スピーカー 1
毎回ね、スッキャネンさん選ぶタイトルが大人なんだよな。
そんなタイトル知らないって言ってもらってくるの。
スピーカー 2
いやーでもあの、ユアゴーティーやらせてもらったじゃないですか。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
あの皆さんのレビュー読んでて本当にゲームの世界って広くて深いなっていうことを感じざるを得ないですよね。
スピーカー 1
いや広いですよね。知らないのばっかり出てくるんですよね。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
でまたね、ユアゴーティーの場合はね、すごいこう皆さんいい文章書くんだ。
スピーカー 2
そうなんですよ。
スピーカー 1
コラボ番組さんにも本当にこう様々ご協力いただいているんですけども、おかげさまで非常に楽しい年乗せのイベントになってるなっていうのが自分の実感としてはあって。
スピーカー 2
すごいっすよ本当に。
スピーカー 1
であそこでなんかあのゲームやってみたいなーっていうのを知ったはいいけどやる時間ないなーとか言いながら毎年。
年を超えるっていう。
スピーカー 2
一応ね、年末にレビュー読ませてもらって、いやこれもいいあれもいいってリストには作るものの次から次へとスイッチ2ね含め新しいタイトルハードが出てくるとなると。
もうこれはもうニッチもサッチもいきませんよねっていう感じですよね。
スピーカー 1
そうなんですよね。
そうまさしく今年なんかはね、こうユアゴーティーのやついっぱい読んだのにこうスイッチ2の話が出た瞬間に、
えーそんな情報出てくるのーって気持ちがそっちにギューって持ってかれるから。
まあでも本当毎回言ってますけどもまあ幸せな話ですよねなんか楽しみなものが多いっていうのはね。
スピーカー 2
うんほんまにそう思いますわ。
ほんまにほんまにですよほんまにゲーム開発者さんにもう足を向けて寝れないかこのことやなーって思いながら。
スピーカー 1
あー本当ですねー。
まあでももう一方いるんでねもう一方も早めにお呼びしようかなと思います。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
もう一方は今回2回目の登場になりますね。
月市さんですどうぞー。
スピーカー 3
ご無沙汰してます月市ですー。
スピーカー 1
どうもーご無沙汰しておりますー。
スピーカー 3
ご無沙汰してますーお願いしますー。
スピーカー 1
いやーたまにこうゲームなんとかこうポッドキャストやったことないんですって人を呼ぶんですけども。
はいはい。
月市さんもそのタイプの人なんですよー。
スピーカー 3
そうですねーハンピーです。
スピーカー 1
でもねそういう人大体結構喋れるんですよねー。
スピーカー 3
いやーもうお二人恐れ多いですねもうなんかもう。
スピーカー 1
いやいやいや前回チュニック界でねラムさんと月市さんに来てもらって。
スピーカー 3
その時も楽しかったですありがとうございます。
スピーカー 1
いやーラムさんのあの癖の強いトークに。
まああの時はこうやっぱラムさんが目立ってしまったんですけども。
スピーカー 3
いやー鬼の考察でしたよね。
スピーカー 1
いやでも月市さんの補足を入れる力も結構この人やるなと思ってましたよ。
スピーカー 3
あーありがとうございます。
スピーカー 1
しかもまあ今回狙ったかというとそうではないんですけども。
先週あのイワゴティの結果発表会をしたんですけども。
スピーカー 3
はいはい。
スピーカー 1
月市さん第2位の男なんですよ。
スピーカー 3
はい2位の男です。
えーでももう。
スピーカー 1
ありがとうございました。
おめでとうございます。
いやこちらこそありがとうございました。
スピーカー 3
めっちゃ楽しかったですはい。
妻も喜んでました。
スピーカー 1
本当にあのレビュー素敵でしたね。
スピーカー 3
ありがとうございます。
スピーカー 1
たまたまなんですけども第1位もご夫婦のゲームのお話で。
スピーカー 3
ですよね。
スピーカー 1
第2位も月市さんが夫婦のゲームのお話をするってあたりで。
なんかこうおじさんがキュンキュンしちゃう話だなって思いながらね。
スピーカー 3
妻視点と旦那視点でワンツーみたいな。
スピーカー 1
すごい綺麗じゃんって思いながら。
スピーカー 3
あっちも良かったですね借り物。
スピーカー 1
でもどうなんですか実際のとこ最近も奥さんとゲームとかしてるんですか?
スピーカー 3
あの実は今ついさっきまで妻と桃鉄してまして。
スピーカー 1
さっきまですげー。
スピーカー 3
本当でもあの1とテイク2かわきりにもう本当にいろんなゲームを2人でやるってのが本当に毎日の習慣になってて。
スピーカー 1
毎日毎日すごいですね。
スピーカー 3
ほぼ毎日ですね。
まあなんかあのハマってるものがドラマだったりするタイミングもあるんですけど。
まあでも基本やっぱりゲームが2人で楽しめるみたいなのがあるんで。
だいたいの協力プレイという名のつくゲームやりましたね。
スピーカー 1
すごーい。
何でしたっけこの間ツイッターだったかなXだったかなあのカービィやってませんでした?
スピーカー 2
あカービィやってましたねディスカバリーを僕はワドルディーで妻のカービィについて行って。
スピーカー 1
見守る旦那みたいなやつ。
スピーカー 3
崖から落ちまくるカービィを眺めるみたいなやつやってましたよ。
スピーカー 1
いやーでもなんかそういう話ほっこりするんですよね。
スピーカー 3
やっぱりなんかゲーマーとしてはこうパートナーにゲームの沼にはめて一緒にゲームやるってこう夢の一つじゃないですか。
まあでもなんかそう月井さん家みたいにうまくいくパターンってあんまないんじゃないかなって思ったりしますけどね。
スピーカー 2
なんか喧嘩になるみたいなレビュー紹介していただいた方々になんかこっちはうまくいかなかったみたいな話がちょこちょこあってああそうなんだって。
スピーカー 3
同じIt Takes Twoでも。
スピーカー 1
僕It Takes Twoは触ってないですけど確かはるさんだったかな結構難しいって言ってた気がする。
スピーカー 3
そうですねめっちゃ難しかったですね。
スピーカー 1
だからなんかそのゲーム慣れない奥さんの方がついて来れたってすごいなって思うんですよね。
スピーカー 3
なんかでもあれやっぱりこう片方が強くてもクリアできなくなってて。
2人がちゃんと攻撃しないと敵にダメージが通らなかったりとかなんかそういう風にできてるんでなんか片方がうまくても全然成り立たなくて。
なんかちょっとだけネタバレしてもいいですかこれ。
スピーカー 1
いいっすいいっすよ。
スピーカー 3
なんか敵と戦う時に片方のプレイヤーが起爆剤を敵にぶっかけてもう片方が爆弾を投げて爆発してもう片方がつけてた起爆剤に着火して爆発してダメージを食らわすみたいな。
そういう戦い方をするステージがあるんですけど。
僕がその着火剤として蜂蜜みたいなのを敵にベタベタにつけるみたいなやってたんですけど。
スピーカー 1
もう妻が全くその起爆剤をうまく使えなくて。
スピーカー 1
全く爆発しないけども敵がもう蜂蜜でベタベタみたいな時間がずっともう本当に二三十分続くみたいな。
敵が頑張ってるね。
スピーカー 3
やっぱり僕がどんだけ蜂蜜をつけても起爆しないとダメージ通らないんで。
僕がどんだけうまくやってもクリアできないっていうのが妻にとってはいい方に働いてあんまり何もしてなくてもクリアするとかじゃなくちゃんと二人でやってるっていう実感があったのがやっぱ嬉しかったみたいですね。
スピーカー 1
達成感があるんだろうな。なるほどな。
月市さん優しすぎるんじゃないですか。
スピーカー 2
ジェントルが溢れてますよって感じがしますけど。
スピーカー 1
ジェントル月市です。
ずーっと蜂蜜塗りまくってる。
スピーカー 3
そうですね。いつでもいけますよ。
スピーカー 2
いつでもいいぞって言いながら。
いつでも来いと。俺余ってるからって言ってたんですよ。
スピーカー 1
優しいなあ。
いいエピソードだなって思いますよ。
スピーカー 3
ありがとうございます。
スピーカー 1
ぜひとも夫婦でゲーム実況配信とかしてほしいもんね。
スピーカー 3
やりたいですね。
スピーカー 1
いやーそっか。でもまぁね。ユアゴティのレビューの方でね。
ワルシュコラボ番組さんたちも含めて月市さんの方がいいよっていうのがみんなが別に。
あれ?あれ?なんかこう示し合わせとか全くなくて。
各々選んでこれがいいなって思いましたっていうのをただただ足していっただけなんですよ。
だから本当に真っ当にこのレビューはみんなが好きって言った結果なんですよね。
スピーカー 2
嬉しいですね。
スピーカー 1
だからたぶんコラボ番組さんのっていうのももちろんあるんですけども、
たぶん普通にユアゴティに参加してくれた、レビュー書いてくれた人もたぶんあのレビュー読んで、
これいいなって思った人いっぱいいるんじゃないかなって思うんですよね。
スピーカー 3
ありがとう。嬉しいですね。
スピーカー 1
月市さんなんかの舞台関係、演劇関係のこと書いてるじゃないですか。
スピーカー 3
はいはい。そうですね。劇団を主催してます。
スピーカー 1
だから文章を見るのそういうことかなって勝手に思ってましたもんね。
スピーカー 3
やっぱり文を書く趣味してますから。
スピーカー 1
なんか読ませる何かがあるんだろうなって思いましたね。
スピーカー 3
それ多いですね。
スピーカー 1
いやーでもそう今日はね、移植の初めての3人で話そうってことを思ってはいるんですけどもね。
なんか話ちょっと戻っちゃうんですけども、再びスッキャネンさんの話を聞きたいなと思っちゃって。
僕ゲームスッキャネンさん、どこから聞いてるのかな?いつからか知ってつまみつまみ聞いてるっていうこともあって。
正直全エピソード聞いたわけではないんですよ。
スピーカー 2
もちろんもちろん。
スピーカー 1
なのでどこかのエピソードとかで話してたら恐縮なんですけども、スッキャネンさんはどういうつながりでどういうふうに始まった番組なんですか?
スピーカー 2
ポッドキャスト自体はですね、相方のヒゲモトが大学の同級生なんですね。
スピーカー 1
学生の頃の?
スピーカー 2
はい、学生の頃の友人で。社会に出てからもちょっと一緒に働いたりしたっていうこともあって。
ポッドキャスト始めたきっかけは、そもそもその相方のヒゲモトが2つほど別のポッドキャスト番組を持ってまして。
スピーカー 1
あれそうなんですね。レッツゴー映画話とか。
スピーカー 2
ポッドキャスト そうですそうです。レッツゴー映画話と耳そばラジオっていうのを持ってまして、
スピーカー 2
ポッドキャスト楽しそうやなーっていうのを旗から僕が見てたって感じなんですよね。
ポッドキャスト で、コロナのタイミングがあって、そのタイミングで僕がデスストランディングをプレイしたんですよ。
ポッドキャスト で、これめっちゃすげーゲームやなーと思って。
そうっすねー。
ポッドキャスト プレイしたタイミングがドンズバやったんで。
スピーカー 1
確かにそうですね。コロナ禍は。
スピーカー 2
ポッドキャスト なんかこれ伝えたいなーっていう思いがモヤモヤと出てきて、
ポッドキャスト 個人的にもデザイン系というか広告系の仕事をしているにもかかわらず、
スピーカー 1
かかわらず。
スピーカー 2
ポッドキャスト 自分で発信をしたことがないんですよね。
ポッドキャスト そのSNSも別にするわけでもなく、YouTubeもするわけでもなく。
ポッドキャスト ただそんな中で、やれTwitterの広告しはったらどうですかとか、
ポッドキャスト YouTubeのチャンネル持ちはったらどうですかみたいなことをクライアントさんには言うわけですよ。
ありがたいですね。
スピーカー 1
ポッドキャスト それ分でやってたのに言っちゃうからね。
そう。僕もよくやります。
スピーカー 2
ポッドキャスト それって何かなっていうところもあったし、
ポッドキャスト 自分で発信してって何か自分が変わったらいいよなっていうのを、
ポッドキャスト ちょうど始めたのが40歳、ちょっと手前だったかな、40歳くらいだったんで、
ポッドキャスト こんな年老いたおっさんの話、誰が聞いて楽しいかわからへんけど、
ポッドキャスト 好き勝手やらせていただける場所があるんやったらやろうか言うて始まったっていう感じの番組ですね。
スピーカー 1
じゃあ、ヒゲモスさんがもう手慣れたポジションで何個もやってるぜっていうところからなんですね。
スピーカー 2
ポッドキャスト そうなんですよ。
スピーカー 1
そういう繋がりだったんだ。
ポッドキャスト 僕はすき家年さんを知って、お二人大人の話すんなってさっきも言いましたけども、
ポッドキャスト 大人の話すんなって思いながら、この二人は何者だって思いながら調べていって、
ポッドキャスト ヒゲモスさんって映画のポッドキャスト、YouTubeもやってるみたいなことを思いながら、
ポッドキャスト うわー、でも相方が違う、んーって。
迷宮にしてたんですね。
スピーカー 2
ポッドキャスト 結構僕が、結構素性を明かさない感じでやってるんですよね。
ポッドキャスト そっちの方が自由にできるかなと思ってって言ったところなんで。
そうなんですね。
ポッドキャスト そういう感じはありません?ちょっとだけ。
スピーカー 1
まあ、別に僕もですけど、これ見よがしに言うもんでもないしなあみたいな感じありますしね。
スピーカー 2
ポッドキャスト ただまあなんか仕事柄、いろんな人と出会ったりするんで、
ポッドキャスト いやー実はポッドキャストなんてやらせてもらっちゃってて、みたいな感じの話すると、
ポッドキャスト ちょっと食いついてくれはる人もいたりして、
ポッドキャスト 営業ツール的にも使わせてもらったり、みたいな感じですね。
スピーカー 1
なるほどなるほど。
スキーさんはいつ始めるんですか?
スピーカー 3
スキー えっ?
スピーカー 1
ちょっと無視ぶりしましたけどね。
スピーカー 3
スキー すごい、急にこっち飛んできましたけど。
スキー なんかね、やってみたいなあと思うんですけどね。
スピーカー 1
ポッドキャスト 思いっきり冗談なんで気にしないでもらっていいですか?
スピーカー 3
スキー 明日始めてるかもしれないですけどね。
スピーカー 1
ポッドキャスト でもスキーさんの場合は、あれはYouTubeで動画配信とかで劇団の活動とかは出してらっしゃるかな?
スピーカー 3
スキー そうですね。劇団の、ちょうどコロナの時に劇団、劇場で活動ができなかった時期に、
スキー 何もしないのもあれかっていうので、趣味というか楽しみでYouTubeを撮ってたみたいな時期がありましたね。
スキー まだ残ってるんで、よかったら見てください。
スピーカー 1
ポッドキャスト やっぱコロナ禍ってのは人を動かしてるんですね。
ポッドキャスト そういうのがやっぱり多いっすね。
スピーカー 3
スキー 考える時期だったなと思いますね。
スピーカー 1
ポッドキャスト なるほどな。
ポッドキャスト 僕はコロナ禍でも何も変わらずずっとただ続けてたというだけなんで。
スピーカー 2
ポッドキャスト いやいやいや、続けることって大変っすよ、マジで。
ポッドキャスト いやいやいや、思いますけど。
ポッドキャスト すげえなって毎週更新って思いながら、しかも2番組。
スピーカー 3
スキー ねえ、なんかはしごされた。
スピーカー 1
ポッドキャスト いやいや、でもまあ、これは楽しくてやってるんでね。
ポッドキャスト 多分どっかで線が切れたらプツッとどっちも止まると思いますけどね。
スピーカー 3
ポッドキャスト 切れないことを祈らなければ。
スピーカー 1
ポッドキャスト 楽しいですって言ってもらえてるうちだとやめないと思うんでね。
スピーカー 2
スキー わかります。
スピーカー 1
ポッドキャスト そして今日みたいにね、ポッドキャストっていうのを理由につけて、話したことない人と話すっていうのは、最近は楽しいんですよね。
ポッドキャスト それこそ僕も仕事だったらめんどくさいことは極力やらないようにしようって思うんですけども。
ポッドキャスト ポッドキャストは趣味だからいいかなって。ちょっと手伸ばしてみようかって気持ちになるというかね。不思議なもんだなって自分でも思いますよ。
ポッドキャスト みたいなところでね、いろんな人と、特にゲームなんとかの方は、ゲームっていう共通ワードがあればなんとなく話ができるからいいなって思ってるところはあって。
ポッドキャスト 意外と誰かとゲームの話をするって大人になると少ないじゃないですか。
ポッドキャスト それがこう割とね、自分の刺激にもなるし、話し相手になってくださった人の刺激にもなるといいなーみたいなことを思っている最近でございますよ。
ありがてーっす。ありがてーっす。
でもそんな口実で今日二人をお呼びしたのは、僕がこう、ふつふつふつとというか、ちょっと火がついたんで一回話してみようかなって思った、アウターワイルドについての話をしたいなと思ってるんですね。
まあそれも、アウターワイルドに関してちょっとだけ悲しみの念が残っているっていう。
ちょっと異色の取り合わせでいこうかなと思ってるところなんですね。
今日はちょっと、たぶんタイトルにまんま書いてると思うんですけども、アウターワイルド負け組の回、話していこうかなと思っております。
スピーカー 2
ポッドキャスト お願いします。
スピーカー 3
ポッドキャスト 任せてください。
スピーカー 1
そんなわけで早速本編入っていこうかなと思います。
本編でーす。
スピーカー 3
ポッドキャスト はーい。
スピーカー 1
はい、本日は、アウターワイルド負け組の回をなんとか。
スピーカー 2
ポッドキャスト お願いしまーす。
スピーカー 1
ポッドキャスト 負けるぞー。
これね、最初になぜこんなタイトルをつけてるかを説明しないと、たぶん、おそらく、僕はまだしますけども、おっくんさんと月井さんからするとめちゃくちゃ不名誉っぽいタイトルになっちゃうんで。
スピーカー 2
ポッドキャスト いやいやいや。
スピーカー 1
一回説明しますね、一回ね。
スピーカー 2
ポッドキャスト はいはい。
スピーカー 1
一回説明しますけども、なぜこんなタイトルをつけてるかというとですね、僕が負け組の回っていうタイトル、いいなって思っちゃったっていうのはね、一個の理由ではあるんですけども、負け組の回っていうタイトルをつけようと思った、こういうエピソードを取ろうと思ったきっかけっていうのは、
ポッドキャスト 僕、結構前に、2,3年前にアウターワイルドズ遊んでたんですけども、遊んで、もちろん前提としては楽しかったんですけども、アウターワイルドズって、ネット上でツイッターとか見てると、アウターワイルドズ最高だったなーっていう眩しい声が目立つんですよ。
そういうのいっぱい見るの。年々増えるの。
ポッドキャスト 僕は、別につまらなかったわけではないんですけども、みんなが言うほど楽しめてたかなーっていう気持ちが、なんかこう、払拭しきれないんですよね。結構しんどかったよ、あのゲームって。
ポッドキャスト そんなみんなを絶賛するほど、僕は楽しめたんだろうかっていう気持ちが消えないので、きっとそういう人、多少いるはずって逆に思ったんです。アウターワイルドズを100%楽しかったと言えない、95%くらい楽しかった人とか、15%くらい楽しかった人とかいると思うんですよ。
偉い人だったな。
ポッドキャスト そういう人に、いや、そういう人いるよなーっていう気持ちを通じ合わせて、心を通わせたいっていう、その気持ちが湧いたんです。
ポッドキャスト そういう意味で、僕は少なくとも、ちょっとアウターワイルドズに対して負けてるなっていう気持ちがあるので。
ポッドキャスト まずはその話をしたい。そしてそのためには、等しく負けた奴らが必要だと思ったというところですね。
呼ばれてさんじましたよ、はい。
ポッドキャスト そこで、おっくんさんは、前にゲームスキャノンさんでアウターワイルドズの話してたじゃないですか。
スピーカー 2
はい、しました、しました。
スピーカー 1
ポッドキャスト その時に、100%の輝きを放っていなかったのを聞いてたんですよ。
もう結構、トス黒かったですよね。
スピーカー 2
ポッドキャスト なので、おっくんさんは多分、通じるものがきっとあるって思ってた。
スピーカー 1
ポッドキャスト あと月市さんは、毎日日課に出てきてもらっていて、この人は喋れるっていうことがわかってるっていう話をしたいのと、
ポッドキャスト あとはこの人もアウターワイルドズに関して、あれはイワゴッティの前のレビューでしたっけかね。
スピーカー 3
そうですね、何年か前に紹介していただいたやつが。
スピーカー 1
ポッドキャスト そう、それもまた記憶があったんですよ。
これは条件が揃ってると思うんですよ。この人もたぶんいけるぞって思ったんですよね。
スピーカー 3
ポッドキャスト 反省さんじました。
スピーカー 1
そういった意味で、たぶん2人からしたら大変不名誉だと思いますけども、
同じく僕と同じ負け組という輪に入っていただいて、今日話そうかなと思っているっていう。
スピーカー 2
ポッドキャスト お願いします。
スピーカー 3
ポッドキャスト 傷を舐め合いましょう。
スピーカー 1
そういう集まりなんですね。
ポッドキャスト あとはもう一個言っておかなきゃいけないこととしては、
ポッドキャスト アウターワイルドズについて話すということはというところで、
スピーカー 2
ポッドキャスト やりたくないわけじゃないんですよ、決して。
スピーカー 1
ポッドキャスト すげえわかります。
スピーカー 2
ポッドキャスト あそこに一歩踏み入れたら、また始まるんか、22分があってなると。
ポッドキャスト うーん、重い。
スピーカー 1
特に多分最初の一歩が重いからね。
スピーカー 2
ポッドキャスト 重たい。
スピーカー 1
さあ始めるぞーって時多分重いんだな。
いいですね。
スピーカー 2
ポッドキャスト はい。
スピーカー 1
月一さんはどうなんですか?
スピーカー 3
月一 僕は一応DLCをやったんですけど、
スピーカー 1
ポッドキャスト おー、すげえ。
スピーカー 3
月一 それもあんまり自力でやったのかどうなのかみたいなところがあって、
スピーカー 1
ポッドキャスト ほうほうほう。
スピーカー 3
ちょっと後でお話もするんですけど、本編を攻略サイトを見て、完全に台無しにしたタイプなんですよ。
ポッドキャスト うーん。
で、DLCでもう名誉挽回を命返上しようと思ったんですけど、
ポッドキャスト うーん。
なんかやっぱ詰まるんで、逆に一周回って上手い調べ方を覚えちゃって。
ポッドキャスト 上手い。
ポッドキャスト メタバレせずに今引っかかっているところを一歩だけ進めるみたいな調べ方を得得して、
ポッドキャスト そういうのに助けられながらなんとかクリアして、うーん。
スピーカー 1
ポッドキャスト ってなったっていう。
含みがあるな。
ポッドキャスト うーん。
スピーカー 3
ポッドキャスト でもこの収録にあたって、もう一回やっぱりくすさんと同じようにプレイしようと思ってプレイしたんですけど、
ポッドキャスト もう全部知ってるから、もうスイスイ進むんですよね。
ポッドキャスト 何もかもわかるし、その気になれば一発でクリアもできるし。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
ポッドキャスト うーん。
まあまあそうっすよね。
スピーカー 3
ポッドキャスト それがもう悔しくて仕方がないですね。
スピーカー 1
まあでもそうだな、やっぱその月日さんのエピソードって結構特殊っすよね。
ポッドキャスト そうですね。
ポッドキャスト それこそなんかこう、今言ってくれた通りアウターワイルスって、
ポッドキャスト あの2週目プレイではもはや得られなくなっちゃってるものがあるじゃないですか。
ポッドキャスト 初見じゃなきゃ感じられないものみたいな。
ポッドキャスト だからこそネタバレ厳禁なんだみたいなこと言われるゆえんでもあると思うんですけど。
スピーカー 3
いや本当にそうですね。
スピーカー 1
ポッドキャスト でもまあ僕は逆にこうネタバレが禁忌っていうことを自分に貸したかゆえに、
ポッドキャスト もう本当に辛かったんですけども。
ポッドキャスト ただその月市さんみたいにこう攻略情報を見てしまったパターンでの阻害感って言うんですかね。
ポッドキャスト なんかそれはそれでまた特殊なものだよなって思うんですよね。
土俵にも上がってないですから。
ポッドキャスト いやーでもそうなんだよね。
ポッドキャスト なんか出だしというかちょっと僕の辛みを吐き出してもいいですか。
スピーカー 2
お願いしますお願いします。聞きたい聞きたい。
スピーカー 1
ポッドキャスト 僕はゲームなんとかの中では春さんと夏さんも遊んではいなかったので、ぼんやりとしたことしか話したことがなかったんですけども。
ポッドキャスト 僕はその頃の時にはぼやかす意味も込めて、宇宙の孤独が辛かったみたいなことを言ったんですよ。
ポッドキャスト ただまあ本音ではあるつもりで、僕はアウターワイルドを遊んでて、孤独が辛かったんですよ。
ポッドキャスト 遊んでるとめちゃくちゃ寂しくなるというか、それが耐えられなかったですね、僕の辛さの正体って。
ポッドキャスト たぶん今日聞いてる人はアウターワイルド遊んだ人だと思うので、みんな言わなくてもわかってると思いますけども。
ポッドキャスト アウターワイルドってゲームの中にいろんな情報とか要素があるものを自分で自力でつなぎ合わせていくっていうか。
ポッドキャスト あの世界の中で何が起きてるんだっていうのを自分で解き明かしていくっていうことにゲーム体験があるっていうタイプだと思うんですよね。
ポッドキャスト さらに言えば、別にそういうゲームないわけじゃないけども、アウターワイルドって特に何々出せとかっていう状況を教えてくれないじゃないですか。
ポッドキャスト どこかの星に行って、星の一番奥まで行ったら、よくあるゲームだったら、何かのフラグが立ったよみたいなとか、キーアイテムを手に入れたよみたいな。
スピーカー 3
ポッドキャスト 画面上の表示が出るみたいなのがまあまあよくあるじゃないですか。またなんかこうクエストが進行してこう、次はここに行くんだとみたいなことが出るみたいな。
ポッドキャスト あると思うんですよ。ゲーム側が誘導してくれてるのが。あるのが多いと思うんですよ。アウターワイルド以外のゲームって。
スピーカー 1
ポッドキャスト もうアウターワイルドはそういうのを全く出してくれないから、遊んでいるとだんだん自信がなくなっていくんですよね。
スピーカー 2
わかるわー。わかるわー。わかるわー。
スピーカー 1
ポッドキャスト 僕はなんか、出会いはいつものように、ネトラボ元副編集長の鉄拳さんに、アウターワイルドいいぞーっていうのを彼が言ってるのを見て、
ポッドキャスト そうなんだ、ネトラバレキンキンなんだ、遊んでみよう、絶対面白いはずだって遊んでみて、最初の方はもうエネルギー満タンだから、僕のエネルギーが満タンだから、よし頑張るぞーって言ってこう、
ポッドキャスト どこどこ行って、あれもわかんない、これもわかんない、どうすんだーとか言って、とにかくやれることやるんだーって何十回もループを巡るんですけども、
ポッドキャスト 最初のうちは行けるところがあるからいいんですけども、だんだん、あれ、この先何するん?っていう状況になってくるんですよね。
ポッドキャスト 一応、受験図みたいな、読み物みたいなのが増えていくじゃないですか。
スピーカー 2
ポッドキャスト 公開地図みたいなね。
スピーカー 1
ポッドキャスト あれめっちゃ読んだんですけども、あれもう全然ついていけなくなるの。何言ってんの?ってなるの。
ポッドキャスト で、ループものっていうのもまた起因するんでしょうけども、あのゲームの中の、あの世界の中で登場人物たちも、基本同じことしか言えないじゃないですか。何回話しても。
ポッドキャスト 僕、一人でどこの星に行っても、ここで何すればいいのか分かんなくなってきてるし。
ポッドキャスト ヒントが欲しくて、何かオブジェクトにインタラクトしても、前と同じものが出るし。
ポッドキャスト 人と話しても、何にも変わらないこと言うし。公開日誌みたいなやつ見ても、何にも増えてないし。
ポッドキャスト どうする?って、だんだんこうなってくるんですよ、あれ。
ポッドキャスト なんか本当、無意味なループが増えてくるんですよ、でも。もうあかんねえ、つって。
スピーカー 3
何の成果も得られない、22分。
スピーカー 1
ポッドキャスト そう、何の成果も得られない。だんだん、22分を使うことすらも難しくなってくる。
ポッドキャスト 巨人の大海に行きました。
ポッドキャスト ああ、でも、やっぱりここ何もないよなあって、巨人の大海から。
ポッドキャスト だって、ここから他の惑星来るんだったら、ループした方がいいよねって言って。
スピーカー 3
ポッドキャスト どうする?太陽に突っ込むか?みたいなこと思いながら、うわーって死んでいくみたいな。
めちゃくちゃなことをやってみるだけやってみるっていう。
スピーカー 1
ポッドキャスト もうなんか、どんどん自分の自暴自棄感が増してくるんですよ。
ポッドキャスト あの時間がね、どんどんやることがないし、自分が何をやればいいか分かんなくなってくるし、自分が考えていることに自信がなくなってくるので、
スピーカー 2
ポッドキャスト ゲームを遊んでいて、あれ、今日何も進展してないなあみたいな日が増えるんですよ。
スピーカー 1
ポッドキャスト そうすると、普段だと、僕はネタバレギリギリ回避できるような攻略情報とか、誰かのプレイ日記とか見てえなあみたいなことを思うんですよ。
ポッドキャスト で思って、攻略情報はさすがにヤバいから、ネタバレなしとか書いてあるプレイ日記を探そう。
ポッドキャスト ちょっとアクセスするじゃないですか。これがまた大抵の場合に、アウトアワリーズは傑作であった。どうかネタバレを踏まずに、このブログを読む前に、ぜひ自分自身でプレイしてほしいみたいなことを、みんな枕言葉に書くの。
スピーカー 3
ポッドキャスト そうなんですよね。
ポッドキャスト 何なんだよ!うわー!って言って。
スピーカー 1
ポッドキャスト まだこそ生きてはいけない。
ポッドキャスト その分をそっと実するんですよ。うわー!って。
ポッドキャスト で、僕はまた一人で何もわからない画面に向き合うというか、
ポッドキャスト 今日はやめよう!明日また何か起こるかもしれないから!みたいな日々をだんだん過ごしていくと、
ポッドキャスト あれ?なんでこのゲームやってるんだっけ?みたいな気持ちになってくる。
スピーカー 3
ポッドキャスト 最終的に、なんやかんやギリギリヒントをつかんで、心が折れる本当にギリギリのとこで、僕はゴールにたどり着けたんですよ。何とかね、本当に。
ポッドキャスト すごい。本当にすごい。
スピーカー 1
ポッドキャスト いや、でも本当に10回か20回ぐらい心が折れた気がするんですよね。
ポッドキャスト 本当にわからん!ってなるんだから。
ポッドキャスト あと、この日本語訳合ってます?とか思いながらね。
スピーカー 2
ポッドキャスト わかる。
スピーカー 1
ポッドキャスト 言葉の飲み込めないっていうか。
ポッドキャスト そう、それがね、本当につらかった。
ポッドキャスト で、まあ最終的にクリアはしたんですけども、クリアしてやっぱり達成感はあったんですよ。
ポッドキャスト やっぱりこう、なんとかしてクリアしてやったっていう。やったー!っていうのはあったんですけども。
ポッドキャスト その、やったー!っていう気持ちになった時に、いろんな人が言ってる。
スピーカー 1
ポッドキャスト 歌われた!傑作であった!っていう、その持ち上げ方?
ポッドキャスト それに振り返った時に、いや正直つらい時間の方が長くなかった?っていう。
ポッドキャスト わかってる。その振り返りをしてしまったんですよね。
ポッドキャスト いや、楽しかったっすよ。楽しかったっす。間違いなかったっす。って思ってるんですけども。
スピーカー 2
ポッドキャスト みんなが言うほどかなーっていう、負けた感がずっとあるんですよ。僕には。
スピーカー 1
ポッドキャスト それを、僕はあのー、おっくんさんがすっきやねんさんで語っていた時に、
ポッドキャスト この人同じタイプだ!って思って。
ポッドキャスト なんかちょっと、あのー、嬉しい。なんだろうね、こうあの。
スピーカー 2
ポッドキャスト いた!仲間いた!って思って。
スピーカー 1
ポッドキャスト そこを、今日それを伝えたかったです。
スピーカー 2
ポッドキャスト いやー、コヘイさんの言うように、そのー、みんなが名作名作だっておっしゃられてて。
ポッドキャスト で、僕もそれを見聞きしてプレイさせてもらったんですけど。
ポッドキャスト あのー、悩むことを楽しむっていうか、考えることを楽しめる方。
ポッドキャスト もちろん僕も、その、悩んだり考える自体は好きなんですけど。
ポッドキャスト なんか、アウターワイルズのそのー、若干やっぱ特殊ですよね。そのー、毛色というかが。
スピーカー 1
ポッドキャスト まあ、あの、宇宙とか漁師とか出てくるのもまたね、また難しいなーって思いながら。
スピーカー 2
ポッドキャスト うーん。やっぱり僕も、プレイしてる最中に、ちょっとずつこうピースがハマっていく楽しい感覚はあるんですよ。
ポッドキャスト とか、えーと、次、次この星に行ってみようとか。
ポッドキャスト もしかしたら、あの星の裏側に何かがあったのかもしれないとかって思って、眠りながら考えて次の日にプレイするみたいな。
ポッドキャスト なんか、すごく子供の頃にゲームを遊んだような感覚っていうのが、こう、芽生えては来てたんですよね。
ポッドキャスト なんですけど、実際プレイすると、思いのほか、やっぱり歯応えの方が強くて。
ポッドキャスト 毎回死ぬし、で、僕あの、死ぬシーンがこれ、スッケネンの方でも喋ってたんで。
ポッドキャスト で、ひげもとに、いや、それ考え過ぎじゃないって言われたんですけど。
ポッドキャスト このアウターワイルドのその、死ぬっていう体験って、結構エモ言われぬぐらい怖くないですか。
スピーカー 1
わかります。そう、わかります。
ポッドキャスト 全体的にちょっと怖いのもありますよね。
スピーカー 2
で、その、死んだら像の中で、うわーって自分のその時のこう、思い出というか記憶が反数されるじゃないですか。
で、反数された時に、あー、全部知ってるとこ歩いてたとか、全部知ってるとこ飛んでたとかってなったら。
ポッドキャスト もう、もう、えー、いや、一応俺目的持ちながら飛び立ったはずやのにな、全然うまいこと言ってへんやみたいな。
ポッドキャスト もう、なんなんこれっていう、結構その感覚やっぱ長かったですよね。
スピーカー 1
そうなんだよな、僕あのー、死んで戻ってくると、マッシュマロ焼き卵みたいな、キャンプファイアしてる場所?
ポッドキャスト で、あの先輩宇宙飛行士みたいな人がこう、やってくるみたいな、やってくるっていうか、そこにいて話しかけられるみたいな、あのシーンめちゃくちゃ見ましたけども。
ポッドキャスト で、あの、アウターワイルド遊ぶ人たちみんなこう、マッシュマロそうだよな、マッシュマロって、マッシュマロにポジティブなイメージを持ってるじゃないですか。
ポッドキャスト 僕さっぱりないですかね、なんのアリアマシュマロだよって思ったら。
何もかも諦めたときにやつかんでさ。
ポッドキャスト 僕にとってはマッシュマロちょっとネガティブなミームにさ、なってるかなと思ったら。
スピーカー 2
本当にその、なんかプレイをしてて、きっと僕も築地さんも小平さんも、もう鬼のように死んでるわけじゃないですか。
ポッドキャスト うーん、はいはい。
ポッドキャスト でもその回数としてはきっと面白いもう名作だってもうもろてあげて言うてはる方々もきっとすごい良心で張りますよね。
スピーカー 1
いやいやそう、そうなんだと思うんですよ。
スピーカー 2
ポッドキャスト そうなんですね。なんだけどやっぱり、その死を楽しいと思えないというかループを楽しいと思えないというか。
ポッドキャスト なんか根本的にやっぱり向いてないんだろうなっていうのが僕の結論になったんですけど。
スピーカー 1
ああ、なるほど。
スピーカー 2
ポッドキャスト ねえ、本当にここら辺はラムさんの話を本当に聞きたいっていうところになってくるんですけど、
ポッドキャスト あそこまでの熱量でここに取り組めるっていうか、やっぱり人種というか何というかちょっと違うところなんだろうなってなんか思いますよね。
スピーカー 1
まあでも楽しめるその素養がちょっと違うというのは確かにあるかもしれないですよね。
スピーカー 3
ポッドキャスト マイアンドエラーを何回でもできちゃう人なんですかね。
スピーカー 2
そうだよなあ。僕はあの割と怖かったっていう印象も結構あって、アンコウがいるじゃないですか。
スピーカー 1
ポッドキャスト はい。
あのアンコウ、僕が今までゲームで出会ったキャラクターの中でも一番怖いキャラクターなんですよ、あいつ。本当に。
スピーカー 3
ポッドキャスト 近づいてくるときの音やばいですよね。
スピーカー 2
なんであいつあんなに怖いのっていう。あれすごくないっていうぐらい、僕もいい歳した大人でこんなこと言うのは恥ずかしいんですけども、アウトワイルド遊ぶ上でどうしたってアンコウに向かっていかなきゃいけない場面って出てくると思うんですけど。
スピーカー 1
ポッドキャスト 本当に嫌で。コントローラー持ちながら、ずっと薄めでプレイしたんですよ。見たくない。で、状況的にアンコウに見つかって、自分がうわーって言って逃げ出そうとしたら絶対に捕まっちゃうんですか。
スピーカー 3
はいはいはい。
スピーカー 1
ポッドキャスト だからこう、動かないが静着なんですよね。選ぶべき道。
ポッドキャスト でも、宇宙船の操縦をしくって、どう見てもぶつかるみたいな航路になったとき、本当にもうどうもできないから心が死んでいくんですよね。やめてーって言って。
スピーカー 3
アンコウ、ミリ秒の不可視でも許さないですからね。ちょっとでも踏みたら、うわーって。
スピーカー 1
ポッドキャスト このルート絶対無理って言ったら、僕一回モニターのディス電源がブツンってきて、はぁーって言ってから、さっさと死んだかなーってポチッつけ直した。
ポッドキャスト あー、終わってたよかったーみたいなことを思うのがちょこちょこあるくらいに、あのアンコウが本当にダメだったんですよ。あれ、作る人逆に才能あるわって思う。
スピーカー 3
ポッドキャスト でもゲーム側もなんか自虐してますよね。最後にアンコウはみんなの嫌われ者みたいな。分かってんのかよみたいな。分かってんやったらやめてくれ。
スピーカー 1
いやでもやりすぎだわ、あれ。なんだあんなこと。
スピーカー 2
ポッドキャスト 本当にあの闇の茨は何回も行かざるを得ないじゃないですか。
スピーカー 1
そうっすね。何闇の茨って?って思った。
スピーカー 2
ポッドキャスト でも、怖いけど、もうとにかくあそこをクリアしたいということで。
スピーカー 1
そうっすね。
スピーカー 2
ポッドキャスト もう自分の星からボーって旅立って、もう最短距離で闇の茨まで突っ込もうとするじゃないですか。やることは分かってるからって思いながら。
スピーカー 1
そうっすね。時間もないし。
スピーカー 2
ポッドキャスト でももう気持ちも盛り上がってないし、なんだったらちょっとパニクってるみたいな状態なんで、何回かやっぱり太陽にそのまま吸い込まれたりして。
ポッドキャスト もうそれでまたやり直すかって思いながら。
ポッドキャスト ただその時も、一応闇の茨に行かなければいけないっていうタスクを自分の中では置いてはいるものの、
ポッドキャスト 本当にそうなのか、本当にこっちで合ってんのかっていうのも分からないまま、
ポッドキャスト そのリトライし続ける、もう言葉を隠さずに言えば苦痛でしかない時間を。
ポッドキャスト その先人の皆様はどういうふうにこう、でもやっぱりその苦しさがあって初めてなんかこう、
ポッドキャスト 全部のピースがバチバチバチってやっぱりそのハマる感覚なんかなぁとかっていうのは、
ポッドキャスト クリアしてからね、皆さんのブログとかを読み漁ってると思うものの、
スピーカー 1
ポッドキャスト そうなんだろうなって思うんですよね。
いやぁ、そうなんですよね。きっとあの、積み重なったストレスが一気にこう、感動に変わるみたいな。
スピーカー 3
ポッドキャスト タルシスが良いんやろうけど。
スピーカー 1
僕は多分そのバネがベキン折れたんですよね。
ポッドキャスト あっ無理っつって。
ポッドキャスト そう、そういうね、寂しい怖いみたいなこう、苦手とする部類の感情が溜まりすぎたんだなぁってこう、振り返れば思う。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
プレイ体験としてゲームとの相性みたいな話をしたいんですけど、
スピーカー 3
僕の場合なんですけど、そもそも妖芸とかインディーズゲームみたいなことを全く触ってきてなかったんですよ、アウターワイルドに出会った時に。
それまでって僕ドラクエとかマリオとか、そういうドメジャーのゲームばっかりやってきてて、
要はそういうゲームってさっきちょっと話ありましたけど、ゲーム側から楽しみをお膳立てしてもらうような。
これをこの通りに行っていけばストーリーが進むし、こういう体験が得られますよね。マリオだったら右に走っていけばいいじゃないですか。
そういう道筋を与えられて進んでいくっていうのがゲームだと思ってたんですよ。
ゲームってそういうもんだと思ってたんですよね。
っていうゲームに対する考え方と、僕、コンテンツを楽しむ時に、なんていうか、制作者の思う正解を通りたいと思っちゃうんですよね。
ここでビックリしてほしいって、制作者が思ってるところでビックリしたいというか、
ミステリーものとかだったら、真犯人の存在がちょっと匂うタイミングで、「まさか?」って思いたいし、
登場した時に、「あ、お前だったなか!」ってなりたくて、
何ていうか、提供側と温度差を感じるのがすごく嫌いというか。
何をするにもどう楽しむかの正解をまず知りたいんですよ。
スピーカー 2
というタイプの人間がアウトマイナスをやると、本当に何していいか分からない。
スピーカー 1
確かにな。
スピーカー 3
ゲームの宣伝としては、「22分のループの謎を解き明かそう!」みたいに言ってるけど、
いざゲーム始めると、「よ、宇宙飛行士!頑張れよ!」みたいなだけじゃないですか。
本当に最初から何していいか分からないし、発射コードが必要っていうのも分かるんですよ。
それがギリギリ分かるんですけど。取って、「宇宙、ドーン!」って最初はじめて言いました。
スピーカー 1
宇宙だ!…って。
スピーカー 3
そうっすね。
僕の思ってるゲームって、そこで通信みたいな。
ザザッって先輩の宇宙飛行士が言って、「じゃあまずはどこどこに行ってみよう!」みたいなことを言われると思ったんですけど、
何にも言ってくれないじゃないですか。
その時点で正解の楽しみ方っていうと、「何か分かんないけど、とりあえずうろうろしてみようか!」とか、
そもそも宇宙に出れたことに感動して、「いろいろ行っちゃおう!」みたいになるのがゲームの正解なんでしょうけど、
自分の場合、ドラクエとかの経験上、なんかフラグ立てる前に宇宙に来ちゃったんだなって思ったんですよ。
スピーカー 1
はあ、なるほど。
ドラクエとかって、まだ行くべきじゃないダンジョンとかに来ても何も起こらないみたいなのがあるじゃないですか。
スピーカー 3
そういうタイプだと思ったんですよ。
多分、何かし忘れてて何も始まらへんねんなって思って、戻ってマシュマロ焼いてる人に声をかけて、「新人頑張れよ!」みたいな。
誰も何も教えてくれへんけどって思って。
スピーカー 1
なるほどな。
スピーカー 3
しかもこの時僕、友達とお酒飲みながらやってるんですよね。
スピーカー 1
一番適してない環境でやってるんで。
スピーカー 3
みんな、「これどういうゲームなの?」みたいな。
クソゲーじゃんみたいな。
狂気になってて。
それで結局何していいかわかんないから、何をすればいいのかっていうのを調べようと思って。
スピーカー 1
いやでも本当最後の最後までよ。
スピーカー 3
最後だけじゃなくて目の前にニンジンぶら下がってないと走れないんですよ。
そうなんですよ。
スピーカー 2
この嵐の中抜けれるとこあんの?抜けれた抜けれたよって言ったけども、それだけ?って。抜けれたからなんなの?って思いはもう。どうすればいい?このビリビリのとこどうする?ビリビリのとこ抜けたよ、抜けれただけ?みたいな。
死んだらまた死んだらまたビリビリのとこ抜けなあかんし、みたいな。
いや、そがいにビリビリには慣れてないからね、こっちって思いながら。
スピーカー 3
そういう苦しみも超えなきゃいけないものがあって、ゴールに行くためにトライアンドエラーしてるんだったらいいんですけど、どこに向かってるかもわからないまま、ただビリビリ、ただ竜巻。
スピーカー 1
そう、そのビリビリが合ってるかわかんねえんだよな。
スピーカー 2
いや、そうなんですよね。何していいかが全くわからない。
スピーカー 1
そう、新しいとこに行って、なんかまた、名前何だったかな。試練の塔だったかな。漁師試練の塔だったかな。
スピーカー 2
漁師知識の塔。
スピーカー 1
それそれ。漁師の原理を学ぶみたいなところあったじゃないですか。
スピーカー 2
ありましたね。
スピーカー 1
あそこ僕、あれもまた絶妙に怖さと寂しさのストレスにやられたんですけども、あそこで漁師とは何たるかみたいなことを教えてくれて、ある種、OJTじゃないけども、実地で学ばせてくれるじゃないですか。
こういうパターンのとき、こうするとこうなるでしょ?みたいなのをやらされてくれるじゃないですか。
あそこっていうか、基本的にアウターワイルドって別に敵が襲ってくるとかって、アンコウのことは目をつぶれば基本ないじゃないですか。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
別に誰に襲われるってないわけですよ。漁師知識のあそこでも、別にどうせループするっていう前提であれも、わりかし時間たっぷり使って学んでもいいわけじゃないですか。
スピーカー 2
はいはいはい。
あの空間に、分かってんのか分かってんのか、自分が理解できるのかできてんのか分かんない感じでやらされてる感になってるっていうのが、すごい辛かったですよ。
スピーカー 1
分かりますわー。分かりますわー。
振り向いたらあるよとか、振り向いたら消えてるはずだよみたいなこと言われて、振り向くのがストレスなんですよ。ここで自分が思ってることと違う結果だったらどうすりゃいいんですよ。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
フッて向いて、ないのはどっち?みたいな、合ってる?合ってない?
スピーカー 3
そうね、看板も動くでしょ、あれ。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 3
看板が動いちゃダメですよ。
スピーカー 1
そうそうそう。
それは、お前は動いちゃあかん。
あれがまたね、ああいうのが、もうね、自信を無くしてるから僕は。
うーん。
自信を無くしてる人に、合ってるも合ってないも言ってくれないのが一番辛いの。
スピーカー 3
ピンポンってほしいですよね。
スピーカー 1
そうそうそう。ピンポンブブーがほしいの。ブブーって言って!って思いながら。
そう、あの塔も出た後に、ここで僕は知識を得たんかっていう自信が得られない。もう去ってるからね。
スピーカー 2
よくやった。
スピーカー 1
ここの知識を絶対いつか使うはずなんだけども、理解できた自信はありません。って思いながら去ってるから。
でももう来るの嫌だなって思いながら。
スピーカー 3
最後は漁師イメージングを学びましたねって言われるじゃないですか。漁師イメージングを学んだんですか?僕みたいな。
何も分かってない。漁師イメージング?あれ日本訳なんすかね。
スピーカー 1
もうね、そう。分からないよね。
スピーカー 3
分かんないです。名詞がそもそも分かんないんですよね。なんか木の路辺とか巨人の大海が星の名前って分からなくないですか?
スピーカー 1
馴染みがないよね。もう僕の常識感と合わなすぎるの。僕の知ってる世界観である程度並べてほしいって思うんだけども。太陽ぐらいしか共通項がないから。
なんとかスターとかにしてほしい名前ですね。なんとか星にしてほしいですね。
必ずお尻に星とかスターとかつけてほしいですね。
スピーカー 3
巨人の大海に向かえみたいな。向かったけどって言われても、何の比喩表現なんやろって思いますね。
スピーカー 1
そう。大海って星の名前だって思わないじゃん。
スピーカー 2
思わないですね。
スピーカー 1
どこどこの星に巨人の大海っていうエリアがあるのかなって思って。これ巨人の大海なんだ。ピンとこない。
スピーカー 3
あれって元々の言語、翻訳前だったらちゃんと星の名前ってわかるような言葉なんですかね。
スピーカー 1
どうなんすかね。でもなんて、日本人だったら地球は地球ですけども、火星、金星とかって星ってつきますよね。
スピーカー 3
星ってつきますね。
スピーカー 1
MarsとかVenusとかだから違うんじゃないですか。
違いますね。英語でもやっぱりジャイアントディープとか普通の単語ですよね。なので、
スピーカー 2
ツインズとか言っちゃってますからね、双子星のことは。それだけじゃわかんねえっていう。
スピーカー 1
わかんねえ。わかんねえよ。
スピーカー 2
いやーわかんないですね。それをそのまましっかりと訳されてるっていう感じなんだろうとは思うんですけど。
スピーカー 3
そうですね。それはできる人はわかるんですかね。
スピーカー 1
どうなんだろうな。
スピーカー 3
巨人の大海っていう単語を聞いた時点で星の名前だと思うんですかね。それとも何回か言ってるうちにわかるんですかね。
スピーカー 1
ちょっと逆切れトークみたいな気がする。
どうなんですか。
そんな怒らないでくださいよって。
どうなんですかね。
いやでもどうなんだろう。僕の感性で言うとわかんないんじゃないかなと思っちゃうけどなあ。
慣れるのが早いのかなあ。
スピーカー 2
そうですね。その辺もやってるうちにトライアンドエラーでわかるようにやっていくんですかね。
脆い空洞っていう星の名前にしちゃって、他人に説明する時に5分くらいかかりますもんね。
脆い空洞っていう星の名前やねんけど、土地がボロボロでさ、中にブラックホールみたいなのがあって、そこになんで行かなあかんのみたいな。
普通の人そうなると思うねんけどなあって思いながら。
スピーカー 1
そうですよね。
それこそ僕の場合はでしかないんですけども、ゲームシステムへの甘えがあって。
もうね、宇宙船に乗って飛行してる時に巨人の大会とかマーカーとかもっとふんだんに出しちゃほしいって思っちゃう。
ないとは言わないんですけどもね、マップとかもあるし。ないとは言わないんだけども、もっとこうビカビカに光らしてほしいっていうのを思って。
次はこっちの星だぞみたいな。
よし、飛んじゃうぞとか言って。
相対速度とかどうとかっていうのをふんだんに出してくれるけども、そっちよりももっとこうさ、巨人の大会には誰々がこういうことを言っていたんだぞみたいな矢印をピンピン出してほしい。
スピーカー 3
道描いといてほしいですね。
スピーカー 1
この星には前に言った漁師試練のところがあるぞみたいな、そういうのもマッピングしてほしいもんって思うくらいの。
気持ちが湧いちゃうし、たぶんそういうのに甘えてたからこそ覚えらんないんですよね、僕はね。何でしたっけ?ってなる。
スピーカー 3
そう、謎をわかんないまま覚えておくのが無理なんですよ。
スピーカー 2
わかりますわ。
スピーカー 1
そうなんだよな。根本的には飲み込みきれてないから覚えれてないんだよな。
スピーカー 3
なんか一つずつ100%わかるようにして進むんじゃなくて、なんか10%20%の理解度のところをもう10個20個って作っていって、最後バキッて100%になるっていう気持ちよさのタイプのゲームじゃないですか。
もう一個覚えたら一個忘れるんですよ。
スピーカー 1
なんか後で何かわかるかもなって言ってメモしておいておくっていうのがすごい苦手で、技術的にもメンタル的にも、早く教えてってなる。
いやそうっすよね。僕あの幽霊物質、またちょっと怖いかった的な話になっちゃうんですけども、幽霊物質って、これもまたアンコウと違う意味で絶妙に怖かったなと思ってたんですよね。
僕それより前ってあんまり自覚しなかったんですけども、ひょっとしたら僕集合体系が怖いのかもしれないって。
そうそうそう。アウターワイルズで幽霊物質を見たときになんか自覚したんですよ。これなんか見てらんないというか。
さっきのアンコウとかもそうなんですけども、アンコウ、闇の岩ら、幽霊物質、この3つがしこたま怖かったんですよ。
スピーカー 2
しこたま怖かったんですけども、僕もゲームやってそれなりの年月やってるので、自分の中でゲーマー的感性はあるんですよ。
スピーカー 1
怖いものがあるってことは、おそらくその先に何かあるっていう、僕のゲーマー的レーダーが反応するんですよ。
だから僕の攻めき合いが始まるんですよね。怖いから見たくないっていうのと、怖いからこそ行かねばならないっていう、これがぶつかるんです。
幽霊物質って、突っ込んだら死ぬじゃないですか。
スピーカー 2
ゾワーって。
スピーカー 1
一回マジで死んで、本当にメンタル死んだんですよ、あれ。
心身ともに。
そうか、突っ込むのはダメなんだ。じゃあどうするんだっていうと、アウターワイルドだったら、リトルスカウトって偵察機投げるじゃないですか。
あれを投げて様子をうかがうとか、幽霊物質があって通常行けないところの先を見るんだっていうことをするしかないっていう発想には働くんですけども。
リトルスカウト投げて、写真撮って、それ見るっていうときに、だいたい画面いっぱいの幽霊物質なんですよ。
あれを見るのが死んでるんですよ。
ちょっと待ってよ。これ見んなよって。でもどっかのところになんかあるかもしれないから、いろんな方向から一旦撮るしかないんだよなって言って、カシャカシャカシャカシャって撮って。
あー何もねーって言うときのあの悲しさ。ほんとにもう、えーしんどーお酒飲もうみたいなこと思うんですよ。
スピーカー 2
ですよねー。リトルスカウトも結構しんどかったですね。
スピーカー 1
あれは絶妙に難しくないですか。
スピーカー 2
絶妙に難しい。なんか、そこにも目的がないじゃないですか。リトルスカウト飛ばして、一応まあ奥は見ようとしてるけど、
でもリトルスカウトを飛ばすっていうことは徐々にタイムリミットが迫ってきているわけじゃないですか。
遠くに飛んで行ってくれて、良い情報は持ち帰ってきてくればするものの、そこには俺はもう既にたどり着けないみたいな。
でも2回目飛んだときにはもう自分がどこでリトルスカウトを飛ばしたかすらもわからないという状態で生き返ってしまうんで。
道覚えられないですね。
ほんとに道が、あのゲームほど道が覚えられないゲームもなかったなっていう感想は1個あって。
スピーカー 3
旗立てたりしたい。
スピーカー 2
ほんとそうですよね。ワープはいらないからと。ワープまでは言わない。ただ目印だけは立てさせてくれっていう。
確かに確かに。
確かに思ったなあ。
スピーカー 3
別れ道とかじゃなくて、ぴょんって飛んで向こう岸に行ったりとか、なんか天井見たら横見たら穴開いてたりみたいなフリーじゃないですか、道が。
ああ。
スピーカー 1
どう来てどう行ったらあれがあるかがわからない。
スピーカー 2
分かるわ、めっちゃ分かるわ、そうそう。覚えらんない。
スピーカー 2
遺跡の中もね、もうすっごい入り組んでたりするし、みんなどういうふうに自分の中でマップ作ってたんだろうなあって思う。
スピーカー 1
まあなんとかやってはいるんですけどね、クリアしたんでとは思いつつ。でもね、もう自信ないですもんね。もう一回やれって言われても僕は。
そうっすね。最後のゲームのエンディングを迎えるっていう道筋は、死ぬほど半数したからまだちょっと。各星どうやるかはもうすっごい覚えられへんもんね。
スピーカー 2
同じとこに次のループでたどり着くっていうのができない。
できないですよね。なんかもしかすると、地図が読めない人たちがここに集まっている可能性はあります。
スピーカー 2
確かにある。あるかもしれない。僕はリアル社会の中では、地図見るよりだったらとりあえず歩けってタイプなんですよ。見るは見るんだけども、一旦そこの角まで歩こうとかっていうことをやっちゃうタイプなんですよ。
スピーカー 1
違います。
なので確かに地図よりも足で稼げタイプ。アウターワイルドでも確かにそうだったかもしれない。そして迷う。
スピーカー 1
とりあえず歩いたらもう後ろの道が崩れたりとか、ブラックホールに飲まれたりとか。
スピーカー 3
そう飲まれるんだよ、あれこう。絶望しかない。
スピーカー 1
申し訳程度に画面の左にログというか足跡の機能みたいなのあるじゃないですか。星単位のやつ。星規模で作られてもちょっと無理なんですよ。
スピーカー 2
本当に結構プレイしてて、時間が経つまでその22分間で星々が変わっていってるっていうことに気づくまでに時間がかかったんですよ。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
その双子星のその片方の星から砂がこっちに流れているとか。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
で、それもそんなゲーム知らなかった。そんなゲーム僕の引き出しの中に入ってませんけどっていう。それはある種めちゃくちゃ褒め言葉なんですけど。
うーん。
いや、分からんてって思いながら。何回言う?俺なんでこの砂に埋もれて死んでんねんやろって思いながら。
そういうことかって分かったらやっぱり楽しくはなったりするものの。いや、でもちょっとハードコアすぎやしないかいとかって思いながら。
スピーカー 1
そう、砂に埋もれて死んだりとかね。砂がなくなったから引けなくなった、行きたかったのに間に合わなかった。
スピーカー 2
やっぱり思い返してみればしんどいしか言葉が出ないんですよね、このゲーム。
スピーカー 3
なんか僕がめっちゃ悔しいというか、今ずっと話に出てた目印を立てたいとか行かなきゃいけない場所が光っててほしいって。
いわばゲームに対しての文句でもあるんですけど、それをすることってこのアウターワイルドにおいては楽しみを減らすことでしかないじゃないですか。
それがなくて自分の足でやることがロマンであり、自分の足で見つけるのこそ感動につながるっていうのも分かってるから、自分がそれを乗り越えられないっていうのがめちゃくちゃ悔しいんですよ。
分かります。 もう道覚えられない。そこを越えないとこの感動は得られなかったんだろうなっていうのが悔しくて仕方ない。
スピーカー 1
そうっすね。
スピーカー 3
素直にまっすぐ感動できた人、めちゃくちゃ恨ましいですね。
スピーカー 1
その言葉通りなんですよね。時間もあれなんで若干結び方向のことというか、辛かっただけ言ってもあれなんで。
ベースは面白かったんだよなってこともフォローを入れようかなって思うんですけども。
スピーカー 2
もちろんもちろん。
スピーカー 1
こうは言うてはいるんですけども、めちゃくちゃ褒められるゲームだってことは理解はしていますし、面白かったっていう体験ももちろんあるんですよね。
僕個人で言えば、正直辛かった面のほうが割合としては多かったなって思うところはあるんですけども、みんなが褒めることは理解はできるんですよ。
こんなゲーム他にないもんっていうのは本当その通りって思うというか。ネタバレを受けちゃうとこの感動が減っちゃうからっていうのも本当その通りって思うの。
でもその感動を受け取るのハードル高いっすねって思ったのがまた事実というか。受け取れた人本当すごいって思う。
スピーカー 3
愛称でしかないんですよね、その辺って。
スピーカー 1
まあでもそうなんでしょうね。
スピーカー 3
ゲームとしてはもう完璧というか、多少のあれはあるにしても本当に素晴らしいゲームで、ただ自分の愛称との道を覚えられないとか、そういうところが合わなくて、でもそういう人に寄り添うことで良さが消えるから。
スピーカー 1
そうだね、寄り添うとそうなんだよ、あのアウターワールドの良さは消えちゃうんですよね。
スピーカー 1
そうなんですよ。
あの形が紛れもない正解なんですよ。
スピーカー 3
本当にそうなんですよ。だからこそ悔しい。
スピーカー 1
そう悔しいのよ、そう。なんかこう言いたかったのよ、最高のゲームだったぜ楽しかったって言いたかったのよ。
最高のゲームだったんだろうな。
そう、言ってるね、アウターレーズいいぞって言ってる人たちが眩しくてしょうがない。
やったぞ。
一緒に混じってこう、そうだよな最高なんだわーって言いたかったんですよね。
スピーカー 2
言いたかった。
スピーカー 1
言いたかったよ本当に。
スピーカー 3
面白かったらしいですね。
スピーカー 1
なんかこう、心晴れやかにこう、あのアンコウがね、あそこにいたときね、こうビビったんだけどさーってこう楽しかったよーとか言いたかったんですけども、ちょっとねこう辛いところも結構残ったんだよねーってね。
僕あの、変なこと言いますけども、アウターワイルド遊んでて、一個だけねこう、多分誰にも伝わらないかもしれないけども、思っちゃったから言いたいってことをただ言うんですけども。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
あのー、散々ねこう寂しかったとか、あのー怖かったっていうのを言ってきたんですけども。
僕これあのー、なんか経験あんなと思っていて、この体験、アウターワイルドのこの体験、なんかちょっとデジャヴ感あんなって思っていて、なんだって思って、それ今日答えを出そうと思って、これだっていうのが思い出したんですけども。
リアルのほうで、会社で、まだ誰もやったことがない新規のプロジェクトをお前がやれって言われて、一人でやってるとき。
うーん。
あれだ!って思って。
スピーカー 2
あー、なるほど。
スピーカー 1
誰も前例ないから、知らなくて、聞いても意味ない。でもあのこう、聞きたい。聞きたいんだけども、誰も答えは知らないから自分で考えるしかない。
はいはいはい。
で、助けて欲しいんだけども、これお前やったらすごいぞ、褒められそう、お前の仕事だから、みたいな。
防衛性も引かれて、壁を一枚引かれたときのあの感覚。誰か助けて!って言いたいあの感じ。
このプロジェクトも早く畳みたいっていう、あの感じ。アウターワイルドはそれだ!って思ったんですよ。
スピーカー 2
なんとなくわかりますわ。
スピーカー 1
共感を得られるかわかんないですけどもね。でも僕はこう、実社会の経験の中で同じの味わったの、多分これだ!って思って。
うーん。
仕事のつらみと同じことアウターワイルドにあったんだ。
スピーカー 3
ネットとかで結構もう何でも調べれるじゃないですか。だからこう、このゲームも攻略サイトを見ればすぐにわかるわけで、
やっぱり知らないことを自分で足使って知っていくっていう体験ってすごい大事だし、最近減ってるんやなってめっちゃ思いました。
スピーカー 1
まあ気楽に調べれるようになりましたよね。
スピーカー 3
そのコヘイさんとかもこう、全人未踏のことをしてる時の心の空間っていうのを体験できるゲームなのかもしれないですね。
スピーカー 1
まあでもそう、ゲームだからこそある種ね、何度でもリトライできるっていう状況でもあるわけでね。
そこをちゃんと楽しめるタイプの人は本当に楽しいゲームなんだよなって気はするんですかね。
スピーカー 2
確かになんか全然、会社で新しいプロジェクトが始まった、スタートした、わからない、でも途中で確かに若干のカタルシスは生まれますよね。
スピーカー 3
はいはいはいはい。
スピーカー 2
ここやったんかーみたいな。この一つ持っとったら勝ちやったんかーとかっていう。
スピーカー 1
そう、なんか早めにあなたはサインしたかったーみたいな。教えてよーっていう。
スピーカー 2
でも結局。
教えてよーなんですよね。
時間が解決するというか、そこまでにいろんなトライアンドエラーを重ねて、
スピーカー 2
このスプレッドシートの使い方おかしいよなーとか、このノーションの整理の仕方おかしいよなーとかっていろんなことを考えた結果、
この人に聞いたら全部答え持ってたみたいな。
うーん。
でも決してその人は助けてくれるわけではなくて、一緒に伴奏してくれる。でもものすごく急に心強くなるというか。
そうですね。
そんな感覚なんかもしれないですよねーと思いながら。いや、アウターワルドはもっとしんどかったような気もせんでもないと思いながら。
スピーカー 1
社会よりも厳しい場所。
でもなんか、今日話して思いましたけども、なんかゲームの中に一人ぐらいこう、進捗を共有してくれるやつがいたら違った気がするんですよね。
スピーカー 3
いやー、まあ確かにそうですね。
スピーカー 1
なんかね、本当にゲームの中で一人だからなっていうのは。
スピーカー 3
うーん。
スピーカー 1
お前頑張ってるよなーって言ってくれるやつが欲しかったのかもしれない。
いやー、でもそう。どうなんですかね、これ。
今日聞いてくれてる人、自分で自分をフォローするのも変ですけども、別にこうネガティブなイメージは持ってない。
スピーカー 3
うんうん。
スピーカー 2
楽しかった。楽しかった。
もちろんです。めっちゃ素晴らしいゲームをやったっていうのは前提で。
そう、楽しかったよっていう前提の中で、でも辛かったよっていう話をこうね、ギュッと絞ってこう、ザクザクザクザクって。
もう忘れてるだけだと思いますけどね、辛かったものを。
スピーカー 3
うんうん。
スピーカー 2
それを超えるカタルシスがあって、素晴らしいゲーム。
スピーカー 1
まあ、たぶん聞いてくれてる人はきっとアウターワイズをプレイした人だけだとは思うんですけども、
もし、遊んでなくてこれを聞いて興味を持ったよって人がいたらね、一旦全部忘れて、一旦忘れて、
スピーカー 2
めっちゃしんどい。
一回くらいかけてこう、ずっと忘れて、サクサク進むよ。
しんどいだろ。地図が覚えられないだろ。旗を立てろだろ、言いながら。
楽しい冒険のゲームだよ。
いやー、でもほんとにね、別に僕もフォローアップするわけじゃないですけど、ほんとに稀有な体験だったし、ですよね。
他のゲームでは味わえない。やっぱり僕、ブレス・オブ・ザ・ワールドとかティアーズ・オブ・ザ・キングとかすごい好きなんですけど、
よく似たものだと思うんですよね。さあ、目的はあっちの方が明確に渡されるんですけど、と言いながら、どこ行ってもいいよと言われてるんだけど、
いやー、でも全然違いますよねって思っちゃうから、やっぱりそこの闇にこそ光は生まれるんやろうなっていうのは、やっぱりちょっと言いたいですよね。
スピーカー 1
ほんとそうね。ある種突き詰めた結果としての、アウターワイズなんだよなって思いますからね。
まあぜひね、これをきっかけにね、本編やったけどもDLCはまだだったわーとかっていう人はDLCやっても、またあの時のような体験ができるかもしれないですしね。
私のこととかも。
僕もなんかホラー要素が強いって言われて、いや本編ホラーばっかりだったじゃんって思ったことがあるんで。
スピーカー 3
今更何を?みたいな。
スピーカー 1
え、あれよりも怖いのは無理だよみたいな思いはあるね。
まあでもね、なんかこう、それぞれのアウターワイズ経験を思い出すきっかけになってもらえたら嬉しいなと思ってるところですよ。
スピーカー 1
嬉しいね。
まあそんなところでね、たっぷり話したつもりではあるんでね、今日はこの辺で終わっていこうかなと思います。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
それでは最後エンディング入っていこうかなと思いまーす。
スピーカー 3
はーい。
スピーカー 2
作曲、編曲、音声編集、イマジナイライブなどは、カメレオンスタジオ。
スピーカー 1
エンディングでーす。
スピーカー 3
ほーい。
スピーカー 1
いやー今日は、ちょっといつもの違う経路にはなったんじゃないかなと思ったりはしますけどね。
スピーカー 3
いたしましたね。
スピーカー 1
どうでしょうか、たぶん聞いてる人はどちらかというとこう、アウターワイズ楽しかったぜーの方が多いんじゃないかなと思うんですけどもね。
スピーカー 3
共感を生んでるのか、負け組どもがって思われてくるのか。
スピーカー 1
遥か高みからね。
高みの剣を交差して。
そうか、できる奴はこんな感じなのかとかね。
全然ね、どう捉えていただいても構わないとは思うんですけども。
まあでも、繰り返し言うと楽しかったとは思ってるんですよ。
もちろん。
アウターワイズをつまんないと言う気はないんですってところだけ。
スピーカー 2
もちろん。
スピーカー 1
そこだけ誤解な気をってとこですね。
はい。
まあまあそんなんでね、終わっていこうかなと思うんですけども。
月石さんから、ぜひ話しておきたいことがあるというふうに聞いてるんで。
はい。
聞いてみたいですよ。
そうなんですよ。
スピーカー 3
私がちょっとお話しあったんですけど、劇団で脚本と演出をしておりまして。
以前書いた脚本に宇宙をテーマにした話がありまして。
その脚本と当時の記録映像を、この配信を聞いた方に向けて公開させていただければなと思っております。
なんでかというところなんですけど、その作品を書くにあたって、宇宙の話なんでSF作品をいっぱい参考にしたんですけど。
その一つがアウターワイルドというゲームを参考にしておりまして。
その作中のネタもそうですし、実は稽古中とかも役者の人にアウターワイルドのプレイ動画を見せながら、こんな感じの雰囲気のシーンにしたいですとか。
見せながらやってたんですけど。
なんで、そういう色々参考にしたり、アウターワイルド大好きなんで、そういうところをオマージュしたシーンとかも結構あるので。
ゾンビの方々ならニヤッとする部分が結構あると思うので、良ければお楽しみいただければと思います。
ちょっと概要欄とかにリンクを掲載していただければ、読めるようになってるかなと思うので。
スピーカー 1
そうですね。今日のこのエピソードの概要欄のとこにリンク貼ってると思うんでね、ぜひ見てもらえればなと思いますよ。
スピーカー 3
お願いします。
スピーカー 1
お願いします。
そしてじゃあ、せっかくなのでというところでね、スッキャネンさんのお話も、番組のことについてもね、最後お話してもらえればなと思いますよ。
スピーカー 2
スッキャネン はい。
スッキャネン 弱い四重三と四重二が、ダラダラとゲームのことを語っております。ゲームスッキャネンというポッドキャスト番組をやらせていただいております。
スッキャネン なんやかんや3年ぐらい続いたんですよ、コウヘイさん。
スピーカー 1
スッキャネン 長らく狙っていて、今回やっと接点を持ちたと思ってますよ。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
スッキャネン こちらこそありがとうございます。
スピーカー 2
月井さんもありがとうございます。
スピーカー 3
スッキャネン こちらこそ。
スピーカー 2
ぜひいろんなゲームのタイトルのことを語っておりますので、お耳が暇なときに聞いていただければと思います。よろしくお願いします。
スピーカー 1
スッキャネン お願いします。
スッキャネン じゃあまあね、今日は本当におくんさん月井さんありがとうございました。
スピーカー 2
おくん ありがとうございました。
スピーカー 3
月井 私のこそありがとうございました。
スピーカー 1
さあ、ある種、僕の、あのー、成仏しきれない何かが、こう、なんとかようやく放出できたなという気がするんでね。
スピーカー 3
浄化されました。
スピーカー 1
浄化されたのかな? なんか、より強く自覚した感もちょっとあるんですけどね。
まあ、でもすごい楽しい話になったなと思ってますよ。
はい。
まあ、ぜひともね、おっくんさんも、ぜひ、あのー、今回ポッキリとはならずね、
スピーカー 2
また2回目、3回目っていう機会が作れたら嬉しいなと思ってますし。
よろしくお願いします。
スピーカー 1
築地さんも、次来てもらったら3回目だから、3回目来たらもう、ほぼほぼ純レギュラーなんじゃないかなという気がしますからね。
スピーカー 3
ああ、もうそれ多いです。
懲りずにまた、よかったら呼んでください。
スピーカー 1
まあまあ、あとはね、こう、先週の話になりますけどね、
ヨアゴティの方で築地さんのレビュー、あれめっちゃいいですからね、
みなさんもぜひヨアゴティのサイトの方で改めて見てもらえればなと思いますし。
ぜひぜひ。
築地さんの方は、あのー、あれですよね、リンクにも貼ってると思いますけども、
YouTubeでこう、実際この舞台のやつとかも見れますんでね。
スピーカー 3
あ、そうですね、まあ演劇、あんまり馴染みない方も多いと思うんですけど、
まあこんな、まあ面白いので、よかったら脚本も映像も見てください。
スピーカー 1
うん、ですです。