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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)世界遺産登録10周年を記念した式典とシンポジウムが行われました。
世界文化遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の登録10周年を記念した式典とシンポジウムが29日、
富岡製糸場の西置繭所・多目的ホールで開かれました。 構成資産がある富岡、伊勢崎、富士岡、下仁田の4つの市長、町長や
地元の高校生、ボランティア団体など関係者およそ170人が出席しました。 節目を祝うとともに次世代への継承に向けて決意を新たにしました。
「富岡製糸場と絹産業遺産群」は、生糸を作る「富岡製糸場」と養蚕技術を開発した
伊勢崎市の「田島弥平旧宅」、養蚕教育機関の藤岡市の「高山社跡」、蚕種貯蔵施設の下仁田町の「荒船風穴」で構成されており、
2014年6月25日に正式に登録されました。 (2)県の審議会、委員会などに占める女性委員の割合が最多を更新しました。
群馬県の政策決定に関わる審議会や委員会などに占める女性委員の割合は、今年4月1日時点で前の年の同じ時期に比べて0.3ポイント増加の42.2%となり、
調査を始めた1994年度以降の最多を更新したことが県のまとめで明らかになりました。 増加は3年連続です。
各分野で活躍する女性の情報を人材データバンクにまとめ、関係課に積極的な起用を働きかけた効果とみています。
男女共同参画室によりますと、2024年度は90の機関の全員、964人のうち407人が女性でした。
そのうち11の機関が前年を上回り、特に県公務災害補償等審査会は33.4ポイント増加の66.7%と、増加が目立ちました。
(3)「ゆかりちゃん事件」懸賞金を1年延長します。 1996年7月に太田市のパチンコ店から横山ゆかりちゃん、当時4歳の行方がわからなくなった事件で、
警察庁は有力な手掛かりとなる情報提供者に支払う公的懸賞金の受付を1日から1年間延長します。
謝礼金を300万円から400万円に増額、公的懸賞金と合わせた上限額は700万円になります。
県警は新しいポスターを全国で掲示するほか、ショッピングモールなどで啓発品を配布して情報提供を呼びかけます。
県警によりますと、昨年は180件の情報があり、今年は5月末までに46件が寄せられ、8割が重要参考人、1割がゆかりちゃんに関する情報だということです。
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(4)酒気帯び運転の疑いでベトナム国籍の男を逮捕しました。 伊勢崎市は30日までに道路交通法違反の疑いで、
ベトナム国籍の男で伊勢崎市下道寺町に住むボー・シー・ヴィエット容疑者30歳を現行犯逮捕しました。
警察によりますと、29日午後8時50分頃、伊勢崎市長沼町の市道で酒気を帯びた状態でミニバイクを運転した疑いがあります。
容疑者は容疑を認めています。 路肩に泊まっていた乗用車に追突する事故を起こし、
被害車両の関係者が「酒の臭い」がすると110番通報しました。 この事故によるけが人はいませんでした。
(5)伊勢崎市誕生20周年を記念した伊勢崎マルシェが行われました。
平成の大合併による伊勢崎市の誕生20周年を記念して、地元農産物を販売する伊勢崎マルシェが29日、伊勢崎市役所で初めて開かれました。
販売開始前から長蛇の列ができる盛況ぶりで1000人超の市民が来場しました。 地元生産者のトマトやナス、キュウリなどの野菜が並んだほか、
伊勢崎興陽高校の生徒は、ゴボウやサツマイモを加工したピクルスを販売しました。 伊勢崎マルシェは来年2月にも開催を予定しています。
以上群馬県のニュースをお伝えしました。