00:01
皆さんこんばんは、上水優輝でございます。この番組は、サイコパスである私が、サイコパスならではの切り口で語ることによって、
感情豊かな皆さんにとって、斜め上の視点に触れたり、サイコパスについての理解を深める企画になることを目的としています。
ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、語順と思考とサービスというお話をしたいというふうに思っています。
語順というのは、言葉の順ですよね。何が言いたいかというと、英語って結論が最初に来るし、日本語って最後に結論が来ると。
そういう語順の違いが、思考の違いになっているし、その思考の違いが、結果サービス、いろんなサービスに現れているなというふうに思うんですね。
パッと今、自分のスマホのホーム画面を見てみると、ほとんどアメリカ産のアプリで占められていて、
国産のというか、日本のアプリがどのくらいあるんだろうな。
本当、多く見積もっても5つあればいいかなくらいの感じで、かなりアメリカ率高いなという感じになっていますね。
ということは、英語圏の人が英語的な思考回路で作ったサービスが、今このホーム画面に並んでいると。
何ならこのハードウェアですね、iPhone自体もアメリカ人の発想で作られているわけですから、
そういう西欧的なもののカルチャーの上に乗って、ジャパニーズの自分がそれを使っているという状況になっているということなんですね。
ちょっと分かりづらいですよね、今言っていることって。
例えばGoogleマップとか使おうと思っても、別に日本人だからといって使いづらいとかということはないですよね。
ただ、これが顕著に現れるのがコミュニケーション系のアプリなんですよ。
アプリというかサービスなんですよ。
例えば、まずビデオ通話。
Zoomとかね、今かなり使っている方多いと思うんですが、
そもそもビデオ通話っていきなり始まりますよね、つないだ瞬間。
あれっていうのは、例えば日本人が今まで、
営業マンがお客さんのところに行って商談をするときに、
ついて即行ね、うちの商品はとかって話はしなかったと思うんですよね。
なんか、今日暑いですよねとかっていう、よく分からない雑談をして、
そのネクタいいですねとかなんかなんですけど、
最近、ご家族どうなんですかみたいな、身の上話を結構、
僕からしたらちょっとあまりサイコパス化すると無駄だなと思うんですが、
そういうのを好む商談っていうのがあったのかな、
日本には結構よくあったのかなというふうに思うんですね。
東京の方とかちょっとだいぶサバサバしてきているとは思うんですが、
この10年、20年ね。
けどまだまだ九州とかっていうのは、
商談のときにそうやってお互いの身の上話をして、
安心感を持って、最後にちゃちゃっとね、
本題を喋るみたいな感じになりがちだなというふうに思うんですね。
03:03
でもビデオ通話で商談しましょうって言って繋いでいるのに、
身の上話を30分とかして、
本題をちょっと喋るとかっていうバランスは絶対ちょっとむずいですよね、
ビデオ通話と。
もういきなり本題になりやすいツール。
これまさに目的を持って繋がっている、
今クリックしたっていう感覚がものすごく強いので、
自然とグラデーションで現れて、
そこをおかけになってくださいみたいなコミュニケーションじゃなくて、
いきなりもうフェイストゥーフェイスで、
画面越しですけどね、パッと繋がってコミュニケーションスタートっていうのは、
いきなり本題っていうカルチャーにかなり寄っているなと思うんですよ。
だから英語圏の人で、かついきなり本題喋りたい人からすると、
もう最高に合理的なツールだなと思うし、
私もどっちかというとそういう気持ちでコミュニケーションするというよりは、
合理性というか目的を持ってコミュニケーションするタイプなので、
あんまり気持ちの繋がりとかよりも、
お互いの利害が一致するかという話をいきなりしたいタイプなので、
合っているんですけども、
日本人にとってなかなかそれって、
うってなっちゃうというかね、
受け入れにくい部分もあるのかなというふうに思ったりしますね。
結局そのプラットフォームに乗っかった上で、
ビデオツアーのZoomとかっていうプラットフォームに乗っかった上で、
日本的なコミュニケーションを取ることも、
これから多分やっていく人はやっていくんでしょうけど、
どうしても作っている土台が欧米式ですから、
欧米的にそこはもう、
欧米のサービスを使うんであれば、
欧米のカルチャーに乗っかった方がスムーズにコミュニケーションを取れるよね、
とかいうふうに思ったりするんですよね。
つまり英語という語順が、
英語的な思考回路、
いきなり本題をしゃべりたいとかっていうね、
いきなり結論からいきたいよっていう思考回路で、
作られたビデオツアーというサービスっていうイメージなんですよね、
私からすると。
だからこう、全然違う、
最後に結論が来るよっていうコミュニケーションを取ろうとすると、
ちょっと違和感があるツールなのかな、
というふうに思ったりしているところでございます。
で、あとね、
ビデオツアーって、
1個の話題しか話せないじゃないですか、
みんなが繋がってて、
例えば5人でビデオツアーしているとしたら、
例えば2人と3人に分かれたりとか、
っていうのが、
機能としてセパレートすることはできるんですけども、
自然発生的に2人で話していたのが3人になっているとか、
5人になっているとかっていうのを、
瞬間瞬間で切り替わるみたいな、
そういうのができないじゃないですか、
意図的に2人と3人で分かりましょう、できてもね。
という意味で、
1つの話題で話すっていうことに、
すごく向いているツールだなというふうに思ったときに、
やっぱりこれもどこか欧米っぽいというか、
日本人は別に1個のテーマで思うみたいな、
コミュニケーションってあんまり取らないというか、
雰囲気でいいんじゃないとかっていう、
議論みたいなことはあんまりしないですよね、日常的に。
そういう意味で1個の話題を5人が共有して、
その話題で話していくっていう難しさとかがあるのかな、
06:03
というふうに思ったりしました。
ビデオツアーはさておき、
今度グループチャットみたいなものもありますよね。
特に仕事でスラックとかを使っている方もいると思うんですが、
いっぱいチャンネルが立ち上がっているわけですよ、
スラックはね、例えば雑談とか、
案件別でいろいろチャンネルがたくさんあって、
そのチャンネルに沿う会話がそのチャンネルの中で
行われているという感じになるんですけれども、
それってまさに結論ファースト、
まず何の件で話をしているかというのを選んで、
そこで話が進んでいくというよりは、
思考回路が直接現れているという感じですよね。
一方、日本人が好むコミュニケーションツールって
何かってLINEですよね。
LINEの中を見ていると結局いろんな話題がごちゃ混ぜになって、
1個の線の中に、1個のトークルームの中に
ブワーっていろんな話がある。
雑談から、雑談めいたものから、
ほうれん草から、相談から、
あ、ほうれん草からじゃなくて雑談からみたいな感じで、
すごくごちゃ混ぜになった1本の部屋があると。
つまり何が言いたいかというと、
何を話しているかとか、何を言おうと思っているとか、
どういう案件でっていう内容ベースじゃなくて、
誰と話しているかっていうことで
フォーカスしているってことなんですよね。
この部屋だったら、ある程度この範囲だったら
何でも言っていいみたいな感じで、
何でも言っちゃうという部屋になりがちで。
これもまた合理性というよりは、
ちょっと安心感でね、
その人との関係性の中で出てきている言葉が
ただただあるという感じで、
本当に日本人がLINEを好む理由というのが
なんとなく分かるというか、
例えばプライベートの個人のやり取り、
プライベートの個人というか、
ちょっとしたプロジェクト、サークルみたいなことを
やろうと思ったときに、
多分スラックとかを使った方が話題を整理できて、
本来合理的なんだけども、
LINEの方が使いやすい。
LINEで全部何でもかんでもその部屋に投げた方がいい
っていうのが多分日本人的な思考回路なのかな
というふうに思ったりしますね。
この思考回路で見ていくと、
語順と思考回路で見ていくと、
日本人がこんだけ受け入れられている理由
みたいなのもちょっと見えてくるのかな
というふうに思ったりするところでございます。
リモートワークとかになってきても、
LINEとかでやるんだったらいいですけど、
かなり欧米のツールでやるってなったときに、
かなり合理性が求められてくるし、
日本人にはマッチしないというか、
ちょっと欧米的に、
いわゆる自分がアメリカに行ったら
アメリカのカルチャーみたいなのを
受け入れるわけですよね。
だからそういう感じで、
デジタルサービスになった瞬間、
日本にいるからついつい日本っぽく
振る舞っちゃうんだけど、
どこのプラットフォームを使っているか、
使っている最中ってある意味その国に
いるみたいなもんなので、
例えばアメリカ人がサービスを
使うのであれば、
使っているときには多少アメリカ人的に
09:01
思考回路でそれを使ったほうが
違和感なくというか、
すごくスムーズに使えるんじゃないかな
って思うんですね。
結構IT系の方って
こういうサービスにすごく
順応するというか、
スムーズだなって思ったときに、
IT系の人って天才なのかなって言うと、
別にそういうわけではなくて、
プログラミング言語はそもそも英語で
できているから、
プログラムを書けるということは
かなり英語的な思考というか、
論理の組み立て方というのが
すごく身についている方だと思うので、
こういうアメリカ人が作ったような
サービスとかが
スッと噛み合ったりするのかな
というふうに思うんですね。
さっきLINEの話しましたけども、
日本人に会うみたいなところで行くと、
実はMixiとか
ありましたよね。
Mixiとかもすごく流行ったし、
今で言うとNoteとかも
かなり日本人に寄り添った
設計になっているなと思うので、
やっぱり日本人が
日本人の文脈の中で使えるサービス
というのを日本の企業が
使っていくということは
一つ大事なことかなというふうに思いました。
そうじゃない
欧米のサービスを使うのであれば、
欧米の文化みたいなものというか
思考回路みたいなものに
少し自分が寄せて
よりスムーズに使うというのが
いいのかなと思いますので、
あんまし何でもかんでも
日本人スタイルで使うというのは
何でしょうね、
悪くはないんですけども、
ちょっと使いづらいんじゃないかなと
思う時がありますので、
ちょっとね、
違う文化圏に行っているんだと、
旅行をしているぐらいの気持ちですよ、
海外で今自分がいるのに
日本人に貫くというのは
ちょっと行きづらさにもつながるので、
日本人でありながら
欧米のカルチャーにも寄せていく
ということが大事なんじゃないかな
と思います。
かなりその語順と思考につながっていて、
その思考がサービスにつながっていると思いますので、
ぜひその辺を意識しながら
サービスを選んだり、
サービスを使ってみたりするというのは
大事なことかなと思っているところでございます。
本日は以上です。
ちょっと難しい話だったかもしれないんですけども、
今スマホみんな持っていると思いますので、
難しい話なんだけども、
結構身近な話だと思いますので、
ぜひ理解できるまで
何回も聞いていただけると
嬉しいなと思います。
本日は以上です。またお会いしましょう。さようなら。