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どうも、みなさんこんばんは。 明日もゲイのABCのB、ビッチでございます。
みなさん、ご無沙汰しておりますが、元気でいらっしゃいますでしょうか?
今日はね、ヒトリ回なんですよ。
しかもゲストのいないヒトリ回ということで、正真正銘、ただ一人でボソボソとつぶやく回になっております。
実はね、2020年、ちょうど2年前の3月、ちょうどコロナがいよいよ日本にもやってくるよっていうタイミングの頃に、
それは多分コロナと関係ないかもしれないんですけど、
明日ゲイの3人も、なんかちょっとヒトリ回、それぞれ発信してみようかみたいな、そんなことで盛り上がった時期があって、
ちょうど多分ね、2020年の3月ぐらいにビッチも一人で配信した回が数回ありました。
結構ね、ヒトリ回って聞き直すと結構しんどくなったというか、
割と暗めのトーンで淡々と人の悩みに応えるみたいな、そんなことをやってたので、
なんとなくそれ以来、なんか自分の巣が出過ぎちゃう感じに違和感があって、
なんかあんまりヒトリ回ってやってなかったんですよね。
でなんか、じゃあなんで今日ヒトリ回撮ろうかと思ったんですけど、
いくつかね、なんかちょっと理由があるというか、ぼんやり考えてたことがあって、
多分ね、一つはなんかポジティブな意味でというか、
この1年とか2年って、
なんていうんだろう、ポッドキャストもようやく一つのメディアというか、
コミュニケーションツールとしてようやく世の中的に認知されてきたというか、
なんか一部のオタクというか、本当に好きなマニアの人のためのものじゃなくて、
もうちょっと一般化されてきたというか、
なんかこう、昔の個人ホームページが流行った時期とか、
なんかミクシーが流行った時期の感覚っていうか、
なんかそれぞれ、今まではなんか特別な、なんかそういうのがやりたい、
発信したい欲の強い人が発信するっていう感覚だったのが、
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どちらかというとそういうのを聞く側だった人が、
自分もちょっと発信してみたいよねっていうふうに思って、
気軽に発信できる感じっていうのが、
なんかとても僕からすると、そういう環境が居心地がいいというか、
なんか昔に比べて片肘張らずに聞けるようになったっていう感じが、
この1年すごくいいなって、
ポッドキャストを取り巻く環境が変わってきたことが楽しいなと思うようになりました。
でね、アスゲイの番組の中だと、
本当になんか、私は他のポッドキャストの番組とか聞きません、
みたいなことを10年くらいずっと言ってて、
実際にあんまり聞くことってそんなになくって、
知り合いの番組とかを時々かいつまで聞くぐらいになったりしたんですよね。
正直、どうやってポッドキャストって楽しんでいくか分からなかったっていうのが正直なところで、
あんまりラジオとかも普段聞いて育ってなかった自分からすると、
耳からだけの情報で楽しむっていう、コンテンツとして楽しむっていうことが自分はちょっとよく分からなくて、
後からというと、自分が話すのが好きなので、
とにかくマイクに向かって喋って発散するみたいな、
コミュニケーションを取ろうとしてたっていうよりは、
自分のアウトプットの場として、
吐き出す場っていう感覚が自分としては強かったと思うんですね。
それがこの1,2年って、自分が発信もするんだけど、
周りのポッドキャスターさんがどんなことを発信してるかっていうことにすごく関心が出てきて、
いつの間にか僕毎日いろんな番組を楽しみに待ってるというか、
今日は番組が発信する日だなとか、
この最新は期間限定みたいな感じで、
いつの間にかポッドキャストを発信するだけじゃなくて、
受け取る側として楽しめるようになってきたっていうのが新鮮にすごく楽しくて、
それが10年以上やって、
やっと今そういうふうに自分の中でも、
アウトプットとインプットのバランスが取れてきたっていうことが、
とても楽しいなっていうふうに感じてます。
最近のポッドキャストのいいところって、
前はどっちかというとコンテンツをどう発信してリスナーを増やすかとか、
何を伝えるかとかみたいなところが主だったような気がするんですよね。
それが多分配信者さんもそういう意識を持ってた人が多かったような気がするんですよね。
自分の専門性だったりとか趣味だったりとか、
自分の視点だったり、
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そういうことをいかにたくさんの人に知ってもらうかみたいな、
そんなことが中心だったような気がしますね。
それが今どちらかというと、
そういうことはまあいいからさみたいな、
自分の日常をみんなに聞いてもらって、
共感してもらって、
そこから生まれる人のつながりだったりとか、
共感はだったりとか、
今まで出会えなかった人との出会いにワクワクするとか、
そういうコミュニケーションの場として一つのコミュニティ化されてきてるし、
それがしかも配信してる人同士だけじゃなくて、
リスナーさんとか配信者の皆さんが分け隔てなくつながっていってるっていうのは、
それはとても素敵だなっていうふうに感じてます。
なので今回ちょっと一人回配信したかったのは、
なんとなく自分の中でのポッドキャストのあり方っていうのを
もう一度ちょっと捉え直してみたいなっていうことを
思ったっていうのがまず一つかもしれないですね。
あともう一つはとても個人的な理由があって、
僕今も今年4歳になるんですよね。
今年の12月で44歳になるんですけど、
結構僕自身は20代、30代、いろんな自分と向き合うことに
いろいろ努力もしたつもりだったし、
ある程度それでやるべきことをやったような気になってたんですよね。
で、わりと仕事面もそうだしプライベートでもいろんな面で、
どちらかというと若い方たちの相談を受けたりとか、
いろんな仕事の面でもアドバイスをしたりとか、
なんとなく自分は一度自分をばらして再構築して、
ある程度すごくすんなりとっていうか、
ちゃんと自分はある程度整ってきたっていうのが、
なんとなく40歳超えた自分の自負だったような気がするんですよね。
だからこういうある程度自分っていうものを分かってきた、
僕の立場で言うとね、みたいな語り口で、
なんとなく発信したりとか仕事したり、
人と関わったり喋ったりしてたんですけど、
ある方、
心理カウンセラーの方、
有名なユーチューバーの方と、
たまたま関東の方なんですが大阪で知り合うことがありまして、
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なんだかんだと気さくにお話をお互いにしながら、
お互いの専門のこととかいろんな話をしながら、
楽しい関係が今築けてるんですけど、
その時にふとした会話で、
いやでももしかするとビッチーさんは、
もしかしたらこういうまだ自分の無意識感のこの奥深いところで、
まだまだちょっと自分でも触れられてない、
無意識化での何か問題があるかもしれないねっていうことをこの間、
ほんともう2,3週間前ぐらいだと思うんですが、
ある機会、きっかけをもとにそんな会話になったんですよ。
正直ね、僕自身そういうことに驚いたんですよ。
いやいやいや、僕ってもうそういう20代30代で、
もうずいぶんと自分を打ちのめすというか、
バラバラにする努力してきたし、
その中で自分が何が得意で苦手かとか、
どういうことを時に嬉しいかとか悲しいかとか、
もういや僕も分かってきてるからみたいな。
いやいやいや、もうそんなまた向き合うなんて僕には必要ないんだよみたいに、
すごく一瞬頭の中でそういう考えがよぎって、
焦ったっていうかね。
そういう感覚があったんですけど、
でもなんかね、胸がザワザワしたっていうか、
なんかこう無意識にちょっと自分でできた気になってたけど、
本当はちょっとまだ足りてない部分っていうのがあるんじゃないかみたいな、
なんかそういう自分の無意識化のザワザワみたいなものに気づいて、
なんかこうやばいなって感じ。
また自分を一旦バラして奥深くに潜り込んでいく感覚っていうのを、
またやらなきゃいけないのかなみたいに、
なんかそういうふうに考えるようになって、
そっかって。
じゃあちょっとまた自分の中に潜っていく作業が必要だなっていうふうに感じてるのが、
この2,3週間なんですよね。
やっぱり自分と向き合うっていうか、
自己対峙するときって本当に大切だなと思うっていうのは、
やっぱり言葉にしていくっていうか、
言語化どうしていくかっていうところが大事で、
普段いろんな人と話すことが多いんですけど、
もうちょっと自分の素で、自分で自分と向き合うっていう意味で、
こういうポッドキャストで、
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もうちょっと自分の内面的なこととか、
過去に遡ってみたり、
あと同じように何かを感じている方と何かのテーマに深掘っていくとか、
なんかそんなことをしながら、
自分自身もそうだし、
これを聞いていただいている方と一緒に、
何となく自分と向き合う時間っていうのを作っていけたらいいかなと思っています。
なので、
随分と普段のその、
明日もゲイという番組の中でのビッチという、
ある意味キャラクターとはちょっと乖離した存在になってしまうかもしれないですが、
それはそれで一つの人間の側面だという、
形で聞いてもらえたら嬉しいかなと思っています。
今日ね、突然撮ろうと思って、
考えてて、
一番最初何したかというと、
仕事行く前に、淀橋カメラに行きまして、
マイクを買いました。
普段の録音って、
あさこさんがいつも立派な機材をいろいろ準備していただいているので、
問題なく撮れているんですが、
あまりにも人理解得るには何もないので、
今日は梅田の淀橋カメラに行って、
なんかポッドキャストに最適みたいな、
マイク、手軽なものに買ってきて、
自宅のノートパソコンにつなぐところから、
今日やってみています。
これ多分、ひとまずテスト的な感じで撮りながら、
うまく撮れてたら使おうって感じなので、
ハラハラドキドキしながら撮っています。
今日はあんまり考えずに話し出してしまったので、
ここから残り時間、何話そうかなって考えているところなんですが、
自分と向き合う上で、
自分の過去を振り返った中で、
一番なんていうんだろう、
もやもやそわそわしてた時期っていつなんだろうって考えたんですけど、
多分ね、高校2年生の頃ってマックスやばかったなーってね、
マイク買って、自転車こぎながら考えてたんですけど、
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あの頃は本当に狂ってましたね、自分自身ね。
表向きには普通を装ってたんですけど、
本当に内面がぐちゃぐちゃで、
よく生きてあの時期を超えられたなって思うぐらいなんですけど、
その原因って何なんだろうっていくつかあって、
一つはね、僕のセクシャリティーがゲイということで、
とにかく孤独でね、
特に四国の田舎町で、
全然オープンにカミングアウトしてる人なんて周りにいるわけもなく、
一学年何人ぐらいだったっけな、
400人ぐらいの高校の学年でも、
この中には多分何人かはゲイの人いるんだろうけど、
見た目わからないし、
多分僕のこともゲイだっていうことも、
うまくやり過ごせば誰にも悟られることはないだろうっていう。
お互いにバカ試合をしてるというか、
自分も他人に嘘ついてるし、
他人の嘘も見破れないみたいなもどかしさの中で、
とにかく世界の中で自分は一人なんだっていう孤独な感情を、
どういうふうにその感情と向き合えばいいんだろうっていうことが、
どうにもこうにも悩ましかったというか、
もう受け止められない自分がいたような気がします。
その当時の自分が毎日やってた日課が、
これまたなんかちょっと狂気じみてるというか、
毎日変な数、計算式みたいなものを、
頭の中でブツブツ唱えてくる。
これは、例えば自分の特性みたいなものを、
10個とか20個、頭の中に思い浮かべてみて、
例えば、僕その当時美大を目指してたので、
人よりは絵が上手だな、みたいな。
例えばそれは100人いたら100人中の、
100人ぐらいだったら1番か2番かな、みたいな感じで。
例えば50分の1の才能を持ってる。
50人に1人の才能を持ってるとかね。
当時音楽やってたから音楽の才能は5とかね。
あと見た目で言うと、
まあ中の中か、中の上ぐらいなんじゃないかとかね。
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っていうことは何十人分の、
例えば10分の1とかね。
とにかく自分の持ってる特性が、
何人のうちの1人の割合なのかっていうことを、
とにかく数値化していってて、
それをね、とにかく掛け合わせるんですよね。
だから10分の1かける、15分の1かける、
100分の1かける、1000分の1かけるって、
どんどん掛け合わせていくんですよ。
で、10とか20掛け合わせてやると、
結果的に世界で1人しかいない俺、みたいな。
そう、気色の悪い数式を毎日唱えててですね。
だから大丈夫なんだよって。
俺は世界で1人の、
もう選ばれた能力を持ってる、
しかも芸というとてつもない特性を持った、
数奇な運命を背負わされた、
とてつもない天才なんだ、みたいなことを、
もう毎日のように唱えてて、
まあ気色悪いんですけど、
でもね、もう唯一ね、そういうことを、
頭の中で唱えるぐらいしか、
もう生きる術がなかったんですよ、僕当時。
じゃないとね、本当になんか潰れちゃいそうっていうか、
毎日朝から晩まで緊張した状態で、
僕がゲイだってことを誰にもバレないように演じきらねばならない。
で、こんなことがバレてしまうと、
僕の人生はきっと終わってしまうんだ、みたいな、
なんとも言えないその、
自分が自分の人生を生きていない感覚っていうか、
自分じゃないもので逃げ切らなければいけないっていう、
そういう脅迫観念の中で生きてましたね。
多分聞いてる方で、
自分自身でマイノリティな部分を持ってらっしゃる方っていうのは、
何かしらそういう葛藤があった方とか、
今もある方多いんじゃないかなと思うんですが、
とにかく僕はもう高校時代、
そういうことを考えながら、
すごい緊張感で、
なんか当時のね、僕の卒業アルバムとか見ると、
本当なんかね、犯罪者みたいな顔、目つきをしてますよね。
だから、
なんなんだろう、
人を信じてないっていうか、
人の嘘も見破らなきゃいけないし、
自分の嘘は絶対に人に見破られてはいけないみたいな、
なんかそういうものが顔に出てて、
たださ、きつい顔が受けきつくなったかなっていうのが、
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今思うと本当に、
かわいそうな時代だったなと思って、
どうにかしたいところの自分に、
何かね、遡って伝えてあげられたら、
あの頃の自分が救われたんじゃないかなと思ったりもしています。
結局やっぱり、
自己退治しようと思うと、
そういう過去の自分っていうものに遡らないといけなくて、
本来僕が今向かうべきこと、
ところっていうのは、もっともっと多分遡って、
中学校とか小学校の頃の、
自分っていうところだったと思うんですよね。
なんかまあそういうところに、
僕はここから、
まあちょっと深く潜っていく時期が来るんだなと思って。
でもそういうことに向き合うことの先に、
なんかもうちょっと素直にというか自然に生きられる、
もっとより素直に生きられることが、
できるようになるんじゃないかなと思って。
今そんなことの決意を決めた、
2022年のゴールデンウィークです。
というわけで、
まあ久々の一人会は、
相変わらずのネクラなビッチが、
前面に出ておりますが、
当分ちょっと気が向いたら、
という形で自己退治しながら、
しかも皆さんに同時に自己開示しながら、
自分をちょっと深掘りしていきたいなと思っています。
もしこの一人会の方で、
何か一緒に深掘りしてほしいことがあったりとか、
逆にこう、
僕の現体験とかいろんなこととかで、
ちょっと聞いてみたいこととか、
純粋に何か悩みがあるとか、
こんなビッチを励ましたいとか、
そんなことがあれば、
またコメントいただけたら嬉しいかなと思っています。
明日もゲイではTwitterとかあって、
そこからお便りフォームが送れたりします。
そこでビッチ一人会Aみたいな形でいただいても結構ですし、
Twitterで僕のこじアカウントとかご存知の方は、
そちらからお便りフォームも準備してますので、
探していただけると嬉しいです。
ビッチという名前ではやってないんですが、
プロフィール欄にはビッチという名前でもやってますみたいなことを書いています。
ぜひ一緒に深いところに潜っていっていただける方がいると嬉しいなと思っております。
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結構長く喋ってきたので、
今日はこの辺にしたいと思います。
最後まで聞いていただいてありがとうございました。
ビッチでした。