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群馬県のニュースをお伝えします。(1)歌舞伎俳優の十三代目市川團十郎さんが、「温泉文化アンバサダー」に任命されました。
7日、草津温泉でイベントが開かれ、歌舞伎俳優の十三代目市川團十郎さんが、ヨネスコ・無形文化遺産への登録を目指す協議会の「温泉文化アンバサダー」に任命されました。
山本一太知事と対談を行い、歌舞伎で全国を巡業する際に、各地の温泉を巡るのを習慣にしていることなど、温泉にまつわるエピソードを紹介しました。
(2)県が実施しているアンケート、中止を求める緊急の要請書を山本一太知事に提出しました。
2025年度以降の予約が停止され、存廃議論が再浮上している前橋市の県民会館を巡り、共産党県議団は6日、県が実施している県民アンケートが「極めて恣意的な内容」として、中止を求める緊急の要請書を山本一太知事宛に提出しました。
「一方的に県の言い分を並べ立てた上で、維持する必要性を問うているのは重大。廃止ありきの誘導尋問だ」と指摘しています。
アンケートの実施は、5日の県議会総務企画常任委員会で「3日から実施している」との県側の報告で初めて明らかになり、県議から質問が相次ぎました。
要請書では、こうした経緯を踏まえ、「重大な内容を常任委員会にも示さず、その2日前に実施したのは拙速。方法論的にも不特定多数の県民にまんべんなく問う意味があるのか疑問だ」と指摘しています。
(3)小児医療センターについて県は、「ファシリティドック」の導入を検討するなどの基本構想案を示しました。
群馬大医学部付属病院の隣接地に移転を計画している県立小児医療センターについて県は6日、新病院建設の基本構想案を示しました。
入院患者に寄り添い癒やす犬「ファシリティドック」の導入を検討することや、家族の宿泊施設の充実といった療養環境の整備を盛り込みました。
県病院局によりますと、ファシリティドックは治療に寄り添う専門の訓練を受けた犬で、痛みを伴う検査や処置などの治療にも子どもたちが積極的に向き合える効果が期待できるということです。
現在、国内の4カ所で導入実績があり、NPO法人が運営しています。
基本構想案では、犬やペアを組む臨床経験のある看護師「ハンドラー」を受け入れ可能な施設の整備を検討します。
(4)前橋市で初雪を観測しました。
前橋地方気象台によりますと、8日の県内は冬型の気圧配置が強まった影響で午後から冷え込み、前橋市の気温は午後5時過ぎに5度まで下がりました。
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気象台は午後5時ごろに前橋市で「みぞれ」もしくは「雪」が降ったことが確認されたとして、初雪を観測したと発表しました。
初雪の観測は平年よりも1日早く、昨年よりも30日早くなっています。
(5)伊勢崎市でサラブレットと車が衝突し、運転していた女性が軽い怪我を負いました。
6日午前6時ごろ、伊勢崎市平井町の県道で40代女性が運転する車が、道路にいた馬と衝突する事故が発生しました。
女性は左手に軽傷を負い、馬は死亡しました。
衝突したのは現場から直線距離でおよそ1キロ離れた太田市の牧場から逃げた馬で、競走馬を引退した体重およそ500キロのオスのサラブレットだったということです。
牧場によりますと、6日の朝5時半から6時ごろの間に馬小屋を掃除するため、放牧に出そうとしたところ逃げ出したということで警察が詳しい状況を調べています。
(6)伊勢崎市と玉村町で昭和レトロ縁日が行われました。
街角の伝統芸を集めたイベント「昭和レトロ縁日」が伊勢崎市の伊勢崎神社と玉村町の玉村八幡宮で開かれました。
境内は懐かしい雰囲気に包まれ、高崎市を拠点に活動する高崎チンドン倶楽部の7人がアニメソングなどを演奏しました。
大道芸やバナナの叩き売りを巧みな口上で披露、また伊勢崎市の伝説に基づいた創作紙芝居などを上演しました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。