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2024-07-30 10:04

#39 ぎょうざの満洲はなぜ「3割うまい!!」のか

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今回は、ぎょうざの満洲がなぜ3割うまいのかをご紹介します。

ぎょうざの満洲

ぎょうざの満洲 理念

ぎょうざの満洲 オンラインショップ

老神温泉 東明館


※「ぎょうざの満洲」の名称、州にさんずいが必要でした。2024年9月3日に修正しました。


ぎょうざの満洲に興味持ってもらえた方、ご感想お待ちしております!

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サマリー

今回は、三割うまいで有名な、ぎょうざの満州さんについて、どうして三割うまいのか、をご紹介します。

ぎょうざの満州さんの創業から現在まで
今回は、三割うまいで有名な、ぎょうざの満州さんについて、どうして三割うまいのか、をご紹介します。
今回は、最後まで聴くと、温泉に入って、餃子とビールという気分になるかもしれません。
この番組は、ぎょうざジョッキーの小野寺力がお送りしております。
聴く餃子です。
さて、ぎょうざの満州、ご存知でしょうか?
現在、埼玉を中心に関東で90店舗以上、大阪を中心に関西では10店舗のお店があります。
こちら全て直営店でやってらっしゃるそうです。
お店が近くにいない方は、ぜひ通販をやってますので、食べてみたいなと思ったら、この配信の概要欄から通販サイトにアクセスしてみてください。
さて、満州が生まれた話からさせていただきますと、
1936年、群馬県の及上温泉という温泉のエリアで生まれた金子梅吉さん、こちらが創業者の方になります。
梅吉さんは運送会社のサラリーマンを経て、牛乳販売店経営独立を経てまして、28歳の時に東京オリンピックが開催された1964年、
新所沢の緑町4丁目に、満州理というお店を開店いたしました。
こちらが創業だとすると、今年がちょうど60周年となります。
その後ですね、満州飯店という名前になったりとかしましたが、1977年に餃子の満州に矢号が変更されました。
こちらの店名の満州ですね。
こちらの理由は、満州から引き上げてきた梅吉さんのお兄さんが、満州で食べた餃子が美味しかったということをおっしゃってたそうなんですね。
その聞いた梅吉さん、日本でも餃子を流行るに違いないと思ったそうなんです。
それで満州という名前をつけたそうなんですね。
餃子の満州というお店をご存知の方は必ず知っていると思います。
ぎょうざの満州の「三割うまい」の意味
餃子の満州といえば、3割うまいというフレーズが有名ですよね。
ということで、ここでクイズです。
3割うまいの意味、次のうちのどれでしょうか。
1、100個のうち30個だけが美味しい餃子である。
2、他社より3割増しで美味しい。
3、売上の3割は現在料費に充てる。
さあどれでしょうか。
答えは、3の売上の3割は現在料費に充てるが正解です。
とはいえですね、実は2の他社より3割増して美味しいというのも、もともとはそういう意味だったそうなので、穴勝ち間違いではございませんが、
現在の公式に認められている3割うまいの理由はですね、売上の3割は現在料費に充てるでございます。
こちらの売上に対して3割が現在料費というルールになっておりまして、
他の割合としては3割は人件費、そして3割が懇年月などのその他経費、
そして残りの1割が利益という目標になっているそうなんですね。
どんどんどんどん大きくなっていきまして、多店舗展開していきますと、
だんだんスケールメリットによって現在料費が下がっていく。
その場合はですね、野菜や肉の品質を上げて必ず現在料費3割をキープするというですね、
儲かれば儲かるほど現在料費をちゃんとリッチにしていくということで美味しくなっていくというところがルールになっているそうなんですね。
うまいやすい元気でうまさが3割増しというのが最初コピーだったそうなんですけど、
餃子のマンシュさんの変革と農園
それが3割減価のルールになっていたということなんですね。
この3割ルール、お店が増えれば増えるほど、人が増えれば増えるほどだんだんとバランスが崩れていってしまうんですね。
その時に救世主が現れました。
その方の名前はランちゃんです。
魚皿マンシュといえば、あのお店の看板に書いてあります。
ランちゃんご存知ですかね。
シャイなドレスを着て調理棒をかぶって3割うまいと3本指を立てているランちゃん。
こちらのモデルはイメキツさんのムセムさんであるヒロミさんだそうです。
このヒロミさんはマンシューリが開店する2年前に生まれたんですけれども、
このヒロミさんが後々救世主になっていきますが、その話は一旦置いておいて、
まずランちゃんのご紹介。
ランちゃんの名前のラはラーメンのラ。
ンはチャーハンのンなんだそうです。
意外と餃子がそこにないというのもびっくりなんですけれども。
これ実はランちゃんのモデルはヒロミさんなんだって先ほど申し上げたんですけど、
ヒロミさんが2歳の時にマンシューリが開店するわけですね。
ヒロミさんの人生はもうマンシュと共にある人生なんだと思いますけど。
ヒロミさんがまず最初にマンシュに入る前に都内の商社でOLとしてお仕事をしていたそうなんですね。
パソコンを使ったお仕事をしていたそうで。
それから入社から4年後に銀行員の池野家隆さんと結婚しまして、
その時に退職をすることになったんだそうです。
退職から結婚式までの間にちょっと時間があるねということで、
お父さんのお仕事のお手伝いをしていたそうで。
当時、餃子のマンシュ8店舗あったそうなんですが、
そこの財務を一旦全部データ化してみようかというところでデータ化してみたところ、
原材料費の理想と現実の間に8%の誤差があるということを発見したそうなんですね。
なので3割うまいというルールもありますので、
レシピもグラム単位でマニュアル化して業務改善に取り組んだところ、
その誤差が約1%まで、現在は誤差0.3%まで改善されたそうなんですね。
そのきっかけに餃子のマンシュに入社いたしまして、
それから入社から11年後、
ひろみさんが36歳になったときにメキシスさんがこう思いました。
世の中の動きを見るのは、俺より娘の方が上だなと。
メキシスさんがひろみさんに社長を変わってくれということで代替わりいたしました。
このひろみさんが社長になる際に、
ひろみさんの旦那さんのたかしさんも銀行を辞めて、餃子のマンシュに副社長として入社したんですね。
このたかしさん、なかなかのキーマンでございます。
まずですね、たかしさんの実家、金融農家やってまして、
その実家がどこら辺にあるかというと埼玉のもうちょっと北部の方にあるんですけども、
ひろみさん夫婦もこの実家の隣に移り住んだ。
で、そしたら農園が目の前にあると。
野菜の美味しさに気づくんですね。
2014年にはですね、
マンシュさん自社農園のマンシュファームを設立いたしました。
旦那さん、たかしさんがですね、この農園を取りまとめしております。
今、餃子のマンシュさんのキャベツなんかもですね、通年ではないんですけど、
自社農園で収穫したものを使っているそうなんですね。
基本的にはですね、キャベツも自社農園で収穫したものを使っているということなんです。
工場ですぐに食材として加工するということをやってまして、
その餃子自体も味付けを濃くしなくても素材が美味しければ、
その餃子は美味しくなるんじゃないのとひろみさんが思いまして、
2018年、豚肉も脂身を3割減らして赤身を増量するということに変えていったんですね。
餃子ってもともと脂身部分が味のパンチになりますんで、
パンチを求めて餃子を食べている人が多いというふうに思われていたそうなんです。
それで社員からも、そんなパンチがなくすなんてどうなのっていうふうに反対もあったそうなんですけど、
実際やってみたら、餃子の売上が3割伸びたということなんですね。
個人的にも、そういった薄くなっていくっていう変革は良い判断だと思ってまして、
パンチのある餃子は食べた瞬間美味しく感じるんですけど、だんだん食べ飽きてくると。
毎日食べたいなと思う餃子って、そんなパンチがなくてもいいんですよね。
パンチがある餃子っていっぱい食べられないんですけど、
大人しく優しく体に優しい餃子っていうのは、いくつ食べても食べ飽きないっていうところもあります。
だから豚肉の赤身を減らして餃子の売上が3割増えたっていうのは、
マンションさんらしくていい話だなと思うんですね。
ヒロミさんがいろんな変革をしていく元になっているのも、
マンションさんのスローガンっていうのがですね、3つあります。
美味しい餃子で人々を健康で幸せに。
2つ目は、安くて美味しい食事を安心して食べられるお店。
そして、出来たての美味しさを農家と共に。
この3つのスローガンをもって、全て自家製3割うまいっていうことですね。
餃子のマンションさんが掲げております。
そういえばね、安さに触れてなかったですけど、
餃子の6粒の店内でお食事したときの税込み価格で、
餃子の王将さんと比較するとですね、
餃子の王将さんは餃子6粒で341円。
餃子のマンションさんは同じく餃子6粒で320円なんですね。
税込みで21円安い。
ややマンションさんの方がお得だなってことがお分かりいただけると思います。
餃子2人前で、ライスと漬物とスープの定食セットで780円。
とってもお安いので、お近くに住んでる方はぜひ行ってみてください。
ということで、餃子のマンションさんの3割うまいの理由がお分かりいただけましたでしょうか。
お分かりいただけたという方は、
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聞く餃子はスポッティファイ、アップルポッドキャスト、ユーチューブミュージック、アマゾンミュージック、リスンで毎週火曜日に配信しております。
またこの配信を聞いて、マンションさんの餃子を食べたよ、食べたくなったよという方は、
このポッドキャストの概要欄に記載しております。
ご意見フォーム、こちらからぜひご感想を教えてください。
今日の最後のおまけ情報ですね。
満州の系から退いた梅吉さん、その後何をしていたか。
2010年にですね、梅吉さんの出身地である群馬県沼田市の老神温泉、こちらの旅館を買収しましてですね、
餃子の満州透明館を開きました。
温泉とビールと餃子が安く楽しめると人気だそうです。
宿泊費も結構安いです。
行ってみたいんですけど、いつも満室でして行ったことがある方、ぜひ感想を教えてください。
10:04

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