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こんにちは、フリーランスデザイナーのちふねこです。今日は、毎週火曜日はデザイン会ということで、今日のテーマは、「なんかダサい」っていう状況から抜け出す方法をご紹介したいなと思います。
この、「なんかダサい」っていうのは、デザイン学び始めて、初心者の方、知識ゼロの状態で作ったものがなんかダサいっていうものよりは、
ある程度デザイン学んできたのに、なんかダサくなっちゃうんだよなっていう、そういうデザインある程度知識学んできたのに、うまくいかないんだよなっていう壁にぶつかることって結構あるんですよね。
私自身がもともとセンスが良くてデザインやってきたっていう人間じゃないので、すごくわかるんですけど、なんかいろんな理論というか、ある程度こういうセオリーでデザイン形にできるようになってきたっていう段階で、
なのに、なんかダサいって周りからも言われちゃうし、自分でもなんとなくそう感じるんだけど、どこをどうしたらいいんだろうっていうような、そういった状況って結構あるんですよね。
で、このダサいデザインと向き合うっていうの結構大事で、なんだろう、ダサくなる理由がわかれば、その反対をすればいいというか、そのダサい原因を排除しちゃえばダサくないデザイン、魅力的なデザインが作れるようになるので、
このなんかダサいをいかに言語化するの、言語化できるかって多分結構大事なんですよね。
で、今日は私の経験をもとに、そのなんかダサいの原因と思われる部分、で、これをなくしたらなんかダサいから抜け出せますよっていうヒントを今日は2つご紹介したいなと思います。
初めに2つ言ってしまうと、1つ目、ならでは感が足りない。
2つ目、密度のメリハリが足りない。この2つです。
ね、本当にこのダサいデザインについて考えるときに、過去に自分が実際に言われてきた、どういうものがダサいと評価されてきたのかっていうのをちょっと思い出してたんですけど、
開催時代に私がよく言われていたのが、なんかよくあるパターンのポスターだねーとか、そのよく作ってたポスターとかがキャラクターを使うデザインだったんですけど、
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そのキャラクターがなんか置いただけみたいな使い方だよねっていう、そういった評価を受けて、なんかトータルなんかダサいねーみたいな、そういう感じのフィードバックというか、言葉をいただくことが、いただいてもっと修正してくださいっていう風になることが結構あったなぁって思い出していて。
で、このなんかよくあるパターンのデザインとか、キャラ置いただけだよねーみたいな、そういったダサさ、なんかイマイチな印象っていうのから抜け出す方法としては、一つ目のならでは感なんですよね。
なんか、よくあるパターンだよねーとかはあるし、私は仕方ないと思ってるんですけど、デザインって別にみんながみんな01で生み出してるものじゃなくて、ある程度セオリーというか、こういう時はこうすればいいとか、このレイアウトが向いてるよねーとか、そういった最低限の型みたいなのはあるので、
そのレイアウトがよくあるレイアウトだよねーとかは全然いいと思うんですけど、でもそれを感じさせちゃうのが、まぁイマイチというか、なんかダサいみたいな評価につながっているんじゃないかなと思っていて。
で、そのキャラ置いただけみたいな評価も、そのキャラクターの例えばいろんなポーズがあるのに、そのポーズを活かしきれてないというか、そのダサくないデザインっていうのを参考にした時に、これは気づけることだったんですけど、
その上司とかすごく評判の良い制作物とかを自分のものと見比べた時に、そういったダサくない魅力的なポスターのキャラクターって、なんかそのキャラクターの手の動きを活かしてデザインに盛り込んでたりするんですよね。
そのタイトルと手を絡めるみたいな感じだとか、とにかくそのキャラクターだからこそできるデザインみたいになっていると、めちゃくちゃ魅力的なんですよね。
という感じで、それはならでは感がまさに出てる事例で、そのキャラクターじゃないとキャラクターならではのデザインになってるわけで、こういうならでは感でオリジナリティ出すとか、
そのよくあるデザインじゃないように見えるっていうのに繋がっていくので、このならでは感って結構これが出せるとめちゃくちゃ強いですね。
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なんかポスターデザインに限らず、ロゴデザインとかでも、このロゴって別の会社でも使えそうだよねってなっちゃうとちょっと残念だったりするんですよね。
だからそこでも、このならでは感、その会社だからこそ使える要素みたいなのをちゃんとデザインに盛り込めると、イマイチだなとかダサいなとかじゃなくて、より魅力的なデザインに仕上がったりします。
という意味で、一つ目のなんかダサいから抜け出す方法は、ならでは感を意識してみるっていうところですね。
続いて2つ目は、密度のメリハリがない。
よく私もこれまで、そういうデザインのコツとかを紹介するときにメリハリってよく言ってるんですけど、
一般的によく言われるのが、その文字の代償をつけようとか、その情報の優先順位によって要素の強弱、見え方にしっかりメリハリをつけましょうみたいな。
コントラストとか明度差しっかりつけましょうみたいな言い方をするんですけど、この密度に関するメリハリっていうのが、
結構そのなんかダサいってなってる時に、この密度が影響していることが私個人的にはすごく多くて、かつ見落としがちなんですよね。
なのでデザインある程度学んできて、しっかり情報の強弱とか、色のコントラストとか意識してるのに、なんかダサいって言われちゃうみたいな時は、この密度っていうのを
意識してみると、このなんかダサいから抜け出せるかもしれません。
この密度って何かっていうと、細かい文字を加えるとかがめちゃくちゃわかりやすいんですけど、なんか例えば
ポスターの下の方に、この文字絶対読めないでしょっていうサイズ感で、なんか注意書きというか、ちっちゃい文字いっぱい入ってるとか、
あと、これも読ませる気ないでしょっていう、なんか英文、細かい英文を
なんかあしらいで背景の方に入れてるとか、なんかそういう情報として見せる気ないでしょっていうような細かい文字とかをあえて入れてるようなデザインってあるんですよね。
で、そういう細かい文字とか、あしらいとしての英文とか、そういったものを入れることによって、そこの部分の密度って高くなって
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メリハリが生まれるんですよね。で、メリハリが生まれるとポスター全体が単調じゃなくなるので、なんかダサいっていう状況から抜け出せるんですよ。
という感じで今日は、このなんかダサいっていうデザインから抜け出す方法として2つ。
一つ目は、ならでは感を意識してみる。二つ目は、密度でメリハリをつけてみる。っていうこの2つをご紹介しました。
キクダケフリーランス講座の毎週火曜日はこんな感じでサクッと学べるデザインのお話をお届けしています。
デザインをやってる方もそうじゃない方も、何かスキルアップのヒントとして参考になれば幸いです。
今日も最後まで聞いてくださりありがとうございます。 2024年下半期、頑張っていきましょう。