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やっほー。お疲れさま。
お疲れさまでした。
月曜から、長電話ラジオ。
ようやく寝かしつけを終え、今日も一日、自分お疲れさま。
最近のあれこれを、誰かに聞いてほしいなって、思うとき、ありませんか?
旦那でもなく、家族でもなく、ママ友でもなく、地球の裏側にいる親友との電話。
ギリ昭和生まれ、ゆとり育ち、出会って30年の共通の価値観を持っている私たち。
アメリカと日本、別々に暮らす中での気づきを、ののめから面白おかしく、時々急に真面目に話す番組です。
今回のエピソードでは、ブレディ・ミカコさんの著書、
僕はイエローで、ホワイトで、ちょっとブルーを読んだ感想について、2人で話しています。
この本を読んだことのないあなたのために、簡単にあらすじを紹介させていただきます。
カトリックの優秀正しい学校から、人種も貧富の差もごちゃ混ぜの底辺中学校に通い始めた10歳の僕。
この僕が主人公です。
人種差別丸出しの移民の子。
アフリカから来たばかりの少女や、前代に悩むサッカー小僧。
まるで世界の祝図のようなこの学校では、いろいろあって当たり前。
でもみんな僕の大切な友達。
優等生の僕とその母が、ともに考え、ともに悩み、毎日を乗り越えていくリアルストーリーです。
海外にお住まいの方でも、Amazon Kindle版で読むことができるので、ぜひ興味を持った方、読んでみてください。
そして、読んだことのある方、ぜひぜひあなたのご感想、ご意見を教えてください。
ではでは、お待たせいたしました。エピソードをお聞きください。
あれですよ、ほら、これ読んだんですよね。
はい、はい、はい、はい、それを。
この話していい?
どうぞ、どうぞ、どうぞ。
僕はイエローで、ホワイトで、ちょっとブルー。
前々回ぐらいに、ちょっと前だね。
ちょっと前だね、読んでて、本当にいいよ、たくさん勉強になるっていう話をしてて、
付箋が鬼のようにつくっていうさ。
もうそれ付箋の束っていうか、販売されてるやつじゃん。
そうそう。
形状に戻った、1枚ずつになって、またざっと戻ったっていう。
集合、解散、集合みたいになっちゃった。
そうそう。
なったって話をしていたら、
友江さんもあの放送の収録の時に買われて、そのまま読んでいただいて。
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読みました。
たくさんの付箋が付箋というか、チェックがついてるっていう風に。
はい、私はKindleで読んだから、付箋っていうかこう、タッチするとハイライトが載せれるのね。
載せれるとか付けられるんだけど、
Kindleの面白いのが、ここの部分、てんてんてんてんてんてんてんがついてて、
ここの部分は370何人がハイライトしました。
え?
出るの。
出るの?
そう。
そうなんだ。
みんなの。
だから、そう。
みんなのあれを見て、自分ももちろんハイライトするし、そこを。
だし、3回ぐらい読むよね、そこだけ。
みんながハイライトしてるので、ありがたく読ませていただきますって言って、3回ぐらいはみしめる。
わかるわ。
そう。
そうなんだ、そんなのわかるんだね。いいね、それ。
そう、面白いのよ。
何人がハイライトしたんですって。
どこがさ、やっぱり皆さんのハイライトおよび、あなたのハイライトだったですか?
まだ途中だとは思うんですけど。
まだ途中、まだ途中なんですが、これハイライトだけ見れるのかしら?
ちょっと待ってくださいね。
ハイライト表示。
えっとね、私が思ったのがですね、エンパシーとシンパシーが違うというところが、
はい。
すごい、ああと思って、わかってなかったなと思って、これ実はアミさんからも、
すごいいいよ、エンパシーとシンパシーは違うよっていうことなんですが、
これどういうことかというとね、
エンパシーとシンパシーは似ているけど違うということで、
このオックスフォードのAA辞典サイトによると、
シンパシーっていうのは、誰かをかわいそうだと思う感情、誰かの問題を理解して気にかけていることを示すことが1。
2、ある考え、理念、組織などへの指示や同意を示す行為。
3、同じような意見や関心を持っている人々の間や友情や理解ですね、シンパシー。
一方、エンパシーは他人の感情や経験などを理解する能力。
能力。
だからシンパシーの方は、感情や行為や理解なんだけど、エンパシーの方は能力なの。
そうなんだよね。
はいはいはいはい。
っていうところがですね。
はい。
だから私はこう、あ、だからエンパシーの方は自助努力が必要なんですよ。
その能力を手に入れるために。
はい。
っていうのをすごく思いました。
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っていうのもね、夫にね、結構な頻度でね、your lack of empathyって言われるんですね。
君はエンパシーの能力を欠如しているっていうのをよく言われるので。
やだ、もう。
嘘でしょ。
そんなことない。
嘘でしょって思うから、これはもともと備わっているものではなくて、
努力によって培われるものなんだなっていうのを改めて思いました。
っていうところがまずハイライトでした。
あきちゃんはある?
はい、すっごくわかります。
私も同じところに付箋があった。
同じ箇所かはわからないけれども、
エンパシーとシンパシーについて触れられているところに、
私もすごい、ああそうなんだと思って学びたなと思って付箋してた。
そうなのよね、シンパシーっていうのは、
もうちょっとこの自然に起こり得るものなんだよね。
偶発的に起こるというか、
誰かの感情とか、状況っていうのに、
なんて言うんだろうな、ほとんど同情にも近い。
同情じゃないな、共感。
共感とか。
そうそう、同じ気持ちにグッとなる感じ。
ああ、わかるよっていう感じかな。
で、エンパシーっていうのは、
自分が理解しようという気持ちと、
そして理解できる力っていう感じなんだよね。
シンパシーが同じ気持ちに寄り添うっていう感じ?
本当に痛い状況を見て、痛そうって思ったり、かわいそうって思ったり、
本当にポンと出てくる、
本当に偶発的にポンと出てくるものがシンパシーだとしたら、
エンパシーはもうちょっとその気持ちに入り込んで、
想像する感じなのかなと。
そうね。
自分がその状況に置かれてなくても、
こういう状況で、こういう出来事が起こったら、
私だったらどうするかなとか、
私だったらこうしてほしかったな、
こうされたら悲しいなとか、
1個の感情だけじゃなくて、
いろんな感情を想像する状況によってって感じ?
そうね。
その経験を、その同じ状況を経験したことがなかったとしても、
その想像して、
この本の中に書いてあった、使ってあった言葉を引用すると、
その人の靴を履いてみるっていうのあったよね。
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ありました。
誰かの靴を履いてみること。
要はこの本っていうのは、すごくこの多様性だとか、
状況が違う人たちがたくさんいる中で、
どういうふうに大きくなるかみたいなところがあって、
その多様性だとか、状況の違う人のことを理解する、
共感するっていうところで、
その人の靴を履いてみるっていうのが、
エンパシーだっていうふうに言ってるんだよね。
この僕がね。
僕がね。
エンパシーとは何かっていうふうに、
学校で試験の問題で出たんだよね。
エンパシーとは何か、試験の問題で。
で、書いてあったから、
じゃあどうやって書いたのって、
保護者の人が聞いたら、
自分で誰かの靴を履いてみることって書いたって、
この子が言うのよ。
はいはい、と思って。
そう、本当に。
そう、的確な表現だなと思って、
そうすると、じゃあどういうふうに世界が見えてるのかなっていうのが、
見える、ないしは見える努力ができるっていうことだっていうふうに書いてあって、
すごく必要な能力だよね。
でも本当にこれは練習が必要っていうのはすごく、
読んでて思う。
そうだね。
自分のフィルターでね、考えちゃうから。
考えちゃうからね、自分の知ってるところで考えようとしちゃうから、
そうではないんだもんね。
そう、あきちゃんがよく言う、それはおこがましいよねっていうあれよ。
自分の尺度で切るのは。
そうね、見えてるものと見えてないものの方が多いわけだから、
その人が本当に実際はどう感じているのかとかっていうのは、
わからないことが多いので、
わからないというのは大前提にして、
それでもなお、誰かの靴を履いてみようとするその、
そのトライが大事。
うん、深いね。
と思うよね。
そうなのよね。
ここはグッときたね。
ここはグッときたよ。
そう、今特にさ、
今働いている職場が、
かなりいろんな状況を持った子どもたちが通ってくる場所なので、
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このね、エンパシーっていうのは、
今すごく必要な力だなと思いながら、
仕事には当たっている。
なかなかシンパシーを感じようと思うと、それは無理。
無理っていうか、できない。足らない。
だけど、
シンパシーはさ、でも日本人はシンパシーじゃない?
空気読むとかはシンパシーじゃない?違う?
空気読む、そうだね。
シンパシー。
そうか。
日本人はシンパシーはあると思うぞ。
強い気がする。
シンパシー、分からなくなってきちゃった、また。
シンパシーってなんだ?もう一回。
シンパシーは共感とか、
一個の感情とか、理解とかなんだけど、
エンパシーがもう一歩深くっていう感じ。
能力だからな。
そうだな。
だから、シンパシーはあると思うのよ、日本人はさ。
そうか、そうか。
ただ、この状況が全く違う子がいた場合、
例えばね、
うーんと、
出していいかな?いいわな。
授業の時間帯の中で、必ずお祈りをしなきゃいけない生徒がいたりする。
はい。
1日5回お祈りするとかあるよね。
宗教のお話で、お祈りをしなきゃいけない生徒がいるんだけれども、
私はそういう経験はもちろんないので、
なかなか、
なんて言うんだろうな、
お祈りしなきゃいけないよね、と思わないじゃない。
とはならないじゃない。
だけれども、その子にとってはとても重要な時間だっていうふうには、
思ってなきゃいけないじゃない。
私がそれを絶対に軽んじてはいけないし、
いや、言うて、ほら、ずっとこっちの国にいるんだし、
っていうふうには絶対思ってはいけないし、
いや、お祈りって、とかも絶対思ってはいけない。
思ってはいけない。
思ってはいけないよね。
だから、それこそ、
エンパシーとして、
はい。
なんて言うんだろう。
この例えは合ってるのかな。
もうよくわからなくなってきたけど。
そう、理解をした上で、
でも、きっとこの子はこの時間に授業を抜けるっていうのは、
どんな気持ちになるんだろうな。
いや、しょうがないじゃないって思ってるかもしれない。
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いや、この時間の授業を受けられないから、
みんなからどう思われてるんだろうって、
ちょっと不安なのかもしれない。
世界の情勢を見たときに、
あいつの国ってどうなのってなるかもしれない。
どんな思いなんだろうな。
でも、どんな思いを感じていたとしても、
なんて言うんだろうな。
私は全然オッケーだと思うよ。
いきなさい。
って、するべきじゃない。
ちょっと今、今からショートテストするから、
無理じゃん。
みたいなさ、なんて言うんだろうな。
わかる、わかるよ。
ちょっと今、ボンって出ちゃったからな。
いや、でもね、それは本当に環境にもよると思うなよ。
今のお祈りはちょっと難しいとして、
愛知県ってやっぱり外国人児童が多いじゃん。
児童生徒が多いじゃん。
でさ、ピアスしてる子とかもさ、
いるじゃんね、稀に。
稀にっていうか、結構いるじゃん。
外国人児童でピアスしてる。
日本では、いやいや、お子がなぜピアスをしているの?
っていう感じ。
でも、これはおばあちゃんの片身だからとか、
家族で生まれたらすぐするものだから、
痛いとかわからないうちにやるものだから、
っていう考え方のおばあちゃんね。
で、私はその時に、
日本ではそういう考え方もあるんだし、
そうか、尊重しなければいけないよね。
いろんな家族の考え方とかがあるよね、
って思っていたの。
で、それが日本にとってはマイナーだから、
そういう考え方になるんだろうね、きっとね。
でも、自分は理解したつもりでいた。
そういう考え方もあるんだ。
そうだよね、そうだよね。
でも、日本人からしたらちょっとなんだけどな、
みたいな思ってたけど、
こっちアメリカに移住して、
結構みんなしてるの。
もう8割とは言わんな。
でも半分以上はしてるの、ピアスとか。
ちっちゃい子供のピアスとかしてたり。
赤ちゃんでも、金のブレスレット、
たぶんこれはきっと家族でみんな一応にするんだろうなっていう、
本当に1歳とかの子でもしてるし、
ネックレス、歯がための、歯がかゆい、歯ぐきがかゆいのが
防げるっていうネックレスをしてるんだとか、
本当にアクセサリーに関する概念が全く違う。
だから、ていうか、そもそも髪の色も肌の色も、
髪型だって全然違うし、
環境によって全然考え方とかって、
今まで私が大きなこととして悩んでた、
でもこれは、考え方としては受け入れなければならないんだ、
みたいに考えてたことすら、
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全然大したこと、そこむしろそこ?みたいなぐらいの、
あれ、なんて言うんでしょうね、
価値観って変わるんだなっていうのは、
外に出てみて分かって、
そうだね、今なんかすごく、分かる分かる。
そのお祈りもさ、日本だとさ、
でも私がそれを行かないでって言えないしって思うけど、
でもそれがその国、その子の母国であれば、
学校全体が、はい、じゃあみなさん今からお祈りの時間ですってなるかもしれないじゃん。
そうだね、だからそうなのよね、そうなのよ。
普通が、普通ってない。
そう、当たり前とか普通って、すごいもろい言葉だなって。
そうそう、そうね、すごいなんか、
普通ってないし、
当たり前って、場所が変わったり時代が変わったりしたら、
もう180度変わるようなものだったりもするし、
だって、そうじゃない、それこそ戦時中と今とじゃさ、
日本の当たり前なんて全然違っていてさ、
同じ時代だって、国が変わりゃそうやって違うしさ、
で、いろんな子どもたち、いろんな人たちが集まれば、
当たり前って何?ぐらい全員違うしさ、
だからさ、それこそ日本人は、さっきさ、
日本人はシンパシーはあるよねって、トムちゃんが言ってたじゃない、
言ってたじゃない、すごくなんかわかるんだけど、
だからこそ、あんまりこの、いわゆるよそ、みたいな、
いわゆる自分と違う人っていうのが、あんまりいない状態だから、
そりゃシンパシーは感じるよね、
みんなだって、同じような経験をしながら育ってきていて、
同じような環境で、みんな髪の毛黒くって、
みんな何?みたいな感じだったりするわけじゃん、
だからこそ、エンパシーっていうものを、
それを他の違う感覚でいる人、
違う状況でいる人を理解しよう、
能動的に理解しようっていう風にすることが、
どれだけ大事なのかを、すごくないがしろにしてる気がする。
そういう、そもそもたぶん状況がなかったよね、今までね。
今こうやってネットでつながるとか、世界とつながることでわかったけど、
別に生活しててさ、ないじゃん。
だから、本当に能動的に知っていくっていうのを、
気持ちの思想的なところもあるけどさ、ハンディキャップとかもさ、
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私だってさ、メガネがなければおそらくさ、
江戸時代だったらもう、目が見えない人なのよ。
近視がすごいから。
だからさ、そのハンディキャップに対する考え方もきっと変わってくるし、
そうだね。
医療技術とか、なんかだから、
みんな違って、みんないいんだよ。
出た!
出ました!
羽子美鈴先生の。
出ました、ここに来て。
いや、本当にそうなんだよ。
それこそ、シンパシーばっかりのところだったからこそ、
今までそのハンディキャップを持っている人とか、
まあ、なんだろうな。
が、みんな息を潜める的な感じだったじゃん。
そう。なんかちょっと、晴れ物を触るじゃないけどさ、
こう、違うっていう、カテゴリー別にしている感じもあるよね。
なんかこう。
で、またそこにまた変なシンパシーが変な作用を起こしてさ、
なんかね、そう、触れてはいけないものみたいになっちゃったりとかさ、
していたけれども、
まあ、でも最近はそうじゃないっていうふうに、
どんどんどんどんなってきているからこそ、
エンパシーの力、その、
左側はその、他人を知ろうっていう、
みんな違う、みんな違って、みんないい状態を、
あの、ね、頑張ってその能力を手に入れていくところなのかもしれないな。
おっしゃる通りでございます。
そんな気がするよね。
そんなね、おこがましいよ、私は全部わかってるとか、
あなたの気持ちに寄り添うとかは、
ちょっとおかがましいなって思った。
その本を読んでとか。
絶対、だってさ、
家族、同じ状況で育ってきた家族とか姉妹とか兄弟であってもさ、
ちょっと違う考え方のじゃん、
同じものをずっと食べてきて、
同じように育ってきたのに、
やっぱりちょっと違う考え方とかあるし、
だからそんな他人をね、
だからやっぱり能力なのよ。
事情能力が必要なのよ。
そうなのよ、その通りよ。
その通り、わかったような気になってちゃいけないんだよね。
なんかそれをね、すごくね、学びましたね。
ハイライトですね、これは。
ハイライトです。
ちょっと真面目な話しちゃったね。
すっごい真面目な話しちゃったね。
時々ね、時々真面目に話す番組です。
時々真面目な回でした、今回は。
そうだね、こんなはずじゃなかったのに。
こんな話じゃなかったぞ。
これはちょっと皆様のご機嫌をじゃないわ、
ご意見を。
ご機嫌とっちゃって。
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ご機嫌とっちゃダメよ。
ご意見をね。
いただきたいわ。
これはもうちょっと読み進めます。
はい、同じくです。
いちいち噛み締めすぎて全然進まないんだよね。
分かる。
噛み締めちゃってね。
噛み締めちゃって。
ちょっと待って、さっきの理解できてないぞ。
ちょっと待って、戻るみたいな。
進まないみたいな。
分かるわ。
そうですね。
そうですね、じゃあ今日はこんな感じですかね。
はい、こんな感じで。
あきちゃんもう12時過ぎてますね。
はい、過ぎましたね。
また近々、ちょっと喋りたい他の内容も全然こなせなかったので、また近々。
全然こなせなかった。
これも話したいっていうリストをばーって久しぶりにいっぱい上げてさ、送ったのにさ、
1個、1個しか。
1個も、1個だけか。
1個その、この本の話をしたいの、1個しかチェックできてない。
リストはね。
はい、じゃあちょっと近々また。
はい、またやりましょう。
はい。
ではでは。
それでは。
おやすみなさい。
じゃあね。
バイバイ。
おやすみ。
おやすみ。