皆さんこんにちは、パーソナリティのアルマです。
ゲームの話をさせてくれ、第59回です。
この番組は、私アルマが話したいときに 話したいだけゲームの話をする番組です。
今回は、FF11の話をさせてくれということで、
14じゃないですよ、11ですよ、11ですよ。
最近FF11を始めましたので、今、この時代、2024年にFF11を始めて遊んでみて、その感想を今回は話したいと思います。
というわけで、では早速話していきましょう。
では本編です。
FF11の話をさせてくれということで、
まず、じゃあなんでこのタイミングでFF11を始めたのかというところから話していきたいと思うんですけど、
FF14ですよ、理由は。
FF14に今度、FF11をフューチャーしたコンテンツというのが実装される予定なんですね。
これは、以前、Return to IvaliceというFF Tacticsをフューチャーしたコンテンツだったり、
ニーヤとコラボした、夜波ダークアポカリプスとか、
そういったコラボ関連のコンテンツが実装される枠があるんですね。
その今度の黄金のレガシーの拡張で実装されるのが、
Echoes of VanadyrというFF11をフューチャーしたコンテンツになると発表がされまして、
もともとFF11にすごい興味はあったんですよ。
ドラクエ10から始めてFF14と触ってきて、スクエニの元祖MMOが気にならないわけがないというか、
どんなもんなんだろうという気持ちはずっとあったし、
あとこの番組でも少し触れたことがありますが、
永田康裕さんが書かれたVanadyr滞在記というFF11のプレイ日記みたいな本を買って読んだりもしていたし、
あとFF11の開発に使用している機械、詳しくは知らないんですけど、
この機械の寿命がどうもあると。
部品とかを調達するのって今の時代も結構難しいらしくて、
それが壊れると開発できないと。
そういう状態だというのをどこかで聞いたことがあって、
今どうなのかわからないです。
その辺解消されたのかわからないんですけど、
そういった話があったので、遊べるうちに遊んでおきたいなという気持ちがずっとあったんですね。
なのでFF11のコラボコンテンツが実装されるこのタイミングしかないと思って、
今年の年始に今年のお小遣いの予算を立てるときに組み込んでおいたんですね。
FF11のお金っていうのを組み込んでおいたんで、年始からずっと決めてはいたんですよ。
で、購入して今遊んでいるという感じなんですよね。
FF14でこのコンテンツが実装されるってこのタイミングを逃すと、
もうこの先遊ぶことないだろうな、やる機会ないだろうなって思ってたのもあって、
それが結構後押しになってようやく始めたという感じで。
FF14の黄金のレガシーもストーリークリアして一段落したので、今だということで始めてみました。
どんな感じでやってるかっていうと、第一にストーリー優先で遊んでます。
そもそもFF14の予習っていうところもあって、
とりあえずストーリーが分かればいいかなというところが一番目的ですので、ストーリー優先にしてます。
だし、ストーリー以外のいろんなコンテンツがあるわけですけど、
それらを遊んでいくのはボリューム的に無理だ、時間的にも無理だと。
20年分のコンテンツがありますので、そこはいろんなコンテンツは一旦置いといて、ストーリーだけに注力しようという感じで遊んでます。
第二に、当時を追体験するっていうことを追体験してみたいなと思って、
なるべく当時の状況を再現して遊んでみようと思ったんですけど、
後ほど説明するんですけど、これは無理だったので、今可能な範囲でできるだけ当時の感じで遊んでるっていう。
ここら辺ちょっと後で話しますけど。
そんな感じで遊んでます。
当時の状況をなるべく再現しつつ、ストーリーだけを遊んでいくという感じですね。
これから感想を話していこうと思うんですけど、その前にどんなゲームかというのを改めて話しておきましょう。
ゲームの概要ですね。
FF11は2002年の5月16日にサービスが開始されたということで、今から22年前ですね。
皆さん、22年前って何があったか覚えてます?
これやっぱり皆さんゲーマーだと思うので、聞かれてる方。
当時発売してるゲームとかを聞くと、わーってイメージが湧くと思うんですけど。
まずね、同じスクウェア、この当時スクウェアですからね。
スクウェアがPS2のキングダムハーツを発売したという年でもあると。
キングダムハーツ一作目と同じか。逆にキングダムハーツってそんな続いてるんだっていう感じなんですけど。
あとはね、ポケモンのルビーサファイア。
ゲームボーイアドバンスの時代ですね。
だとか。
あとニンテンドー関連で言うと、ゼルダの伝説風のタクト。
スーパーマリオサンシャイン。
ゲームキューブ、ゲームボーイアドバンスの時代ですね。
あとはPS2と。
そういった時代に発売というかサービスが開始された。
そして今もサービスがされているという非常に長寿なゲームとなっています。
基本的には3Dで描かれたJRPGを想像してもらえればいいかなと思います。
街で人の話聞いて、クエストを受けて、街の外、フィールドとかダンジョンとか行って、
敵を倒したりとか、アイテムを手に入れたりとかして、また街に帰ってきて。
そういうサイクルでストーリーが進んでいくという、分かりやすい3DのJRPGです。
そこにMMO要素が入ってくるわけですね。
チャットによる他のプレイヤーとのコミュニケーションとか、
パーティーを組んで一緒に冒険したりとか。
そういったMMO要素が入った3DのJRPGというのをまずはイメージしていただけると分かりやすいかなと思います。
ではそれらを踏まえた上で、感想を話していきたいんですけど、
まず今20年前に開発されたFF11を遊んでみてどうよというところなんですけど、
グラフィックはやっぱり20年前のグラフィックなんですよね。
ちなみにPCで遊んでるんですけど、あまりゲーミングPCじゃないので、自分が使ってるPCは。
グラフィックの品質が結構落としてるんですけど、だから別にそんなに気にはならないです。
そういうもんだと思ってやってるんで。
逆に品質上げて鮮明になっていくほどテクスチャーの粗さとかが際立つ感じがして。
品質落とした方が逆に昔のゲーム遊んでるなっていう感じで遊べて、そんなもんだよねっていう感じで。
グラフィックについては気にならずに遊んでます。
ただ、グラフィックはまあいいとして、それ以外のゲームシステムの部分で驚くことは結構ありまして。
今回は驚いたこととか、困惑したこととか、そういったところを話していきたいなと。
そういうところを中心に話していきたいなと思ってます。
まず、なんでそんなに驚くのかっていうところなんですけど。
単に昔のゲームを遊ぶのとは違うんですよね。
特殊な驚きがあって。
これは何でかっていうと、いくつか理由があるかと思ってて。
まず、スクエアが初めて作ったMMOっていうところ。
あと、今もサービス継続中だというところ。
あと3つ目が、20年前と今の時代。
20年間ですね。発売されてから20年間で、すごい時代の変化が大きかったというのが理由として結構大きいのかなと思ってます。
その今言った3つの理由が合わさっていることで、非常に特殊な状態になっているのが今のFF11だと思っていて。
それがね、すごい驚くんですよ。驚くうちに困惑するんですよね。
まずその1つ目の理由。
スクエアが初めて作ったMMOだからっていうところなんですけど。
これはあまり挙げておいてなんですけど、いい言い方じゃない。
もっと言うと、ゲームスピードがすごいゆったりしてる。
何でこんなゆったりしてるのかって思った時に、単純に作り慣れてないものを作ったからだと思ったんですけど。
もしかすると、意図的にゲームスピードを遅くしてる可能性もある。
そこがちょっとわからないので、あんまり適当なことは言えないんですけど。
自分としては初めて作ったMMOだから、結構技術的な問題とかもあって、結構ゆっくりしてるのかなって思ってるんですけど。
その理由はどうあれ、とにかくすごいゆったりしてるんですね、ゲームスピードが。
これがまず1つ目の理由というか。
2つ目のリードしてあげた、今もサービス継続中だということ。
これは今となっては、当初よりもシステムとかコンテンツの数ってかなり増えてて、20年分の積み上げがあるわけです。
単純に混乱するんですよね、やってると。
具体的に言うと、最初の街の一つの区画にチュートリアルのNPCとか、さまざまなコンテンツとかシステムに関わるNPCが押し込まれてるんですよね。
だからゲーム始めでチュートリアルで行くところにいっぱい人が立ってるんですよ、NPCが。
チュートリアルとか受けるんですけど、その周辺にいっぱい人が立ってて。
まず混乱する。
何から始めればいいかっていうのを調べる必要があるんですよ、まず。
プレイヤーが。
ゲーム内で説明されてないんですよね。
あそこに立ってるのはあのコンテンツでとか説明があるわけじゃないし、あったとしてもすげー混乱するだろうし。
まずどの人に話しかけていけばいいのかっていうのをプレイヤーが調べる必要があって、それがすごい混乱する。
混乱する一つの理由であるっていうところですね。
あと、時代の変化が20年間ですが大きいからっていうところですよね。
当初、サービス開始当初、開発側が提供していたゲーム体験っていうのは今の時代ではね、
時代が進むにつれて全然受け入れられないものになってきていて、
アップデートによって緩和とか便利なシステムの追加とかが行われていたんですよ。
で、当初提供していたゲーム体験って何なのか、どんなものかっていうと、
いろんなインタビューとかを見る限り、FF11以前のゲームでは味わえなかった、
特に日本人が味わえなかった本当の冒険、もしくはリアルなファンタジー世界の再現だと思うんですよね。
やっぱりリアルな冒険かな。リアルな冒険っていうところが最初推し出していたゲーム体験だと思うんですけど、
リアルな冒険には仲間っていうものと旅っていうものと地道な努力っていうものが、
この3つの要素が欠かせないものとして設計されていたようで、
例えば仲間ですよね。FF11ってMMOなので、
MMOという他のプレイヤーがいるということによってリアルな仲間を演出可能なわけですよ。
パーティー組み合わせんかって呼びかけたりとか、普通にコミュニケーションしたりとか、
旅先で出会うとか、そういった仲間との出会いとか、あるいは別れとか、そういったものによってリアルな冒険が演出できると。
もう一つ旅ですね。旅ってRPGって旅をすると思うんですけど、
FF11の旅は他のゲームと全然違って、リアルな冒険をさせようという目的の下に設計されているので、
他のゲームと全然違うんですよ。どう違うかというと、移動に時間がめちゃくちゃかかるんです。
単純にマップが広いし、キャラクターの速度が遅い。
なので、A地点からB地点まで行くのにまず普通に時間がかかるっていう。
瞬間移動っていうのはあるんですけど、サービス開始当初は瞬間移動ができるジョブが限られていたりとか、
瞬間移動にかかるコストが高かったりとか、行き先とかもそんなに選べなかった。
なので、必然的に歩いて移動をするっていうことが必要になる設計になってたんですね。
これも自分が象徴的なところだなと思うのが、船ですごい驚いたんですけど、港町があります。
そこに船が来て別の町に行けるんですけど、この船が本当に乗れるんですよ。
これやったことないとすごい驚くと思うし、俺やるまで本当に信じられなかったんですけど、船に乗れるんです。
船に乗ったら行き先の港町までリアル時間で十数分、船の中で待たないといけない。すごくないですか。
船に乗ろうとすると、まず港町で定期船が運行してるんで、定期船が来るのをまず待つ必要がある。
あと何分で来ますよとか言われる。リアル時間であと何分くらいで到着しますとか言われるんですね。
本当に定期船が運行してるんですよ。
だからあと5分あるんだったら買い物しながら待つかとかいうゲーム体験になるんですよね。
いざ来ましたと、そしたら受付の人に話して乗りますと選択するとゲートが開いて船に乗れるんです。
船に乗るときもちゃんと船が着いてる桟橋とか渡って船の中に移動する。
乗ったらすぐ船が動き出すかというとそんなことはなく、何分に出港するのであと何分待っててくださいっていう風になるんですよね。
船の中で何もせず待ってるみたいな時間があるんですよね、出港まで。
船の中にはマジで何もないので、乗り込んだ段階では何もないので船窓みたいなところでじーっと待ってるみたいな。
どっか出て行ってもいいと思うんですけど、自分怖くて。
どっか遊んでいるうちに船どっか行っちゃうんじゃないかと思って。出港しちゃうんじゃないかと思って。
怖くてずっと乗ったまんま待ってたんですけど。
その体験がまずすげー新鮮だったんですよね。
で、乗ったら乗ったで、普通のゲームなら暗転してもうすぐ次の町に着いてるみたいな感じですけど、本当に船に乗るんですよ。
船が動いて。
で、船の上っていうエリアに変わるんですね。
船の上に行くと、船の上っていうエリアにチェンジするんですけど、そうすると船の中を移動できると。
さっき言った倉庫にいてもいいし、看板の方に上がってもいい。
看板の方に行くとモンスターがうろうろしてるんですよ。
すごい弱いやつだったんで、別に絡んでも来ないんでいいんですけど。
場合によってはめっちゃくちゃ凶悪なモンスターがたまに乗り込んできたりとか、海賊的なやつが乗り込んで襲いかかってきたりするらしいんですよね。
自分1回しか船に乗ってないので何もこともなく目的地にたどり着いたんですけど、そういうことがあるみたいな。
そういう場合は戦って撃退するか、初心者であれば一方的にやられちゃうんで。
さっき言った倉庫で耳を縮めて待ってないといけないっていう、そういうイベントがあるんですよね。
イベントっていうか移動手段なんですけど、ただ移動手段でも本当に凝った、凝ったというか本当に冒険をしてるっていう演出がされてる。
これも10分間ずっと待ってないと船の中に。
これがすごくいい、こんな体験したことないなって思ったし、没入感めちゃくちゃ上がるんですよね。
グラフィックは荒いけど、俺この世界で今海を渡って別の街に行こうとしてるんだなっていう感覚がすごく強くて。
自分は船の上で椅子に座って待ってたんですけど、ちゃんと風景も移り変わるんですよ。
海なんだから、基本海なんですけど、島が通り過ぎていったりとか、あそこ自分が所属してる国だなとか、もうすぐ目的地に着くなとか。
灯台があるなとか、そういうの全部グラフィック、背景が流れていく。
めっちゃ面白いなって思ったんですよね。
これ当時やってたら、一緒に乗り込んだ仲間と早く着かねえかなとか話をしながらとか。
敵が出てきた、やべえ隠れろとかって話しながらやってたんだなって思うと、すごいロマンあるなって思って。
それがね、すげえ驚いたし楽しかったですよね。
ちょっと船の話がなくなっちゃったんですけど、移動に時間がかかるんですよ。
今やってもそれなりにかかるんですけど、いろいろ緩和というか便利なシステムが追加されてるんで、そこまで当初よりは移動に時間がかからなくなってるんですけど、
当時はもっと大変だったなと思うし、さっき言ったゲームスピードが遅いっていうところが、より時間がかかるところにプラスされてて、そこも影響してるんですよね。
それに加えてFF11は敵が強いので、旅をしてる中での緊張感っていうのもあるんですよね。
FF11は死んだら経験チロットとか、そういうシステムなんで、緊張感がある中で長い道のりを旅していくという、そういう冒険、体験というかがありますし、
地道な努力っていうところですけど、必要っていうところですけど、結構レベル上げをしないといけないんですよね。
モンスターを狩りに行っても、当時はすごいビビタル経験値だったようで、なかなかレベルが上がらないんですよね。
すごい経験値が貴重なんですよ。そこもゲームスピードがかかってきて、バトルも結構ゆったりしてて、
敵1体倒すのも時間がかかるので、し、敵強いから1体ずつ釣って、1体ずつ倒していくっていう必要があるんで、
範囲攻撃で全部焼くとかそういうことじゃないんです。だからすごい時間がかかるんですよ、レベルを上げるのに。
ゲームスピードも相まって。そうしないと遠くに行けないしね。だから当時は、狩りをする、レベル上げをするパーティーを組んで、
フィールドに狩りに行ってたりとかしてたみたいで、しかも効率よく経験値を稼げる狩り場っていうのは、同じ目的のパーティーがたくさんいるから、敵の取り合いになったりとかっていうこともあったんで、すごいな、それ。
そういった仲間とか旅とか地道な努力とかっていう、これらの要素の相互作用で本格的な冒険を演出してるんだろうなって思うんですけど、やっぱそれってすごい時間がかかるんですよ、リアルな冒険の体験には。
そこもやっぱゲームスピードがゆったりしてるのもあって、一つの目的地に行くまでもすごい時間がかかってたと思うんですよね。
だからこそ、すごい没入感があってロマンがある。そういったゲーム体験を当初は提供していたと思うんですけど、話なくなっちゃいましたけど、こういったシステムは当時はまだ良かったかもしれないんですけど、
時代が進むにつれて、いろんなコンテンツの消費サイクルとか、ゲーマーのライフサイクルとか、そういうものがどんどん変わっていって、時代に合わなくなっていくわけです。
そこにいろんな緩和とかが、便利なシステムとかが追加されていくんですけど、仲間についてはセイスっていうNPCを召喚する魔法っていうのが追加されて、他の人とパーティーを組む必要がなくなったんです。
旅に関しては、ワープストーンっていうワープ地点になるクリスタルみたいなものが結構たくさん置かれたし、移動コストも下がったので、比較的楽になったんですよね。
努力に関しては、単純に経験値がすごい増えたりとか、さらに経験値をブーストするアイテムが追加されたりとかで、今すごいレベル上げしやすくなっている状態で、
さっき言ったように、今FF11を遊ぼうとすると、一人で遊ぼうとすると、
それらなし、そういった便利なシステムなしでは、とても時間がかかるので、とても遊んでられない、正直。
ので、まずはそういった便利な要素を開放するところから始める必要があるんですよね。
これが長い。
しかも、その便利機能を開放するためには、少しのレベル上げが必要だったりとか、
そういう必要があるので、メインストーリーが始まってないのにレベル上げをしなきゃいけないとか、
そういう事態になっていく。
単純にチュートリアルも長いし、あとゲーム的な設定、コンフィグの部分。
こうしておいたらいいですよ、みたいな部分もあるので、
なかなかメインストーリーが始められない。
自分はメインストーリー始めるまでに5時間くらいかかったんですけど。
逆に5時間メインストーリーやらなくてもいいっていう驚きもありましたけど。
っていうところだとか。
あとは攻略サイト通りにやると、当時の攻略ルートから大きく外れるっていう。
これも困惑しましたね。
さっき言ったように冒険を始める前の準備は攻略サイトを見ないとそもそも分かんないんですよ。
何をしたらいいかっていうのは。
ゲーム中であんまり説明はされない。
なんならFF11公式でこういう設定にしたらいいですよっていう動画をYouTubeに上げてるぐらい。
ゲーム中ではあんまないんですよね、そういう説明は。
そうやって調べる必要があるんですけど、大体の攻略サイトは効率重視で書かれてるんです。
やっぱ時間がかかるゲームだから、なるべく今遊ぶために時間をかけないように遊ぶにはどうしたらいいかっていうことが書かれてるんですね。
それ通りに進めると、進めようと思うと何が起こるかっていうと、
本来は序盤でいけないはずのマッチとかフィールドに序盤から行って後々必要になるアイテムとかを手に入れておきましょうみたいな流れになるんですね。
これはバグとか裏技とかそういうのを使っていってくださいって言ってるわけじゃなくて、
ゲーム側が利便性向上のために追加したアップデートによってめちゃめちゃ遠い街へワープができるようになってるんですね。
そういった便利なアップデートを利用した攻略チャートになってるので、
まず最初の街に来て、いきなり別の遠い街にワープして、誰かに話しかけてアイテムだけ持って帰ってとかそういうことをしないといけない。
そういうことを推奨してるんですね。
これはある種ネタバレになっちゃうわけで、これが自分は困惑しましたね。
基本自分はネタバレされたくないし、さっきも言ったようになるべく当時のルートでストーリーを見ていきたいと思ってたんで、
いきなり別の後半の街とかに行かされるのはえーって思ったんですよね。
結局攻略サイト通りに進めるのはやめたんですけどね、自分は。
あとはね、クエストマーカーがないというところですね。
いろいろあってね、5時間かかってようやくメインストーリーを始めたんですけど、
いざ始めてみるとクエストマーカーがないんですよ。
これは時代的に仕方ないし、
昔のゲームでクエストマーカーがあるほうが珍しいというか、
時代によるものかなと思ってたんですけど、
昔のゲームはクエストマーカーがないなりにちゃんと動線が引かれてたんですよ。
でもFF11はね、動線がないんですよ。
メインストーリー始めるじゃないですか。
この施設から依頼があったから話聞いてこいって言われるんですよね。
まずその施設に行く方法が分からない。
分からないっていうのは、まずマップが非常に分かりづらい。
これはね、あんま詳しくは説明しないですけど、分かんないんです、マップ見ても。
街も広いし、エリアで区切られてるし、
どこに行ったらその施設があるのかもよく分かんない。
とりあえずこっちかなって思って、それらしい場所を目指してとりあえず歩いてみるみたいな。
そういう状態になるんですよ。
で、頑張ってその施設に着きましたと。
その施設にいっぱい人がいるんですよ。
このゲームね、街も広いし人もめっちゃいる。
人っていうのはNPCがめちゃくちゃいるんですよ。
途中で話しかけるの諦めたぐらいいて、
その施設にもめちゃくちゃいて、誰に話しかけていいかも分からない。
だからとりあえず調みつぶしに人に話しかけて、ようやくこの人だったって分かるみたいな。
そういうね、誰に話しかけていいかも指示されないっていう、
ある種不親切な仕様になってるんですね。
お使いクエストとかもあるんですけど、
〇〇っていうアイテム持ってこいって言われるんですけど、
それがどこで手に入るのかっていう説明も一切ない。
敵が落とすドロップアイテムかもしれないし、店で買えるやつかもしれないし、分かんない。
これはですね、リアルな冒険っていうところを演出しようとしてたところなのかなって思ってて、
他のプレイヤーとコミュニケーションして、
あのアイテムここあるよとか、そのクエストはあいつに話しかければいいよとか、
もしくはあの場所に行くにはこうしたらいけるよとか、
そういうことをコミュニケーションして協力して解決してほしいっていう意図があったんじゃないかなと思ってるんですよね。
そこは分かるっていうか、そう理解したんですけど、
それがそのまま今も残ってるんですよ。
他はいろいろ便利になってるんだけど、そこはそのまま。
多分これは技術的なのか、工数的なのか、コスト的なのか分かんないんですけど、
目的地を分かりやすく表示させる機能っていうものの実装が難しかったんだろうと思うんですよね。
仲間と一緒に旅するっていうところはFaceっていうシステムでカバーできたけど、
ここは多分無理だったんでしょうね。
だから当時のままの仕様で残ってる。
そんな感じで驚いたり困惑したりする部分がすごいあって、
当時の支柱が残ってるとか便利になってるとか、
コンテンツが増えすぎてるとか、
そういう部分ですごく特殊な状態になってるんですよね。
そうやって困惑したりもしてるんですけど、
先ほども話した通り、そういった部分も含めて今楽しんでやってるんですよね。
その組織が通じない異文化の土地に行ったような体験というか、
まさにファンタジー世界に遊びに行ったというか。
だし、僕自身は当時のコンセプト、リアルな冒険をさせたいっていうコンセプトはすごくいいなって思ってて、
すごい憧れがあるんですね、当時の遊んでた人と。
やっぱすごいロマンがあるじゃないですか。
さっきの船の話もそうですし、
街中で一緒にパーティー組みませんかとか、
一緒にレベル上げしに行くとか、
レベル上げをしに行った先で別のパーティーと出会ってとか、
実際狩りをしてる同士のパーティーでどっちかが全滅したりとかしたら、
狩り場を争ってたパーティーだったのに助けに行くとか、
そういうことがあったらしいので、
すごいドラマチックだなとか。
ゲーム体験がすごいドラマチックになりうる設計だったと思うし、
ゲームシステムだったと思うし、
めんどくさくはあったと思うんですけど、
だからこそ強烈に思い出に残っただろうし、
そういう体験ができてたら楽しかっただろうなってすごい思うんですよね。
めちゃくちゃ憧れがある。
一方で、それらの仕様はさっきも言ったようにめんどくさいんですよ。
めんどくささと表裏一体で、
実際当時自分がやってたらこのゲーム楽しめたかって言われたら、
うーんって思うし、できてないかもなって思う部分が多いだろうし。
便利になったアップデートっていうのは、
そういったロマンを失わせるものでもあるんですけど、
これがあったからこそ今、2024年まで続いてきたんだろうし、
自分が今遊んでみようって思えるきっかけにもなってるし、