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2020-12-06 12:18

#206 会社を選ぶ基準

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「名刺交換」に対してあなたはどう考えるか?名刺交換についてどのように考える会社で働きたいか?
たとえば、儀式性を大切にしている会社なら「道」のごとく作法に気を配らなければならないだろうし、機能としての名刺を大切にしている会社なら足しげくカード集めに奔走しなければならない。中には「社会に適応するために一応名刺はつくっておくね」ぐらいのノリの会社もあれば、「名刺なんていらないでしょ」という会社だってある。
当然、職務や業界、業態などさまざまな兼ね合いもあるがそれを含めて名刺交換についてよく考える。
名刺交換に対する自分の価値観と会社の価値観が合致していなければ、意外と仕事がつらくなると思う。
/サイコパスのラジオは、サイコパスがサイコパスの視点で語るラジオです。斜め上の視点に触れたり、サイコパスについての理解を深めるきっかけとなることを目的としています。/番組の感想や質問は、ハッシュタグ「#サイコパスのラジオ」をつけて、ぜひTwitterでつぶやいていただけると嬉しいです!今後の番組の参考にさせていただきます。/パーソナリティ:うえみずゆうき https://note.com/y_uemizu/
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皆さん、こんばんは。上水優輝でございます。サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、会社を選ぶ基準という話をしたいと思っています。
先日、変な夢を見ましてですね、あのー、なんか、大企業にですね、なんか訪問してる夢で、
そしたらそのなんか、廊下でね、企業の玄関というか入り口のところで、
ちょっと上水さんとおつなぎしたい方がいるから、ちょっとそのまま待っててくださいということで、
待たされました。で、向こうから来た方がいて、見るからにインテリっぽい、
僕の上の30代後半くらいの方のインテリっぽい方が出てきて、名刺交換をするんですけども、
なんかすごいだるそうな感じで名刺交換をされて、僕は僕で別になんかよくわからないままおつなぎでいただいて、
名刺交換をしてっていう中で、なんかわざわざだからなんかあったのかなと思って、
なんか困ってることとかあるんですかみたいな、まあ僕はこういうものなんですけども、
なんか困ってることあるんですかみたいな感じで言ったらですね、いや別にないですよみたいな感じで、
言われちゃうっていう夢でした。で、まあ言われちゃうだけじゃなくてですね、
なんか僕がなんかわからないけど名前を間違えまくるっていう感じで、
なんかもうすごい怒られるという、なんか賢悪な感じになるみたいな夢だったんですけども、
その夢を見てですね、飛び起きました。僕は朝ね、あれ何時だったんだろうね、
また朝5時前だったんじゃないかな、珍しくね、早朝に飛び起きて、
名刺、なんでこんな夢を見たんだろうって思っちゃったんですね。
まあ一つはですね、僕はスーツ着たくないとかね、そういうのがベースにあるんですけども、
スーツを着て名刺交換をしてみたいな、そういういわゆるスーツも嫌いだし、
名刺交換も嫌いで、僕はですね、やっぱりその、何て言うんですかね、
儀式全般大嫌いなんですよね。嫌いです。あってもいいけど、しょうがなく参加はするけども、
相手の部族のカルチャーに合わせてとか、社会のカルチャーに合わせてとかっていう感じで、
一応その、やりはしますけども、僕の価値観的には儀式全般が大嫌いで、
なんでそんなことしなきゃいけないんだろうと思いながらいつも頑張って適応しているところでございます。
で、今日はね、名刺を切り口にですね、いろいろ考えていきたいなと思っているんですけども、
名刺交換の文化って、もうぶっちゃけいらなくないですかって思ってるんですよね。
というのも、今ってもうSNSを見れば、どんな人かってだいたいわかるじゃないですか。
何をアップしているかとかで、どれくらい仕事に対して真面目なのかとか、
どういうことに関心があるのかとか、文章の書き方で国語力が見えたりとか、
どういう語彙を使って発信しているか、投稿する頻度はどれくらいか。
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でもそういうのを見れば、なんとなくこういう人なのかなって見えてくるじゃないですか。
少なくとも名刺よりも情報量が多いと思うんですよね。
だから僕は主に、全ビジネスマンはSNSを必須にすればいいんじゃないかな。
必須にしなくてもいいけど、SNSをもっとビジネスに使うようにして、
そこからどんな人かって見ていくような感じにすればいいんじゃないかなと思っています。
もちろんそれには反対意見もあると思っていて、SNSはSNS、ビジネスはビジネスという方もいるから、
そうするとビジネス、SNSみたいなものがあるから、
そういうものを使ってね、それはそれ、これはこれでやってもいいと思うんですけど、
とにかく名刺よりももっと潤沢なというか、豊かな情報量のあるものを使って
マッチングしていったほうがいいと思います。
よくわからない社交事例みたいなコミュニケーションをするよりも、
よっぽど合理的なんじゃないかなというふうに思っています。
名刺交換って、いわゆるインターネット時代以前の話で、
プッシュでね、自分から出会いに行って、自分から自分の紹介をして、
そして自分はこういうもので、こういうことをやっている、
こういうものをやっているというふうに、
自分の紹介をして、そして自分はこういうもので、こういうことをやっている人で、
こういうことを解決できる、あなたのこういう課題に関して解決できますよみたいな感じで、
押していく感じでね、プッシュしていくっていう時代だったんだけども、
今って困っている人が困っていることを検索して、
そこの最もピンとくる人に騒乱するっていう、
そういうプッシュじゃなくてプル型ですね、引き合いですよね。
引きのビジネスに完全に変わってきていると思うんですよね。
という中で未だにプッシュをやっているという意味で、
僕からすると名刺っていう文化自体が推しの文化だから、
もう時代遅れなんじゃないかなって思っているんですね。
もっと言うと名刺の機能というか役割が、
僕の中では2つあるなと思っていて、
1つは広告ですよね。
自分の会社と自分の名前と、
自分の会社の場所とか連絡先が書いてあるっていう、
あわよくば顔写真が載っていたり、
あとは事業が紹介されていたりという感じで、
ある種ホームページとかの会社概要のページを見せているようなものなんですよ。
あとは自分の自己紹介をするっていうことでしかないので、
ある種メディアですよね。
だからさっき言ったように、
SNSを見たほうが情報量が多いよねっていう話なんですよ。
それをわざわざリアルタイムでフェイストフェイスで渡されるものなのかと、
別に見たいときに見るわという感じなので、
いるかなと。
わざわざ動機、
そのままフェイストフェイスで、
わざわざタイミング合わせてやらないといけないことかというのがあるわけです。
時代的にはね。
もう1つの機能は儀式ですよね。
知らない人同士がビジネスをするために、
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まず最初に、
例えば道端で歩いている人に声をかけるのはむずいけども、
なんか繋がれて、
名刺交換から入るっていう、
作法的にね、
スタートがあるだけで、
その後の会話がしやすくなるみたいな、
儀式としてですね。
試合の前に礼をするみたいな感じの、
儀式としてやるみたいな、
色合いも強いのかな。
現代はむしろそっちのほうが強いかなと思っていて、
というのも、
名刺をね、
名刺管理アプリとかに名刺をもらったらすぐね、
写真撮ってというか、
撮り込んでスキャンして、
名刺管理してる人が、
デジタルが苦手じゃない人はですね、
ほぼほぼ名刺管理アプリで名刺を管理してるんじゃないかなと思うんですよね。
ということは、
そんな物理的なカードを持ち歩かなくても、
名刺が飛ばせればいいじゃん、という話なんですよ。
名刺が飛ばせればいいじゃんってことは、
名刺なんかじゃなくて、
やっぱりSNSでいいじゃんって話になっちゃうんですよ。
なので、
その儀式として大事だっていうんだったら、
儀式として大事な人たちが大事にすればいいんですけども、
その、
メディアとしての機能はもう終わってしまったな、
というふうに思うわけですね。
これって何かに似てるなと思うのは、
ハンコです。
このコロナで、
結構ビジネス界で問題になったのは、
もう出社をしない在宅なんだけども、
ハンコもらうために会社に行くみたいなので、
結構、
物議を醸していました。
で、なんか今やね、
国の方からもですね、
電子化しますとしていきましょう、
みたいなところが、
お神からね、
通達というか、
変現が出ておりますので、
これからどんどん電子署名みたいなものがね、
普及していって、
印鑑文化みたいなのも、
どんどんどんどんなくなっていくというか、
なくなっていくんでしょうね、
という感じがしています。
つまり、印鑑っていうのも、
本来ずっと前から言われてますけども、
全然サインでいいのに、
印鑑とサインで別にそんなに重みって変わらないのに、
全然サインでも十分なものを、
わざわざ印鑑でやってたっていうのは、
本当にいいものを、
印鑑でやってたっていうことなんですよ。
儀式として残っていたものを、
なんか、お神がね、
もうちょっとやめましょうって言ったら、
そうなっちゃったということなので、
もしかするとね、
この名刺交換も、
コロナ次第っていうのもあるとは思いますけども、
わざわざ対面で営業するとかじゃなくて、
ズームでいいよねっていうような、
流れがどんどん加速していった暁にはですね、
名刺交換なんていうカルチャーも、
もしやしたら、
SNSでやっていこうと、
もしかしたら解決方法かもしれないけど、
名刺じゃないやり方でいいんじゃないですか、
ってことになっていくのかもしれません。
というか、なってほしいなと思っています。
で、これはですね、
思った以上に、
根深いというか、
例えば、
ここまでのお話の中で、
いくつかポイントがあったんですが、
デジタルに明るくない人は、
やっぱりまだ名刺を、
名刺のカードとして管理すると思うんですよ。
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もしくは、
デジタルに明るいけども、
名刺を管理したいというこだわりがあって、
名刺を紙で管理されている方もいると思います。
それはまず、
自分の趣味的な、
趣味的というか性質的にそうしてしまうパターンと、
能力的にそうしてしまっているパターンと、
次にね、
儀式として大事にしたい人もいますよね。
それはその方がコミュニケーションしやすいからなのか、
試合の前に礼をした方が気持ちがいいからなのか、
それともずっとそうやってやってきたからなのかわからないけども、
価値観レベルでも儀式を大事にしているパターンはあると思います。
次に、
僕みたいに、
どっちも嫌だと思っている人間、
デジタルでいいやんって思っているし、
名刺いらないやんって思っているし、
名刺交換とか儀式いらないやんって思っている人もいると、
という感じで、
いろんな価値観が名刺交換一つとっても、
出ているんですが、
その背景にあるものが、
今言ったみたいに、
能力であったり価値観であったり、
というのが、
いろいろ絡んでくるんですね。
これ面白いなと思いますね。
というところで、
たかが名刺交換なんですけども、
さらに名刺交換であるというふうに僕は思っていて、
その名刺交換に対する考え方を聞くだけで、
その人の仕事観みたいなのも、
ちょっとわかるんじゃないかって思うんですよ。
やっぱり名刺大事だよって言っている人っていうのは、
やっぱりその伝統とか、
既存の社会に適用するということを
すごく重きを置いているでしょうし、
いらないよねとか、
一応僕みたいな人っていうのは、
既存の常識よりも、
未来から逆算して、
今どうあるべきかって考えてしまう。
今は今でもいいけど、
未来ファーストみたいな考え方になっちゃう、
みたいな感じで、
結構そういう名刺一つとっても、
いろいろ非合理的なことから合理的なものまで、
いろんなものが絡んでいて、
そこに対する価値観を見るだけで、
働き方、そしてどんな仕事がしたいか、
ということが見えてくると思います。
そうですけども、
これから就活をする方、
転職活動をする方っていうのは、
名刺交換について自分はどういう考え方を持っているかと、
めっちゃ掘り立ててみると、
そうすると自ずと自分はどういう職種につけばいいかとか、
どういうフードの会社に入ればいいかとか、
いう感じで、
実はね、
名刺交換から逆算して、
自分がストレスがあんまりない仕事というか、
居心地の良い職場みたいなのが見えてくる可能性もあるよね、
と思ったりします。
名刺交換だけじゃないと思うんですけども、
なんかよく分からないけど残っているものに対する価値観を、
掘り下げていくだけで、
実は意外と自分の適色であったり、
自分の適した環境というのが、
見えてくる可能性があるかなと思います。
ぜひね、
遊び方でいいので、
自分は名刺交換についてどんな考え方を持っているかな、
ということをめちゃくちゃ掘り下げてみてください。
そうすると、
そんなあなたが働くと良さそうな場所というのは、
実はね、見つけ、
その基準でいくと、
こういう場所だったら働けるかなという感じで、
見えてくるんじゃないかなという風に思います。
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やりたいことが見つからない方は、
ぜひ試しにやってみて、
それでね、
就職先を探してみるというのも、
面白いんじゃないかなという風に思います。
本日は以上でございます。
またお会いしましょう。さようなら。
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