時代背景と苦悩
水曜日8時になりました。こんばんは、Sakiです。 Mioです。水曜日の縁側は、東京と北海道で働く私たちが日々生じる疑問や感じたことについて語る約30分のポッドキャストです。
会社員、企業、経営などの立場を聞きする私たちが、リアルな体験をもとに、緩く、時には熱くお届けします。
はい。そういえば、色気についてひたすら話した回あったじゃないですか。
何人かから、面白かったよって言ってもらって。うそー。嬉しい。実はあれ、朝の8時から話してるんですよね。
朝の8時に腰がーとか言って、エロいーとか言って。何回エロいって言うねんって恥ずかしかった、聞いてて。
いやでも、あの回は私にとっては深遠な回でした。 あんな話になるとは思わなかったよね。思わなかったけど、本当の気持ちに気づきました。
いやー本当に、そうだねー。すごい、あの後からめちゃくちゃいろんな人の腰を見てしまう。
やばい。
いやー、ねー。うらやましい。
ねー、頑張れー。こびれない。
はい。本当です。はい。
今日は、いろんな話をしようということなんですけれども、なんか私、リスナーさんのお友達というか、まあいろんな人がいるじゃないですか。
でなんか、ちょっと若い人たちもいるわけですよね。なんか一回り、手と一緒ぐらいとか、10個前後したとか、なんかそれぐらいの。
で、なんかやっぱり最近、私もいろんな取材とかにも出させてもらうこともあったりとか、人前で喋ったりするのって、当然ながら綺麗な話しかしてないじゃないですか。
ねー。だから、なんか私とみおさんは、なんかこう、すいすいと軽やかに今のポジションを得たというふうに思っている人が多数いて、なんかこう、なんでそんな感じでそこにいられ、行けたんですかみたいな感じとか、なんかこう、
さきさん、そんなつらい思いしたことないですよね、みたいなとか言われたりすることがあって、いやなんか、何をおっしゃるって思って。
フォトキャストでしか話せない、もうやばかったよね、あの時みたいな話がしたいなと思いました。リアリティを伝えたいという。
苦労して、つらいことがなんか、すいすい来たというふうに思う。
まあ、そうですよね、公演とかでお話を聞いた方は、まさかね、公演であんなことこんなこと話せないですもんね。話せないよ、話せないことなんていっぱいあるじゃないですか。
だから、本当はこんなことあったんだよ、みたいな話を言えないこともあるから、言える範囲でしたい。
そうか、いやでもなんか結構私たち同年代、ほぼ同年代じゃないですか、今ってすごいクリーンな世界だなって思ってるんですけど、
結構昔って、セクハラもパワハラもあって、なんかそれが当たり前って思ってたところありません?
ある、あるよ。あるし、帰りたいけど帰れないみたいな感じだったし。
逆に言うと、ボロボロになってる自分みたいな、変な美学みたいなのなかったですか?
ありましたよ、ありましたよ、全然ありましたよ。
仕事との向き合い方
なんて爪みたいな、そうやって犠牲にしてる自分がめちゃくちゃ働いている人みたいな気持ちもあったしね。
分かる、分かる。私ぶっちゃけそういう人が出世してたと思う。
そうだね、そうだね。
なんか、昔いた会社、ゴリゴリの会社とかだと本当に、朝死んだ顔でコーヒーサーバーの前でコーヒー入れてカップからあふれてる人とかいましたもんね。
分かるよ。
普通に営業とかで数字がいってなかったりして、7時とか8時とかにオフィス戻っても、数字未達だったら、前のビルのあのフロアまだ電気ついてるよねみたいな、飛び込んできないよみたいな感じだったよね。
ビル倒しね、ビル倒しやってましたね。
ローラー営業ね。
やってた、やってた。
そういう感じだったよね。
今だったら絶対怒られちゃうよね、きっとね。
そうですよね。
だから私もこの昭和世代として、わりとアップデートまだ難しいところありますもんね。
分かる、それも。なんかこの、釣り橋を渡るみたいな、ここ踏んでも大丈夫かなみたいな、あるよね。
あるあるある。
いやーでも言われてたなんか、ほんとその営業時間、営業時間の9時から6時とかだったかな、その間に社内の会議入れちゃダメって言われていて、そこから営業とかの場合、ずっと外にいて戻ってきて、6時から立て続けに社内の会議がババババって入って、終わるの11時で、そっから資料作ってみたいなね。
分かる、分かるよ。でなんかパソコン持ち帰るとかその当時もダメだったから、ずっとオフィスにいて、で充電乗れればラッキーだし、乗れなかったらもう大変って感じだったよね。
いやーそうですよね。でも私今だから話せるんですけど、なんかそういう生活が続いた時に、一回朝会社行って、朝会みたいなのやって、あのー今日の行動の報告みたいなのやった後に、じゃあ今日はここの会社行きます、ここの会社行きますとかって言って、
実際に入ってたアポもあったんですけど、朝行ってそのまま電車乗って、あ、もうダメだと思って帰って寝てたことある家で。
苦渋の選択
分かる分かる。私も山手線2、3周とかして寝てたかも。なんかもう家に帰るのが辛くて、遠かったから。だからなんか、銀座線の往復で寝たりとか、なんか、一回、一往復してもまだ間に合うかも、次のアポみたいな感じで、目覚ましかけて、もう意図的に寝てた。
意図的にね。そこで寝かれとかしてたのも。
でもなんかそういう時代だったよね。時代だったし、年代的にやっぱり、もうなんか、なんていうんですか、自分がかけられるのは時間しかないみたいな期間ってあるじゃないですか。あるある。
なんかその時はやっぱりそれなりに結構ボロボロをやってましたよね。やってたね。
てか、もう選択肢もなかったよね。それやらない選択肢ってあんまなかったしね。
なかったなかった。なかったから、もうなんか、しゃがみついて泣いたりとかしてた。
私はもうとにかくストレスで、過食みたいになって、今より多分体重が10キロぐらい重かったと思うんですよ。10キロありすぎかな。でもまあ、10キロ弱ぐらい重くて。
でももうね、自分じゃ感覚がないんですよ。もうなんか、別に服が着れなくなることはないじゃないですか。だからきついなと思うけど、なんかそんなことにこう、なんていうか、かまってる暇もなくって。
でもね、よく考え、思い出したら、ストレスで爆食いしていて、家帰って1時とか2時とかにアイスクリームすごい食べたりとか、もうとにかく甘いものが食べたくて、
あんこを噛んで食べてた。スプーンで作って。食パンをなんかすごい食べたくて、食パン一気にまるまる食べたりとか。
一気に?すごいすごい。
っていう時期があって、で、あとなんかすごい飲んでるのもいたから、なんか酔っ払って、家帰ったらアイスクリームが床に溶けてるみたいなこととかもあって、なんか酔っ払ってコンビニ行って買って、でももう力尽きて寝るみたいな感じで、だからもう袋の中で溶けてるみたいな。
あーなるほどね。
そうとかもよくあったし、結構ね、ひどい時期だったと思う。でね、でも、そんなに太ってること、前回の話でさ、なんか注意してくれる人がいるといいよねって話だったけど、なんかその時は多分誰も注意してくれなくて。
なんでなんだろう。
わかんない、でもなんか自分が太ってることにあんま気づいてなくって、そしたらさ、あのね、セーターのね、脇が破れたの。
そうなんだ。
そう、なんか普通のね、ユニクロとか、なんかそういう普通のやつね、なんかタートルネックスのセーターみたいなの着てたんですよ。で、冬にね。そしたらさ、脇が破れることってないじゃないですか。
脇確かに。
なんかでもこう、一番縫い目が集中してるでしょ。
あ、そうですね。
今からパンって破れたの。
パンって?
パンって破れて、ご飯食べて、なんかランチ誰かとしてて、そしたらなんか脇がスイスイするみたいな感じになって、それで破れて、やべーってなって、それで私太ってるんだってなんか気づいたんだよね。
でもなんかそれぐらいもうなんか見えてなかったんだよね。
若者の生活やエピソード
で、その時はね、彼氏がその後すぐできて、で、その人と一緒にいるようになって、その暴飲暴食が、爆食みたいなのがなくなって、多分安定したんだろうね、気持ちが。
なるほどね。
そう、それでそれしなくなったら普通に痩せたっていうか、まあそのね、普通になったんだけどっていう感じだった。
けど気づいた瞬間はね、脇が破れた時だった。
あーすごい。
そうなんだ。
なんか当時インスタなかったじゃないですか。
インスタなかったから、なんかインスタってこうやっぱりね、きらびやかな日常を割とこう取り繕ってますけど、
当時なかったから、なんかそういう自分の素敵な日常みたいなものを切り取る習慣もなかったから、ただただ汚い生活してた。
いや本当そうだよね。よく言ってたよねっていう感じ。
確かにね、そうだね。
それこそなんか女性紙とかさ、そういうのでしか多分情報をちゃんと得る機会とかもなかったから、なんかその化粧品とかさ、何がいいとかも、なんかそんなに自分が取りに行かないと情報入ってこなかったもんね。
私なんか今みたいにこう多様な美みたいなのはなかったから、結構みんな同じような化粧してましたよね。
そうかもしれないね。
今がいいとも思わないけど、あの頃もいい感じではなかったですよね。
でもさ、なんかやっぱり若い頃はなんかね、勝手でも努力しろとか言うけど、なんかその耐え抜いた感じは多分今に生きてるのかなって思うこともある時に、やっぱりこうそれがない今の世代とかって、どうなっていくんだろうとかはちょっと思うよね。
いやーね、わかる。なんか行ってその大学生で甘いっていうか、何もわかんない状態で社会人になって、行ってこう鼻をへし折られるみたいな経験で、なんかこれをしたから振り返ってよかったって思えるんですけど、なんかね、それがない世界がだから逆に想像できないですよね。
うん、できないよね。
嫌なこともやらなきゃいけない。例えば、締め替えてチャイナドレスを着て踊らされるとか、決して良くないんですけど、ありましたし。
だよねー。
私もなんか部長の膝の上に座れとか言われてたもんね。なんかよくわかんないけど。でもあるよね。
あるある。
あったよね。
あるある、わかるわかる。なんかね、やっぱりこう、夜のそういう無礼コーナー席で発散、みんな発散しつつ、釈迦力に働くみたいな。
そう思うとやっぱ元気だったよね。
元気だった。
だってね、すっごい遅くから飲みに行ったりとかしてたもんね。
してた。新橋で飲んでた。
私も新宿で飲んでた。なんかカラオケに行って、なんかデュエットをひたすら歌わされる。
あーわかる。
で、なんかね、だから、でもそれをさ真面目にさ、なんかレパートリー増やさなきゃなとか思ってた時もあったもんな。
わかるわかるわかるわかるわかる。
そう、パッとこれ歌いたいって言われた時に歌えない自分のなんか、
無能さみたいな、なんか思ってた。真面目に。
だから、NOという選択肢はなかったですもんね。
なかったよー。なかったよー。なかったよー。
いやでもな、だからあの頃にやってたブレイクが今たまに告発されて。
うーん。
みたいな、なんかMe Too案件とかあるじゃないですか。
あるね。
なんか、いや別に言っていいかわかんないですけど近いものはありましたよね。
あるある。全然経験としてはあるし、なんかその、そういうのを見たし自分の横でもね。
なんか自分が被害者じゃなくても。
あったし、なんかその、アワハラもね、もっとなんかみんなの前で怒鳴り散らすみたいな感じの人とかもいたしね。
社内外での性別による差別
結構なんか昔って怒鳴ってる人いましたよね。
いたよー。すごいいた。
今いないですよね。います?
うーん、ほんとね。そうね。
あんまり出会ってないかな。
うーん。
仕事の場面ではないよね。
うーん。
あのハワイの時の上司はさ、前も言った気がして。
いやねー。そうわかるー。
まあでもそれ10年くらい前だからね。
まあそれ以来会ってないかな。
いやーそう、だからなんか世の中は、私が見えてる狭い範囲ですけど、変わってきてクリーミーになったなっていう感じがすごいしますよね。
なんかでもそのさ、ドロドロしたのはどこに行っちゃったんだろう?なんか人って変わってないはずじゃない?
いやーわかるー。
なんかどこに入れたかな?
絶対どっかで発散してると思う。
ね、ね、ね。なんかその反対で増えたのもあるよね。絶対あるよね。
絶対あると思う。絶対あると思う。
なんなんだろうね。
だってそんないきなりクリーンになれないですよね。そういう違う習慣で生きてた人が。
うーん。ならないと思うんだよね。
ね。なんかいきなり禁煙できないみたいなのと一緒じゃない?なんか。
わかるわかるわかる。
ね。
うーん。
なんだろう。
どこに歪みかけてたんだろう。
どこにセクハラしてた人。
ね。でもなんか話しながら思いましたけど、結構その昔のあれ今行ったらすごいお金もらえるかもなって思うことないですよね。
これ今出してやろうかなみたいな風に思う時は私たまにある。
わかるよー。いやーわかるよー。写真とかもあるけどねみたいなのもあるよね。
なんかどっか探せば絶対ありそうって思う。
探せばある。わかるわかるわかる。
いやーなんかそう思うとキーって悔しくなる時ある。一人で。
あの時のあいつ。こんなことしてきやがってみたいな。
あーね。
それがある。糧になったかはわかんないし、あれだけ今元気でいられてるのは幸いですけど。
はい。まあそうねー。いやーあるあるあるしー。
うん。
なんだろうな。そういう意味では前も話したかもしれないけど、
社内だけじゃなくて社外の対応もそういうのあるよね。
あーあったー。
なんか女の営業変えてくださいみたいな。
あー。
男の人をつけてくださいって言われたこととかもあるしー。
あ、そうなんだー。
あるあるある。逆に女の社長さんから言われたこともある。
私は男の子と喋りたいから男の人の営業がいいですとかって言われたりとか。
それすごいですねー。
とかなんか、あなたと話す価値ないから社長としか喋りたくないですとか言われたりとか。
あー。
っていうのとかはもうバイネームで誰かが何言われたとか覚えちゃってるから、
その人を見るとうおーとか思うよね。
いやー。
いやでもやっぱり辛かったですよね。正直ね。
そうだね。
辛い経験でもある。
ストレス発散と食へのこだわり
辛い経験でもある。
でもさ、逆に女をめっちゃ使って営業してる人もいたもんね。
もっと。
いたいたいた。
露骨にいたよね、なんか。
いた。いたいた。いた。
うーん。
だからなんか、そういう時代だったんだよねー。
なんなんだろう。
今もある世界なのかなー。
まぁあるでしょうね、どこかにはね。
確かに。
まぁね、その上場企業とか、なんかその、もっとその監視の目が多い会社はきっとなんか撲滅しようとしてるんだろうけど、
で、通商企業とか地方に行ったらとか、なんかやっぱり古い体制の会社はまだあるかもしれないしね。
そうですね。
多かれ少なかれね。
うーん。
しかしすごい、なんかさっきのあんこを噛んで食べてたっていうのは、すごいパワフルですねー。
そうねー、なんかそんな衝動ないじゃん。
なんかその、あんこなんかね、添え物なのにみたいな、それを丸ままいく私っていう。
でもね、私も思い出したけど、私もあれだった。
洋館、無償に甘いものとか食べた。
なんかやっぱりストレスかかると甘いもの食べたくなる。
なるなるなる、絶対あると思う。
なんか洋館を買って、洋館の太いやつ、なんかよくお住まい。
あの、仏壇とかに飾ってあるサイズの棒状の、棒状のなんていうんですか、厚みがある洋館。
本来だったら切って何人かで分けるやつを、かじってた。
かじって食べてた一本。電車で、しかも最低。
でも電車で食べてる人いっぱいいたよね、昔ね。もっといたよね。
道端で歩いてる食べてる人とかいっぱいいたよね。
いたいたいた。
なんか、分かんない。みんなもっと必死だったのかしら。生きるのか分かんないけど。
そうですね。
いやーでも、そうでもしないと、復活できなかったっていうか、なんかテンションを上げて、仕事に取り掛かれなかった自分は確実にいましたよね。
いた。なんか、エナジードリンクみたいなやつすごい飲んでたもん。
はいはいはい。当時もありましたもんね。
いっぱいあった。で、なんか最初はさ、なんかチョコラBBみたいなさ、かわいいピンクのやつ。
かわいいやつね。
飲んでたんだけど、だんだんそれじゃなんか物足りなくなってきてさ、なんか黒い、なんか漢字が、漢字がなんかこう、なんていうの、めちゃくちゃ主張してくる感、なんかそういうやつ飲んでた。
エナっぽいパッケージみたいな。
いやー、だから決してスルッと、スルッと生活はしてきてないですよね。
してないね、ほんとに。
うん。
若い頃の頑張りと幸せの基準
この間ね、全然話が変わるかもしれないんですけど、なんか大学生向けに講演したんですよ。
うんうんうん。
なんかその、えっと、そうか、もうすごい優秀な、なんかお育成だとか経営とかそういうプロジェクトかっていう、なんだったら大学生の男の子、女の子の分ずつぐらいで、最後講演が終わって、質問するみたいな感じになった時に、
一人の男の子が、なんかすごいイケメンのね、なんかジャニーズとかにいそうみたいな、ちょっとイケメン風の男の子が来て、パパパって来て、質問なんですけどとか言って、なんか、なんでそんなに頑張れるんですかって言われたの。
おー。
僕はとか言って、なんか仮にアフリカとかで生まれて、なんかその毎日移動に水を汲まなきゃいけないみたいなところにもし生まれたとして、自分が今ここにいるよりももっと勉強感があったり、いろんなことやって国の外に出て、なんかその家族のために稼げる自分になりたいとかっていうことだったら、なんか頑張れる気持ちが自分の中にあったかもしれないけど、
なんか今すごい僕恵まれてるんですよ、みたいな。
あー、なんか気持ちがいいな、もう。
なんかそれなりに勉強して、なんかさら、上手の子だったんだけど上手に入れて、でなんか、あのー、吉野家とかめっちゃおいしいじゃないですか、とか言って。
だからなんか別にご飯も食べれるし、おいしいものも別に普通に周りにあるし、なんかほどほどにやったらほどほどに生活できるじゃないですか、なんでそんなになんか頑張るんですかって言われたの。
なるほど。
いや、なんか言われてみれば確かにほどほどにね。
そうなのよ。で、なんか頑張らなくてもなんか生きていけるし、みたいな。なんか極力楽に生きていきたいんですよね、みたいな感じだったのね、その子は。
へー。
いきなりさ、なんかその質問ちょっともう急カーブすぎて、なんかもう、なんていうの、自分的に何を返せばいいか全然わかんなくなっちゃったんだけど。
確かに私も、ちょっと動きが止まってしまった。
で、なんか自分の中で絞り出した答えは、なんかその、死ぬ時一人だと寂しくないですか、みたいな。
なんかその、私はなんか周りの役に立ちたいと思って生きてるんだよね、みたいな。
だからなんか上に行きたいとかいっぱい稼ぎたいとかそういうことよりも、なんかいろんな人の力になれたらいいなって思ってて。
で、なんかそれが結果的に、なんかお葬式の時に一人じゃなかったらいいなって思ってるんだ、みたいなと言ったの。
それが全然正しいかどうかわかんないし、もっと自分の中でよく考えたら違う答えになったかもしれないんだけど、なんかそういう風に言ったんだけど。
そしたらなんか、あ、なるほど、みたいな。新しい視点っす、みたいな役に立ちたいんですね、みたいな感じだったんだけど。
でもなんかそのこととかもなんかすごい、自分の20代とか振り返って全然違うと思って。
なんか頑張らないという選択肢は自分の中でそもそもなかったから、なんかそこをクエスチョンする人たちだって思って、なんか面白いなって思ったの。
みんながみんなね、ないとは思うんだけど。
なんかすごいなと思ったのが、若い頃私ほどほど全然知らないっていうか、なんかそのほどほどでやってたらもう蹴り落とされるって思ってて。
いやなんか絶対見透かされる、上司からもお客さんからも見透かされて、仕事なくなるって思ってたから、ガムシャラ以外がなかったんですけど。
よく私たちがこのポッドキャストで話している、自分の幸せの基準ってあるじゃないですか。
それ私たち、最近でこそ気づき始めたけど、彼はもう知ってるってことですよね。
今の彼の基準の中ではね。
そうだね、そうなのかもしれない。
なんかもっと若い頃って焦燥感に駆られていたけど、それがいいかどうかわからないですけど、すごい新しい概念である。
そうなんだよね。なんかその、今だからさ、なんかその、しかもね、多分この子いろんな人にこの質問してるんだろうなと思ったのは、
じゃあ頑張らなくていいんじゃないって言わないでくださいって言われたの。
なんでなんでなんで?ってことは。
だから彼としてはその答えは聞きたくないみたいな、頑張る理由が知りたいんだけど自分は頑張りたくないっていう質問じゃん。
だけど、あなたはなんで頑張るんですかっていう質問なんだけど、
いやなんかそれは人それぞれだから、あなたが頑張りたくないんだったら頑張らなくていいんじゃないっていう風に片付けないでくださいって言われたの。
その人たちが答える前に。
いやー難しい。
多分人によってはさ、知らねえよみたいな、お前が頑張りたいんだから頑張らなくていいんじゃんみたいに言う人とかもいたんじゃない?
全然いますよね絶対ね。
でもそれは少ないんだ。
多分その答えだと別に彼の課題というか、見えてないものが解決しないって思ってるのかわかんないんだけど、って言われて。
ほんと面白いなと思ったよね。
面白いね。
本当は頑張りたいんですかね?
本当は頑張りたくて、だけど今自分がその、なんていうんですか、トリガーみたいなのがないからヒントを探してたのかな。
そうだね。
わからない。それを聞いて本人が頑張りたいって思えることになるのかは全然わかんないけど、
頑張りについての質問
なんかその、でもさっきみなさんが言った通り、多様性とかその選択肢がさ、ほどほども選択肢に入ってる人たちが今の世代っていうことなのかもしれないね。
確かに。
なんか、でもさわかんない、一般事務をやって健康マンとか消費者マンと結婚するんですって言ってた子いたじゃない?
いたいたいた。
私たちの世代。
金持ちと結婚して、主婦になりたいっていう子もいたから、そういうのに近いのかしら。
なんかでも、当時ってそういう幸せの形って提示されてたじゃないですか。
今って多様だからこそ、幸せの形は様々だからこそ、それを自分で探しに行くのって結構難しいかもしれないですよね。
そうね。
なんか昔はその出世、出世というか評価されるっていうことってわりとシンプルに一本筋だったけど、今っていろいろあってみんないいじゃんだから逆に難しいですよね。
確かに。私たちは狭く始まって広げたっていう感じだけど、今の子たちは広いところからスタートだもんね。
そうそう、そこはすごい難しさが違いそう。
確かに確かに。でももっと言うとさ、私たちが今だから言えることとしてさ、昔頑張ったから今があるみたいな話もあるじゃない?
ありますね。
じゃあ独立するタイミングの話とかも前にしたとか、むしゃらにやってた時期があるからそのバリューを感じてもらえるものが自分の中にできていて、それで仕事が今できてるっていうさ、そういうことは絶対あるじゃん。
そこに自由だったり、多様性みたいなのが乗っかってきたみたいな感じ。
そうですね。
だけど、頑張らない、頑張ってない、踏ん張ってない、専門性がない、売りがないみたいな状態で多様性ってなった時の自分が登れる限界って、なんかどこなんだろうっていうか。
いや、わかるわかる。なんかね、逆にすごい難しいそれ考えるの。
わかんない、でも登るって言ってる時点でもう違うのかな?聞こえないね。
確かに。
そうですね。なんかある意味幸せだったのかもしれませんよね。
割と道しるべがあって、で、それは結構ゴールも遠くて、でもそこに行くためにあんこ爆食いしたりとか、羊羹かじったり、一本かじったりとかしながら、言うても進むとこ、どっち行こうかなみたいな迷いはなかったじゃないですか、多分。
そうだね。
うん。
確かに。
そうだね。そんなこと考えてる余裕なかったもんな。
なかったなかった。なんかそんな考え始めようとすると、うるせえ黙ってやれみたいな感じの。
わかる。
でもなんかもうそれ答えになってねえじゃんって思いながら飲んだり、爆食いしたりまたするっていうね、サイクルだったり。
そうですよね。でもなんかそこの先にはなんかやっぱ会話ありましたよね、今思えば。
うん、今思えばね。
今思えば。
そうだね。まあ今の私たちの立ってるところがいいかどうかもわかんないけど、まあもう今ここに立ってるという意味ではそこの踏ん張りは確実に生きてる。
うん、生きてる生きてる生きてる。
生きてる。
面白いなあ。
それは正解なわけではないけど。
ソフトスキルの重要性
でもなんかこれやりましたとかこうなんていうのもちろんその例えば面接とかでなんか定職するときになんかこのこれだけの売り上げあげましたとかこういうことを自分やりましたって言えるのはすごい大事なことだけど、なんかそのなんていうのかな。
何円売ったとか何件制約したとか例えば営業だったらなんかそういうことよりもそこに至るまでのなんかこう持続力とかなんか粘り強さとかわかんないけど、そっちのソフトスキルの方が関与性があるのかなって思ったら。
ソフトスキルを鍛えるのにはある程度高い目標とか外部からのプレッシャーとかストレスがないと多分できないから。
でも自分に残るのはソフトスキルだから。
そうですよね。
なんかそこがなんか今世の中的にストレスを与えないような感じになってるときにどういうふうにソフトスキルが磨かれていくんだろうかとちょっと思うね。
わかりますね。
興味深いですよね。
今は誰も答えがないのかもしれないけどなんか10年後くらいって思うかな。
そうですね。
なんかなんとか世代なんとか世代とか言われたもんね。なんか昔なんだっけ。ゆとり世代とかさ。あったよね。
そうですよね。私たち何世代なんだっけ。ゆとり前ですよね。
ゆとり前。
なんだっけ。その次が悟り世代だっけ。
あ、悟りあったな。
ね。
ね。
何世代か。
考え込んじゃった。
ほんと。ほんと。
いやでもあれですよね。
全くスルッと生きてきてはいない。
割と泥水系でございます。
はい。割と、割とですよ本当に。
はい、泥水系ですね。
なんかでもちょっとこう、もしよければ同世代、同世代じゃない。
なんか皆さんって昔の踏ん張らなきゃいけなかった若い世代を過ごしてきた人たちにどういうふうに乗り越えてきたか。
例えば私たちで言えば、夜にめっちゃ甘いものを食べてとか。
どうやってしゃかり危機を踏ん張ってきたのかっていうのをちょっと聞きたいですね。
本当だよね。絶対みんな今だから言える話ありそうだよね。
ありそうありそう聞きたい。
ね。
ちょっとこちらもまたインスタで聞いてみようかと思います。
いいですねいいですね。
はい。
はい。水曜日の縁側では皆さんからのお便り、ご意見、テーマ案をお待ちしています。
プロフィールトップのフォームからお送りください。
またインスタグラムでは交代で編集講義を綴っていますのでぜひご覧ください。
もし番組を気に入っていただけましたらフォロー評価をいただけるととっても嬉しいです。
では今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。
それではまた来週水曜日にお会いしましょう。