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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)東電のゲームが別の開発事業者の指摘で、模倣ではないかと訴えられていることが分かりました。
電力供給事業を出かける東京電力パワーグリッドなど、3社が前橋で実施中の送配電設備を撮影する社会貢献ゲームアプリ
「ピクトレ」について、別のアプリ開発事業者が模倣ではないかと訴えていることが22日分かりました。
市は、ゲームアプリを「都市魅力アップ競争推進事業」と位置付け、13日から始める予定でしたが、東電側からの申し出を受けて、12日、事業連携を取り下げました。
対象となっているゲームは「ぼくとわたしの電柱合戦in前橋」で、参加者が前橋の電柱などを撮影し、撮影地点をつなげていくことで、その距離を競うシステムとなっています。
アプリの類似性を訴えたのはシンガポールのNPO法人ホール・アース・ファウンデーションで、市は指摘を受け事実を確認、申し出を受け、12日に事業連携を取り下げたほか、ホームページの資料も削除しました。
東電側は「知的財産の侵害はないと認識している」としています。(2)上野村の山林火災が鎮火しました。
上野村乙父で20日発生した山林火災は、22日、地上からの消火活動が行われ、午後5時35分に鎮火しました。
22日午後2時までに、およそ20ヘクタールを焼き、80代男性一人が顔に軽傷いました。
県によると、2日間で県と長野県、埼玉県の防災ヘリと陸上自衛隊のヘリが117回出動。空中散布を実施したほか、地元消防本部や消防団が地上から消火活動に当たりました。
(3)2年前の11月、伊勢崎市でネパール人女性を殺害したとして、罪に問われている男の公判が行われ、懲役18年が求刑されました。
2022年11月、伊勢崎市でネパール人女性を殺害したとして、殺人の罪に問われたネバール国籍の男で、アサリヤ・ヴィッシュ・ラシ被告39歳の裁判員裁判の論告求刑公判が22日、前橋地裁でありました。
検察側は、被害女性の夫への怒りから何の落ち度もない女性を骨が折れて包丁の刃が掛けるほど強烈な力でめった刺しにしたと指摘。「残忍で理不尽だ」として懲役18年を求刑し結審しました。
一方、弁護側は「長期収監は妥当ではない」と寛大な判決を求めました。(4)県内で初めて前橋が指定廃棄物の9割を処理します。
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2011年、東京電力福島第一原発事故で発生した高濃度の放射性物質を含む指定廃棄物をめぐり、前橋は22日、市内の保管量の88.1%に相当する302トンが基準濃度の1キログラム当たり8000ベクレルを下回ったため処理を開始すると発表しました。
指定廃棄物は少なくとも7つの自治体が保管しているとみられていますが処理方針が示されるのは初となります。
市は5月にも環境省に指定解除を申請し年度内にも県外の処理業者に委託する方針です。(5)多文化共生の実現に向け、伊勢崎市が推進役の6人を認定しました。
多文化共生社会の実現に向けて伊勢崎市は22日、活動推進役としてネパール、ペルー、ミャンマー、中国、ブラジルの出身者等日本人の合わせて6人をキーパーソンに認定し、臂市長が認定書を手渡しました。
多文化共生キーパーソンは2021年2月に初めて7人を選定、コロナの感染拡大を防ぐため外国人向けの啓発動画を作成するなどの活動に取り組んできました。
2期目となる今回は6人全員が女性となっています。 以上、県内のニュースをお伝えしました。