今回ちょっとシリーズみたいな感じで、いろんな立場の人ともお話を聞いてみたいなと思いました。
そうだね、なんか今も話があったけれども、
何を残すか、どう残すのが果たしていいのか、みたいなところでいくとさ、
やっぱり日本ってさ、地理的にも地震とか災害も多いから、どうしても老朽化したり、
命を守るために立て替えなくちゃいけないことっていうのはあるっていうのが多分結構あると思ってて、
まあそういう視点で、じゃあどう残せるのか、もしくは残さないのがいいのか、
みたいなものを視点としてはあるかなーって思ったのとか、
そうだよね。
あとは、なんかそのやっぱ町が変わったみたいなんて、
意外と覚えてないなって私思ったんだけど、すごく鮮明に記憶として思っているのが、
渋谷の桜川岡町ってエリアがあるんだけど、そこが今町じまいって言って、
新しい開発のために結構なエリアが一回仮囲いで囲われて、何もなくなってしまった景色はかなり衝撃的だったなと思って、
いきなり都市の中に、ちょっと上から見ると、本当にそれこそ光江とかから見ると、
都市の中にポカンって、なんか大きな穴が開いたみたいになってるわけよ。
そこだけ暗くなってるからさ。
あの風景はなんかちょっと、自分も遊んでたエリアだったから、
なんか目の当たりにしてみると、すごいなんか傷ついたっていうかなんか、うーってなんかなった。
なるよね、確かになるなる。
あとは、なんか私、仙台生まれなんですけど、仙台の実家に帰った時に、
なんか家の裏山の木が全部切られてて、新しい再開発が始まるって言って、
なんかその、なんか残すとかさ、保存みたいなところって、こう人間が作った建物とかだけじゃなくて、
そういったね、こう自然の保存であったりとか、今ゆか子が言ったみたいな、街並み全体の保存とかね、
なんかいろいろなスケールで考えられる深いテーマだなって思った。
木なんてさ、1回切っちゃったら、何百年のね、あれが台無しだもんね。
そうなんだよね、ショックなんだよね。
で、なんかさっきゆか子が言ったみたいに、そのまあ地震が、結構そのさ、ホテル大蔵の話とかも、
で、いろんな記事とか読んでも、その日本はやっぱり地震が多いからしょうがないみたいな、
論理ってすごいいろんなところで聞くなと思っていて、
一方で、それは言い訳でしかないみたいな反対派の声もあるし、
なんかその、こう耐震とかもちゃんとしつつ、デザインのところは残しておくとかさ、
いろんな保存の仕方とかがあると思うんだけれども、
ね、なんかポリティカルかつエモーショルなテーマですね。
で、なんか私が、なんかショックだな、なんか例えばね、町屋がなくなってショックだなって思う感覚の、
なんでだろうって考えてみたんだけど、京都のさ、不全のある町屋がなくなって、
で、なんかなくなった後に、すごい素晴らしいさ、ものが建てられてたりとかしたら、
あの、なんか親鎮大社だなって思うんだけど、
なんかさ、プラスチックみたいなポテッとした、なんかさ、ハリボテみたいなさ、なんか、
ハウスメーカーのドーンってなっていくと、
そうだね。
でもなんか、そうね。
でも一方でさ、なんか例えば戦後のなんだろう、
バブル期の老朽化した建物を、今なんか保存する動きがあったりとかさ、
当初はきっとこんなものって思われてたものが、今ちょっと老朽化したときぐらいに、
味を見せ始めて、みんな保存したいみたいな動きが出てきてたりとかさ、
するから、もしかして私が今見ててこんなもの、みたいなものも、
もしかしたら将来はなんとか萌えみたいな感じで、みんなに残したいってなるかも。
確かに確かに。
団地萌えみたいな感じとか。
そうそうとか、なんかパチンコ萌えとかよくわかんないけど。
そういう親鎮対象っていうのは、都市的だし面白い部分ではあるかもしれないね。
そうだね。
でも一方で今、私はヨーロッパに住んでるんですが、
ヨーロッパはね、街並みの保存とかを結構ガチでやってるところが、
厳しいよね。
特に厳しい。
特にシティーセンター、その中世の街並みとかは、
実際に人が住んでても、窓一つパーミッションなしでは帰られないとか、
かなりガチなディズニーランド的な保存をされているところが多くて、
なんかそれがでもいいのかって言われたら、きっと日本のフードとかね、文化に合わせたところでまた違うのかもしれないし、
だからなんかその、街並み全部残す、ヨーロッパが正義だみたいな、
上から目線的な感じではなく、いろんな立場のね、話を聞きながら考えたいなとか思いました。
なんか国際比較を見てみると、やっぱなんか住宅の分野にはなるんだけど、
なんか既存住宅の流通シェアの国際比較とか見てると、やっぱり日本人はすごい新築好きだなと思って。
本当に新築市場主義というか、なぜこんなにも新築を求めるのかってぐらい、そこがステータスというか、マスト条件みたいになってるよね。
そうだよね、データもさ、すごいもう倍、他の先進国と比べて全然違くて、ちょっとそのデータもディスクリプションに貼ろうと思うんですけど、
なんかそこの城中村をちょっと調べてみたいな、今思ってます。
面白いよね。どんどん消えていってるって言ってたよね。
なんか、そこのさ、考え方とかも面白いなと思って、なんか私たちからしたらさ、残したい、そういうなんかさ、
昔からの、昔からのというかさ、古いさ、街並みとかさ、あったほうがいいなって思うし、
おそらくさ、ヨーロッパ的なさ、人たちもそう言うと思うんだけど、
なんか進歩志向でもっとこうね、街を元気にして活気づけていくみたいな理論で見たら、別にそういうとこ全部壊して、
一から作ればいいじゃんみたいな、なると思うんだよね。
だからなんかこう、残したいって思うものってさ、やっぱすごいサブジェクティブで、何を美しいかって思うかと思うんだよね。
で、なんかちょっとそれで思い出したのが、シアトルに行った時に、ガスワークパークっていうのがあって、
行ったことある。
ほんと、なんかさ、ほんと、サウルの動く城みたいなさ、もうなんか工場跡みたいなのがまま残されていて、
そうそうそう、で、その土地もコンタミネーティッツ、なんていうの、汚染されてたと。
で、なんかそのファクトリーができた当時は、きっとみんな大嫌いだったと思うんだよね。
なんて見にくいものができてしまったんだみたいな、わかんない、そう思ってた人もいるかもしれないけど、
それが何年か経った後に、それを残すってなって、残ってるのが面白いなと思ってさ、
なんか今最近、インダストリアル的なリノベとか、アダプティブリユーズとか、すごい世界的に増えているなと思うんだけど、
そういったさ、昔のファクトリーとかってさ、今だったらみんなそれに燃えて、それを利活用とか、残しましょうってなるけど、
なんか当時は、そんなこと思われてなかったのかもしれないなとか思ったりして、
そうなると、なんか私たちが悪愛期せずに、淘汰されるものは淘汰され、残るべきものは残るのかもしれないとか思ってしまうこともなくはないけど、
例えば将来的に、コンビニ再生とか、コンビニ保存、コンビニ萌えとかね、わかんないけど。
確かにあるかもよ。だってさ、商品なんて店舗に行く必要ないぜみたいになる可能性もあるもんね。
そうそう、あるから。
でもなんか、その中でやっぱり私が思うのは、サブジェクティブなさ、主観的な話だから、正義が難しい、探しづらいところだと思うんだけれども、
結構そのエモーショナルなアタッチメントって大切だなと思っていて、
なので、なんかエモーショナルなサブジェクトだからこそ、もっとみんなでオープンに話す場があったりとか、