1. 画家の悩みに効く香り
  2. モネの悩みに効く香りを作って..
2024-07-11 13:54

モネの悩みに効く香りを作ってみました・・・

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この番組は画家の作品や人柄から、こんな悩みを抱えていたのでは??と想像して勝手に効く香りを調合してみようとする番組です。 

 

今回はフランスの画家クロード・モネの悩みに効く香りを作ってみました!

 

 

放送後のひとこと

 モネは子供の頃から自然、特に海のそばで過ごすことが当たり前にあって、学校の教室でずっと座っていることなんて耐えられなかったんだろう・・・

 

そんな彼がいつも川や海のそばで住み、絵を描き、でも絵が売れない、家族を養っていかないとという苦しみがあんな手紙になったのだと、香りとともにモネの悩みに寄り添っているとそう思えてきました。 

 

そうすると、長時間自然の中で1人で絵を描き続けるモネの後ろ姿が目に浮かんできました。

 

私はモネと一緒に、彼の描いた睡蓮の池、フランスの風景、ロンドンの橋を見ることはできないけれど、彼が残してくれた”連作”でその瞬間を体験できるのです。

 

 

 ▼番組内でご紹介しているモネの香りの調合の秘密はブログでご紹介しています!! https://cosinessandadventure.com/claude-monet-fragrance/ 

 

【パーソナリティ】 

・画家と絵が好きな人をつなぐ Yoko https://www.instagram.com/cosiness_and_adventure/ 

・自然と人をつなぐ

Yuki https://www.instagram.com/health__nature/ 
 

 

 

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画家の悩みに効く香り、この番組は、画家と絵が好きな人をつなぐyokoと、自然と人をつなぐ人、yukiの二人が、アーティストの作品や人柄から、こんな悩みを抱えていたのでは?と想像して、勝手に効く香りを調合してみようとする番組です。
今日の画家は、フランス印象派といえばこの人、クロード・モネです。
オスカー・クロード・モネ。1840年、パリ生まれのフランスの印象派の画家です。
モネは、一瞬一瞬、刻々と変わっていく自然の美しさを捉えることに情熱を注いで、細部を細かく細かく描くということよりも、大胆に光や色の効果を表現する、独自の表現方法を取り組んだ画家です。
彼は、86年の生涯を終えるまでに、2000点以上の作品を描いた画家なんですね。
彼のスタイルは、本当に人の真似とかではなくて、悩みながら苦しみながら作り出したものだし、伝統的なアートとか理論とかそういったものに染まることなく、本当に挑み続けた画家です。
そんなことで、若い頃はなかなか評価されなくて、経済的に苦しんだ時期も長かったですし、徐々に徐々に認められて、画家として最後は成功するんですけど、
モネの私のイメージは、印象派と呼ばれた革新的な画家たちのリーダーでもあり、成功者、今でも世界中の人たちに愛される画家なんですけど、
彼がたくさん残した手紙には、愚痴とか弱音がすごく多いんですよ。私もそれを知った時、すごいびっくりしたんだけど、お金がないとか絵が進まないとか天気が悪いとか、そういった弱音、愚痴が多くて、
そんなモネに効く香りを作ってもらいたいなと、ユキさんにお題を出したんです。
その作ってもらった香りが、私の手元にあります。
匂いまでお届けできたらいいんだけど、シュッシュッって聞こえましたかね。
この香り、甘い香りがふわーっと最初漂ってきて、そして爽やかな感じが広がるんですよ。
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香りを自分の言葉で表現するの、私あまり慣れてないんで難しいんだけど、
でも、この空気にシュシュってした時の香りと、手首につけて香ってみた香りが、また全然印象が変わったんですよ。
手首につけた時の香りは、浅つゆにしっとりとした植物がいっぱいある中で、お庭の中に立っているようなね、
たくさんの植物に囲まれているような雰囲気っていうか、そんな香りがしたとっても素敵な香りなんですが、
ここでユキさんに登場していただきたいんですが、どうしてこの香りが誕生したのでしょうか。
はい。モネのね、人物像っていうのを陽子さんから先に少しいただいてたんですが、
そのちょっと愚痴っぽい感じという印象のモネさんからですね、彼を救うためにはどうしたらいいかなっていうのを考えたときに、
もう少し遡って彼の幼少期というところまでちょっと掘り下げて、ちょっと調べてみたんですけれども、
そしたら本当にモネは本当に幼い頃から絵を描くことがすごく長けていて、
外に出て自然と触れ合う時間というのを本当に真剣に楽しんでいたという、
情景が浮かぶような文面があったんですね。そこからだけどどうして、
現在知られているモネの姿に変わっていたのかなっていうのをもう少し読み進めていくと、やはりその時代背景に、
世界が変わっていく様だったりとか、戦争があったりだとか、
そういった自分だけではどうにもならないっていう環境だったりとかがあったとき、
どうしても自分の思いとすり合わない部分というのが大きくなっていった。
そういうことがあったんじゃないかなという風に考察をしました。
人と交わる世界には時々冷たさとか物悲しさみたいなのがあったり、
言い知れぬ怒りとか矛盾とか、そういった感情を払拭する手段として、
絵っていうのが彼の支えにはなっていたんじゃないかなとは思うんですよね。
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そんなモネだからこそ、植物っていうのがとても身近にあった存在なんじゃないかなというところも考慮して、
今回は彼のために、まず一番最初に選んだ香りっていうのがあって、
それがサンダルウッドっていう香りなんですね。
これは精神と魂に働きかける香りだよっていう風に言われていて、
気持ちを鎮静させたりとか調和させたりとか、不安や執着とかっていうことを落ち着かせていく。
そんな意識に働きをかけてくれるっていう風に言われている植物の香りなので、
それをまず最初に選びました。
そうか、これが一番最初に選んだ香り。
トータルでは5つの植物の香りを使っているんですが、一番のベースになったのはそれですね。
ゆきさん、この香りを作ってくれるにあたって、モネの言葉を見つけてくれたんですよね。
聞かせてもらってもいいですか。
私は生まれるときから機関房であった。
誰も私をどのような規律にも従わせることができなかった。
私が学んだわずかなことは、みんな一人で学んだのだ。
外には親しげに太陽が輝き、美しい海が広がっていて、
澄んだ空気の中で海辺を走り回ったり、水の中に飛び込んだりできるというのに、
4時間もじっと座っていることなど、とても私にはできなかったっていう文明を見つけました。
ここから本当にモネの大切にしているものと、
その後の画家としてプロの画家としていくところの葛藤みたいなのがつながった感じがして、この言葉からね。
そうですね。だから小さい時はもっともっと純粋に、ただただ楽しいっていう風に入れたけど、
やっぱりこれが仕事になって後々変化していく中で、どうしてもギャップみたいなのが出来上がっていくっていうところ。
ここをちょっと埋め合わせてあげたいなと思いました。
モネの弱音とか愚痴。愚痴を少しでも和らげる顔に。
そうですね。だからどうしても過去とか、こうだったらみたいなところばかりにフォーカスすると、どうしてもこの距離がどんどん広がっていくっていうところがあると思うんですけど、
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これを今ここっていうところに、今に意識を向けて、そしてさらに自分の本質に向き合わせていく、距離を縮めていくっていうところで、
一番似合うんじゃないかなと思いました。
本当にこの甘い香りとか、植物に囲まれているような本当に自然の香り。
それはモネのためにも、モネが子供時代の懐かしい思い出に呼びかえるような、香りでよみがえってもらえるような香りなのかな。
そうですね。なのでこのサンダルウッドってちょっとウッディな感じ。ベースとしては重い感じなんですが、
それ以外に使っている香りっていうのは、爽やかなものだったり、甘みがあるものだったり、ちょっとパンチの効いた感じっていうミックスもなっているので、
本当に自然界に存在するいろいろな香りのミックス、彼だけのための香りっていう感じになったんじゃないかなと思います。
彼だけの香り。これやっぱり一つ一つの調合によっても、全然その量とか何によっても全然香りは変わってくるんでしょう?
そうですね。この使う一滴一滴が、どれくらい使うか、どのバランスにするかっていうだけでも、
香りって同じものを使って作ったとしても、何滴使うかによって全然香りって奥行きが変わってくるし、
またそれを作った初日、最初の日から1週間後、2週間後でなっていくと、またその熟成されていく香りの変化っていうのを楽しめるし、
そして最終的には使う人の体温だったりとか、というところで仕上がっていくので、まさに唯一無二なんじゃないかなと思います。
このように一つだけの香り、モネだけの香り。
はい、モネだけの香りを作りました。
本当にモネの葛藤みたいなのって、今の私たちにもあるじゃない、やっぱり理想と現実の乖離みたいなね。
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ありますね。
そういうのにも効くのかなーなんて思いました。
そうですね、加工して作られたものっていうよりも、やっぱり自然界にあるもの。
自然と人がつながるっていうところにはやっぱり大きく意味があるし、
それがこういった植物の香りっていうのを使われてた時代背景を考えると、かなり長い歴史があって、
今にまだ残っているってことは、やっぱりそういうことを物語ってるんじゃないのかなと思いますね。
このゆきさんが調合してくれた香りの中に何が入っているかっていうことについては、私のブログの方で紹介しているので、
ご興味がある方はぜひそちらも見に行っていただけると嬉しいです。概要欄にリンクを貼っています。
今日は骨の悩みに効く香りを調合してみました。
ぜひ感想などコメントで教えていただけると嬉しいです。
ゆきさん、素敵な考慮をありがとうございます。
ありがとうございました。面白いお題をいただきまして。
さて次回のお題はクリムトです。
クリムトです。
クリムトの香りを調合していきますので、どうぞお楽しみに。
お楽しみに。
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