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おはようございます。この放送は、サクッと3分で聴ける学びを共有するチャンネルです。
今日は、いろいろ諦めてきたよなという話をしようと思います。
私は、物心ついた時から、家業のダンプ屋さんを作ることを心に決めていて、
もうやると決めていたし、できると思っていたので、
勉強もする必要はないなと思っていました。
高校を1年で中退して、1ヶ月くらいのんびりしてから仕事をしようと考えていたのですが、
次の日の朝に父親に蹴っ飛ばされて、起こされて、そこから仕事を始めるようになりました。
当時、16歳で車の免許がなかったので、ダンプは乗れなかったのですが、
18歳になって免許を取ってからも、あまりダンプに乗せてもらえなくて、
雑用ばかりをする毎日を過ごしていて、不満だったことを覚えています。
ダンプに乗りたいと思っていた頃に、毎日もしダンプに乗っていたら、
少しは乗れるようになったのかもしれなくて、
そうしたら、もしかしたらダンプの運転手の仕事を続けていたのかもしれないと考えると、
あの時乗れなくて、ダンプの運転が苦手ということに気づいたことで、今の自分があると思っています。
自分がやりたいと思っている仕事と、実際にやってみたら自分がうまくできるかどうかというのは、また別の話で、
初めからうまくできるという人はいないと思うのですが、たまに天才がいてできちゃうこともあるのですが、
ある程度何年かやってみたら、同僚や後から入ってきた後輩と比べてみると、
自分の才能というのは見えてくると思うので、そこで自分に向いているか向いていないかというのを考えるのが必要なんじゃないかなというふうに考えています。
私のように、あれも向いていない、これも向いていない、どれも向いていない、
じゃあ何が向いているのって分からなくなってしまうことは、ちょっと問題だと思うんですけど、
若いうちに向いていないと思ったら、いろいろやってみるというのは経験にもなるし、いいなと思うんですよね。
年を取ると選択肢もなくなるし、時間もなくなるので、方向転換が難しくなってくるんじゃないかなというふうに思っています。
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今日も最後まで聞いてくれてどうもありがとうございました。ではまた。