2020-11-06 28:48

20. アン子 大いに怒る(赤毛のアン子 改題)

第20回で取り上げる作品は『アン子 大いに怒る』

少年SF短編として1974年に発表されたこの作品、実は後の『エスパー魔美』が生まれる元となったお話なんです


日常の中でふしぎな力に目覚めた少女や絵を描く父親、拾われた仔犬など、共通点も沢山。『エスパー魔美』のエピソードを聴いて好きになった方、気になった方、時代を遡ってこのお話を楽しんでみてはいかがでしょう?


【今回登場した作品】

アン子 大いに怒る/エスパー魔美


☆番組ではお聞き頂いた皆様からの感想をお待ちしています

同じ藤子・F・不二雄先生のファンの方々、より詳しい方々など一緒に番組を盛り上げて下さる皆様からの補足情報、ご指摘、アドバイスも有難く頂戴します!

こんなテーマで話してほしい!等のテーマリクエストも頂ければ、とても嬉しいです

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00:02
みなさん、こんばんは。ゆうすけです。さっぱです。よろしくお願いします。お願いします。
最近というか、ついにっていう感じはあるんですけどね、僕ね。はい。買っちゃったんですよ。藤子F不二雄大全集。おー、とうとう。とうとうですよね。はいはい。
いや、今まではバラバラでいろんな作品をね、普通に単行本で読んだりとかしてたんですけど。はいはいはいはい。
知ってたんですよ、これの存在は。観光されたときに。うんうんうん。
1冊あたり、なんていうかな、コロコロコミックぐらいというか、週刊誌の漫画ぐらいの厚みがあって。あー、分厚いってことですね。
そうそう、それが本当に何十冊もあるから。うんうんうんうん。
全部揃えたら、もうさながら百貨自転みたいな感じになるような規模のもので。うんうんうんうん。
ちょっとね、ちょっとね、ガチ感がありすぎて、なかなか手を出せなかったんですよ。おー。
1冊あたりもそこそこね、いいお値段するし。まあまあまあ、そうですよね、そりゃ。
ただ、ただね、こうやってね、いろんな作品を話していきたいよってなってくると、はい。
もう欲しくなってくるわけですよ。もうそれでしか読めない作品とかも増えてくるからね、だんだんと。うんうんうんうん。
で、で、第1号何を買ったかと言いますと、はい。
まあ1発目からこれからって話はあるんやけど、うん。
えっと、藤子F藤代田集の少年SF短編第3巻。うん。はい。
3巻からいきました。1巻じゃなかったんですね。
そうそう、1巻じゃなかったんですよ。
まあこれあの、短編集なので、うん。
別に続きものじゃないから、この1、2、3って買わなくても、まあ楽しむことができるんですよね。
はい。うん。で、短編の話に、まあ何回か増えたことはあると思うんですけども、うん。
まあ、いわゆるその連載作品じゃなくて、1話読み切り。はい。
っていうタイプのやつが、まあそれこそいろんな雑誌にこうまたがってね、連載してた中で、
まあ読み切りとして、この連載してた作品を集めたものっていう感じになるんですよ。
はい。うん。だからまあ本当に、まあ短いお話で、
1話で、えっと、登場人物とか世界観とか、まあ設定の説明も全部こなして、
うん。気象転結おしまいっていう、本当にこの短編作家さんやなっていう感じのね、
魅力がすごく味わえるようなものが揃ってるんですけども、はい。
あの、なぜこの3巻から買ったかっていうのは、読みたい作品があったんですよね。
ほうほうほうほうほう。その中から、こう1つ、まあご紹介するような形を取りたいと思ってますので、
はい。本編の方よろしくお願いします。はい。
少し不思議ナイト。この番組では、藤子F藤男先生の少し不思議な物語について楽しくおしゃべりします。
03:20
読みたかった作品のタイトルなんですけど、はい。
あんこ、大いに怒るっていうタイトルなんですよ。あんこ?
うん。あんこ、大いに怒るっていうね。ほうほうほう。で、話を始める前に、
これ注意なんですけども、注意っていうかお知らせなんですけども、はい。
短編作品今回ご紹介するっていう、どうしてもね、性質上ね、うん。
そのネタバレと言いますか、はい。
割と結末までこう内容に触れざるを得ないっていう部分がありますので、はい。
ちょっとね、そういうのが気になるなというか、うん。
もう何も情報なしで一から読みたいよっていう方は、はい。
今回のお話の方はね、飛ばしていただいても大丈夫です。はい。
で、あんこ、大いに怒るっていうこの作品を今日はね、ご紹介するんですが、はい。
えっと、連載されてたのが、うん。
1974年。だいぶまあ、70年代やからね、すごく活躍されてた時期の、はいはいはいはい。
作品ではありますね。で、経済誌がね、はい。
週刊少女コミックって言って、その少女コミックス漫画、少女漫画の載ってる週刊誌に連載された作品なんですよ。
へー、少年じゃないんですね。
そうそうそうそう。で、あのー、これね、はい。
なんと、ドラマ化もされてて、ほうほう。
1986年に、うん。
あの月曜ドラマランドっていう枠がね、当時あって、はいはい。
小木の梅陽子さん、うん。
あの女優さんの主演でドラマ化もされてますと。
へー。
で、このあんこ多いに怒るっていうタイトルなんですけども、はい。
これコミックスにこう、収録された時点でタイトルが変えられてるんですよ。
ん?
経済誌は赤毛のあんこっていうタイトルだったみたいです。
ほうほうほうほうほう、はいはいはい。
赤毛のあんこっていう名前で作品が掲載されて、はい。
で、単行本に収録されるときにあんこ多いに怒るっていう風にタイトルが変わってると。
うんうんうんうんうん。
だから、両方の名前で記憶してる人がいるかもわからないですね。
うーん。
で、このタイトルでどんな話かって言いますと、はい。
登場人物はこのあんこっていう女の子なんですよ。
はいはいはいはい。
その子がね、パパと一緒に暮らしてると。
うん。
で、ママは死んじゃってると。
06:00
うん。
二人暮らしなんですよね、家の中に。
はい。
パパが小犬を拾ってきて、犬?
それを物置から見つけると。
ほうほうほう、はい。
で、「いや、前も拾ってきたでしょ?」とか言いながら、娘の方がパパをちょっと叱ってるみたいなところから始まるんですよね。
はいはいはいはいはい。
かわいそうな犬を拾ってくるっていうのはすごくいいことだと思うけど、
うん。
まあ、そんなことをね、言ってるわけですよ。
はい。
だからパパの方がなんかちょっとほんわりした感じというか、ほがらかな感じというか、
うん。
あんこちゃんの方がしっかり物みたいな印象を受けるところから始まるんですよね。
はいはいはい。
ただちょっとそこで気になることをパパが言って、
うん。
よくわかったねと。
あんこの部屋と物置は家で言うと反対の向きなのに、
うん。
こういうの小さい声なんて聞こえるわけなのによくわかったなみたいなことをチラッと言って気になるフレーズを言うわけですよ。
ほうほうほう。
で、その後その家庭の状況がだいたいどんなんかが見えてくるようなシーンがあって、
はい。
言ったらママはもうちょっと死んじゃってると。
うん。
で、パパは仕事をしてて絵を描いてるんですよね。
あら。
そう。なんかちょっと聞いたことないですかこのシチュエーション。
うん。あれ?なんかあれ?はい。
前回まで連続で取り上げてたエスパーマミっていう作品があったでしょ。
うん。
このあんこ多いに怒るっていう短編作品はエスパーマミの前身になった作品って言って言われてるんですよ。
うーん。うんうんうん。
これが読みたくてね、前身に手を出したっていう感じはあるんですけどもね。
うんうんうんうん。
だからこれからご紹介するような設定とかがちょいちょいエスパーマミに通じるところがあるんですよ。
はいはい。
そこら辺も注目して聞いていただけたらなと思うんですが。
はい。
で、このあんこちゃんが、言ったらママがいなくなった代わりに家事の一手を引き受けてるんですね。
うーん。
女でとして。
はいはいはいはい。
で、掃除とか洗濯とかご飯作ったりもするし、
で、もちろんまだ子供なので学校にも行くんですよ。
はい。
で、パパは絵を描いてて、
だから私がしっかりしなきゃみたいな感じの家庭というか、キャラクターなんですね。
うん。
で、あるとき雨が降ってきたから、
この洗濯物取り入れなきゃとかってこう慌てるんやけど、
誰もいないときに電話がかかってきちゃったもんやからそっちも出ないといけないと。
うんうんうんうん。
電話かかってる間にこうざわざわ振ってるから気になるじゃないですか。
入れないといけないのにみたいな。
うん。
で、焦っててでもようやく電話が終わりましたと。
はい。
で、慌てて行ったら、洗濯物が部屋の中に落ちてたんですよ全部。
うん?
で、あらってなって、
はい。
誰か入れてくれたのかなと思ってもちょっと湿ってると。
はあ。
だから雨が降りだしてから、この洗濯物はこの屋内に入ってきたっていうのが分かるわけですね。
09:05
うんうんうんうん。
うん。
そういう不思議なことが目の前で起こり始めるっていうところがこのお話なんですよ。
はい。
で、パパを訪ねてくる友人が登場するんやけど、
うん。
このすごく藤子的なネーミングでね。
はい。
嘘ださんっていう名前の人が出てきて、
おお。
いかにも嘘つきそうな。
へえへえへえ。いいですね。
キャラクターの人が来るんやけど。
はい。
この人ね、パパの古くからの友人でね。
はい。
なんか書いたら儲け話があるから乗ってみないかみたいな。
うーん。
なんかそのね、海外を旅行したときに、
うん。
その旅行先でビジネスマンっていうか、ビジネスしてる人にちょっと仲良くなって、
その人からいい話をもらったんだって言って誘ってくるんですよ。
はあ。
うん。もうすでに気なくさんやけど。
うん。
なんかね、ルビーの舌たりっていう、
はい。
すごい高級な紅茶やったかな?なんかお茶の葉みたいなのをね。
うん。
なんか仕入れて、これを売れば大向けだぞみたいな話。
うん。
で、パパとかも聞いたことないなって言うけど、
はい。
あそこもすごい舌が回って、
うん。
いや、誰も知らない秘密のこれからヒットする晴れのあるキャラみたいな感じでうまいこと言うわけですね。
うーん。
見るからね、とか呼んでる人もこんなん絶対嘘っぽいってわかんねんけどね。
はい。
うん。
じゃあそういうことはあんこにちょっと相談してみるねって言ったら、
はい。
いやもうあんな、あんな、何?この、
片仏に言わないほうがいいとかって汗出したりとかするから、
うん。
あんこちゃんもこの話聞いてるだけでもしっかりおもないってのがわかるじゃないですか。
うーん、そうですね。
そっちにも話通したらこうまずいってみたいな反応するから、
うん。
もうこれは言ったら明らかにダメなんですよ。
うん。
で、まああんこちゃん帰ってきて、
はい。
千聖さん慌てて帰っていってみたいな話でね。
うん。
ただパパはパパで、
はい。
その、ただお必要心でそんな話に乗ったわけじゃなくて、
うん。
こうすごくやっぱりあんこちゃんのことを気にしてるんですよね。
ほう。
年頃の女の子で言ったらもっとね、こう甘えん坊になったりとか、
うん。
なんか欲しいもの狙ったりとか、
うん。
いうふうなこともしたり年頃野郎に、
はい。
こうお母さんを早く亡くしてしまったから自分がしっかりとしないといけないって言って、
まあ頑張ってくれてると。
うーん。
で、こうパパがね、その気になって、
あんまりこういうこと聞いたことないんだけど、
我が家の経済状況とかってどうなってるんだいって聞くわけですよ。
はい。
だら、でもパパは気にしなくていいのよって、
もう好きなことやってって、
自分の好きなお仕事頑張ってねって、
ほう。
こうさらっと返してくれるようなできた子なんですよ。
はあ、素晴らしい。
うん。
素晴らしいでしょ。
うん。
ただ、そういうあんこちゃんに感謝しながら、
はい。
結構気にしてるところがあったから、
はいはいはい。
家計のことを楽にしてあげたいみたいな気持ちがあるわけですよね。
うーん。
12:00
で、ですよ。
あんこちゃんがその学校に行かないといけないから、
はい。
出かけるときも、例えばこのパパがちょっとまだ遅くまでね、
作品作ってたから眠たいみたいな感じで言ったら、
はい。
お布団ちゃんと用意して、
うん。
で、私が出かけてる間にガスの集金が来たら、
お金はここに入ってるからとか、
はい。
ちゃんとね、とじまりをしてとかって言って、
本当にこのお母さんみたいなことを言って、
はい。
本当に出来てる子やねんけど。
うーん。偉いなあ。
ただ目覚まし時計がないんですよ。なかなか見つからへんくって、
うん。
どこ行ったのかしらね、目覚まし目覚ましって言って、
なかなか見つからへんくって、
もういいよ、学校行っといでとかってパパも言ってくれんねんけど、
はい。
あって気がついたら手に目覚ましを握ってたんですよ。
あら?
おおっと。
うーん。はい。
で、学校で仲良くしてる男の子がいて、
はい。
その子にね、相談したら、
はい。
まるで超能力みたいだねと、
うん。
そんな漫画の夢すぎよーとか言いながら、
はい。
なんかこの辺りの展開がすごくこのエスパマミの第1話にすごいそっくりやなと思うんやけど、
うーん。
まあ原型になっただけあるなって感じはすごいしますね。
はい。
で、面白いのがここでね、
じゃあちょっと試してみようって言って、
うん。
心を投げ合ってる友達の近くに寄って、
はい。
で、あんこちゃんちょっと心の中で強く忍じてみてとかってやるんやけど、
うん。
なんと、うまくいかないんですよね。全然。
あれ?
そう。
うん。
だからまあなんか偶然かなみたいな雰囲気もまだここではあるんですよ。
うーん。
でもまあなんとなくこう説明できないことが起こってるなぐらいの展開になってて、
はい。
出かけてる間に、
はい。
またあの嘘田さんが現れて、パパにその、
はい。
ルビーのしたたりという、
うん。
まあインチキ臭い紅茶のね、
はいはいはい。
映像をしてると。
で、その時にパパもまあ悩んでるんやけど、
うん。
本物みたいとかって言ったら用意してるよとかね、
うん。
そのビジネスマン?
はい。
本人と話したいとかって言ったら実は呼んであるんだとかって言って、
まあ用意しようとはなかってどんどんどんどん言いくるめられて、
おー。結構やりますね。
そう、まあまあまあね、そうやって騙していくんでしょう悪い人っていうのは。
うーん。
で、居ない間に買っちゃうんですよその紅茶の葉っぱを。
わー。
そう。
それをもうなんかそのなに宝石箱みたいなところに入れて、
はい。
あの、いかにもなんかこう高そうな演出とかがしたりするわけですよ。
うんうんうんうん。
で、試しに飲んでみてとかって言って、
はい。
なんかこのお茶はその高原の一部でしか取れなくてとかね、
はいはいはいはい。
こう一人一人がこうね、手紡ぎでとかって言いながら、
なぜ高級感みたいな話とかもね、
うん。
乗っけて乗っけて、
で、一口飲んでごらんって言って飲んだらうまいと。
うん。
これはうまいぞって言ってまあ買っちゃうわけですね。
うーん。
で、あんこちゃん帰ってくるじゃないですか。
15:01
はい。
で、あの今日今日こんな話があってねとかって聞かせてくれて、
はい。
そんなのあるのねと。
うん。
で、二つ出してくるんですよ。
紅茶を。
ほう。
で、一個はその何?ルビーの滴り。
はい。
高級なお茶で。
はい。
もう一個はあのスーパーで買ってきたやつでね。
うん。
飲み比べしてみたいなーって言ってそんなにおいしいんだなって言って。
うーん。
だってもうパパは違いがわかるって言って買ったわけやから。
はい。
で、先にこっちどうみたいな感じで、
うん。
スーパーで買った方のお茶をね、飲んでもらったらうわーまずいと。
ほう。
で、こっちがルビーの滴りよって言ってね。
飲んだらやっぱこれだよこれって言うんやけど、
はい。
ここあんこちゃんしてやったりで、
うん。
実は逆に言ってたんですよ。
はいはいはいはい。
まあまあまあよくあるやつですよ。
ありますね。
そのわかる時の。
うん。
いやこれね反対に入れたのよ本当はって言って、
うん。
大したことないじゃないのってパパもう言いくるめられちゃってみたいな感じで笑ってんねんけど、
はい。
それでいくら出したのって言ったら、
2000万なんです。なんと。
2000万!?
2000万と。
えー!?
まあ元でとしてね。それをだからこうね、
はい。
世の中でこうこれから来るからって言って、
はい。
それがね、こう稼ぎになるぜって言ったらそういう儲け話やったわけですけど、
そんなお金をどうしたんだとね。
うーん。
でパパに聞いたら、
はい。
自分たちの住んでる家を担保にして借金したって言うんですよ。
あー。はい。
そう。
まあでもまあパパとしては本当にもうね自分たちの生活をね、
うん。
良くしたいというかもうそのあんこちゃんにその年頃の女の子らしくやっぱりこう、
過ごしてお金のことを心配せずにね、
はい。
過ごしてってまあ気持ちがあったわけですけどもね。
はい。
で、まあ電話がかかってきてその嘘だから電話がかかってきて、
はい。
なんかこう話をよくよく聞くとそのビジネスマン?その商社の人が、
うん。
消えたとお金を持って。
はい。
そう。
まんまとだから騙されたわけですよ。
はい。
まあ言ったらその時って本当にこう何やろうバッグの中にチャスタバみたいな感じやねんけど、
うんうんうんうん。
あの現金でやり取りしてて、
はいはいはいはい。
悪者もね。
うん。
名乗ってた名前とかも全然こう偽物の名前とかで、
こんなにこう素直に信じてくれたぜみたいな、
これで香港に高飛びするみたいな感じでひひひとか言いながら車を飛ばしてるわけですよ。
はい。
でもう帰ってこないと。
はい。
で払えなくなっちゃったらどうなるのって聞いたらもうこの家を追い出されてしまうってなっちゃうわけですよね。
はい。
うん。
でそこでもうあんこちゃんはもう私がここで生まれて育ってパパとママとここで過ごした家って言ってね。
うーん。
すっごいもう肩を落として、
はい。
まあちょっと家の全景が映ったりとかして、
18:00
うん。
ああもうこっちも見てる方もわーってなってくんねんけど、
はい。
その時にもうあんこちゃんがね、もう許せないってその詐欺起こるわけですよ。
うん。
絶対に許せないわって言った瞬間に、
はい。
宙に浮かんであんこちゃんが。
おっと。
ほんでもうポルターガイストがガタガタガタガタガタって起こって、
はい。
パパもその拾ってきたね、子犬とかも宙に投げ出されて、
はい。
まあ言ったらポルターガイスト系の映画で見るみたいなガチャガチャガチャって物がもう浮かんだり飛び跳ねたりとかするね、大変な光景になったと思ったら、
パッとその現金の詰まったカバンが、
はい。
部屋に飛んでくるんですよ。まあワープしてくるというか、レポートしてくるというか、
おおー。
すごい魔力を発揮して、
はい。
で気が付いたら、はってなったらお金が戻ってきた、やったーみたいな感じでまあ言ったら一件落着するわけですけども、
はい。
そこでパパが明かしてくれるのがね、
うん。
いやもうずっとママに似てきて嬉しいような怖いような気がしてたと。
はい。
ママっていうのは優秀正しいやっぱ魔女の家系のおでで、
あら。
そうアンコちゃんはその魔女の魔力を引き継いだ女の子やっていうのが、
はい。
やっぱパパは知ってたんですよねずっと。
あー。
うん。
でもなんかここの話でちょっと面白いのがさ、
はい。
あのアンコちゃん、自由に使えるわけじゃないんですよ。
うん。
その力を、超能力をね。
はい。
だからさっきみたいにその目覚まし時計がないわって言ったらあいつの相方に持ってるとか、
うん。
持ち逃げされて許せないって言って怒った時に、
うん。
その詐欺師の手元からサツタバの入ったパックが自分のところに戻ってきたりとか、
はい。
まあ切羽詰まった時というか本当に必要にした時とかに、
うん。
こう不意に発動するみたいな感じの、
はいはいはいはい。
魔力ですね。
うん。
で、わかったわともこういう魔法の力はもう使わないわって言ってまあ誓うわけですよ。
うん。
で、次の日に学校に行って、
はい。
昨日なんかこう探し方みたいだけど大丈夫?みたいな感じでその同級生の子とかも、
うん。
心配してくれてまあなんでもなかったわよとか言って、
ああテストか嫌だなって言ったら最後のコマで、
はい。
先生が学校の外のあの旗とかをあげるでっかいボールあるじゃないですか、
ああはい。
あのてっぺんにしがみついてて先生が、
うん。
僕はなんでこんなとこにいるんだって言って終わるのこんな話。
ああ使っちゃったなあ。
切羽止まった時じゃないと使えないっていうね。
はーい。
まあ結局コミカルな感じでね。
うん。
話はしにくくられるんだけど、
はい。
でこれがあんこ大井に怒るっていう1974年の作品で、
はい。
でこれがえっと後のエスパーマミっていう作品に今つながっていくっていう風にされてるんですよね。
うんうんうんうん。
であの見た目とか話を一切してなかったんやけど、
21:02
はい。
もともとが赤毛のあんこっていうタイトルやったっていうこともあって、
うん。
この女の子も赤毛なんですよね。
はい。
でもっともっとあのマミちゃんとかに比べてその目の色が青かったりとか、
うん。
わかりやすくその外国の血をついでるっていうのがわかるような感じになってるんですよね。
うーん。
で登場人物的にもあんこちゃんはマミちゃんに相当すると思うし、
はい。
絵を描いてるパパなんてそのままやし、
うん。
あとはその心配してくれる男の子の同級生とか、
はい。
拾ってきた子犬とか、
はい。
そのあたりがすごくね、まさにっていうね、
はい。
感じがすごくすると思うんやけど、
うんうんうん。
多分多くの人はこの作品よりもエスパーマミの方が有名なので、
うん。
エスパーマミを知った上でこの作品に行くみたいな、
はいはいはい。
パターンが多いとは思うんですね。
本来の順序としては逆といえば逆やねんけど、
はい。
こういう楽しみ方をすると、
うん。
あーなるほど、これがなんかちょっとね、
あ、これマミちゃんだなとかタクハトさんだなとかね、
うんうんうんうん。
思いながら読めるみたいなところはありますよね。
はい。
うん。
で、僕短編のすごい好きなとこで、
はい。
さっきも言ってたみたいに、これね36ページかなんかなんですよ、全部で。
うん。
一番初めのページをめくった瞬間って読者は何もわからないじゃないですか、
この話がどういう世界なのかとか、
はいはいはい。
キャラクターのどんな人が登場してとか、
うん。
名前も性格もバックグラウンドもわからないっていうような状況から始まって、
はい。
読み終わった頃には、あ、こんな話あったっていう風に追われるっていうのが、
うん。
当たり前やけど短編のすごい好きなとこで、
うんうんうんうん。
同じ話を何回も読みたくなるんですよね。
はいはいはいはいはい。
うん。
で、何回か読んでて僕ね、わーっと思ったのが、
うん。
これ、あんこちゃんが自分の超能力あんまり把握してない。
今回は魔法っていう風に言われてるけど、
はい。
知らないとこで怒ってるんですよ、これ。
詐欺師の車の助手席からバックが消えたとかね。
うんうんうんうんうん。
これね、ちょっと触れへんかったんやけど、
詐欺師、突然その助手席からバックが消えたことに動揺して、
はい。
脇耳運転をして、そのまま平に車ごと追突してるんですよね。
あー。
もう多分言ったらもうなくなってるんやけど、その詐欺師とかは。
はい。
あのー、自分の知らないとこで、
うん。
こういう強力な魔法を使ってるから、
うん。
そういうちょっとコミカルに書いてあるけど、
はい。
この力がこの後本当に使わないわって言って、
使わないまま行くのか、
うん。
学校のね、先生がボールの上に飛ばされたみたいに、
そうですよね。
知らんとこでなんかこう偉いことを引き起こしていくような展開になっていくのかっていうのが、
この1話で終わってるから、
うん。
この後どうなるんやろってちょっとこうドキドキするような想像も、
24:02
はい。
よくよく読むと見えてきたりとかすごい面白いんですよ。
うーん。
うーん。
だから本当に少し不思議、ここにもしっかり入ってます。
うん。
普通の生活にこういうちょっと不可思議な力が入ってきて、
はい。
どんなことが起こるのかみたいな話でね。
なんで結構その短いお話ながらも、
うん。
あ、こういう風に展開するんだこの話はっていう面白さがあるっていう、
まあそういう作品ですね。
はい。
はい。
それでは今回のお話終わります。
はい。
はい、というわけで、
はい。
今回はね、短編作品あんこ大井に怒るというものをね、
はい。
紹介させてもらいました。
うん。
まあ流れとしてはさっきも言ったようにね、スパーマミーのね、流れで言ったんですけども、
はいはいはいはい。
短編作品ってちゃんと話すの初めてですよね、今回。
そうですね。
不思議なの中で。
実際にね、読んでもらってっていう体験とは違ったんやけど、
はい。
どうですかこの1話で終わる話って。
うん。
あのー、あれですよね、マミーちゃんと性格というか、
うんうん。
全然違いますよね。
うんうんうん、まあ確かにね。
なんか、おてんばで料理とか家事とかそういうのができないのがマミーちゃんっていう子をね、
私は教わったわけですよ、今まで。
そうそうそう、そうだったね。
それとは結構真逆だなっていう入りが結構それだったから、
あ、全然違うのかなーみたいなの思いつつ、
でもなんかリンクしてるところが結構多くて、
犬は狐に似てるんかなーとか思いながら聞いてましたし。
そうだね。
はい。
少女コミックに連鎖してたっていうのもちょっと個人的には面白いなって思っててね。
なんかやっぱ少年漫画じゃないんですねっていうのは初め言ってくれてたけど、
うん。
で、あのーちょっとこれ本編しゃべり終わってからエンディング撮るまでの間にね、調べたんですけど、
このアンコオイに怒る、連載時は赤毛のアンコが1974年で、
エスパマミーが始まったのは1977年やから3年後にエスパマミーとして生まれ変わってるっていう感じなんですよね。
うん。
だからそのー、もともとほら短編じゃないですか、藤子先生の作品自体が。
あーはいはいはい、そうですね。
シリーズの中でも一応完結でみたいな。
うん。
だからね、やっぱりこの短編を作るのにすごく才能を発揮する作家さんだなっていうのが本当にわかるような作品ですね。
うん。
気になるのがこのね、1986年の月曜ドラマランドですよ。
はいはいはい。
多分ビデオとかに多分なってたと思うんで、
27:02
はい。
見れなくはないと思うんやけどね、今はちょっとビデオデッキっていうのはなかなかね、
そうですね。
冒険。
はい。
知らなあかんから。
ちょっとね、見たことのある方とかが印象とか感想あったらぜひ教えてほしいなっていう感じはあります。
はい。
超能力の表現とかをね、この当時の実写でどうやってたかっていうのもすごい気にはなるし。
確かにそうですね。
うんうんうん。
そんな感じでじゃあ今回の少し不思議ナイト第20回は終わっていこうと思います。
はい。
少し不思議ナイト、この番組では皆様からの感想、反応、それからF先生の愛、
それから今回ご紹介したね、作品の補足情報ね、さっき言ったようなやつ。
はい。
ございましたらぜひぜひ教えていただけたらと思っております。
宛先の方、サッパさんよろしくお願いします。
はい。
メールアドレスはfushigi7110 at gmail.com。
ツイッターのアカウント名は少し不思議ナイト。
ハッシュタグはハッシュタグ不思議な、不思議はひらがな、なはカタカナで検索してみてください。
はい。それからメールフォームの方もご用意しております。
少し不思議ナイトの概要欄の方、もしくはツイッターされてる方はツイッターのプロフィールのところにもリンクで貼ってますので
こちらの方もご活用ください。
というわけで、こちらで終わっていこうと思います。
はい。
皆様次のお話でお会いしましょう。さようなら。
またね。
28:48

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