地平線の一直線のやつを見るとかね。
なるほどね。
やっぱ地平線って1つ自分の中で大きくて、
日本にいる限りあんまり意識しないじゃん、地平線って。
そうだね。あんま見たことないな。
北海道くらいしか見たことない。
建物がどうしても邪魔するよね。
アメリカでもそのくらいなのかな。
あんまり歴史とかね、観光でめっちゃ面白いかっていうと、
やっぱヨーロッパとか中国、インドのキャラが濃いのと比べると、
アメリカはちょっと見劣りするかなと思うけどね、観光としても。
そうかそうか。
だし広すぎて、
それぞれのスポットをカバーするのもかなり大変っていうのかな。
例えばサンフランシスコとかロサンゼルスは、
ニューヨークとかとはどういうところが違うの?
俺ニューヨークしか行ったことないからさ。
街並み的にはどうだろう、サンフランシスコって確かに近いものはあるかもしれないと。
高層ビル建っているところもあれば、
レストランとかもあったりして、あるんだけど、
やっぱ人が違うのかな、一番大きいのは。
人が違う。
観光してあんまり気づくようなところじゃない気がするんだけど、
やっぱサンフランシスコのほうがもうちょっとオープンなのかな。
ニューヨークのほうが、
外に対して厳しいとか、喋り方がめっちゃ早くて、
その喋り方についていけないと、多分よそ者っていうのが
わかっちゃうのかな、きっと。
そういう感じがあるっていうのは聞いたことある。
僕も別にニューヨークに暮らしたことがあるわけじゃないから、
そこはわかんないけど。
サンフランシスコのほうが割と移民とかには、
表面的には少なくとも寛容だったり、
いきなり差別的な用語投げつけたりとかは、
確率が低いと思うね。
もちろんそういう人もいるんだけど、
相対的にはね。
やっぱりアジア系も多いんだろうな、西海岸のほうが。
中南米、メキシコとかも近いし。
そうそうそう、その意味ではニューヨークとかのほうが、
どっちかというとアフリカ系、黒人系の人がそういうのが多くて、
黒人とかアジア人に比べて、プラス黒人。
西海岸は、それが白人系、アジア系にラティーノっていって、
そのメキシカン系って感じで、
あんまり黒人とかアフリカ系の人は見ないかな、そういう意味では。
そうなんだ、そういう違いがあるんだ。
メキシカンのほうが圧倒的に多いか。
だからその日常でも、
英語とスペイン語って表記されてることがめっちゃ多い。
そうなの?
看板とか、
あと、よくウェブサイトとか、保険会社とかに電話するときも大抵音声で、
まず英語で話しますか、スペイン語で話しますか、みたいなことが絶対ある。
だからもう語用語が2つあるみたいな感じに言えるぐらいかな。
だからスペインとかスパニッシュ系は英語ができないのか。
どうだろうね、でもあんまり、
そういう人にも会わないというか、そういう人は話そうとしないのかもしれないけど、
英語は通じると思うけどね、割と。
でもそういうのをちゃんと意識して、スペイン語でもちゃんと暮らせるようにしてるっていうのは、
かなりいろんなところで感じるね。
幼稚園とか小学校でもスペイン語を教えたりとかしていて、
スペイン語とメキシコ
割とアメリカ人で第2外国語と言えば、多分スペイン語をやってる人が多いのかな。
小中とかだと。
町の名前とかもね、スパニッシュ由来の名前とかが多いよね。
あの辺りもともとメキシコだからな。
そうだよね、もともとカリフォルニアはね、メキシコの一部だと。
分捕ったんだよね、アメリカが。
そうだよね。
メキシコから。
そうだよね。
だから名前がね、いろいろ。
最初アメリカ、なんかあんまり読みにくいというか、
なんかちょっとピンとこない名前が多いなと思ったよね、都市の名前。
パロアルトとかエルカミノ通りとかね。
エルってなんか前置詞っぽいけど、ちゃんと知らないけど理由は。
なんかエルってやつ。
そうだね、スペイン語っぽいね、エルってね。
エルなのか。
そうそうそう。
そういうのはね、あるかな。
メキシコ俺結構気になっていて。
なんかあの、よくさ、トランプ大統領とかがさ、国境にさ、壁を作ってさ、通れないようにとかするじゃん。
アメリカの隣にいるとさ、メキシコってすごい貧しくて、遅れてて、ダメな国みたいな、そういう印象があるんだけど、
歴史を見るとね、メキシコって中南米のトップエリートなんだよね。
なるほどね。
だから結構俺気になるね、メキシコは。
行ってみたいな。
メキシコは行ったことある?
うん、メキシコ行ったことあるね。
メキシコはどこ行ったの?メキシコシティ。
メキシコシティに行ったね。
なんか面白くて、南米を旅行したときに出会った人がいて、その人がメキシコ出身だったのね。
で、その人に、俺もフェイスブックで繋がって、中南米を旅行一緒に一日二日、確か回って、仲良くなって、
で、その後、じゃあ今度メキシコに行くんだけどって言ってたら、じゃあ会おうって。
で、その人のお父さんがタクシードライバーかな、なんか観光タクシードライバーみたいな感じで、
だから一日、ただでそのお父さんとその人とメキシコシティをいろいろ案内してた観光地とか。
え、それは英語で?
英語で英語で。
スパニッシュが喋れなかったけど、その人たちが全部喋ってくれるから、かなりやりやすかったね。
やっぱ町中は英語とかは通じないのか?やっぱりスペイン語。
どうなんだろうね。スパニッシュがないとやっぱきついのかな。通じるとは思うんだけど、なんかやっぱ不便だったりすると思うね。
メキシコはさ、その街並み的にはさ、やっぱスペインに似てんの?
いや全然似てない。
全然似ないんだ。
メキシコシティは少なくても、なんだろうね。どっちかというと、なんだろう。
ちょっと表現しづらいな。ただの都市というか、なんかインドとかタイとか、なんか下手したらその東南アジアのどっかの都市とかも近いと思ってしまった。
本当に?そうなんだ。ちょっと意外だったな。
あ、そうなの。
でもどうだろう。写真を今改めて見ると、やっぱヨーロッパ感もある気はするんだけど、なんでだろうね。
有名な建物だけは結構ヨーロッパっぽい感じだけど、全体的な街並み的にはあんまりカチッとしてるというよりは、
もうちょっとカオス感があった印象。人が多いし。
なんかね、なぜかわかんないけど、ちょっとインドっぽさとか東南アジアっぽい雰囲気は、街を歩いてるときはなんか感じたんだよな。
今写真見ると、このGoogleマップで結構きれいなさ、ヨーロッパっぽく見えるなと思ったんで、ちょっとバイアスがかかってるような気がするけど、自分が見たものが。
でもなんか俺はそんな感じなんじゃないかなと思っていたんだよね。
その中南米って東南アジアとかと似てるのでは?って。無意識なんだろうね。なんとなく思ってたんだけど。
南米旅行と治安
だからそんなとこある?中南米は行ったことないからさ。
中南米は僕が行ったのは、ペルーとボリビアとチリなんだけど、ボリビア、ペルーは。
そこまで南に行くとさすがにちょっと違うか。
違うかな。
どんな感じ?
そのなんか雑多な感じとか、まだ高層ビルとかはね。
でもペルーは意外と進んでるなと思った。都市化が進んでて、かなり高層ビルとかしっかりあって、スーパーマーケットとか、
あとアメリカによくあるモールっていうのかな、ブティックが入ってるショッピングセンターとかも普通にあって、
割と南米って言ったときにイメージするカオスな感じというよりはちゃんと都市であったし、むしろアメリカより進んでそうに見える。
本当に?
本当に。
意外だな。
そうなんだ。
ボリビアの方がね、圧倒的にまだ国としては、資本主義的な文脈で言うと、まだ貧乏というかお金が稼げてない感じは感じたね。
大陸だからな。
そうね、やっぱ産業になるものがないのかな、あんまり。観光業なのかわかんないけど。
そうだね、ボリビアってあれ?ウユニ塩湖があるのってボリビアだっけ?
そうそうウユニ塩湖と、そうそうそうそう。
そのくらいしかたぶん聞かないな。
あとマチュピチュってどっち?
マチュピチュは…
ペルー?
ペルーじゃなかったっけ?
ペルーだね。
ペルーか。
ペルーはあれだよな、インカ帝国の中心地だから、やっぱりなんだろう。
歴史的にもね。
あとスペインからいろいろ影響を受けてっていうのを見てる気がするな、ミュージアムとか入ったときに。
だからメキシコとペルーがスペインの中心だったんだね、スペインというかスペイン領の。
マチュピチュとかウユニ塩湖はさ、日本でもわりと有名で行く人はいるのかなと思うんだけど、おすすめだよね。
やっぱこれはこれで面白いというか、観光地としてはやっぱり違う感じがあるよね、他と。
ボリビア。
でもなんかすごい高地なんだよね、確か。
ボリビアのどこだっけな、これラパスっていうとこだっけ?
なんか空港に降り立ったときにすでに標高4,000メートルを超えていて、確か。
もう降り立った瞬間に、高段病じゃないけどさ、高度が高いことを感じて、
で、ホテルに1時間くらい立って行って、1階上がるだけで息が上がるみたいな。
マジで?
で、ちょっと頭痛がするみたいな。
えー。
体力的には大変、最初。
なるほど。
このラパスってさ、ちょっと写真送る、見てみて。
赤いレンガ調な建物と、ちょっと高層ビルが混ざってる感じ。
へー。
山って感じ。
なるほど。
うん、世界は広いな。
うん、広いよね。
でも、南米旅行を旅行するには、スペイン語かポルトガル語、
特にブラジルとかアルゼンチンとか行くには、しゃべれたほうが圧倒的にいいなとは思うね。
その南米旅行したときは、英語は通じたの?
いや、なんかね、通じるような感じもするんだけど、
スペイン語でタクシーの人とかに話すと、
一緒に行った人がさ、日本人じゃないから、外国人で白人系だからかわかんないけど、
スペイン語で話すとぼったくられないんだよな。
で、英語で言うと韓国人、アジア人と、僕は隠れておくの、しかも。
アジア人だとたぶん、まあ間違いなく見た目からさ、外物だったらわかっちゃうわけよ。
で、白人だったら、まあわかんないっぽいね、それをスペイン語で話しかけてる人、パッと見では。
だから、彼がスペイン語で話して行き先、ここに行きたいとか、いくらだって話をすると、
割とまともなタクシーの値段に収まるんだけど、そうじゃないで、
外国人感で行くと、外国人料金の値段で始まるから、なんかそういうのがね、けっこう露骨なんだよね。
一人で行くのはけっこうきつい感じか?
やっぱなんかローカルの人のつてがあると、圧倒的に違うなと思うよ。メキシコもそうだし。
特にアジア人は目立つよね。
治安的にはどんな感じなの?危険な感じするの?
でもね、気をつけた方がいい感じはあるよね。南米の中では相当安全な方だと思うよ、多分。
どこが?
ボリビア、ペルー、チリは。コロンビアとか、
ブラジル、アルゼンチンだと、けっこう危ない目にあったっていうのを、ユースホステルとかで泊まってるときに聞いて、
アルゼンチンとかブラジルから来てって話をさ、聞いたりするわけよ、ユースホステルとかで。
で、ブラジルとかだと本当に大都市、ブエノスアイレスだっけ?
ブエノスアイレスはアルゼンチンだね。リオデジャネイロか?
リオデジャネイロかな。で、昼間、男2人とかで、しかもけっこう大きい2人で歩いてても、
6人くらいのさらに大きな男たちに囲まれて、白昼堂々とボコボコにされて、
財布とか色々好き放題取られて、誰も助けれないみたいなのにあったとか、
タクシーに乗ってたんだけど、バッて急に止まってる間に開けられて、銃つけられて、財布を出せと。
って言って、さっきとよだくんが言ってたみたいな、あげてもいい財布みたいなの作って、それを渡したから良かったけど、
銃つけられるのとか嫌だよねっていうか怖いよね、さすがにみたいな話を聞いて、
ブラジルとアルゼンチンはちょっとレベルが違うなと思った。
そうなんだ。アルゼンチンもそうなんだ。アルゼンチンはけっこう平和かなと思ったんだけど、そんなことないのか。
多分どっちからもそういう話を聞いて、やっぱりローカルの人の助けがいるかなと思った。
もしくは本当に不安じゃないけど信頼できるところと一緒に行った方が最初は無難なんじゃないかなと思った。
キューバと通貨
何だっけ?シティオブゴッドって映画知ってる?
知らない。
知らない?リオデジャネイロのギャングの話なんだけど、けっこう面白い名作。
ゴッドファーザーとかみたいなの。
そういうんじゃなくて、もうちょっとちびっこギャングみたいな。
ちびっこギャングなんだけど銃持ってバンバン人が死んでくるんだよね。子供とかも。
けっこうね、こういう感じなんだって、俺のイメージはそれなんだけど、怖いよ。
撮影もブラジル?
そうそう、リオデジャネイロでまさに撮影している。現地のたぶん子供とかを使って撮影したんだよね。
そうなんだ。
かなり面白い。だからオススメ。シティオブゴッド。
一方でブラジルだよね、確か日本の人がいっぱい移住して、戦後とかに。
日本人のかなりコミュニティがあるっていうのも聞くから、そういうところに行けばちょっと違うのかなと思うけど、
逆に日本人がアドバンテージだったり、原地移民とは差別つかない、悪別がつかないっていう場所はある気がするから。
なるほどね。
途中南米は、あれはキューバはキューバ。
キューバね、キューバはまたこれは面白い国だよね。
社会主義国で、2つの顔があるんだよね。通貨も2つあって。
え、そうなの?
確か。外国人向けの通貨、ドルと現地人が使う通貨っていうのが2つあって、
僕は観光客として言ってるから、その表面的な方しか触れられてなくて、
その裏ってどうやったら見られるんだろうなーっていうのがね、
なんとか覗こうとしたんだけど、全く覗けた感じはしなかった。
俺キューバのペソ持ってるんだけどさ、通常は何?ドルで決済してるってこと?
そう、何だろうな、どっちも確か使えるんだけど、
外国人だとどっちかというとドルを使う羽目になるとか、
ドルの値段があって、っていう感じかな。
それが自然と外国人料金を多分設定できるから、
向こうはそっちの方がいいんだろうね、ドルを稼いで、高くしかももらえるから。
でもこっちがどうやって、なんか結構頑張っても、
現地通貨とか現地の値段にはならないんだよね。
見た目も明らかに違うし、観光客だってのは分かっちゃうから。
なるほど、なるほど。
それが現地の人と言ったり、ちゃんと、
スペイン語だったと思うんだけど、
喋れれば、違うかなと思うけど、そうはもう一回いかなかったね。
でも街はね、めっちゃ平和な感じはして、
すごいいいと思うね。
結構疑われ深く、注意深く街を歩いたりとかしてたけど、
そんなになんか危険な感じはなかったし、
あとは、なんかね、人は割と親切な感じはした。
表面的には少なくとも。
あとね、めっちゃ面白いなと思ったのが、
アフリカの街並みと人々
道端に人が出てて何もしてないみたいなのがあるんだよね。
ホテルみたいなところに泊まるじゃん。
通りが目の前にありますと。
2階から顔を出してみると、
通りを左から右に見回してみると、
おじさんとかいろんな子どもも含めて、
玄関のエントランスに腰掛けて、
本読んでたり、何もしてないぼーっとしてるとか、
向かいの建物の2階からさらに顔を出して、
外を見てる人がいるとか、
とにかく人が通りに顔を出してるんだよね。
なにそれ。
車とか通りがあんまりない通りだったかな。
やたらみんな通りにとにかく出てる。
家の中にいて。
日本って逆に、
何かしてる人じゃないと、
外に出てないじゃん。
移動中とか。
何もしてないけど、
通りに立ってる人って怪しい人じゃん。
どっちかというと、
何してるんですかってなるじゃん。
何もしてないのは家で、たぶん。
ぼーっとするって感じだけど、
それをみんな外でやるから、
自我の拡張か、
家の拡張が起こってるのかな、
街に対して。
街全体が、
その地域が、
自分の家じゃないけど、
何かそういう雰囲気を感じて、
すごい不思議だった。
それね、
俺中国でめっちゃ見たことある。
やっぱ、
俺も思ったのが、
自分の家、
その道、
外の道もたぶん自分の家だと思ってるんだよね。
そうだよね。
何かそういう、
ちょっと感覚が違うんだなーっていうのをね、
感じたね。
何かね、
家のシャッターみたいのを開けて、
そのシャッターの隣にもうすぐ、
食卓みたいのがあって、
普通に道歩いてると、
その食卓、
すぐ隣というかさ、
道のすぐ隣に食卓、
広げて飯食ってるからさ、
本当に何だろう、
もう道、
道も家の中みたいな、
何かそんな感じだったのを、
俺も不思議に思ったね、
中国で。
ね。
何か日本人からすると、
家っていう境目が、
うちと外をね、
ちゃんと分けるよね。
うん。
で、アメリカもそうだよね、
どっちかというと、
家の中と外で、
明らかに境界を作ってて、
はい。
うん。
で、むしろさ、
アメリカは面白いのが、
中にはめっちゃお金使ったりして、
綺麗にするんだけど、
うん。
外壁になった瞬間に、
もう外になってる感じするんだよね。
へー。
だから外壁はみんなね、
メンテナンスとか全然しないし、
何かね、
外から見ると、
レストランとか、
家ってね、
そんなに魅力的に見えない家が多いの、
ぱっと見。
へー。
で、
それって、
いろんな理由はあるかもしれないけど、
狙われにくくするとかね、
この家、
めっちゃお金持ってるなっていうのが、
外から分かっちゃうと、
狙われちゃうとか、
あるのかなとか、
なるほど。
あと、
税金がさ、
家の値段が上がると増えるんだけど、
うん。
外にね、
何かこう、
例えば改修とかして、
壁きれいにしたり、
屋根きれいにすると、
ああ、
あなたは改修して、
100万円とかさ、
何百万円って、
追加投資しましたね、
じゃあ、
家の価格上がりますね、
みたいな、
判断されるから、
南アフリカの街並みと白人の文化
そういうのを避けるために、
何かこう、
外から見えた家っていうのは、
ちょっと価値が低そうにしてるんだよね、
多分。
はははは。
分かる。
で、
何かそういう、
そのせいで、
何か家の、
本当に、
内側は、
そこまでは、
自己な、
自己っていうか、
内側なんだけど、
外壁から外は、
外っていう、
はいはいはい。
そこは微妙に日本と違うなとは思ったけど、
ちょっとアメリカに飛んじゃったけど。
うんうんうん。
やっぱあるよね、
何か外に開かれてるのと、
閉じてるのが。
うんうんうん。
そうそうそうそう。
だから、
キューバは、
もうそれがね、
フラットだなと思った。
うんうん。
面白い。
で、
その、
家の中にいる人も、
その2階から顔を出して、
で、
通りを挟んで、
その2階同士で、
何か会話してるみたいな。
へー。
うん。
雑談を、
顔を外に出して、
で、
まあ、
とにかくみんな通りに面してるんだよね。
ああ。
うん。
それは面白かったな。
何かその、
資本主義に被れてない感じは。
うんうんうん。
そうだね、
何かやっぱ、
社会主義の国で、
そういう影響が少ない感じはするのかな。
うん。
で、
あと面白かったのがさ、
走ってる車が、
うん。
すごい古くて、
ああ。
何か、
いわゆるクラシックカーみたいな。
ああ。
日本、
1950年、
何か戦後の、
車なのかな。
うん。
そのすごい古い車が、
まあ、
今はもう現役で走ってて、
うん。
それは、
面白かったかな。
それは何?
アメリカの車?
かな?
アメリカの、
なのかな?
うん、
多分。
うーん。
いや、
ちょっと何か匂いも独特だよね。
昔の車だからガスの香りが。
へー。
うん。
ちょっと、
特殊。
うん。
アフリカはアフリカ。
アフリカね。
まあ、
行ったことあるのは、
モロッコと、
南アフリカで、
うん。
まあ、
これも全く全然違うね。
まあ、
距離的にも離れてるからなんだけど、
南アフリカは、
まあ、
学会の関係で、
こう、
行ったんだけど、
どこに行ったの?
ケープタウン。
ケープタウンか。
ほう。
うん。
本当にもう、
最南端だよね。
このアフリカ大陸の。
ほうほうほう。
希望峰とか、
なんかあるところ。
うん。
そう。
で、
びっくりしたのは、
でもね、
アフリカのイメージとは全く違って、
うん。
もうヨーロッパの街並みだったね。
ああ、
やっぱそうなんだ。
ケープタウン。
うん、
びっくりした。
きれいだし、
うん、
なんか、
みんな、
アフリカって聞いて、
たぶん、
もしサバンナとかさ、
うん。
あの、
動物奇想天外みたいなのを見てさ、
うん。
あの、
想像してるアメリカ、
アフリカと、
うん。
全然違うよね。
ああ、
やっぱそうなんだ。
違う違う、
うん。
めっちゃ建物建ってて、
特にその、
港町だからさ、
うん。
まあ、
シーフードの美味しいお店があったり、
うん。
えっと、
学会で使える、
コンベンションセンターって言って、
まあ、
いろんな人がね、
世界中から集まって会議とかするみたいなのができる。
で、
ホテルがその周りに建ってるみたいな感じだったから、
うーん。
で、
夜は、
その港町のレストランが集まってるところで、
まあ、
こう、
夜の照らされる光がこう見れたりとかして、
まあ、
割ときれいなんだけど、
うん。
えっと、
でも、
南アフリカの街並みと他国との異なり
めっちゃ注意を受けて、
スリとか犯罪とかが、
ああ、
すごい起きてるから、
うん。
絶対に一人で歩くなと。
へー。
絶対に一人で歩くなって言われて、
夜は出歩くなと。
へー。
うん。
で、
そのなんかさ、
その、
中南米とは、
うん。
中南米よりなんか危険な感じがするのかな?
いやね、
これがね、
分かんないね。
なんか、
自分はそんだけすごい脅されてたから、
ってのと、
なるほど。
なるべく人と離れないようにしてたから、
うん。
なんか、
身の、
身に危険な人がいる感じは全くしなかったんだけど、
ほうほうほう。
とか、
その都市のど真ん中にいたり、
うん。
その、
学会が行われてる時だから、
周りにもさ、
結構世界中から人が集まってて、
うん。
その、
外国人が多かったから、
うん。
そういうのを感じなかったのかもしれないんだけど、
はい。
多分、
そのサークルを一つ一歩自分で抜けてたら、
危なかったんだろうなと、
なるほどね。
ぐらいだから、
直接的にはそれをね、
自分では感じれなかったし、
うん。
感じちゃいけないと思って混同してた。
ああ。
うん。
なんかさ、
よく、
南アフリカはさ、
その、
アパルトヘイトでさ、
黒人と白人を、
うん。
そもそも、
そう、
住むとことか、
うん。
分けちゃうみたいな話があるんだけど、
その、
ああ。
行ったところは、
どうだった?
白人ばっかりみたいな感じなの?
あ、
でもね、
白人が多かったんだけど、
自分、
うん。
それちょっとね、
意外だったのがさ、
南アフリカであった白人の人たちの、
やっぱり、
英語とか、
うん。
しゃべり方とか、
うん。
態度とか、
マインドセットなのかな?
やっぱ、
えっと、
ヨーロッパとかで、
アメリカで会う白人とは違うなっていうのは、
すごい分かった。
ど、
どういうとこが?
いや、
やっぱ、
しゃべってるボキャブラリーとか、
しゃべり方のせいかな。
うん。
まあ、
文化が違う、
違う白人だっていうのは、
うーん。
違う白人。
うんうん。
感じたかな。
ああ、
まあ、
ちょっと表現がしづらいけど。
うーん。
南アフリカはね、
ちょっと違うよね、
アフリカ。
うん。
アフリカっていうイメージとは違うよね。
そうだね。
まあ、
南アフリカの中でも、
その、
サバンナに行くツアーとかがあって、
ジープで、
本当に、
ザ・アフリカを体験するみたいなのもあったから、
うん。
そうしたら、
本当に確かに、
うん、
アフリカっぽかったんだけど、
うん。
まあ、
それは自然の、
自然だよね。
で、
他に、
ナミビアとか、
どこだ、
アンゴラから来ている人とかと話すと、
あとナイジェリアか。
まあ、
ちょっとやっぱ、
南アフリカは、
アフリカ大学の進歩と経済盛り上がり
アフリカの中ではちょっと、
やっぱ違う感じは、
進んでるって感じなのかな。
そうだね。
あ、
でもどうだろう、
ナイジェリアも進んでるのかな、
確か。
ナイジェリアも、
で、
最近はすごい経済が、
うん。
うーん。
うん、
ラゴス。
うん、
うん、
うん、
うん、
ラゴス。
うん、
どうなんだろうね、
そんなに都会なのかな。
うーん、
経済規模はたぶん、
ナイジェリアがたぶん一番でかいんじゃないかな、
今。
あ、
あ、
そうかそうか、
ナイジェリアの方が大きいのか。
人口が多いからね。
うーん。
そうね。
まあ、
だから、
人口が多い、
その、
僕が会ったことある、
ね、
アフリカからの人って、
そういうところからこう、
上った、
ね、
外に出て来てる人だから、
ちょっとまた違う感じになる。
あー、
なるほどね。
会社の研修とかでさ、ナイジェリアは出身ですとかさ、アンゴラ出身ですとか言うと、めっちゃ優秀な人だなと思ったし、なんか、でも、あ、そうだ、思い出した、そのアンゴラから来た人から聞いたら、僕らがアンゴラに行ったら、なんか案内してくれるの?みたいな話をしたときに、いや、君らの周りにSPつくよみたいな、なんかそんな話をされた。
なにそれ、どゆこと?上流階級ってこと?
危ないから、僕らが行ったときにはSPをつけて、なんか一緒に行動したほうがいいみたいな。
そんくらい守らないと危ないよってこと?
っていう感じかな。なんか冗談なのか本当なのかちょっとわかんなかったけど、なんかそんなことを言われた気がするな。
モロッコの安全性と面白さ
一方、モロッコはね、また全然違う面白い国だったし、割と安全だったとは思う。
カオスな感じはあるんだけど、一人でさ、行ってると、道端の人たちが寄ってきて、なんか売ろうとしてきて、追いかけてくるんだけど、身の危険を感じはしなかった。一応。
スリとかも一応なさそうなっていうふうに聞いてたし、警戒はするんだけど最低限。
一応なんとか、特にそういうぼったくりとかも変な話はなかったかな。人は良さそうな感じした。モロッコのほう。
なんか似てる国みたいなモロッコに似てる、雰囲気が似てる。
モロッコね、どうだろう、何に似てるのかな。
なんかね、行った町で、どうだろうな、不思議とでもトルコとかに似てるのかな。
やっぱそうなんだね。イスラムの影響だけのヨーロッパに近くて、その影響も似てるみたいな感じ?
そうそう、なんかね、カサブランカって確かヨーロッパっぽいなと思った気がするし、
あとあの、どこだっけな、なんかね、青の町って言って。
青のモスク?青の町?
青のモスク。
なんかすごい全体が青くなってる町か。なんだっけ?
そうそう、白い壁に青い、なんかね、なんていう町だっけ。
あの町はね、なんか逆にギリシャとかに近い、テッサロニキで見た、その白塗りの建物とかに青っていうテーマカラーみたいなのがマッチしてて、
そういう感じはしたけどね、めっちゃ綺麗だなと思った町。
あとは、モロッコに行ったらおすすめなのは、砂漠を現地人、ベルベル人と砂漠をラクダでツアーするっていうのがあって、
それはね、おすすめ。またキャンプとか大自然を楽しむっていうのとかなり近い方向なんだけど、
もう、そのベルベル人一人と自分以外何もないみたいな。
砂漠。生き物もさ、そのラクダとベルベル人と私以外あんまり感じないわけよ。
虫とか、サソリとか本当はいたのかもしれないけど、感じないし。
他に、ひたすら地平線の、砂漠の地平線を見て、どっかに向かっていくと。
だからもう、このベルベル人が悪者だったら、僕もどっかでさらわれてたりとか、生きて帰ってこれなかったかもなとは思うんだけど。
砂漠って何?本当に砂?
砂だね。
僕のイメージだと何だろう。ネバダのさ、荒野みたいなのではなく、もう本当に砂?って感じの。
そうだね。そうそうそうそう。
まあでもこれは、おすすめではあるね、やっぱり。
やっぱなんか、自然が好きなんだね。
そうなのか。
なんかこう、極端な環境の違いが面白いのかもしれない。エクストリームな感じ。
そうすると、日々がありがたいと思えるっていうのが、なんか面白いと思えてるのかもしれない。
なんかね、砂漠をやったときもそうだし、スキューバダイビングをしたときも、無になる。
音は聞こえるんだけど、人間感が薄れるっていうのかな。
で、重力をさ、感じにくくなったりとかするじゃん。
その感じとか、空気が吸えることがありがたいと思えるとかね。
それに近いものがあって、なんか砂漠も食べ物がさ、簡単に手に入らないとかさ、水が手に入らないとかあるじゃん。
で、戻ってくると、いやありがたいなみたいな。
で、そのベルベル人が作ってくれる、なんかまあ、たぶん今この場で食べたらそんなにおいしくないんだろうけど、
出してくれるさ、ちょっと素朴なパンとか、ナンみたいなやつなんだけど、確か。
それに、タジン鍋って言って、なんかこう、モスクの頭みたいなとんがっている鍋があって、
それで蒸した野菜かな、とかポテト確かあって、
で、味付けは別に特にこう、凝ってる感じじゃないんだけど、
もうとにかくここで手に入る炭水化物とか、カロリーっていうのがすごくありがたく感じて。
うん。
生きるためには必要だし、やっぱりおいしいなって思った記憶はあるよね、その砂漠から帰って。
砂漠の中でしかも食べたんだ。だから砂漠の中でこんなものが食べられるなんて贅沢だなって感じ。
なるほどね、なるほどね。
うん。
そうそうそう、贅沢に感じたんだよね。やっぱ火とかがそういうとこで使えて、寝る場所があって、ちゃんと食料も用意してくれて、そのツアーの一環でね。
いや、一人だったらこれは死んでるし、とか、自分で調達しようと思っても無理だわ、みたいな。
いや、やっぱ生きてるって感じがするんだろうなあ。
そうそうそう、それを感じるのがいいのかな、面白い。あんまり考えたことなかったけど。
あんまりね、生きてる感覚ってあんまりこうね、感じないからなあ。
若干、やっぱ鈍るよね。当たり前に生きれちゃうというか苦労なく年に生きてると。
やっぱね、たまにはそういう感覚を取り戻すのも大事だよなあ。
そんなとこかなあ?
そんなとこかなあ。
地球一周しちゃったなあ。
シャウエンだ、シャウエン。モロッコの青い町って言って。シャウエンって言うんだ。
見たことあるなあ。世界一周して、2時間ぐらい経っちゃったなあ。
もうそんなん経った。でも俺が聞いてみたかったのはさ、そんな次に旅行するとしたら、みたいな。
予算とかは関係なく、とか、なんかある?
次。
まだまだでも一人で行きたりない場所があるから、一人で行きたいけど、なかなか行けないよなあ。
難しいよね、今。
でも一人で行けるとしたらどこ行きたいの?
中南米への旅行の希望
行けるとしたら?
今の制約みたいのを全部捨て去って行けるとしたら、やっぱ中南米かなあ、一番行きたいのは。
中南米の?
中南米のやっぱメキシコ、ブラジル、アルゼンチンは行きたいかなあ。
ちょっとどういう。
違いを。
そうだよ、違いをちょっと感じてみたいな。あとペルーも行きたいかな。
やっぱそこの4つはね、結構その、歴史的にも、なんていうの、よく出てくるというか、中南米の歴史の中心みたいな部分があるから、
どういう感じなのかなあっていうのは見てみたいな。
なんかその、僕コテンを聞くまでは歴史とかね、全然興味なかったから、そういう観点で中南米行った時とか見てなかったけど、
今なら、そのコテンのおかげでこう、歴史を知って、もう一回その中南米とか行くとまた違うかもなあと思った。
中南米とかってあんまりその日本の歴史とか出てこないんだよね。
そうだね。
アフリカとかもだけど。
だからあんまり変化なかった。
そうだね。ヨーロッパだよね。アメリカ、ヨーロッパ、中国がね。
そうだね。
が多いよね。日本の歴史、日本の世界史か。
まあそういうとこ行きたいけど、まあ現実的なのはやっぱりまあ家族で行くか。
でも家族で4人とかではあんまり行きたくなくて、やっぱ疲れる。
何て言うんだろうな、旅は楽しめないと思うんだよね。
この前中国行ってわかったけど、やっぱね、守るべきものがあるからさ。
なんか全然こう、そればっかりこう気にしちゃってさ。
そうだよね。自分の頭のテンションを常に子供に向けたり家族に向けたりしないといけないから周りにね、たけないよね。
ベストはやっぱ1人で行きたいんだけど、まあ難しいから子供が大きくなって一緒に行きたいかなって。
いいね。
あんまり大人数じゃなくて2人っきりとかそういう感じ。
そうだね。そういうのいいよね。2人ぐらいで連れて行ったりして一緒にこう感じるとか。
まあその外のデータポイントをね、一緒に感じてもらうとかね、日本以外に。
ねえ。
なんかでも子供もさ、僕はその子供と一緒に海外に行きたいと思ってるけど、子供はなんかそう思ってないかもしれないんだよね。
そうだね。
なんて言うんだろうね、自分、やっぱ自分の意思で行く感じじゃないと全然こう頭に残らない気がするんだよな。
押し付けられたらね。
なんかついていきました。
まあ受動的になるよね。
押し付けないみたいな。
そうなると。
高校生のときにシンガポールに修学旅行で行ったんだけど、もう全然覚えてないもんね。
そうだね。確かに。
家族で行ったところの観光ツアーで行ったやつはめっちゃ記憶薄いわ。
そうだね。だから親とかは世界を見せてあげようみたいな感じでたぶん連れてったんだろうけど、子供側はなんかあんまり頭に残ってないみたいな。
そうだね。
旅行でもさ、この一人で行くときはさ、どういうとこは考えて、どういうとこは考えないで現地でなんかこうやるとか、なんかあるスタイルっていうか旅行の。
どういうことか。どういうとこって。
なんか人によってはさ、めっちゃ計画立てて、ここ行ってここ行ってって決める人と、そこは現地に行ってなんとかなるでしょみたいな。
俺はね、めっちゃ計画するんだよ。
そうなんだ。
前上海行ったときもさ、なんか俺がめちゃめちゃ旅のしおりみたいなの作って渡したじゃん。
そうだね。
なんかね、やっちゃうんだよね。日常とか仕事では計画立てるのってすごい俺嫌なんだけど、旅行のときはね、やっちゃうね。
やっちゃうっていう才能か。
そうだね。才能か。でも、やらないと不安だっていうのもあるし、なんかいろいろ事前に調べてるのも楽しいんだよね。
ここに行って、次にここ行ってとか、すごいルートを決めてさ、一番効率的に行きたいところが回れるルートを事前に決めておくとか、行ってその交通手段でまごつきたくないからさ、事前にどういう公共交通機関を使えばそこにたどり着けるのかとか、
どのくらい時間がかかるのかとか、どのくらいお金がかかるのかとか、全部分単位で書いていくね。
なるほどね。
でも結局ね、行けばその通りはならないんだよね。一応計画は立てるけど、思った通りにはいかないというか、現地に行ってみて初めて、もうちょっとこっちの方を見たいなとかいうのが出てくるから。
なるほどね。今ちょうどメール見てて、上海旅行計画書って2012年に送ってきてくれたのあるよ、とよだくん。
ある?
すげーわ、でもすげーしっかりしてるこれ。
どんなやつだった?
これどうだろう、見れる?
もう残ってないのかな、自分の方には。
多分古いパソコンの方に入ってんのかな。
でも一応Googleドライブでこのリンクをやるわ。今シェアしたよ。なんか本当に旅行会社の文書かのような。
すごいね、これで。
旅の準備と1人旅
旅行費用が打ち明けがあって、持ち物とテーブルが20行くらいあって、予定1日目でさ、分刻みの9時半に東京駅集合で、すごいよこれ。
そうそうそう、まさにこれを毎回作ってる。
すごいこれ。
だからもうこの頃からやってるな。
すごいね。
すごいねこれね。才能だねこれ。
才能だよ、やってしまうことついに。苦じゃないでしょ。
苦じゃない。楽しいんだよこれ。
自分も意識してないというか、忘れる程度だもんね。
めっちゃこれ作ったわ、大変だったわってなんないんだもんね。
作ってるのが楽しいからね。
僕はこれ真逆だよね、むしろ。
最低限事前にもうやっておかないといけないとか、予約しておかないと、例えば費用が跳ね上がっちゃう。
例えば航空券とかね。
あと初日の宿、なんか行って、そこで探してるとさすがにちょっとこう、すりにあったりとか大変な目にあう可能性が高すぎて危ないし、
と思って初日の宿とか、あとは長距離列車の予約、寝台列車とかだと埋まっちゃって取れないとか、
そういう本当に最低限大きなやつだけ最初に取って、お金とか身の危険がない限りはもう予定はほぼ立てないで、
何となくどこら辺に見どころがあるかとかは見るんだけど、行くかどうかはあんまり固定しないで、
現地に行って、現地のビジターセンターとか、ローカルの人に知り合いを見つけて、
どこがいいって行って、それを行きながら計画を立てるというか、実行していく。
それ自体を楽しむとか、そういうふうにサバイバルするのを楽しんでる感じがする。
やっぱり生きてる感じみたいのを感じたいもんね。
かなあ、っていうのを自分で話してて思った。
それが面白ポイントなんだね。
うん、なるほどね。
サバイバルしたいんだ。
したいんだね。生きてる感を求めてるんだね。
旅行に、面白いわ。
それは俺あんまないね。生きてる感は。
うん、なるほどね。
いや、この計画書すごいね。めっちゃ細かいよ。歯ブラシ歯磨きとか。
なんだろう、たぶん不安なんだと思うね、やっぱ。
学校のしおりだよね、これ。
初めてだったんだっけな、これ。
あ、そうだね。自分の意思で海外旅行に行こうとしたの、これが初めてかな。
そっかそっかそっか。
でもその初めてでこんなにさ、リストもコンプリートできて、準備万端なのすごい気がするけど、全然抜け漏れない感じするよね。
確かにこれすごいな、自分で見てて。
すごいクオリティだと思うんだけど。
でも実際どんな行動したかは覚えてないんだけど。
面白いね。
綺麗に作ってある。41ページ?
41ページじゃないでしょ。
4ページ。1、2、3、4ページだね。
4枚だね。
A4、4枚の旅のしおりを作っていくってこれ2泊3日とかだよね、たぶん。
ね、分析。
4日かな。
本当に仕事の。
いやすごいわ。僕は1ミリも貢献してないけど、これ。
まあでも楽しかったからね、これ。作るのがね。
いやーすごいわ。できて面白かった。
なるほどね。
他には友達と旅行もしてんの?それとも他はだいたい1人が多い?
1人旅の魅力
友達と旅行に行ったこともあるんだけど、
やっぱりやってみて思ったのが、やっぱり1人の方がいいなっていうのがあって。
まあ見たいとこが違うのかな?
なんかね、自分がね、ロールプレイングゲームをやってるみたいな感覚なんだよ。
旅行して、その現地に行って、その現地の街を探索するっていうゲームをやってる感覚で、
そのゲームに没入してるときに、日常の事物が入り込んできてほしくないんだよね。
面白いな、その感覚。
それでやっぱり友達とかがいると、やっぱり日常の延長になっちゃうじゃん。
多分それがね、自分の中であんまり良くない?
それはなんだろう、友達がそういう同じようなロールプレイをしている感じがしないからそうなっちゃうのかも。
それとも、友達自体がやっぱり日本での繋がりでできたものだから、そこに引っ張られるってこと?
そう、日本での繋がりがあるから、やっぱり日本語で喋れちゃうし、
背景になっちゃうんだよね、その土地が。
その友達との関係性が主であって、あくまでその土地は背景になっちゃうんだよね。
それじゃなくなるんだ。
そう、俺はどっちかっていうとその背景の方が、背景の方を求めていってるから。
で、そうすると友達をないがしろにした感じになっちゃうんだよね。
ないがしろにもしちゃうかもしれないね。
友達は友達でやっぱり見たいところとかあるかもしれないじゃん。
そうするとやっぱりその意思が合わなかったりとかもするし。
会話したいとかさ、なんかもっと食事おいしいねとかさ、そういうのしたいのにみたいな。
そうだね。
だからやっぱり一人がいいかな。
面白いね。それでも子供とだったらどうなんだろうね。
子供はどうなんだろうね。
多分今は自分一人でその現地を味わうっていう余裕しかないから、それしかできないんだけど、
多分自分ももうちょっと大人になって、子供も大人になれば、なんだろうな、2人ぐらいだったらなんとかなる気がするんだよね。
自分がもうちょっと成熟すればね。
自分が楽しむっていうよりはその子供を楽しませてあげたいみたいな気持ちになれたら多分一緒にいける気がする。
そしたらそれは主が子供でいい?
そうだね。それは主が子供でいいんだよね。
友達と行くとね、やっぱり対等だからさ。
そうだね。自分の興味が。
やっぱり優先したくなる。
あとね、旅行行くとき俺だいたいインターネットとか接続しないんだよね。
そういうのも切ってやる。
友達が隣でゲームしたり日常のインターネットに繋いで日本の人と話したりとかチャットしてるのを見ると日常が日本から入ってくるみたいなインターネットとして。
そんなふうな友達はいないけど。
でもやっぱLINEとかメールとか入ってくるのもやだし。
現地に行って多少は困りたいんだよね。
インターネットで何でもすぐ調べてすぐ解決できるみたいなと面白くない。
そうなんだ。そこもあえてインターネット調べないの?
調べないよ。
すごいな。それも似たものを感じたんだけどサバイバル感を楽しんでるとか。
多少あるかもしれないね。サバイバル感。自分をそこに投げ入れてみてどこまでできるのかみたいな。
レベルを5くらいに戻して自分を弱くして頑張る自分みたいな。
砂漠とかまで行く勇気はないかな。街中で精一杯って感じ。
結構話したね。
なんで我々は海外旅行好きなんだろうね。またメタ認知みたいになっちゃうのかな。
そうだろうなと思うけどね。後で振り返ってみればそういう風に理由付けはできそうだよね。
最初は単純に衝動でただ外に飛び出ただけな気もするんだけど。
それを繰り返してる理由としては、そこに何か刺激があったんじゃないかなと思うけどね。面白いと思える。
そうだね。
なんでこんなに繰り返してるんだろうな。
なんか自分の中で世界地図を塗りつぶして、塗りつぶしてるというか、
自分が行ったところがRPGでさ、最初は真っ白で白地図みたいになってるのが、だんだん輪郭が見えてきてさ、
何がどこにあるんだみたいなのがわかってくる。
そういうのに結構楽しいの。
それは確かに楽しいね。それが広がっていったり、どこ行ったっていう話が後でできるとか。
あとでも僕が今面白いなと思うのは、先に会社とかを通してさ、会社とか学校を通して、
なんか外国の人に会ったりするじゃん。その国に行ったことないと、なんかその国行ってみたいなみたいなのはあったりするけどね。
それはあんまないね。日本にいてあんまり外国の人に会ったりとかそんなにしないな。
会わない。確かにね。会わないかもしれないけど。
中国人とかいっぱいあるけどね。
確かに会ったらね、行きたくなるよね。
会ったらその人の、なんかやっぱ世界に200カ国ぐらいあったときにさ、どれを選ぶかって結構難しいけど、
この人がいた国っていうのは一つね、なんか選ぶ基準にはなる気がするよね。
知らなかったけど、この人が、特にその魅力的な人がいて、この人が育ってきた背景じゃないけど、
そういうのをちょっと見てみるみたいなのが一つあるかも。
うん。
旅行のサバイバル感
なんかね、「旅の効用」っていう本があって、
旅行をよく行く人のエッセイみたいな本なんだけど、
そこにね、書いてあったのが、旅に出ると自分にはどうにもコントロールできないことにたくさん直面すると。
で、そうすると普通の生活でも、なんだろう、世界は自分の思い通りにいかないんだっていうことが身に染みてわかるから、
日常生活でもそこにこだわらなくなるみたいな効用を言ってたんだよね。
それでも結構あるんじゃないかなと思う。
なるほど、なるほど。
特に日本にいるとさ、もう電車はさ、もう分単位でさ、正確に来たりとかさ、
だいたい、なんていうんだろうな、思い通りに行くというかさ。
なんか日本はさ、わりと予測可能なのが多いんだよね。
予測可能性が高いんだよね。
で、今聞いて思ったのは、なんとかする能力みたいなのは旅行するとすごい鍛えられるんだよね。
なんとかする能力?
なんとかする。なんかこう問題が起きて、それを別に解決するんじゃないんだけど、なんとかうまく回避するというか、
なんとか事なきを得るみたいな能力は、精神的にもそうだし、とりあえず物理的に前に進むとか、
あとはその次の同じことが起こっても動じないじゃないけど、度胸がつくとか、
なんかそういう意味のなんとかする力みたいなのは、わりと上がるよね。
日本にいるとそれが育たないという言い方もできるかもしれないけど、
思い出した。
なんか、ルーマニアとかブルガリアあたりから電車で移動しているときも、
それもまた真夜中にさ、なんかウクライナの会社が鉄道を運営しているんだけど、
途中またどっかで止まって、降りろみたいな感じになって、
何言ってるかわかんないけど、隣の人に話しかけながら今何起こっているのみたいな。
それから今乗り換えて、ハンガリーとかの方に進む電車に乗り換えないといけなくなったみたいな。
パッて今思い出したけど、そういう中、なんとか危険を察知しつつ、
一応安全そうな人とか情報を見つけたりして何とかしていくみたいな。
あとは、なんか汚くても何とかそれに耐えるというかね。
例えば、ユースホステルのシャワーとかベッドとかにさ、
もしくは自然の中のキャンプじゃないけど、でも何とか寝れるとか。
砂漠の中でも寝れるっていうのも、日本にいると自分が潔癖症みたいな感じになっていく感じがするんだよ。
クリーンルームで育てて、ちょっとしたほこりとか汚れに、
汚いって思ってる自分とかさ、虫が一匹いて、オーバーに反応しちゃってる自分がいて、
なんかそれがずっとエスカレートしていくイメージがあるのね。
そこに10年間住んでると、ちょっとしたゴミとか汚れに驚いちゃうみたいな。
でも、そういう旅行で、結構汚いところとかで一回シャワー浴びたりとかしてると、
ああ、日本の汚れって大したことなかったみたいな。
そういう感じかな。
なんか自分が潔癖っぽくなりそうなのを抑えてるのもあるかもしれないとか思った。
沢木耕太郎の「深夜特急」でさ、主人公がインドに行って、
トイレで紙で拭くんじゃなくて、自分の手で拭くと、そのまま直接。
それをやれるようになって、なんか自分がすごい自由になった気がしたっていうくだりがあるんだよね。
今それを思い出したな。
そうだね。やっぱそれってさ、結構レベルが違うじゃん。
なに?
なんだろう。なんだろうな。僕が言ってたのにそれは甘かったなと思うね。
海外旅行での体験
ちょっと汚いシャワーに入るとかさ、ちょっと汚いベッドで寝れるとかね。
より確かに身体性があるというか、リアルな感じがした。
でも関係ないかもしれない、ちょっとずれるかもしれないけど、子育てしててさ、
例えば子供の排泄物とかを面倒見たりとかするのも、ちょっと殻破る感じはあるんじゃないかなと思ったけどね。
汚いとか思ったものも別に汚くないとか、大丈夫かみたいな。
人間のもの、人間が出てくるものかみたいな、そういう感覚はちょっとあった気がするけど。
なんかその排泄物に対して、普通に日本で過ごしてると触るなんて機会ないじゃん。
でもなんかまあ、昔は人間とか動物ってこんなもんだし、みたいな。
あとね、思ったのが、自分がね、日本人なんだっていうことをね、自覚するのも結構俺好きなんだよね。
海外に行くと、やっぱり味噌汁が飲みたくなるとか、醤油ラーメンが食いたくなるとか、
なんか不意にやってきてさ、体は嘘つけない、みたいな。
いかに自分がその日本の文化というか、それに、それ前提で自分が今こう、なんていうかな、
自分の日本人としてのアイデンティティ
生かされてるみたいな、いうところがちょっとね、気づけるのが結構良かったかな。
自分に起こる体の変化ってことね。
なんか一瞬今聞いてさ、海外の人が日本人に対してのイメージとかで、
日本こういうとこがいいねとか、日本好きだよとか言ってくれることで感じる日本かと一瞬思ったんだけど。
どっちかというとずっと自分の体に起こることってことか。
そうだね。日本にいると自分があんまり日本にそんなに絡めとられてる感覚がないんだよね。
当たり前というかさ、常に接してるから。
そうだね。感じないもんね、そういうこと。
その日本っていう文脈を切り離したところに自分を置いてみると、
いかに自分が日本人なんだっていうことがよく見えるというか、
日本を求めてしまうというか、なんかある?他に。
あんなとこかな。
あんなとこかね。
じゃあこんくらいしとくか。
そうだね。はい。
ずいぶん長く喋ったけど。
そうだね。でも楽しかった。
じゃあ今日はこれで終わりにしましょうか。
はい。お願いします。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
01:16:34

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