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群馬県のニュースをお伝えします。
病院の災害派遣医療チーム「DMAT(ディーマット)」の出発
(1)能登半島地震の救援のため、県内10病院の災害派遣医療チーム「DMAT(ディーマット)」が、1月4日、石川県へ出発しました。
「DMAT(ディーマット)」は、災害対応の専門的な訓練を受けた医師や看護師らで構成しています。
2日から現地に入っている前橋赤十字病院を含め、計11の病院の58人が派遣されました。
県医務課によりますと、4日に出発したのは、
(2)1月4日、県内では支援の動きが活発化しました。
県は、4日、トレーラートイレを石川県能登町に派遣すると発表しました。
牽引型のトイレで、水洗の個室用式トイレ4室を搭載。
太陽光発電で蓄電でき、自立して運用できます。
また、県は、義援金を受け付ける募金箱を、県庁正面玄関に設置しました。
今後、県内の各行政県税事務所や、県立の美術館、博物館などにも設置する予定です。
募金は、3月末まで受け付けて、寄せられた募金は、日本赤十字社を通じて被災地に送られます。
(3)正月の風物詩の中止も相次いで発表されました。
前橋市消防局は、4日、6日に予定していた前橋市消防隊の出初め式を中止すると発表。
すでに複数の前橋市消防局の職員が現地に派遣され、今後も人員の投入が予想されることなどを考慮して決めました。
伊勢崎市消防本部や、館林地区消防組合も同様の対応を取ります。
(4)多くの官公庁や民間企業が仕事始めを迎えた4日、山本一太知事は県庁昭和庁舎で県の幹部らおよそ200人に挨拶し、
「県民幸福度の向上に向け、
新しい群馬の創造や群馬モデルの発信に力を注いでいく」と決意を語りました。
山本知事は、年末年始に高山村の養鶏場で発生した鳥インフルエンザや能登半島地震、
日航機と海上保安庁の航空機の事故などに触れ、
「試練の幕開けとなった地震や事故の犠牲者には哀悼の意を表し、
被災した方々には心からお見舞い申し上げたい」と述べました。
知事の
新年挨拶は4年ぶりに制限のない開催となりました。
(5)前橋市中心市街地にある前橋プラザ元気21で、
核のテナントとして営業するスーパーのフレッセイが1月28日に閉店し、
後継としてマルエドラッグが進出を計画していることが4日分かりました。
今月中旬にも賃貸借契約を結び、内装工事を進めて5月頃の開業を目指します。
前橋市にぎわい商業家は、
後継テナントとは出店に向けて最終調整を進めている段階だとした上で、
近隣住民をはじめ、元気21の利用者らの生活や利便性を損なうことがないよう、
関係先と連携していきたいとしています。
(6)2023年に県内で起きた交通事故の死者数は、
前の年と同じ47人だったことが、4日、県警のまとめで分かりました。
統計を取り始めた1953年以降では、2020年の45人に次いで2番目に少なかったということです。
一方、人身事故の件数は、前の年に比べ246件増の1万49件でした。
県警は、新型コロナの5類以降で交通量が戻ったなどの背景があるとみて、
運転手だけでなく歩行者にも基本的な交通ルールを守ってと呼び掛けて、
います。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。