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2024-12-12 12:49

136 視座サラダ

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能力だけでなく、視座がフィットするポジションに就かないといろいろ生きづらい世の中です。

▼現象は「存在としての公園」をコンセプトにさまざまな活動を行なっています。


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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。
完全招待制の晩餐会を開催したり、公園にレジャーシートを敷くなど、存在としての公園をコンセプトに様々な活動をしています。
現象のラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。視座、みたいなことをですね、考えている、今日、この頃ですね。
物事を、どの高さで見るのか、みたいな感じ。
高いところから見ると、より遠く広く見えるし、低いところから見ると、より足元、手元というのが見えるというような感じで。
ビジネスのシーンとかでは、視座が高ければ高いほど良いような言われ方をしますよね。視座を高く持て。
経営者の中でも、より高い視座で、小さい市場を見てるんじゃないよ、グローバルを見ろ、地球を見ろ、というような。
宇宙に行っちゃう人もいる、みたいな。宇宙を見よう、みたいな。視座を高く持つ、みたいなのは、そういうより大きく、みたいなイメージがある。
ビジネス用語ではないですけど、ビジネスの中でよく使われる用語として、視座を高く持つ、みたいなのがあるなと思っているんですけど、
僕が話したいのは、今日、そういうことではない。そういうことではないこともないな。そういうことではないことでもないんだけども、
視座が高けりゃいいってもんじゃないよねっていうのが1点と、
もう1個は、視座って、
訓練である程度、どうにかなる部分はあるにせよ、その人にとって心地良い視座ってあるから、あると思っているっていうことですかね。
まず1つ目ですね、視座を高く持って、より大きく、より長期的に、視点でね、
物事を考えていくと大きなことを成し遂げられるよね、みたいな意味で、視座って高く持て、って言われがちなんですけど、別に大きいことをしないといけませんか?っていうふうにも思いますから、
大きいことをしたい人が、勝手に視座を高く持てばいいと思いますので、そういう意味では、
そういうジャンプ漫画みたいな、より大きく、より未来永劫みたいな視点の、そういう思考の人は、視座を高く持っていただければいいと思うんですが、
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僕はどちらかというと、必要に応じた視座を持てたらいいよね、と、その人の生き方にフィットする視座が
あったらいいよね、と思います。
よく感じるのは、会社の組織内には、例えば社長、部長、課長、主任、平社員、みたいな感じで、綺麗にね、階層があって、
そこに、それぞれね、一般のプレイヤーの視座があったり、課長クラスの視座があったり、部長クラスの視座があったり、経営層に求められる視座があったりっていうのは、
会社ごとにもちろん微妙に違うとはいえ、おおむね、求められる視座ってあるなと思うんですよ。
経営者であれば、どっちかというと、最初から言ってるような、より高い視座で、長期的に、そして広く見ていかないといけないよね、と、外部環境から何やらね、時代の流れから何やらかんやらと、
大きなものを見ていかないといけないよね、と思いますけども、
部長がどれくらいかっていうと、そういった経営者が見ている、経営者が立てた経営戦略みたいなもとにですね、自分の部門にそれを落とし込んでいって、
部門のレベルでの未来というか、現在も含めてですけども、いろいろ見ていかないといけないということになるかなと。
課長になるともうちょっと現場に寄ってくるけれども、現場全体を見れるようにとか、
プレイヤーレベルであれば、自分とか自分のチームレベルの視点でいいのかなというふうになってくると。
これがね、いろいろ複雑なんですけど、責任の重さみたいなものと比例してくるから、やっぱり視座が高い方がいいんでしょうみたいになりがちなんですけど、
それはやっぱり仕事においては、より大きく、より長期的なことをやった方が儲かるというか、
それだけ責任を負っているし、それだけ影響を及ぼしているという意味で、儲かるんだと思うので、
視座が高い方がいいって話になるんですけども、一旦そういうのを向きにしたら、
働いていて心地良いとか、パフォーマンスを発揮できるみたいな意味合いで言うと、
自分に合った視座のポジションにつけるとハッピーだよねって思うんですね。
例えば最近会ったのは、すごい経営的なところにチャレンジしている方だったんですけども、
結構対話してもですね、「ま、課長レベルの視座だなぁ。」みたいなのがすごかったんですよね。
で、その人すごい、課長を多分任せたらもうすぐできるんだけども、
なんかそういう経営の話になると、ちょっと視座が低いなぁみたいなのをすごい感じると。
それってなんかもう、別にその人が仕事ができないとか、そういうことではないと思うんですよね。
その人に合った視座が求められるポジションにつけばめちゃくちゃハマるのに、
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変にその経営層みたいなところに行っちゃったが故に、こう、合わないみたいなことがあるなと。
その例を言っちゃうと、今度また視座が高いゾーンに来たのに視座が低いから通用しませんでしたねみたいな話に聞こえるかもしれないですけど、
逆もあるなと思ってて、例えば僕とかは最低のもので、高校生時代から、高校生じゃないなぁ、成人してからかなぁ、
長らくフリーター生活みたいなのをしてましたけども、その中でもバイトなのに視座が低い視点みたいなのをするんですよね。
だから経営に腹立ってくるというか、なんでここをこんな風にしてるんだろうみたいな、
経営に物申したくなってしまうみたいなことが起こるわけですね。それはそれでやっぱりミスマッチなんですよね。
アルバイトとして採用されていますから、視座低くていいので、どっちかというとその現場で与えられた作業を的確に早く正確にやってほしいということで採用されているのに、
経営に対して物申したくなっちゃうと。卓球部員のバイトとかするときも全国規模で社長の顔なんか見たこともないですし、
九州の支部長の顔すら見たことないみたいな、自分の所属している支店の支店長の顔をギリギリ見たことがあるぐらいのレベルなんですよ。それぐらい階層が深いんですけど。
でも、経営は何をしているんだということをすごく思ってしまう。自分だったらこうするのに、みたいなことを思ってしまうという感じで、やっぱり視座みたいなものがマッチしないと不満になりやすい。
不満になりやすいというのは、多分雇用している側にとっても逸脱した視座のことを言われても、あなたはそのポジションにありませんよねってなるだろうし、
働いている本人としても、自分のポジションで本当はできることをやる、そこを考えればいいはずなのに、変にそれ以上のことを考えて、自分ではどうにもできないことにイライラしている、みたいなことが起こってしまうと。
なので、この視座の高い低いっていうのは、チューニングするのが仕事でしょっていうふうに器用な人は多分思うと思うんですが、案外チューニングってできない、できづらいものなんじゃないかっていうのを思っているってやつですね。
だから、すごいプレイヤーが向いている人とか、経営が向いている人とか、課長とか部長が向いている人っていうのは、一定いるなと思うんですよ。それは、能力みたいなものももちろんありますけども、視座がフィットするのかというところが、実はね、案外すごい重要なんじゃないかなと思いますね。
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視座が低くて高いところではミスマッチが起こるとか、視座が高くて低いところではミスマッチが起こるみたいな、両方の例を出しましたけども、
後者ですね、視座が高いけど、そんな高い視座が求められない場面で、変に高い視座でマッチしないパターンっていうのは、結構現場にとってはめんどくさいやつになるから大変ですよね。
逆もそうか。視座が低いからゆえに、視座が高いところに行っちゃうと、視座が低くてポンコツに見えるみたいなことが起こるだろうし、視座が低くて良い場所に行った場合は、すごい偉そうに、自分では責任が取れない領域のことに口出ししている、口だけのやつみたいに見えるみたいな。
この辺の視座と与えられているポジション、与えられているというか、自分が今持っているポジションがミスマッチっていうのは、すごく人を無能に見せるみたいなところがあるなと思うんで、
器用な方は、求められたポジションの、求められた視座にチューニングしていくってことをやっていけば、まず器用なのでやってもらえばいいと思うんですけれども、不器用な人っていうのは、自分がどういう視座で物事を考えているかってことをしっかり自己理解して、その視座でやれること、やれる感じのことに従事するっていうのがいいなというふうに思います。
特に視座が高い人、生まれながらにしてというか、天然で視座高めの人っていうのは、どうしても会社で普通に採用されてしまうと、視座の低いポジションからっていうふうになっていくので、
その間を我慢できずにというか、高いポジションに着くまでの間に結構苦労するよなというふうにも思うんで、今だとフリーランスとかもかなりやりやすい時代になってきてますから、自分で事業をするとかいうのも一つ選択肢かなと思ったりしますし、
その辺の視座のチューニング問題っていうのは結構根深い、そんな簡単に器用にできるものでもないよなと思ったりするんで、視座の観点から自分がどこに見ようかを考えていくっていうのもあってもいいんじゃないかなというふうに最近は思っています。
よかったら参考にしてみてください。
本日は以上です。
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それではまたお会いしましょう。さよなら。
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