00:00
群馬県のニュースをお伝えします。 (1)伊勢崎と玉村をまたがる利根川改修などの8事業を、県が継続します。
県は、伊勢崎市と玉村町にまたがる利根川5.5キロ区間の改修など、再評価対象となっていた河川、砂坊、林道整備事業8件の概要について、いずれも継続と決めました。
この8件は、事業費が大幅に増えたり、事業開始から長期間が経過したりしたため、再評価対象となっていました。
利根川の改修は、事業費が86.7%増え、112億円、後期が4年ほど延び、2034年度、完成の見通しとなっています。
(2)伊勢崎市は、来年から住所変更のワンストップ総合窓口を設置します。
住所変更手続きの利便性を高めるため、伊勢崎市は2日、関連する複数の手続きを1カ所で済ませられるワンストップ総合窓口を来年1月6日から開設すると発表しました。
市によると、窓口から各課に情報を転送し、共有する仕組みで、県内初の取り組みとなります。
住所変更に伴って必要となる国民健康保険の資格確認や児童手当の認定、就学先の確認など、従来のように隣接する庁舎や他のフロアに移動せずに、1カ所で済ませられるということです。
(3)伊勢崎市は、避難要支援者に対し、防災ラジオの無償貸与を行います。
伊勢崎市が進めるコミュニティFM放送を活用した防災ラジオ導入事業で、
市は2日、市の避難行動要支援者名簿に登録されている高齢者・障害者等、その要支援者およそ2000人に対し、ラジオを無償貸与する方針を明らかにしました。
来年1月下旬から各行政区の民生委員を通じ、配布する予定としています。
防災ラジオは、市内の伊勢崎FMを通じ、待機状態や多局を選択中の場合でも、緊急地震速報やJアラート、気象に関する特別警報などを扱う緊急割り込み放送を自動的に流していきます。
(4)マイナカードの偽造拠点を初摘発しました。
マイナンバーカードや在留カードを偽造したとして、県警は2日、在留カード偽造・編造の疑いで、ベトナム国籍の男でグエン・コン・アン容疑者42歳を再逮捕しました。
県内で偽造マイナンバーカード製造拠点が摘発されたのは初めてとなります。
県警によると、アン容疑者は交流サイトで支持役から依頼を受け、カードを偽造、一度に大量に発送していたということです。
03:07
昨年8月、ベトナム国籍の男女2人による偽造在留カードの製造拠点を摘発し、その際にアン容疑者が浮上しました。
(5)自転車の「酒気帯び運転」や「ながら運転」が新たに罰則対象となり、先月末までに7人が「酒気帯び運転」の疑いで検挙されたことが分かりました。
先月1日に施行された改正道路交通法では、自転車の酒気帯び運転やスマートフォンなどを使用しながらの自転車の運転、いわゆる「ながら運転」に懲役や罰金が課されることになりました。
群馬県警によりますと、先月30日までに7人を「酒気帯び運転」の疑いで検挙したということです。
一方、「ながら運転」で検挙された人はいなかったということです。
(6)男児を遺棄した疑いで、25歳女が逮捕されました。
産んだばかりの男児を自宅のゴミ箱に遺棄したとして、県警は2日、死体遺棄の疑いで大泉町の会社員、カワタユウカ容疑者、25歳を逮捕しました。
逮捕容疑は、11月29日午後7時ごろ、カワタ容疑者から「子どもをトイレで産んだ。息をしていなかった」と110番通報がありました。
署員が自宅のゴミ箱に遺棄されている男児を見つけ、太田市内の病院で死亡が確認されました。
カワタ容疑者は両親と祖父との4人暮らしで、県警は男児の父親や詳しい経緯を調べています。
以上、県内のニュースをお伝えしました。