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2022-09-05 14:39

今日の10分de1テーマ「映画『ロッキー』のいいところを延々と語る」④

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本職は編集者のエイドリアン太郎が1日1テーマを決めて10分話すpodcastです。 ※ご意見、ご感想、質問や話のお題などありましたら eidoriantarou@gmail.com へお便りください。

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はい、というわけで、ロッキーの魅力をただただ語ってるんですけど、
今回ですね、1を見始めた時に、なんだろう、ロッキーの制作の裏話が結構詳しいというか知ってるんで、
スタロンはまだ無名の俳優でですね、脚本を売り込んで、自分の主演作として脚本を売り込んで、制作にこぎつけたわけですけど、
それにお金を出してくれる人も現れてっていうあれなんですが、
これをですね、まったく、本当はですね、映画制作会社は別なポール・ニューマンとかを主演にさせたかったんですよね。
なんですけど、スタロンのご利用者でスタロン主演になったわけですよ。
スタロンって生まれた時に南山で顔面の神経が切れてですね、唇がそれで垂れ下がってるんですよね、右半分が。
で、唇も曲がっていて、そのせいもあって発話がですね、うまくできないというので、もごもご喋ってしまうっていうので、
すごくですね、そこの俳優としてのマイナスがあったわけですよね、見た目的にも、発声の面でも。
なので、彼を主演にしたくなかったんですか、映画会社は。
まあいろいろあってですね、ご利用者が抗争してですね、主演を勝ち取ると。
その代わり制作費とかもものすごく減らされたわけですけど、その目線でちょっと見てたんですよね。
そういう経緯があった映画だと思って見始めたと。
最初のカケボクシングの試合でですね、スタロンが試合をしてるわけですけど、
これがですね、全くまだ世の中誰も知らない俳優だとしたらという目線で見るとですね、
これはなかなかと思ったんですよね。
男前ではないですしね、変わった顔してますしね。
なので、自分がお金をここに出したと思ってですね、これを試写室で見たとしたらですね、
最初のカケボクシングの最初の30秒とか見た時は、失敗したと思うんじゃないかなと思ったんですよね。
それぐらいですね、やっぱり家計の一策だったなと思うんですよね。
出資者にしろスタロンにしろ。
でですね、スタロンはですね、すごい特殊な作家でですね、
自分の人生とですね、作品を重ね合わせるんですよね。
だから自分の人生のその時のステータスとですね、作品っていうのは一致するっていうのが、
半分詩小説的なところがあるっていうのがスタロンのすごいところなんですけど、
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スタロン自身はですね、俳優になりたいんだけど、なかなかオーディションを受けてもですね、
落ちたりとかしてね、デスレウス2000のちょっとした役に出たりとかしてですね、
動物園でバイトしたりとかですね、あとポルノに男優役で出たりですね、
その時にイタリアの種馬っていう名前をつけられたんで、それを脚本に活かしたわけですけど、
そんな感じでですね、超貧乏生活をしながら俳優のオーディションを受けまくるっていう生活をやってたわけですが、
その時にですね、映画館でやっていたモハメダーリ対チャック・ウェップナーの試合を見に行くわけですよね。
その試合っていうのはまさにロッキーと同じような経緯で、
モハメダーリが地元の選手、無名選手と一回試合してみるかって、
そしたらちょっと面白いんじゃね?みたいな感じで企画っぽくですね、
エキシビジョンマッチみたいなノリでですね、企画したらですね、
その当のチャック・ウェップナーの無名ボクサーの方がですね、
世界チャンピオンとボクシングができるなんてこれは絶対最後だ、
ここが自分の人生の晴れ舞台、これ一回きりなんだっていう風にですね、
思ったチャック・ウェップナーがものすごい戦いを見せて、
モハメダーリと判定までも連れ込んでですね、
モハメダーリをものすごく苦しめたっていうその映画を、
スタロンを見てですね、号泣しながら家に帰ってきてですね、
これだと、俺が描きたいのはこれなんだって言ってですね、
まあその自分の出口の見えない日々ですよね、の中でですね、
で、そのチャック・ウェップナーも自分、
すごい貧しい無名ボクサーだったわけで、出口が見えない日々をですね、
一つのチャンスを掴み取ろうとしてめっちゃ頑張ったっていうのを見て、
スタロンはやっぱりその、自分と重ね合わせたわけですよね、
で、それでですね、3日で脚本を書いたのかな、脚本を書いてですね、
それがロッキーのほぼ完成後でですね、
映画会社に持ち込んだら、これはいいよってなってですね、
で、ポール・ニューマンとかを主演でオファーされるんだけど、
オファーというか、この脚本書い取らせてくれってなるんだけど、
いやこれ、これ俺が主演やろうと思っててるんで、ちょっとすいませんってなってですね、
で、映画会社はこいつどんだけその金釣り上げようとしてんねんって言って、
あ、あったじゃあ脚本、じゃあ何倍の値段で書い取る、これでどうだって言って、
主演はポール・ニューマン、いいねって言って来て、
それが2回くらい繰り返したのかな、
でですね、その時くらいにも映画会社もこいつ脚本の値段釣り上げようとして
俺を主演にしろとかわけわからん要求しやがってって思ってたらしいんですけど、
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でですね、ついに日本円にして3000万円くらいかな、最終的には提示されてですね、
で、極品ですよ、極品で奥さんと小さいアパートで2人暮らししてるっていう生活の中で
3000万円で書い取るポール・ニューマン主演どうだって言われてですね、
さすがに揺れるんですよね、あれ俺これ自分が主演っていうのさえ諦めれば
このお金入って一気に生活好転するじゃんってちょっと思ってですね、
家にとぼとぼ帰って、あの脚本3000万だって言って売ろっかな、
それでもうオッケーって言おうかなって言ったらですね、奥さんが絶対ダメだと、
それはあなたが主演するために書いた脚本なんでしょと、そこだけは絶対譲っちゃダメよって言ってですね、
で、その奥さんに背中を押されてその映画会社の人のとこにもう一回会いに行って、
これどうしても自分で主演したいんだって言ったら、
あ、こいつ金が目的なんじゃなくてマジで主演したいんだってなって、
まあもう分かった、分かったと、じゃあ脚本は100万円で書い取るねみたいな、
で、お召し上がりでいいよと、
で、でも制作費はポルニマン主演の時より何分の一ぐらいで取ってねみたいな感じで、
ものすごい予算ない中で取ったのがロッキーなわけですよね、
だからですね、本当にロッキーとスタロンが重ねられまくってんすよね、
その出口がない日々とかですね、何も思ってないみたいなところからですね、
この自分の主演映画というですね、もう潜在一部、
ここでもう絶対に自分はものになってみせるみたいな感じで、
それに命がけで挑んでですね、
で、やり切ると、とりあえずこの映画はやり切ったと、
そのやり切り度ってのはすごいわけでですね、
金がとにかくないんで、
最後のボクシングの試合の会場のシーンとかですね、
近くにいるエクストラを雇う金がないんで、
近くにいるホームレスの人たちとかにですね、
炊き出しとかしてですね、人を集めて、
だからそういう人で会場を満パンにしたんですよね、
で、多分だからビジュアル的にちょっとやばいのもあって、
電気を落としてですね、会場暗いんですよね、
2を見るとですね、ちゃんとエクストラ雇ってるんで、
会場明るくなってて、よかったねみたいな、
1の時真っ暗だったけど、2が明るいわみたいな風に思ったんですけど、
でですね、そんな状態で撮り上げてね、
最後アポロに負けるんですかね、判定で負けて、
でも本当に負けたことなんてどうでもよくて、
とりあえず自分がやり切ったと、
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で切ってですね、Mitaがエイドリアンやり切ったと言ってですね、
エイドリアン、エイドリアンと言って、
はいエイドリアンと抱きあってね、
しかも抱き合う男論すごい間抜けなんですよねそのセリフが、
エイドリアン、エイドリアンって言ってロッキーって言ってロッキー、
エイドリアンがですね、リングに駆け上がってきてですね、
エイドリアンって言って、ロッキーってバッと抱きついた時にですね、
ロッキーの一言目がですね、
走って駆けつけたエイドリアンがですね
その人混みに紛れて被ってた帽子を落としちゃうんですよね
で、ロッキーの一言目が
あれ?帽子は?なんですよね
あれ?帽子は?って言ったら
あの、なんかエイドリアンが多分答えもせずですね
あの、アイラビュー
アイラビューって言って
あの、キスして
で、腕を上げて
ストップモーションで終わるんですよね
で、これストップモーションで終わった理由っていうのは
後にスタロンが答えててですね
これが彼の人生の頂点だからだと
あの、ここまではどん底だった
でもここで一瞬の光を見せて
最高の人生、最高の一日を掴んだけど
この後もきっとこの日を超えるようなことはないから
ここで止めたんだよねみたいなことを言ってるんですよね
でですね、まあ実際はね
そっから2,3,4とずっと続いていてですね
まあ最後なんかアメリカンヒーローぐらいな感じになるわけですけど
あの、まあそうですね
あの、そんな感じですね
あとまあそのロッキーがそのアポロ戦に挑む時ですね
まあよくそのロッキーのね
えっと、えー
アポロに勝つのが目的なんじゃなくて
最後まで立ってると
決して倒れない最後まで立ってる
っていうのがまあロッキーというのを目的にですね
えーとアポロ戦に挑むっていう
まああらすじとかストーリーっていうのは
まあ知ってる人多いと思うんですけど
あの実は結構それをですね
最初からそう思ってるわけじゃなくて
あの試合の直前にそう思うんですよね
前日の夜にそう思うんですよね
改めて見てそうだったと思ったんですけど
あのロッキーがですね
あの試合前日に試合会場に一人で行くと
まあその無人の試合会場に夜行くと
で無人のリングに上がったですね
上がったら巨大なアポロのポスターが描けてあると
反対側を見ると巨大な自分のポスターが描かれてるんですよね
でそれを見てたらですね
工業主が近づいてきて
あのどうしたんだね前日にみたいな感じで来て
そしたらロッキーがですね
あのポスター俺のトランクスの色間違えてますって言うんですよね
俺のトランクス赤と白のストライプなんてちょっと間違えてますって言ったら
うんそんなことはどうでもいいんだよって言って
まあ明日頑張ってねみたいなこと言うんですよね
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これがですねここの描写もすごく良くて
その工業主がですね
なんとかなロッキーをですね
まあなんていうのかな
なんかまあ道具としか思ってないんですよね
この工業を盛り上げるためにですね
アメリカンドリームみたいな演出するために用意したダメボクサーっていう役割しか期待しないんですよね
だからその本当のロッキーがどういうことか
どういう人かどういう人間かみたいなことは全然興味がないんですよ
ただ明日頑張って立ってくれりゃいいから
試合してくれりゃいいからって感じなんですよね
でですねああそうすかみたいな感じでロッキーがその後
トボトボと家に帰ってくるんですけど
でですねエイドリアンが寝てるベッドにですね
目を開けたまま横たわるんですよね
エイドリアンに背中を向けた状態で横たわってまっすぐ前見てるんですよね
で試合会場見てって帰り道考えてたんだけどさ
俺はアポロには勝てないって言うんですよね
それまでですねもうすげえ特訓をやっているっていうシーンがずっと続くわけですけど
しかもねその別に会場に行っただけですね
別になんかすごい強いとこ見たとかでもないんですよ
なんか会場に行ってそんなちょっと工業の人とそういう会話をしてですね
ただ歩いて帰ってきただけなんですけど
試合前別に目を開いたまま横になってずっとまっすぐ前見てですね
自分はアポロには勝てないって言うんですよね
ただ勝てないけど
最後まで立ってれば俺がクズじゃないってことは証明できる
だから明日は最後まで立つよみたいなことを言うんですよね
そこがなんかこうなんとかいいっすよね
なんかそこにですね何かがあったから変わったって感じじゃないんですよね
なんか前日そんな気持ちになったって感じなんですよね
そこもすごくリアルでですね
いやーいい作品だなというふうに思いました
というわけでですねこんなペースでロッキーの話してたら
もうこのラジオもロッキー専門になっちゃうんで
まあ本日でちょっと打ち止めにしますけども
というわけでですね今上位中のロッキーVSドラゴンも見に行こうと思ってます
本日は以上ですありがとうございました
14:39

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